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拉致 中国 アメリカ


 投票日直前に、やはり拉致問題が出てきましたね。
 横田さんや他の家族の方にはほんとうにお気の毒で、政府はいったい何をやっているのだ! 解決する気はあるのか?! と怒りを禁じえません。

 私たち一般の国民の目には、政権は6カ国協議が始まると「拉致問題の解決なくして日朝国交正常化なし」というばかりで、終わるとそのまま放置しているようにしか見えません。そして想い出したように新たな拉致被害者を認定。
 テレビには2003年のこの被害者のご家族の姿が映されていましたから、なぜ今のこの時期に? という疑問がつのります。
 
姉弟の2人を北朝鮮で見かけたとする目撃情報がある、と伝えるところもありますが、30数年前の幼子たちをどうやって分ったのでしょうか?
 捜査本部を設置したら、どう解決への道筋が見えてくるのでしょうか?
 警察捜査以外の努力は何かしているのでしょうか。

 いっこうに解決の糸口さえ見いだせない現状に一番疲れているのは、やはりご家族の方々でしょう。

 2001年の横田さんの初訪米をテレビでいっしょに見ていた、たまたま我が家訪問中の中国人が思わず「なぜ、アメリカに行くの? 北朝鮮に働きがけができるのは中国でしょう!?」と声をあげたのを思い出します。この方は日本の大学を出て日本企業で働く、
意欲も能力も十分な女性。大学時代の日本人恩師を今でも尊敬して慕っています。

 その彼女の言葉を聞いたとき、ハッとしてしまった私には、この「中国という選択肢」が頭の中になかったことも事実です。漠然と、ふーん、アメリカに助力をお願いに行くのね、という認識でした。
私だけでなく政府にも家族会にも中国という選択肢は初めからなかったでしょうし。

 なにしろ隣の国だというのに、物心ついた頃から私も含めて周囲の人たちの視野の中に、まったくといっていいほど中国は入っていませんでした(ただし、漢文は好きで、特に陶淵明に惹かれましたね)。
 存在を思い出させたのは文化大革命くらいだったでしょうか。それほどまでに日本人と日本の社会は現代中国を無視してまともに向き合ってこなかった、といえるかもしれません。
 ちょうど中国の戦地へ赴いた戦争体験者の大半が、その目で見てきたこと、自分たちのしてきたことを黙して語らなかったのと同じかもしれません。


 初めて親しんだテレビ番組は米国製アニメの「ポパイ」で、多感な中学時代は米国製テレビ番組が目白押し。高校に入り文学の世界に浸りきっていた私は、自分の知らない洋画・洋楽スターの名を何気なく口にする級友たちに目を丸くしたものです。
 そんな中で東京オリンピックが開催され、級友たちはショランダーに夢中になっていました。
 けれどまた一方ではアメリカナイズへの抵抗感を共有する部分もあった、というまさに揺れ動く青春……。

 アメリカへのあこがれと同時にアメリカナイズへの警戒心。このふたつのアンビバレンツな感情が同居しているのは、いわゆる「親米右翼」といわれる人たちにも見られるのではないでしょうか。
 いや、戦前回帰を志向する人たちが、伝統を叫びながらもアメリカについていきさえすれば間違いないとしている態度こそ、アンビバレンツそのもの。

 共産主義に対する警戒心と恐怖心がそこにあるからでしょうが、「伝統」(括弧付き伝統)志向とアメリカ志向という相対立する感情を抱えて平安でいるためには、アメリカについていくことを決めた時点で考えることを止めなければならない。つまり思考停止の状態でないと耐えられない。

 常に共産主義への嫌悪感を自分の中に喚起して、アメリカになびくことに対してチラッとでも疑問を感じることがあれば、そんな自己をなだめすかしながら、あくまでも共産中国を否定する。いいえ、アジア蔑視は戦前からですから、共産主義にかかわらず、とにかく中国を否定する。
 日中戦争にのめり込んでいったときの対支一撃論に通じると思いませんか。

 北朝鮮だって、今日、明日にでも崩壊する、といった調子でコメンテーターがワイドショーをにぎわしていましたが、いっこうにその気配は見えてきません。むしろ、いい、悪いは別にして、したたかに外交成果を誇っているのは北朝鮮の方です。

 失敗したときの処分の過酷さを考えれば、北の外交官たちが死にものぐるいで交渉にあたっているのかもしれません。
 だとしたら、たとえば石原慎太郎氏お得意のムチ方式で日本の外交官たちを締め上げたら、もっと成果は得られるでしょうか? 多分駄目でしょう。
 北朝鮮方式はあまりに人間性を無視しすぎていますから、少なくとも世界の尊敬は得られません。
 自分に甘く人に酷い石原氏のムチのあて方では、私たちの尊敬を勝ち得ることはできません。

 使命感とか愛国心とかは、上に立つ人ほど必要で、この場合、愛国心は愛国民心といえます。国民を愛する心です。村野瀬さんの愛人主義と同じです。エリート主義に満足せずに、人を愛して国民を愛して使命感に燃えて、外交戦略を立ててもらえないものでしょうか。
 そのためにも私たちは、地位も名誉も報酬も外交に携わる人たちに与えているのではなかったかしら。
 
 モスクワに新しい大使館が完成したという報道が先月末にありました。豪華批判で建設を取りやめたプールの穴が地下1階に残り、
大使館側では「緊急時に在留邦人を収容した際に、貯水槽として利用できるのではないか」と話しているそうですが、もっとましないい訳を考えて、と思う人は多いのではありませんか。

 ふー、なんだか今日は、思い感じとことをつらつらとつづりました。 最後までお読みいただきありがとうございました。

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レーガンポルノと小泉サプライズ・ポルノ

 米軍によるアブ・グレイブ刑務所やグアンタナモ、アフガニスタンの収容所における虐待の話しはまだ記憶に新しいところ、というより、あまりにショッキングな話しで、容易に忘れられるものではない、というのが本当のところですね。


 『メディア危機』には宗教以外のアメリカの実情も、いろいろ描かれています。


 米国外にあるブッシュ政権のすべての刑務所では虐待は政権の再上層部の承認のもとで行われ、テロの計画や協力者を明かすように収容者を拷問するために、ジュネーブ条約や米国内軍法・民法を回避する道を探っていた。


 結局、ホワイトハウスの弁護士たちは、


 戦時中に大統領は軍の最高司令官として戦争の遂行にあたり、国内外のどのような法律によっても制約されない、と結論づける。


 この根拠は、憲法中の、憲法制定者たちが予期しえなかったシナリオに直面した大統領が、共和国を救済するために法を犯さざるを得ない状況に陥った場合に求めた。


 そしてなぜそうした強硬手段が必要であるか、大統領は国民にも、国民の代表者たちにも説明しなかった。


2002年以来、イラクとアフガニスタンで米国に交流された囚人の、少なくとも26人は死亡していることが明らかになったにもかかわらずです。


 ホワイトハウスの弁護士たちは拷問について意図的に限定解釈をし、また政権は責を数人の兵士に帰し、フォックス・ニュースをはじめとするケーブル・ニュースがこれを支持した。


 ちょうどこのころ、元大統領ロナルド・レーガンの死去があり、メディアは葬式シーンやその思い出話を、延々と1週間に及んで報道する。結果、国民の関心を拷問問題から逸らすことに成功。


 この一連の報道を、さるジャーナリストが「レーガン・ポルノ」と呼んだ。


 レーガン・ポルノなら、私たちの国にも事欠きません。政権に不都合なことに国民の目が集中し出すと別の問題をことさら大きく扱って関心を逸らすこの手の対策は、昔から使われてきました。


 コイズミ政権も露骨にレーガン・ポルノの手法を用いて、危なくなるとサプライズに訴えていましたから、これは「サプライズ・ポルノ」とでもいったらいいでしょう。


 首相は、2004年の年金国会で自身の国民年金未納、厚生年金違法加入問題から逃れるように北朝鮮を再訪問しましたね。


 その他、本田美奈子を静かに眠らせてやれ、とどなたか忘れましたがブログで訴えていたのは、昨年11月のことでした。どのチャンネルを回しても、延々と追悼番組をしていたのには呆れてうんざりしながら、今度は何を隠そうとしているのかな? と考えたものです。


 果たしてアベ政権下ではどんなポルノが出現するでしょうか?!

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