世襲政治家の悲劇か喜劇か? アベ氏の場合
10年ほど前は町の小さな不動産屋さんに過ぎなかったのがあれよあれよという間に大きな企業になっていった、と地元の友人がびっくりしてましたっけ。アベ晋三氏のお仲間と地元の人は考えているようです。
2006年10月下関市を相手に、大型公共事業・社会教育複合施設を三菱商事グループに高値落札させたことは初めに結論ありきの官製談合だ、として山口地裁に訴えて一躍ネットの世界で名を馳せた会社ですが、年が明けるとその訴訟も取り下げてましたね。
やらせっぽいなあ、と印象に残っていたこの会社が、今年は2月から全国紙の経済欄にも小さくはない記事で登場して、今日はまた、なんと大きく扱われていること……! それも、他紙は知りませんが、朝日・毎日の両紙ですし。
なんでもマンション管理2位の日本ハウズイングにTOBを仕掛けた原弘産に対して、27日のハウズの株主総会でNO! と決まった、という話しでしたが。
で、こうしたアベ氏がらみの企業って、山口県、ことに下関には多いのだろうな、きっとアベ氏とは、よく言えばギブ・アンド・テイクの関係、悪く言えばズブズブの関係ではなかろうか、と勝手に想像しています。
ですから、アベ氏の「百害あって利権あり」発言を巡る山崎拓氏とのバトルは、まさに同じ穴のむじな同士の“ののしり合い”だと思っています。
しかし去年9月の政権ほっぽり出しの後、しばらく静かにしていたのに最近はとみに元気な行動を見せるアベ晋三氏です。いったい近頃は何をしているの? とサイトを覗き、入り口から入ってみると、いきなり訴訟関係、というか法的措置の文言が踊っているのに、ちょっと引いてしまいました。
以前の「この国を守る(だったかしら?)」とどちらが引くかしら、と考えたら、どっちもどっちというところですが。
「NHK特集番組問題に関わる最高裁判決について」で気炎を上げ、「胡錦涛中国国家主席を囲む朝食会の発言について」では懸命に弁明に努め、「捏造記事掲載の『週刊文春』について断固たる措置!」では、衆議院山口2区補欠選挙での山本繁太郎候補の応援演説を巡って法的措置を取る、と息巻いてます。
また、ですね。また法的措置。。
何もこんなページを最初に持ってこなくてもいいものを、いや、まず初めに持ってきたいと本人が考えたんだろうな。やっぱりこの方は分かってないんんだ……何のために、何をしたくて政治家になったんだろう? 等々、疑問が頭を駆けめぐります。
世襲政治家の悲劇を体現しているような気さえします。いえ、喜劇かもしれません。
もちろん本人はそんなことつゆほども思ってないでしょうから、裸の王様か、はたまたピエロか、というところ。
でも、一番不幸なのは、やはりこうしたリーダーを一度は戴いたことがある私たち国民ではないだろうか、と思わずためいき。
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