竹中平蔵氏が韓国大統領の顧問に、ですって
「韓国の李明博大統領が、竹中平蔵元経財相を大統領府に招き、指南役の顧問になってほしいと要請した」こと(ゲンダイネット)。
マイクロソフト会長のビル・ゲイツ氏やシンガポール前首相のゴー・チョクトン氏ら15人の国際諮問団の1員と毎日jpにありますね。
郵政改革を例に出して、「国民に議論のプロセスを公開しながら、だれが責任を持って話をしているか見せたのが効果的だった」などと、高支持率で小泉改革 を成功させた秘訣を伝授した、という話しで、「政界では、李政権が20%前後の支持率で改革の推進力を失う中、国際諮問団に改革の「箔付け」を期待したと の見方も出ている」のだとか。
国民からの圧倒的な批判とデモに悩んでいる李大統領が何を血迷ったの? とびっくりしたのは私だけではないでしょう、きっと。
以後のレポートはハムニダさんに任せることにして、やはりこの竹中氏の動きが気になりますね。
竹中氏が参院議員を辞職したのが2006年9月。
この時、金満家で、かつ石原都知事の仲良しで、16歳の少女買春事件の当事者で、石原都知事とは、大規模な金権・違反選挙で摘発される74年初当選の前からの友だちの、あの糸山英太郎氏にまで、「何も解らない小泉首相に替わって竹中流経済政策を展開したわけだが、単なるアメリカかぶれの学者がやったこととは何だったのか」と言われてますね。
また、「国民に議論のプロセスを公開しながら、だれが責任を持って話をしているか見せたのが効果的だった」と、竹中氏は李大統領に語ったらしいのですが、そもそも稀代の役者でプロパガンダの名手コイズミ純一郎を立て、メディアの全面的協力のもと、日本全国津々浦々にまで「民営化」と「抵抗勢力」という言葉を広げたのが決定的だった、となぜ言わなかったのでしょうかね。
それにしても参院議員を辞職した後の2007年1月、
……
改革への反対勢力は「確信犯」が多く、いくら説得しても改革派に変わることはない。企業や行政で働く若い教え子に も、それぞれの組織のなかでやりたいことや改革案を抱えながらも物事が進まないと悩む人がいる。いつも彼らにアドバイスするのは「いつでも辞めてやるとい う覚悟を持て」ということだ。そうすれば臆病にならず、正論を語れるからだ。
ただ、実は最大の抵抗勢力は自分自身のなかにある。大きな会社にいる人ほど将来の地位や高い年収が見えてしまい、それが「自分自身の既得権益」となる。最後はこれをどうするかが問題だ。大きな視野を持って、広い世界を見てほしい。
……
と、ほがらかに主張しているのは、辞任当初さまざまに語られた金銭疑惑等もケリがつき、なんとか自分のキャリアに傷がつかないことが分かったからかなあ、などと勝手に推測。
「 いつでも辞めてやるとい う覚悟」とか「最大の抵抗勢力は自分自身のなかにある」とか、やけに勇ましいのですが、 自己の主張を押し通そうとするとき極めて能弁なこの方の、例の辞任会見のときの態度はなんだか不自然でした。
いろいろな憶測を呼んだのは当たり前ではないか、と思います。
でも、自分の中の抵抗勢力に着目するのはさすがだ、とはいえ、住民票を米国に移して課税逃れしたこととか、スリード社のこととか、まさしくエコノミック・ヒットマンとなって今の日本社会の惨状を招くに大いに力があったこととか、いったい、ご自身の心の中ではどう処理されたのだろうか、とふと考えてしまいました。
ほんとうに日本の経済・社会を良くするのだと信じて手がけたコイズミ改革だったのだろうか? それとも「確信犯」だったのだろうか?
それにしても15人も、いかにも巨額のギャラが要りそうな人物を集め、さらには竹中氏のように余計な政策を進言され実行されるとしたら、韓国の人々にはなんとも気の毒な話しです。
ところで、どこのテレビだったでしょうか、流ちょうな日本語を操り経済解説をしているこの方ロバート・フェルドマン氏は、チーム竹中(チーム・ポリシーウォッチ)の1員だったんですね。
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