エコ冊子を配り、反エコ政策を続ける不思議
おお、と思わず感嘆の声をあげたこの絵本。
この情緒豊かな美しい絵は川合玉堂、1954年の作「屋根草を刈る」だそうです。
なぜか無性になつかしい、今ではものがたりになってしまったような世界。
実はこれ、環境省が発行したパンフレットです。

↑ これが表紙。
開けてみると、めくるめくような別世界が広がります。





ねっ。
『いのちは支えあう』がタイトル。
副題は『第3次 生物多様性国家戦略』。
1992年5月 生物の多様性に関する条約を採択
1995年10月 「生物多様性国家戦略」の決定
2002年3月 「新・生物多様性国家戦略」の決定
そして、
2007年11月27日「第3次生物多様性国家戦略」閣議決定

「100年後の国土のイメージ」として「都市地域」では、「森のような大規模な緑地が広がり、幼い子供たちが土の上で遊び、身近に生きものとふれあえる空間が点在している。人々は生物多様性に配慮した商品を積極的に購入し、持続可能な消費行動が定着している」と、なんだかこそばゆいような言葉が、明治神宮の広大な森の写真に添えられています。
さらに、「今なすべき」こととして、生物多様性を社会に浸透させる、地域における人と自然の関係を再構築する、森・里・川・海も繋がりを確保する、地球規模の視野を持って行動する、と4つの目標を掲げているのです。
100年後の日本が、世界が、ほんとうにこの冊子にあるような世界になっていたらいいのですが。。
で、今日のゲンダイネットでは、
福田首相はサミットを前に、口にするのは浮世離れした「環境(エコ)問題」ばかり。経済や景気のケの字も言わない。 200年後の地球のことより、目先の景気や世相への対策が一国の総理のやるべきことではないのか。「エコ」のことしか頭にない首相が居座り続ける限り、景 気はドンドン悪くなり、国民生活もボロボロになる。
と笑われているのを、首相はご存じでしょうか。
この冊子、今年の3月に印刷されたばかり。
立派な紙に印刷されてます。「古紙パルプ70%以上」の再生紙を使用しているとありますが、古紙70%で、こんないい紙ができあがるのだろうか? という疑問はさておき、川合玉堂の絵も自然の写真もすばらしいものばかり(欲を言えば、黒っぽい写真が多い気がする)。
いったい誰がこんなパンフレットを見るのかな? そもそもどこかに配布されたわけではないらしい。希望すればもらえるようです。
また、大枚はたいて、どこかの企業に丸投げしたんだろうな。
これでまた億単位で税金が使われたのかも。
と、100年後の日本はほうっておき、たちまち現実に引き戻されてしまった、なんとも貧乏性の私です。
せっかくですから、みなさんもぜひ、この環境絵本を手に入れてください。
申込先は以下でいいと思います。他のイメージ同様に、クリックして大きくして見てください。無料で送付される、という話しです。

で、100年後の安心もいいけれど、現在の心配に取り組んでください。福田さん。
それに、イラクで米軍等の輸送のお手伝いをして「憲法9条1項に違反する活動を含んでいる」と判断された空自、インド洋で米軍等の艦船に給油する活動を再開して4か月近くになる海自。こうしたものすべて、反エコ活動ですよ。
その上、アフガニスタンに派遣なんて。
町村信孝官房長官は13日、「また新たな国連決議が出るかもしれない。今の時点で単純に国連決議の期限が12月末で切れるから(空自の活動も)終わりだという議論は単純化されすぎた議論だ」と述べていますが、閣議でそういう話しになったのでしょうかね。
辺野古や岩国の基地の問題だって。
いったいいつになったら、日本政府のこの反エコ活動推進政策は方向転換するのでしょうか。
ブッシュ・ジュニアが、イラク戦争のことなんか、ぜ〜んぜん後悔してないよ、といってる間はだめなんでしょうか。
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7月12日の築地市場移転反対デモが盛り上がってほしい。
こんな風だったらいいなあ。こんなのもあるけれど、子どもも参加できる様に準備が進められています。デモ当日は、プラカードなど持ち寄って楽しく参加しましょう、とのことです。



















