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旧軍将校の出世競争は、学校の成績がすべて

 コギトエルゴスムさんのリクエスト「軍部大臣現役武官制復活」を考える前に、旧陸軍の「軍閥」形成の軸となった人的つながりについて調べてみました。

 明治15年(1882年)に「軍人勅諭」が発布されてから、敗戦による武装解除までのおよそ60年間が、日本陸軍の勃興期から終焉までの歴史です。そして陸軍がその絶頂期を迎えて敗戦に突入するのは、およそ20年にすぎません。
 その間日本を動かした軍人は、大体、日清戦争(1994~95年)あたりから20世紀に入る頃に生まれた人たちです。
 社会階梯上昇の大きな手段となった軍隊で功成り名を遂げたエリート軍人たちの華々しさは、今の私たちからは想像もできないようです。

 陸軍将校を養成・教育する学校が陸軍幼年学校、陸軍士官学校で、よくいう「同期」とは、この幼年学校と陸士の卒業年次が同じということ。
 つまり同期生は、14歳頃から22、3歳という多感な時期を学校内の寄宿舎で朝起きてから夜寝るまで、共に過ごした仲間、ということです。青年期を8年も9年も寝食を共にするわけですから、親兄弟以上の心の繋がりがあると言っても過言ではないのですが、卒業後は階級も与えられる職柄も、どんどん異なっていくことになります。

 この同期の中で格差の生じる原因が、幼年学校、陸士での成績だというのですから、驚いてしまいます。とにかく成績が、軍隊での出世に決定的な影響を与えたというのです。
 同一条件の下で10年近くの歳月を過ごすわけですから、成績以外に差をつける要因がないのです。

 さらにはこの後、同期でも陸軍大学校に進学したものとしなかったものの差が如実に表れ、陸大卒業生のみが軍部の中枢である陸軍省、参謀本部に座し、「幕僚」と呼ばれました。

 軍隊教育の中枢を担う先輩たる軍人教師は卒業生の中でもとりわけ成績優秀で、師弟は、軍隊にいる限り生涯関わり合います。
 そしてこの関係が、国政レベルでの問題にも大きな影響を及ぼすことになるわけです。

軍隊はまさに官僚制機構の最たるものでした。

1つ屋根の下で同じ釜の飯を食った「同期」、県人会意識をもとにした同郷の先輩・後輩関係、そしてここに君臨するのは陸大卒業生の、いわゆる天保銭組(陸大卒業生のみが軍服につけた徽章が天保銭に似ていることに由来する)。

 甚大な被害を出し、第一線の指揮官たちが相次いで自決するノモンハン事件、その他の例を出すまでもなく、不公平な人事、作戦が失敗したときの甘い処分、無責任・腐敗体質等は、こうした人的繋がりに大きく起因する、というのはいいすぎでもないような……。

 現在の自衛隊が、この旧軍の伝統とどれほど違っているのか私にはわかりませんが、『逃げたいやめたい自衛隊』では、いまなお旧軍時代の言葉がとびかっているといいます。「早メシ、早グソ、要領は旧軍の伝統」、「『皇軍の伝統』を継承した内務班」、「連隊長、師団長は雲の上の人」……目次を読むだけでも、ちょっと興味をそそられます。

「……慎重論や自重論を主張しても弱腰、卑怯者扱いにされがちだった。大言壮語で国家を語り、強硬論を吐き、猪突猛進方の参謀の方を優秀と評価した」と、山中恒さんはその著『アジア・太平洋戦争史』で、日本陸軍の体質に言及しています。

 もともとは、「軍人勅諭」によって現役の軍人は政治に干与してはならないと戒められていて、一応それは1939年(昭和14年)の『軍人勅諭謹解』でも変わりませんでした。けれど第1次世界大戦後の国家総力戦時代を迎えて、満州事変以来日本は平時から準戦時体制をとり、軍部は非常時といいながら国民の不安を煽り、軍事予算は最優先され、次第に軍部は政治力を大きく発揮していくことになるのです。
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防衛庁の「省」昇格

「防衛省」年明け昇格、とまるですでに決まったような見出しが踊る今日の新聞。

 民主党では小沢代表も省昇格に理解を示していると伝えられています。
 防衛施設庁の官製談合事件に「十分な審議」が担保されれば賛成する方針とか。

 「平和」を標榜する公明党は、来年まで先延ばしにして統一地方選と参院選の争点になれば選挙を戦いにくい、ということで今年中に決着をつけたいようです。なにが「平和の党」でしょう。単に選挙に勝ちたいだけではないですか。

 解説によると、「省」に名称を変更して独立させたら、「国連平和維持活動(PKO)など国際平和協力活動を自衛隊の「本来任務」とするのがポイント」で、現在首相が行っている法案提出も予算の要求も「防衛相」が行えるようになるという話です。
 そうしたことがどのような結果を招くか、なにも言われていませんが、軍事的手段が安易に拡大されることに繋がらないでしょうか。

  衆議院安全保障委員会の2006年10月における名簿を先のエントリーに掲載しております。私たちの考えを議員たちにも伝えましょう。

いじめられっ子との私的体験

 福岡県のいじめによる中学生の自殺が大きな反響を呼び、文部科学省も乗りだしました。連日大きく報道されて、山谷補佐官やら「ヤンキー」先生、小渕政務官も聞き取り調査をしたことが朝刊に載っています。

 山谷氏は「学校と教委の連携やパイプの流れ具合が悪い」といい、ヤンキー先生こと義家教育再生会議委員は「教育行政の構造上の問題を考えなければいけない」と語ったとか。これを読んで、不安が頭をよぎります。教育行政の構造上の問題とは何を指すのでしょうか。
 小渕政務官の「さまざまな理由があり、現時点では(因果関係は)明らかでない」という言葉の真意はどこにあるのでしょうか。

 実をいいますと、私はかつていじめに悩んだ女子中学生を2週間弱預かったことがあります。

 彼女は今、元気に女子大生生活を楽しんでいますから、もうそろそろこの話も少しはしてもいいかな、と新聞を読みながら思いました。

 私の大事にしている友人の親戚筋のお子さんでした。繊細で可愛らしい子でしたが、誕生時の小さな事故で神経が1、2本切れたとかいうことで、片足に軽い障害がありましたが、ほとんど分からない程度のものでした。それでも人が自分の足に注意を向けるのを非常に嫌っていました。

 中学生になったとき同じクラスの男子生徒が中心になっていじめを始めたということでしたが、足のことをからかわれたのが発端かな、と推測されるくらいで、詳しい話しは何も聞いておりません。実際、彼女は、いじめの話の1つひとつを他人に聞かせるような精神状態ではありませんでしたし、私も無理矢理聞く必要もないと考えました。

 部屋をひとつ与え、子供たちが使っていたものを自由に使わせ、とにかく2週間、私は彼女のおしゃべりにつきあい、言いたいことを言わせて聴くことに徹しました。あちらこちらにも連れていき、ふたりで遠足気分を味わいながら、自然も楽しみ、遊び回ったものです。

 このとき当然級友たちは学校で勉強をしていたわけですから、夜は夜で、私に見られながらの勉強です。

 結局2週間で、もう帰りなさい、と宣言。

 駅で見送りながら、また来てもいい? という彼女に、勉強しない子は駄目、と言い放った私。

 どういうわけか、私にも今だに謎が解けないのですが、不思議なことに我が家からの帰宅後、彼女は元気になって、決して高い学力レベルの学校ではありませんでしたがとにかく進学先の高校でうまく波に乗れて、現役で大学入学。この知らせを受け取ったときは、私もうれしくて、思わず心の中でバンザイを叫びました。

 私が何をやったか。大したことはしませんでした。じっと耳を傾けて、時にはわがままとも思えるような彼女の行動も放ったらかしでしたし、いじめから心身の不調を来していたため黄色い胃液を吐き、他者や小さな動物まで思い入れ強く接するのを見ては面食らったり、まあいろいろでした。

 結果的に、彼女の負のエネルギーを私が引き受け、かわりに自分の正(生にも通じますね)のエネルギーを与えたことになりました。傷ついた気を私がもらって、私の健康な気を彼女にやったことになります。ですから、今だから正直に言いますと、私の方はかなり疲れ、回復に少々時間もかかりました。

 そして忘れてはならないことは、そんな私の回復には家族を初め、友人たちの力があったこと。

 セラピストでもなく、ましてや医者でもない私が、なぜわざわざそんなことをしたのか、彼女を引き受けようと思い立ったのか。それはただただ、友人の可愛がっていた子の苦境を知って何か縁を感じただけのことでした。

 うちにおいで、ただその言葉だけを信じて、中学生が新幹線に何時間も乗ってやってきたのです。もちろん私の方は仕事ではありませんから、費用の方は滞在費を含めていただきませんでした。そして往復の旅費は、中学生が自分のお年玉を貯めたものから出したようです。

 色々と話しを聞くうち、自分のことを世界で一番惨めな存在であると彼女が受けとめていることに気づきました。あんなに優しい両親も、優秀なおばちゃんも、良くできたおばあちゃんも持っていながら、ただ、自分の不幸を恨むだけでした。

 最後の晩は、いかに彼女が恵まれているか、私が話しをする番になりました。そんな私の話を言葉通りに受けとめて、ぱっと顔を輝かせたときの元気な声が、今でも響いてくるようです。

 後に、中心になっていじめていた男の子と繁華街ですれ違った経験を友人に話したそうです。

 私の方は遠くてもすぐ気がついたの。でも相手は、すれ違うときも気づかなかった……とは彼女の言葉です。そんなものかもしれません。

 このいじめっ子については、「家庭生活が大変だったらしいの。私をいじめて気が済むならそれでもいい、と思ったのよ」と私には言ってました。これに対し、良くないよ、ちっとも良くないよ。いじめられたら怒りなさい、と思わず口走った私。

 だれも聖女になる必要はない。

 初めのうちは、自分がいじめられていることを泣いて否定した子でした。いじめられている惨めな自分を認めたくなかったのかも知れません。そして、そんな心がちょっとした身体症状にも表れて、親御さんや周囲の人を悩ませていたのです。

 あれから何年経ったでしょうか。この春、彼女に会ってきました。今、元気になって、きれいになって、生活を楽しんでいます。
 

「自分探し」雑感

 若者の右傾化がいわれて久しいですね。
 私が自分の身近でそれに気づいてからまだ10年にもなりませんが、当初から国家のアイデンティティと僕・私のアイデンティティが重なり合っているのかな、と感じていました。

 昨日の夕刊に大きく載った雨宮処凛々さんと中島岳志さんの対談、「右傾化する『自分探し』」に、当事者の口から話される事情に頷いたり、ハッとしたり。
 成績競争とよい子競争に喘いできた若者たちが、傷ついた自尊感情の修復を求めるうちに大きな物語と出会い、そこに自分の立ち位置を見つけたのだろうと推測はしていました。

 おふたりとも私はこの記事で初めて知ったのですが、そんな若者たちと同世代で、おまけに雨宮さんの方は自身がその大きな物語の中に飛び込んでいることから、興味が惹かれます。

 でも、生きがたさを感じて彷徨する中で出会った大きな物語が、なぜナショナリズムになるのでしょうか。
 世の中の主流に対してアンチの立場をとることで自己を再確認するようですが、それに若い世代特有の破壊衝動と攻撃性が加わり、排他性が炸裂するのか、などと一応理解はしてみましたが、まだちょっとわかりません。

 幼い頃から良い成績とよい子であることを求められ、その条件を突きつけられて迫ってくる親に抗えようのない子供が、大人への過程で周囲の要求を振り切って突っ走る。そんなイメージを持っていましたが、雨宮さんは、「無前提の生存権」という言葉を語っていました。自分探しが右派の暴力に結びつかないためには、この無前提の生存権を認めろ、というわけですね。

 条件付、前提付で生かされて育てられてきた若者の身にとって、これこそ心の底からの叫びでしょう。先日のエントリー「ワーキングプア 偽装請負」の最後あたりに書いた、仕事をしない子供に「少しぐらいぶらぶらしていていい」という親御さんは、もしかしたらそのことに気づいたのかも知れません。

 ただ、そうした個人的処理だけではすまないところにもう来てしまっているのではないでしょうか。あまりにも多数の若者が、自己責任を負わされて不安定な労働者層に追い込まれてしまったのではないでしょうか。実力さえあれば、何とかなるのだ、などと言い含められながら。

 そういえばどこかで、自民党の考えと変わらない前原氏以下の人たちが民主党に留まるのは、自民党では世襲でない議員の出世の道が閉ざされているからだ、という話しを聞きました。
 議員に限らず、どこでどのような家庭に生まれたかで職業の選択も決まってくるような社会階層の固定化が、いつの間にかじわじわと進んできたようです。

 家庭を越えた外の社会の子育て機能が低下しているかな? とさえ思われます。さまざまな習い事が隆盛を極めているのとは対照的です。そして、よい子を求められると同時に自立を促される。つまり大人しい、という、大人にとって都合のよい子が求められる。子供たちは子供時代を十分楽しめない。それを感じているから、『3丁目の夕日』が受けたのかな?

 少子化を騒ぐ割には子供たちを育んでいく環境の貧しさが目につき、それを愛国心云々の精神主義で補おうとするのはちょっと違うんじゃないの、とでもいいたくなります。
 精神主義を語るのは政治のすることではないのでは。

『3丁目の夕日』から共謀罪まで

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再出発日記さんの 『三丁目の夕日』と『共謀罪』によると、アベ総理唯一の著書『美しい国へ』では、映画『三丁目の夕日』が絶賛されているらしい。
 でも、再出発日記のKUMAさんは、ちょっと待てよ、といわれます。
 アベ総理のいう、守り育てていくべき「家族」や「価値観」は、この映画に描かれた家族とも世界とも異なっている。共謀罪が跋扈する世の中からは「3丁目の夕日」に描かれた世界はありえない、と。

 「3丁目の夕日」に描かれた世界は、ちょうど私が育った世界です。
 手元に原作となる西岸良平のまんが『夕焼けの詩(うた)』がありましたので、3丁目の住人たちの戦争への思いが出てくる場面を上にあげてみました。

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台風の夜、停電のためにともしたろうそくの薄明かりのもとで一平くんの両親は空襲の話しをし、医者の宅間先生は空襲でなくなった妻と娘を、タバコ屋のおばあさんは戦死した息子を思い出します。そして終戦を知らずにボルネオのジャングルに隠れていたかつての青年も軍服姿のままで町に帰り、おまけに米軍の落とした不発弾まで登場。一緒に掘り出されたお嬢さんの人形を墓前に供えて、宅間先生はスクーターで帰宅していきます。

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『夕焼けの詩』には庶民の哀歓がつづられています。いつもスカの水増しをしている駄菓子屋のおじさんは、仲間はずれにされている子をみて我が少年時代を想い出して胸が疼き、チンピラのお兄さんは、休暇で遊ぶ集団就職の若者にからんではみたものの、結局彼等にラーメンをおごるはめに。といった具合に、まだ貧しい時代の日本の生活が、暖かい眼差しで描かれています。
 まるで昭和30年代前半の自分の子供時代が眼前で繰り広げられているような、なんともいえぬ幸せな気分に浸りそうです。 
 でもそんなユートピアは、あくまでも追憶の世界での話し。 現実の子供の世界はもっと残酷で、親にも話さなかった(子供心に)辛い出来事も、日常茶飯事でした。町で傷痍軍人が白い装束に松葉杖をついて座り込んでいたりアコーディオンを手にしたりして募金を求めていたのもめずらしくはありません。横浜の街中に出れば至る所で工事中の板塀を目にし、幼稚園時代に潮干狩りをした浜はどんどん埋め立てられ、田んぼは次々に住宅地に変わり、学童の急増する私の学校では2部授業が行われました。

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 父の転勤で横浜の郊外から神戸の街中に引っ越しをすると、麻薬中毒だ、と子供たちの間で噂されていた女性まで近所にいたり、お隣の酒乱亭主は妻と息子に殴る蹴るの暴力をふるったり。学校ではちょっぴり拗ねた不良の同級生に、悪口言っただろう、と呼び出されたり、ちょっと意地悪な同級生に疎んじられてクラス八分の目にあわされたり、いろいろありました。
 そんなことすべてが今では思い出のフィルターに濾過され、いやな出来事さえオブラートに包まれて、古き良き時代のように心に映じます。

 まあ、そんな《よき思い出》に浸るのは私たちの勝手です。それで脳内麻薬物質が出て癒されるのも悪くないと思います。

 でもでも、政治家が、ましてや一国を率いる総理大臣がそんなユートピアもどきにかまけて、いかにも理想の時代のように表現するのは、はっきりいって困ります。

 かつて、悪口言ったな、と呼び出された私は転校したてで新しい学校の事情にも疎く、誰かが話しをするのにふーんと耳を傾けただけでまた誰かに告げ口されて、ブランコのところに呼び出された上に、たっぷりからまれ絞られました。あれは横浜の田舎から都会に出て行った子供のちょっとしたカルチャーショックでもありましたし、《チクリ》というものを身をもって知った日でもありました。

 共謀罪関連は、「犯罪の国際化及び組織化並びに情報処理の高度化に対処するための刑法一部を改正する法律案」の一部ですが、その中に次のような項があります。

 ……共謀に係る犯罪の実行に資する行為が行われた場合において、当該各号に定める刑に処する。ただし、実行に着手する前に自首した者は、その刑を減軽し、又は免除する

 これが《チクリ》、すなわち密告を奨励することになるのはすぐにわかりますね。

 そしてこのチクリの結果が、ブランコのところでしぼられるだけではとてもすまないことは、誰の目にも明らかでしょう。

 かつて大逆事件の管野すがたちが実行に至らずに計画段階で逮捕されたのは、密告のせいでした。計画に終始距離を置いて関わらなかった幸徳秋水ら、事件とは無関係のものまでも多数検挙、死刑にされました。

 管野はその手記に、「今回の事件は無政府主義者の陰謀といふよりも、むしろ検事の手によって作られた陰謀といふ方が適当である」と記しています。

 治安維持法の成立する前に、こういう無茶なことがやられていたわけです。

 そして治安維持法成立後は、床屋でのちょっとしたおしゃべりさえも罪の対象になって検挙され、これによる逮捕者の数は8万人に近いとも言われています。

 真珠湾攻撃の翌日には、非常措置として、「内偵中の被疑事件」の検挙216名(令状執行154)、要視察人の予防検束150名、予防拘禁を予定するもの30名(令状執行13)、計396名の非常検束がおこなわれるというありさまでした。
 
 こういう歴史を私たちの国が持つのは事実ですし、ここまで政策遂行のために権力をふるうのはいったいなぜなのだ? と疑問が湧いてきます。

 その疑問へのひとつの答えが、戦中戦後を通じたアベ総理の祖父、岸信介のしてきたことにうかがえないでしょうか。

フェアではない――イーホームズ藤田さんへのメディア・役所の対応を江川紹子さんが

 久々にジャーナリストの良心を見た思いです(もちろん、華氏さんの良心から出る言葉にはいつも励まされていますが、つい彼の場合は仲間内の感覚でいますから、こういう場合は除外されます)。

 10月19日の日付で江川紹子さんがご自身のHPで、「フェアではない」と、マンション偽装問題を告発して最初に事実を明らかにした藤田氏に対するマスコミ、検察、テレビでコメントをした弁護士に、苦言と疑問を呈しています。

 釈然としない――耐震構造の偽装問題を最初に告発した、民間確認検査機関「イーホームズ」の藤田正吾社長が、架空増資に問われた裁判で執行猶予付きの有罪判決を受けた、との報道に、そんな思いが蘇ってきた。
 判決自体は、妥当と言えるだろう。
 ……
 もし、裁判所が否定した増資の問題と耐震偽装との関連を、メディアが「ある」と考えるなら、それなりの根拠を示せばよい。それも行わないまま、雰囲気と被害者発言を頼りにバッシングをするのは、あまりにバランスを欠いている。
 ……
(青字で強調したのは管理人です)
 
 昨今は、政治不信に留まらずメディアにまで疑いの目を向けざるを得ないような状況が続きます。そんな中で江川さんのこの言葉に、なにかほっとしました。
 
 それにしても、利権を漁り、私利私欲の追求に耽る人たちって、ナショナリズムを煽るんですね。

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 これ以外にもアパグループ総帥の元谷氏(ペンネームは藤誠志)の元には様々な人が集まるのには驚きます。ここを見て、感心してしまいました。
 アパグループ機関誌Apple town11月号掲載の「日本を騙る語るワインの会」(9月13日開催)には、総合製紙メーカー・大王製紙のトップ・井川俊高氏、自他共に認める安倍晋三氏の側近の衆議院議員・西村康稔氏、評論家の黄文雄氏がご出席のようです。
 

安倍内閣 衆議院 法務委員会名簿

 安倍内閣 衆議院 法務委員会名簿です。
 
 共謀罪に反対の旨を伝えましょう。共謀罪を採決したら二度と投票しないという決意を伝えましょう!
 電話・メール・ファックスをじゃんじゃんしましょう。
 コピペして、広めましょう。

 まず、一番簡単な直通電話番号です。
倉田雅年 03-3508-3320(議員会館直通電話)
棚橋泰文 03-3508-7429
大口義徳 03-3508-7017
松浪健太 03-3508-7266
赤池誠章 03-3508-7343
三つ林  03-3508-7019
保岡興治 03-3508-7411
柳本卓治 03-3508-7167
矢野隆司 03-3508-7212
武藤容治 03-3508-7029

 以下はさらに詳しくHPのURL、ファックス番号その他も載せています。

長勢 甚遠, ながせ じんえん, 自民, 衆議院, 富山1, 法務大臣
http://www.n-jinen.com/
https://ssl.n-jinen.com/form/voice.php
東京都千代田区永田町2-2-1 衆議院第1議員会館407号室
TEL:03-3508-7107
FAX:03-3592-9048
〒939-8272 富山市太郎丸本町1-8-20 長勢甚遠富山事務所
TEL:076-421-3332
FAX:076-421-2676

七条 明, しちじょう あきら, 自民, 衆議院, (比)四国, 法務委員会委員長
http://www.shichijo-akira.com/
info@shichijo-akira.com
〒100-8982 東京都千代田区永田町2-1-2 衆議院第2議員会館614号室
TEL:03(3508)7614
FAX:03(5251)5200
〒770-0021 徳島県徳島市佐古一番町11-4 七条明徳島事務所
TEL:088(623)6040
FAX:088(656)4660

倉田 雅年, くらた まさとし, 自民, 衆議院, (比)東海, 法務委員会理事
http://www.kurata.info/
TEL:03-3581-5111(衆議院議員会館代表)

棚橋 泰文, たなはし やすふみ, 自民, 衆議院, 岐阜2, 法務委員会理事
http://www.tanahashi-yasufumi.com/
e-mail@tanahashi-yasufumi.com
TEL:03-3581-5111(衆議院議員会館代表)

早川 忠孝, はやかわ ちゅうこう, 自民, 衆議院, 埼玉4, 法務委員会理事
http://www.hayakawa-chuko.com/
info@hayakawa-chuko.com
〒100-8982 東京都千代田区永田町2-1-2 衆議院第2議員会館719号室
TEL:03-3508-7469
FAX:03-3592-1747
〒351-0011 埼玉県朝霞市本町2-5-25 エリジェ浅川ビル3F 早川忠孝朝霞事務所
TEL:048-466-1275
FAX:048-464-0166

高山 智司, たかやま さとし, 民主, 衆議院, (比)北関東, 法務委員会理事
http://www.s-takayama.com/
voice@s-takayama.com
〒100-8982 東京都千代田区永田町2-1-2 衆議院第2議院会館236号室
TEL:03-3508-7036
FAX:03-3508-3836
〒335-0023 埼玉県戸田市本町2-6-15 高山さとし埼玉事務所
TEL:048-433-7389
FAX:048-433-2199

平岡 秀夫, ひらおか ひでお, 民主, 衆議院, (比)中国, 法務委員会理事
http://www.urban.ne.jp/home/hideoh29/
g06163@shugiin.go.jp
〒100-8982 東京都千代田区永田町2-1-2 衆議院第2議員会館341号
TEL:03-3508-7091
FAX:03-3508-1055
〒740-0026 岩国市車町1-13-13 平岡秀夫岩国事務所
TEL:0827-21-4567
FAX:0827-21-4570
〒744-0013 下松市栄町3-4-6 平岡秀夫下松事務所
TEL:0833-48-3232
FAX:0833-48-3232

大口 善徳, おおぐち よしのり, 公明, 衆議院, (比)東海, 法務委員会理事
http://www.oguchi.gr.jp/
サイト内「声」から
TEL:03-3581-5111(衆議院議員会館代表)

上川 陽子, かみかわ ようこ, 自民, 衆議院, 静岡1, 法務委員会理事
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yoko@kamikawayoko.net
〒100-8982 千代田区永田町2-1-2 衆議院第2議員会館412号室
TEL:03-3508-7412
FAX:03-3508-4480
〒420-0035 静岡県静岡市七間町18-10 かみかわ陽子事務所
TEL:054-251-8424
FAX:054-251-8425

松浪 健太, まつなみ けんた, 自民, 衆議院, 大阪10, 法務委員会理事
http://www.kentakenta.com/
info@kentakenta.com
TEL:03-3581-5111(衆議院議員会館代表)
〒569-0804 大阪府高槻市紺屋町11-1 FKビル2階 松浪ケンタ事務所
TEL:072-685-7188
FAX:072-685-7189

保坂 展人, ほさか のぶと, 社民, 衆議院, (比)東京都, 法務委員会委員
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TEL:03-3581-5111(衆議院議員会館代表)
東京都世田谷区宮坂3-12-18 ブエノス経堂2階 保坂展人世田谷事務所
TEL:03-5477-7377
FAX:03-5477-6067

稲田 朋美, いなだ ともみ, 自民, 衆議院, 福井1, 法務委員会委員
http://www.inada-tomomi.com/
〒100-8982 東京都千代田区永田町2-1-2 衆議院第2議員会館235号室
TEL:03-3508-7035
FAX:03-3508-3835
〒910-0005 福井県福井市大手3-7-1 繊協ビル605号室 稲田朋美福井事務所
TEL:0776-22-0510
FAX:0776-22-0507

森山 眞弓, もりやま まゆみ, 自民, 衆議院, 栃木2, 法務委員会委員
http://www.mayumi.gr.jp/
〒100-8982 東京都千代田区永田町2-1-2衆議院第2議員会館 543号室
TEL:03-3508-7527(直通)
FAX:03-3597-2753
〒322-0067 栃木県鹿沼市天神町1724-2 森山会館 森山眞弓鹿沼事務所
TEL:0289-64-2516
FAX:0289-64-1229
〒321-1261 栃木県今市市今市730 森山眞弓今市事務所
TEL:0288-30-7887
FAX:0288-30-7744
〒320-0031 栃木県宇都宮市戸祭元町4-13 森山眞弓宇都宮事務所
TEL:028-621-3000
FAX:028-643-3266

伊藤 渉, いとう わたる, 公明, 衆議院, (比)東海, 法務委員会委員
http://www.ito-wataru.com/
http://www.ito-wataru.com/mail/index.html
〒100-8982 東京都千代田区永田町2-1-2 衆議院第2議員会館218号室
TEL:03-3508-7018
FAX:03-3508-3818
〒457-0053 名古屋市南区本城町3-5-1 プラザ本城1-D
TEL:052-823-9105
FAX:052-823-9107

滝 実, たき まこと, 無, 衆議院, (比)近畿, 法務委員会委員
http://www.taki-makoto.jp/
makoto-t@m4.kcn.ne.jp
〒100-8982 東京都千代田区永田町2-1-2 衆議院第2議員会館331号室
TEL:03-3508-7081
FAX:03-3508-3861
〒639-1017 奈良県大和郡山市藤原町2-12 滝まこと大和郡山事務所
TEL::0743-55-7888
FAX::0743-55-7081

赤池 誠章, あかいけ まさあき, 自民, 衆議院, (比)南関東, 法務委員会委員
http://www.ykj.or.jp/akaike/
ma@akaike.com
〒100-8981 東京都千代田区永田町2-2-1 衆議院第1議員会館733号室
TEL:03-3581-5111(衆議院議員会館代表)
FAX:03-3508-3733
〒400-0855 山梨県甲府市中小河原1-12-15 山梨フォーラム・赤池誠章事務所/自由民主党山梨県第1選挙区支部
TEL:055-244-1150
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〒400-0864 山梨県甲府市湯田2-6-6 山梨フォーラム・赤池誠章事務所/自由民主党山梨県第1選挙区支部
TEL:055-237-5523
FAX:055-237-5281

近江屋 信広, おうみや のぶひろ, 自民, 衆議院, (比)南関東, 法務委員会委員
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〒100-8982 東京都千代田区永田町2-1-2衆議院第2議員会館405号室
TEL:03-3508-7405(直通)
TEL:03-3581-5111(内線:7405)

笹川 堯, ささがわ たかし, 自民, 衆議院, 群馬2, 法務委員会委員
http://www.e-sasagawa.com/
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〒100-0014 東京都千代田区永田町2-2-1 衆議院第2議員会館 526号室
TEL:03-3508-7526
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TEL:0277-47-5121
FAX:0277-22-4919
〒372-0026 群馬県伊勢崎市茂呂町1-408-7 笹川たかし伊勢崎事務所
TEL:0270-26-8020
FAX:0270-26-8030

柴山 昌彦, しばやま まさひこ, 自民, 衆議院, 埼玉8, 法務委員会委員
http://www.shibamasa.net/
info@shibamasa.net
〒100-8982 東京都千代田区永田町2-1-2 衆議院第2議員会館624号室
TEL:03-3508-7624
FAX:03-3508-7715
〒359-1142 埼玉県所沢市上新井808-5 柴山昌彦所沢事務所
TEL:04-2924-5100
FAX:04-2924-5335

三ッ林 隆志, みつばやし たかし, 自民, 衆議院, 埼玉14, 法務委員会委員
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ss9t-mtby@asahi-net.or.jp
〒100-8982 東京都千代田区永田町2-1-2 衆議院第2議員会館219号室
TEL:03-3581-5111 内線7219・8219
〒340-0161 埼玉県幸手市千塚490 三ッ林隆志幸手事務所
TEL:0480-42-3535
FAX:0480-43-3535

保岡 興治, やすおか おきはる, 自民, 衆議院, 鹿児島1, 法務委員会委員
http://www.yasuoka.org/
g04640@shugiin.go.jp
〒100-8982 東京都千代田区永田町2-1-2 衆議院第2議員会館411号室
TEL:03-3581-5111(内7411)
FAX:03-3506-8728
〒890-0052 鹿児島市上之園町4-10 保岡興治鹿児島事務所
TEL:099-263-8666
FAX:099-263-8680

柳本 卓治, やなぎもと たくじ, 自民, 衆議院, (比)近畿, 法務委員会委員
TEL:03-3581-5111(衆議院議員会館代表)

矢野 隆司, やの たかし, 自民, 衆議院, (比)近畿, 法務委員会委員
TEL:03-3581-5111(衆議院議員会館代表)

石関 貴史, いしぜき たかし, 民主, 衆議院, (比)北関東, 法務委員会委員
http://www.ishizeki.jp/
info@ishizeki.jp
〒100-8981 東京都千代田区永田町2-2-1 衆議院第1議員会館 736号室
TEL:03-3508-7286
〒372-0055 群馬県伊勢崎市曲輪町6-14 石関貴史伊勢崎事務所
TEL:0270-25-0073

河村 たかし, かわむら たかし, 民主, 衆議院, 愛知1, 法務委員会委員
http://www.takashi-kawamura.com/
mail@takashi-kawamura.com
〒100-8981 東京都千代田区永田町2-1-2 第1議員会館537号室
TEL:03-3508-7902
FAX:03-3508-3537
〒461-0049 愛知県名古屋市東区古出来2-5-11 河村たかし事務所
TEL:052-711-0008
FAX:052-711-3333

細川 律夫, ほそかわ りつお, 民主, 衆議院, (比)北関東, 法務委員会委員
http://www.minshu.org/hosokawa/
g04091@shugiin.go.jp; souka@cello.ocn.ne.jp
〒100-8982 千代田区永田町2-1-2 衆議院第2議員会館513号
TEL:03-3508-7513
FAX:03-3593-7148
〒343-0816 越谷市弥生町10-17 細川律夫越谷事務所
TEL:048-966-5115
FAX:048-965-8818
〒340-0014 草加市住吉1-10-33 細川律夫草加事務所
TEL:048-921-4211
FAX:048-921-4212
〒343-0845 越谷市南越谷1-11-7 細川律夫南越谷事務所
TEL:048-989-8788, FAX:048-989-5300

今村 雅弘, いまむら まさひろ, 無, 衆議院, 佐賀2, 法務委員会委員
http://www.imamura-masahiro.com/
g00598@shugiin.go.jp
〒100-8982 東京都千代田区永田町2-1-2 衆議院第2議員会館610号室
TEL:03-3508-7610
TEL:03-3581-5111 内線7610
FAX:03-3597-2723

山口 俊一, やまぐち しゅんいち, 無, 衆議院, 徳島2, 法務委員会委員
http://www.yamashun.jp/
info@yamashun.jp
〒100-8982 東京都千代田区永田町2-1-2 第2議員会館304号室
TEL:03-3508-7054
FAX:03-3503-2138
〒772-0035 徳島県鳴門市大津町矢倉字六ノ越1-1 山口俊一鳴門事務所
TEL:088-685-4850
FAX:088-685-3580

横山 北斗, よこやま ほくと, 民主, 衆議院, (比)東北, 法務委員会委員
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〒100-8982 東京都千代田区永田町2-1-2 衆議院第2議員会館 226号室
TEL:03-3508-7026
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〒030-0813 青森市松原3-15-25 リバーサイド桜川壱番館3-605 民主党青森第1区総支部・横山北斗事務所
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中井 洽, なかい ひろし, 民主, 衆議院, (比)東海, 法務委員会委員
http://www.nakai-hiroshi.net/
info@nakai-hiroshi.net
〒100-8981 東京都千代田区永田町2-2-1 衆議院第1議員会館533号室
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奥野 信亮, おくの しんすけ, 自民, 衆議院, 奈良3, 法務委員会委員
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〒100-8982 東京都千代田区永田町2-1-2 衆議院第2議員会館423号室
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〒635-0035 奈良県大和高田市旭南町8-36 大和政経懇談会・奥野信亮大和高田事務所
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〒630-8301 奈良県奈良市高畑町1116-6 奥野信亮奈良事務所
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後藤田 正純, ごとうだ まさずみ, 自民, 衆議院, 徳島3, 法務委員会委員
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〒774-0004 徳島県阿南市福村町北筋11-1 後藤田正純阿南事務所
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杉浦 正健, すぎうら せいけん, 自民, 衆議院, 愛知12, 法務委員会委員
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〒445-0073愛知県西尾市寄住町下田8-2 杉浦正健西尾事務所
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FAX:0563-54-9840

宮腰 光寛, みやこし みつひろ, 自民, 衆議院, 富山2, 法務委員会委員
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FAX:03-5251-0866
〒937-0801 富山県魚津市新金屋1-12-38 インテリジェントセンタービル3階 宮腰光寛魚津事務所
TEL:0765-23-6150
FAX:0765-23-6151

武藤 容治, むとう ようじ, 自民, 衆議院, 岐阜3, 法務委員会委員
TEL:03-3581-5111(衆議院議員会館代表)

共謀罪、強行採決か!?

 朝、情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士さんところへ行くと、びっくりする情報が飛び込んできました。

 アベ内閣が成立したことで、この共謀罪やら教育基本法やら何やらで慌ただしくなるだろうな、とは思っていましたが。

 いずれにせよ、なぜこれほどまでに政権が共謀罪にこだわるのか、そのことだけでも疑念が生じてしまいます。

 「共謀罪断念は寝たふりだ!」のヤメ蚊さんのエントリーも一読を。

【転載歓迎】重大情報!共謀罪は10月24日法務委員会法案審議冒頭に強行採決か!?(海渡弁護士)
[ 共謀罪 ] / 2006-10-19 06:54:29
共謀罪の行方に関心を寄せるすべての方へ
                               海渡 雄一(弁護士)

 本日18日、日弁連主催の共謀罪反対集会が開催されました。私はパネルディスカッションのコーディネーターをつとめたのですが、次のような情報を総合すると、共謀罪は10月24日法務委員会の法案審議冒頭に強行採決される可能性が高いと結論づけるに至りました。
みなさん、直ちに、強行採決を許さないという声をあらゆるところから上げて下さい。まだ、時間は残されています。

根拠1
民主党の平岡議員(法務委員会理事)が、今国会では自民党が法務委員会でどの法案を審議するか、順番を決めようとしない。順当に行けば、信託法から審議にはいるというのが普通だが、そのような話が一切ない。平岡議員は、与党は、共謀罪から審議すると通告するのは間違いないだろうと言われている。

根拠2
与党理事が平岡議員の来週月曜の行動予定をしつこく聞いていたと言うことである。
これは、月曜日23日に法務委員会理事会を開催して、24日の開催日程から強行してくるためである可能性があることを示している。

根拠3
採決予定を明らかにしないのは、22日の補選までは、強行採決の意図を隠し、市民の反発を避けて、補選での与党勝利の障害要因をなくしたいためだというのが、平岡議員の分析だ。

根拠4
政府与党がこれまで、強行採決に失敗してきたのは、事前のノーティスがあり、市民側がこれに反対する準備をすることができたためである。この経過に学んで、政府与党は事前の計画を徹底して隠し、逆に今国会の成立は困難という情報を流して、市民の油断を誘い、一気に準備不足のところを襲おうとしているのではないか。

根拠5
法務省と外務省のホームページでのこの間のなりふり構わない日弁連攻撃は、日弁連の疑問にはホームページで既に応えたとして、国会審議を省略して強行採決を正当化する口実づくりとも考えられる。日弁連は既にこのホームページにも反撃しているが、http: //www.nichibenren.or.jp/ja/special_theme/complicity.html 政府側は、論理的な説明は不可能であろうから、問答無用の正面突破を図る可能性がある。

根拠6
政治力学的にも、もし、補選で与党が勝利した場合には、この瞬間をおいて、共謀罪の一気成立をはかるタイミングは考えられない。このときを外せば、次の参院選が焦点化し、また、条約起草過程の解明や世界各国の条約実施状況の問題など、与党側は追いつめられていく一方だ。

確かに、このシナリオには、弱点もある。このような乱暴なことをすれば、野党の反発を招き、国会が中断されてしまい、他の重要法案の審議に差し支える可能性があるという点である。
また、補選で与党が一敗でも喫するようなことがあれば、状況は変わるだろう。

しかし、今日の集会で、ジャーナリストの大谷さんが、今週末には予備選だけでな
く、核実験もありうることを指摘し、二度目の核実験を背景に、安部政権による国内には北朝鮮の工作員が3万人もいるのだから、共謀罪は当然必要だ、不要だなんて言う奴は非国民だというムードが作られ、一気に共謀罪を成立させようとしてくる可能性があるという予言をされていた。
大谷さんは10月15日に予定されていたサンデープロジェクトの共謀罪特集が北朝鮮特集に飛ばされ、放映が11月に延期されたという事実も報告された。北朝鮮情勢は、補選にも共謀罪の行方にも大きな影を投げかけている。

とにかく、来週火曜日は最大の警戒警報で迎えなければならない。後で泣いても手遅れなのだから。


【ヤメ蚊】この最大の警戒警報を受け、一人でも多くの方が、与野党議員(特に自民党公明党議員)に対し、共謀罪を採決したら二度と投票しないという決意を伝えるよう切望しています。





「死刑廃止」バダンテール演説全訳を

 死刑廃止についてはluxemburgさんが以前から書いておられました。私には少々荷が重すぎて躊躇していたところ、村野瀬さんよりフランス国民議会で当時の法務大臣バダンテール氏により1981年9月17日になされた演説の全訳をいただきました。演説全般にわたる氏の真摯な態度に感銘を受け、例によって例の如く、歴史の本を紐解き、記憶にあったフランスの死刑執行人のことを調べるうちに、死刑執行そのものが娯楽であったという事実にぶちあたります。これがどれだけ衝撃的なものであったか、おそらくここに来られるみなさんならお分かりいただけることと思います。
 日本の死刑執行の現状については、luxemburgさんがまた後で書いてくださっています。
 そんなわけで、この死刑制度については以下の方々と一緒に考え、リレーをしていく中で問題点も浮かび上がってきたと思います。
 バダンテール演説については、その全訳を村野瀬玲奈さんのご好意で喜八ログさんに掲載されています。是非、ご一読ください。

第1回「とりあえず

第2回「お玉おばさんでもわかる政治のお話

第3回「とむ丸の夢」(まとめはこちら

第4回「華氏451度

第5回「doll and peace

第6回「薫のハムニダ日記

第7回「とりあえず」(村野瀬玲奈)――リレーエントリのまとめ

第8回「喜八ログ」――バダンテールの演説について

 このリレーエントリー以外でも、「愚樵空論」「アルバイシンの丘」「美しい季節とは誰にも言わせまい……」「Die Weblogtagesschau laut dem Kaetzchen」などのブログで死刑廃止論が展開されています。あわせてお読みいただければ、死刑廃止について、もっと御理解いただけると思います。

北朝鮮核実験問題での日本の主体的行動?――NHKジャーナルより

 9日の北朝鮮の核実験発表以来、あれよあれよという間に対応が進み、15日には、貨物検査の実施は各国の判断に委ねられるということで国連安保理で北朝鮮制裁が決議されました。
 実際に核実験が行われたかどうかなかなか確認がすすまないところ、今朝のNHKニュースによると、アメリカ政府が16日、航空機による放射性物質などの検査の結果、実際に核実験が行われたことを公式に確認したと発表したらしい。

 NHKの朝のニュースによると、これをふまえてアメリカ側と連絡をとったうえで、日本は北朝鮮が実際に核実験を行ったと確認する方向で調整を行う見通とのこと。
(ほんとうかなあ? というのが偽らざる気持ち。なにしろイラク戦に踏み切る口実に使われた「大量破壊兵器の存在」は確認できませんでした、間違いでしたと先頃発表されたのは記憶に新しいところ。日本政府は、これではずみがついたとばかりに先走りしないか、心配です)。

 昨晩偶然、車の中でNHKジャーナルというラジオのニュース解説を聞いて、密かに心配していたところです。北朝鮮問題の行方ばかりでなくく、NHKそのものに対してもです。

 このNHKジャーナル、「今日1日・時代の動きが見える」というキャッチフレーズのもとで語られた《昨日の1日》の時代の動きのうち大きなテーマは、「周辺事態の認定をめぐり議論が活発になっている」というものでした。
 
 司会:国連安保理の制裁決議で日本は議長国として、また北朝鮮の脅威をもっとも受ける近い国として決議の早期採択を推し進めた。その日本が制裁にどこまで参加するのか、難しい選択を迫られている。

(ここで政界の3人の意見が紹介されます)。
久間防衛庁長官は衆議院のテロ対策特別委員会で、制裁決議に盛り込まれた貨物検査に日本が協力する際の前提となる周辺事態の認定を行うかどうかについて、状況を見極めながら慎重に検討していくという考えを示した。

久間:国連安保理の採択は歓迎すべきことで、この決議に日本としてはどこまで協力できるか、政府として検討していかなければならない。
大田公明党代表:核実験をしたという1点だけで周辺事態だということには少し慎重でなくてはならないと思う。北朝鮮がどういう対応にでているかと、総合的に見ていくべきだ。
山崎拓:国連の決議採択だけでは、いわゆる周辺事態だと認定することは難しい。周辺事態でなければ、船舶検査法に基づく船舶検査は日本は行えない。米軍が行動しないうちから日本がすすん出ていくといいましても、そのこと自体がはしゃぎすぎじゃないか。慎重の上にも慎重を期さなければならない。

 ということで、3人のうちでも山崎拓氏が口を酸っぱくするように、「慎重」に対処すべきことを訴えています。なにか久間氏は、一応「慎重」という言葉を添えておく、という感じでしょうか。

 この後、司会の質問と相づちを交えながら、ニュースデスク氏(以後デスク氏と略)の解説と専門家の話しが入ってきます。
 選ばれた専門家は京都産業大の岩本誠悟教授。私には初めて聞く名前ですので早速調べてみますと、国際法学分野で「通常兵器の法規制」等を研究されている方のようです。2001~2005年まで、産経新聞、読売新聞、京都新聞に寄稿されています。
 
 この時デスク氏の論はえらく制裁に積極的だなあ、という印象が残ったのですが、まずは、日本国の憲法の下では、臨検(貨物検査)はできない。考えられることは2つ。米軍のする臨検に協力すること、つまり後方支援をすることと、今の法律の中で強制力のない船舶検査をすることだ。どちらにしても、周辺事態と認定しないとできない、という言葉から始まりました。

 周辺事態とは、【放置すれば日本に対する直接の武力攻撃に至恐れのある事態】ということ。

デスク:安保理決議を積極的に推し進めた日本としては、国際的に理解の得られる姿勢を示さなければいけない。平和憲法の下で一貫した姿勢は示さなければいけない。何よりも、何らかの形で参加をする。参加する人たち、おそらく自衛隊の人たちの安全を守るために今できる準備の整備が必要。法整備が必要であれば法整備、その他の準備が必要であれば、それを今から急いで考えなければならない。

(この「平和憲法の下で一貫した姿勢は示さなければいけない」というデスク氏の言葉がどうも意味不明、というか、無理矢理挟み込んだ、とってつけたような感じです。自衛隊員が武器の使用ができるように憲法をうまく解釈しろ、その上で新たな法を作れ、とでも言っているのでしょうか)。

(ここで現行の憲法、法律の下でできること、できないことを確認したい、と岩本教授が登場してきます)。

 岩本:日本は国連加盟国として決議があれば参加する、なおかつ今回は極東の問題だから、積極的に関わっていく必要がある。日本は憲法、及び国内法で行動が制約されているけれど、そのひとつとして周辺事態法がある。これは安保理で今回の核実験が世界の平和と安全に対する脅威であると認定して経済制裁が成立したわけだから、明らかに周辺事態法が適用される事態であると認定されたと思う。

 この岩本氏の論では、日本の安全保障に関わる問題であるから、国際貢献をするというのではなく、とにかく、主体的に関わる必要がある、ということが強調されました。
 「主体的に関わる」ということそのものは必要ですが、ここで強調されている「主体」とは、世にいう「自主憲法」の「自主」と通じるような……)。

 岩本氏の説明では、日本が可能な行動というのは、①米軍が貨物検査(臨検)をした場合、後方支援として補給活動(オーストラリア軍ではできない)。②周辺事態に関連した船舶検査法では貨物検査inspection、のふたつ。
 現在の船舶検査法での限界に①活動範囲が12海里の領海内と200海里の排他的経済水域で、公海ではできない。②船長等の同意がなければ検査はできない。
 
 このことから実質的に効果的な積み荷検査は日本ではできないということか? というデスク氏の質問に岩本氏が答えていました。
 1990年の湾岸危機の場合、inspectionは964回、その前段階の無線による尋問は7,000回以上行われている。日本の場合、強制的検査はできないが、尋問という形で疑わしいものを発見することはできる。発見して停船に応じない場合は、アメリカ軍、オーストラリア軍に船舶の検査をしてもらうことができる。
(この「無線による尋問」とは、無線で相手の船とコンタクトを取って荷物、行き先などの確認をすること)。
(こうした)補助活動はできる。無意味ではない。非常に有益な活動になる、と岩本氏は強調。

 そしてこの後もデスク氏の質問はさらに先の論へと話を進めていきますが、それがひとつの方向――武力衝突の方向へと収斂していきます。危機への対応として論を進めるのは良いことですが、それが一方向の可能性のみに言及されているのを私は危惧します。他の可能性を探る道を閉ざしてしまうことにならないでしょうか。

 自衛官の停戦命令に船舶が従わないという実効性の問題について。
デスク:トラブルの可能性は?
岩本:相手が発砲してきた場合、日本では正当防衛において反撃することはできる。その意味で、自衛官の危険性に配慮して武器使用するということはできる。(ただし)武器使用と武力行使の境目は非常に区別しづらい場合がある。今回の船舶検査活動はあくまでも警察活動の一環だから、戦闘行動の軍事行動とは区別して考える必要がある。
(うーん、過去においても「正当防衛」が口実となって戦闘態勢に入ったことはよくあるわけですし、警察活動か軍事行動か、相手である北朝鮮はどう判断するのか、つまり日本が警察行動である、と主張しても北朝鮮は軍事行動だ、と認識するかもしれません。どうなるのでしょうか)。

 デスク:活動する人たちの安全は守らなければいけない。そのための法律制度は十分なのか?
岩本:相手が発砲した場合、こちらも正当防衛の範囲内で反撃せざるを得ない。警告射撃ではなく、船体射撃も現在可能。日本側の犠牲者が出ない形での発砲行為は日本国憲法・国内法においても可能だと思う。
 経済制裁というものは長期的な活動になる可能性がある。どのような事態に展開するのかまだ分からないが、最悪の事態を考えるとか、日本が主体的に行動するためには、あまり行動の制約を法的にかけすぎると、国際社会において批判をあびる可能性がある。そのための法整備が必要ではないか。
 
 結局「最悪の事態」、つまり無線で尋問をして疑わしい場合停戦命令をし、それに相手が従わずに攻撃してきた場合、自衛官の安全を守るために法整備をするべきだ、という結論でした。
 
 それにしても、「主体的な行動」を強調し、法的制約を「かけすぎる」と、「国際社会において批判をあびる可能性がある」という主張にはちょっとどころか、かなり疑問を感じてしまいますが。ここにいう「国際社会」とは、どんな社会なのか? もしかしたらアメリカそのもの?
 
 この岩本誠吾教授をさらに調べますと、自衛隊ニュース2005年11月1日号の掲載記事に、同氏のゼミ生15名を第7普連第1中隊に体験入学させていたことが載っています。
「過去にゼミ生を引率して駐屯地などを見学したが、時間の制約などにより思うように知識が得られない。その対策として体験入隊を実施し、訓練を通じて自衛隊員の生活の一端にふれることにより、防衛知識の向上はもちろんのこと社会人としての規律心、団結心の育成を図る」との主旨で去年から実施され今回で2回目を迎えた、と記事にあります。

ひとつの意見があればまた別の意見がある」と中東の衛星テレビ局アルジャジーラはモットーに掲げています。
 NHKさん、不偏不党を標榜するなら、このニュースデスク氏は、こうした武力衝突一辺倒の可能性から法整備へを論を進めるだけではなく、別の可能性を探るようなコメンテーターの意見も採り上げて欲しいものです。 

 

劣化ウラン弾の恐怖

劣化ウラン弾


 10月14日付日刊ベリタに、「自然と人体に地球規模で悪影響 米科学者ローレン・モレさんが警告」という記事が掲載されていました。

 これを機に、これまでエントリーしていませんでしたが、8月に放送されたNHKスペシャルの「調査報告・劣化ウラン弾~米軍関係者の告発~」から、これも備忘録として記しておきます。

 劣化ウラン弾を積むA-10攻撃機は1分間に3,900発の弾をうてる。
 劣化ウランは天然ウランの60%の放射線を放つ。
 劣化ウラン弾は粉末の劣化ウランを弾頭部分に使用。鉛の1.7倍の重量で、厚いコンクリートも金属も貫通し、すさまじい破壊力を示す。

 帰還兵の1人は、全身の激しい痛みを訴える。腹部・関節・背中も痛い。腫瘍もできている。
 戦闘の最中、味方の劣化ウラン弾で打たれ(湾岸戦争では誤射事故が相次いだ)、劣化ウランの破片が体中に突き刺さったのだ。

 劣化ウラン弾は摩擦熱で燃え上がり、劣化ウランの粉塵が舞い上がって吸い込む。体内で長期にわたって放射線にさらされる。

 米軍は因果関係を否定。
 アメリカでは10年前から議会で議論されている。
 実験:5分間にわたって戦車内で粉塵を吸い続けても、深刻な影響はない。
 湾岸戦争帰還兵の健康被害について、退役軍人病院は、病気が劣化ウランと関連性のある証拠がない、と述べるのみ。

 バーモント大学の研究者:元兵士にこれまでにない異常が遺伝子に見つかっている。遺伝子情報を示す帯(帯か?聞き間違いか)が何本も欠落していた。(遺伝子の突然変異)

 劣化ウランには重金属としても性質もあり、細胞内に入ると、遺伝子が壊されていく。

 劣化ウラン弾の開発は、1970年代に遡る。
 実験では、タングステンは先端がつぶれて貫通力に問題があった。これに対して劣化ウラン弾は優れた貫通力があり、破片が燃え上がるため兵器として格段に優れていた。
 その上核廃棄物の劣化ウランは全米で50万トンの貯蔵があり、とても安く、手軽に手に入る。
 1991年の湾岸戦争で初めて使い、コソボ紛争、イラク戦でも使用され、その量は、これまで90万発、300トンを超える。

 劣化ウランの被爆に苦しむ旧ユーゴスラビアノ75歳の女性。
 牛を放牧中劣化ウラン弾の粉塵を大量に吸い込む。身体のだるさ、全身の激しい痛みを訴え、左腕はふくれあがってては自由に動かない。胸元には腫れ物。髪の毛の中の放射線量は、1グラム中0.497mg。普通の人の30倍を超える。
 医師は、不気味な現象が起きている。一部の地域だけガンが増えているという。

 米軍は人体への影響を否定。粉塵は飛散せずに、すぐに地面に落ちる。が、劣化ウラン調査団に加わって調査報告書を作成したた元少佐の証言では

 1995年のネバダの実験では、粉塵は400mの地点でも測定された。しかし劣化ウラン弾は将来政治的に使えなくなる怖れがある。効果的な兵器を失わないために宣伝活動が必要である」と軍にいわれる。
 8年前に辞職をし、それ以来告発を続けてきている。

 開発者も粉塵の飛散範囲を測定している。実験では粉塵は750mまで飛散していた。さらに落ちた粉塵が繰り返し飛散する。周辺の空気の汚染レベルも高い。環境への悪影響は分かっていたが、怪我や殺されるよりもリスクが低い。敵を倒すことが優先される。

 国防総省はNHKのインタビューに応じなかった。

 帰還兵10人が米軍に損害賠償を求めているが、10人のうち5人から、劣化ウランが見つかっている。
 元兵士は、アメリカに裏切られた、という。帰還後1年で生まれた子供には、障害が見つかっている。

 国連人権委員会によると、少なくとも世界6カ国が劣化ウラン弾を生産し、17カ国が保有しているとのこと。

 旧ユーゴスラビアの土に埋まった劣化ウラン弾は、今でも放射線を出し続けている。
 先の被爆女性は、アメリカは強大な国です。大きな国は何でもできるが、私たちは何もできない(と、諦めきった表情で語る)。
 
以上、NHKスペシャルより

「環境への悪影響は分かっていたが、怪我や殺されるよりもリスクが低い」という開発者の説明、どこかおかしいですよね。
 BSE問題もそうでしたが、確率が低い、リスクが低いということで正当化する。この論理で、他者も、さらには自己をも説得しようとする。これが科学的ということでしょうか。なんだか私には、科学者の傲慢さの表れのように思えます。

 そしてここでも、人間の生命が使い捨てされています。戦闘に参加していようがいまいが関係なく。

ワーキングプア、偽装請負

午前中、家事をしていると国会中継の音声が聞こえてきました。参議院予算委員会、委員長は尾辻氏。質疑者は、この時は共産党市田氏。ワーキングプアの問題を追及していました。いつものこととはいえ、政府側はまともに答弁をしていません。  備忘録のつもりで記しておきます。  

 給与所得300万以下の労働者は1,700万人。

アベ総理:若者を中心として非正規雇用が増加していることは将来の格差拡大に繋がっていくので十分に注意が必要と認識している。2010年までにフリーター25万の雇用化プランで、フリーターをピーク時の8割にまでしたい。ハローワークで正社員としての就職支援をし、法的整備を含めて検討している。

財務副大臣の説明:年収300万の労働者数          
 平成12年 1507万人               
  〃 17年 1692万人

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写真でお遊び

ちょっと息抜き。写真で遊びました。マウスを写真にあてると、もっと遊べます。









BSE問題、確率をいわれても

20061014172655.jpg

  メロンパンを初めて作りました……我ながらほれぼれする出来です……美味しい……。メロンパンといっても、チョコメロンパンで、メロンの味はしません。ただし、使った酵母は、この夏に作ったメロンの酵母です。

パンを初めて作ったのは30年前のこと。子供たちに少しでも添加物のない安全なものを食べさせたいと思ったのがその動機。途中長い中休みがありましたが、天然酵母を作り始めた昨年から、また復活。やり始めると止まらないのが私……

 で、8日、日曜日の朝、これほんとうにNHK? と家の者に思わず尋ねてしまったのが、「羅針盤 牛丼危機脱出経営術」。なにしろ数10分の間、牛丼の吉野家のコマーシャルもどき、アメリカ牛輸入のプロパガンダもどきをしていたのですから。

 8月にいろいろ良い番組をしていてくれたNHKに対する気持が、脆くも崩れ去って、呆然としていた、というのは大げさですが、呆れてしまったのは事実です。

 ご存じのようにアメリカ牛輸入停止になって以来経営危機にさらされていた吉野家が、全米の食肉工場の中でも安全に処理していると判断した8社を選んで牛丼が復活した、という話で、もっぱら経営面からみたアメリカ牛の輸入問題でした。

 これだけ議論の多いBSE問題を抱えたアメリカ牛輸入について、いかにも安全ですよ、というメッセージを発するように、吉野家の経営者を登場させて説明していたのには驚きました。

 牛丼食べに云ってる人たちは、これまでの(BSEの原因といわれる異常プリオンについても)食品添加物の感覚でいるのよね、それで少しぐらいなら大丈夫と思っているのじゃない? と私。

 いや、これが庶民の感覚で、庶民の代弁をしているだけじゃないのか、というのは夫。

 BSE問題に関しても、さあ、どちらの意見をとるかはみなさんの自由です、とばかりに、それぞれの専門家がそれぞれ反対のことを言っているわけで、私たちには選択の自由があるといわれても、困ってしまいます。

 中には確率論からいって、変異生クロイツフェルトヤコブ病で日本人の死者が出るのは1万年に1人もいない、という専門家もいるようです。

 これまで100万頭ものBSE感染牛が食べられてきたイギリスでは、2006年6月までに156名の患者が出ているとのこと。

 結局日本人と英国人の牛肉の食べ方の違い等を考慮して、確率が1,000分の1×100分の1、つまり毎年0.00001人の患者が出る、ということになるらしい。ここから1万年に1人の確率で変異性クロイツフェルトヤコブ病にかかるかも知れない、だから気にするな、という結論が出るようです。

 ただ現に日本でも1人、患者が出ています。それで、あと1万年近くは発生する怖れはない、ということにはなりませんし。

 リスクゼロを求める消費者の態度が不合理だといわれても、輸入牛に関して、どうもアメリカではダウナー牛の処理にいろいろ疑惑と問題が生じていることを考えると、信用しろ、という方が無理です。
 

 追記:
 ダウナー牛を農場に埋めているという証言もありますし、アメリカUSDA監査局が、ダウナー牛の食ルート混入を認めた、というニュースもあります。10ヵ月間の調査で、12のと畜場のうちの2つで20頭のダウナー牛を見つけたというのですから、かなりな高率です。 

伝統への思い、そして教育基本法改正案にいう「伝統」とは

戦争が終わって1年と7ヵ月の1947年3月、

 「われらは、さきに、日本国憲法を確定し、民主的で文化的な国家を建設して、世界の平和と人類の福祉に貢献しようとする決意を示した。この理想の実現は、根本において教育の力にまつべきものである。  われらは、個人の尊厳を重んじ、真理と平和を希求する人間の育成を期するとともに、普遍的にしてしかも個性ゆたかな文化の創造をめざす教育を普及徹底しなければならない」  

 と高らかに宣言をして「教育基本法」が制定されました。

  教育の目的は、

「教育は、人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたつとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。」

 と第1条に謳うこの法律に、「教え子を再び戦場に送るな」という先生方の意思と、臣民ととして、括弧付き【愛国心】を強制されて戦場に駆り出されていった人たち、送り出していった人々の願いがこめらています。

   改定法案前文にある「公共の精神を尊び」「伝統を継承し」等の文言が、なぜ新たに加えられなければならなかったのか、そこにどんな意思が働いているのか、つい気になってしまいます。

「公共」「伝統」という言葉そのものについても、読む人にとってまったく考えが異なってきますから、自分の思いで漠然と良いこといってるな、と思っても、具体的なことがらについては正反対だった、ということがありますね。

  先のエントリーで言及した稲田朋美氏のように、良き伝統を後醍醐天皇の親政に求める人もいるわけです。

 私でも、祖先が営々として築き上げてきた伝統を大切にしたいという気持ちは溢れるほど持っています。季節の変わり目、年中行事を家族と共に楽しむのは、今でも大事な我が家の生活スタイル。

  子供たちには日本の味を覚えてもらいたかったから、化学調味流は使わずにおだしをとって育ててきたのは、せめてもの母親の良心でした。

 都市住まいでも郊外に出れば、長い間人々の生活の舞台のひとつでもあった里山が荒れて、竹藪は外へ外へと伸び邦題になってさらに里山を浸食していくのが分かります。
 そんな里山、竹林の整備に山へ入るとき、山の神さまに御神酒をあげて無事に作業が済むように祈るのは、やはり私たちの伝統です。

 お正月には家中の神さまに御神酒とお餅をお供えして、1年の無事を祈りますし、このとき「お雪隠さん」といってトイレの神さまにまで敬意を表するのは、なんだかとてもほほ笑ましくて、思わず顔がほころびます。

 あげていくときりがないほど、今でも少なくなったとはいえ様々なところに伝統のかすかな息吹が、人に強制もなく、ひそやかにに輝いているのを感じ取ることができますね。  私はそんな日々の生活に息づく伝統を大切にしていきたいと思います。

  ことさら伝統、伝統と声高に叫ぶのにはちょっとご用心!  私たちの思いにある伝統と、大声で連呼される伝統とは、似て非なるものかもしれませんよ。  なんてことを、この改定案を読んで考えてしまったとむ丸です。

こんなのイヤだ! 土下座選挙

アベ総理大臣、アベ総理大臣と、テレビからもラジオからも、アナウンサーの声が聞こえてきます。ほとんどテレビを見ない私でも、狭い家のこと、ついていれば耳に入ってきます。

 で、考えたくもないアベソーリがすでに誕生してしまった現実に、違和感どころか不快感がこみ上げてくるのはどうしようもありません。

 さまざまな宗教がらみ、金銭がらみ、ヤクザがらみの臭聞が聞こえてくる政権の中枢に座る面々を見ていると、この国はこれからどうなっていくのかと、不安がいっそうつのります。

「あたしたちの前で、土下座したんだからね!」とは、衆院選の際のさる自民党候補者について話す、某宗教会員がわたしにいった言葉。

「土下座」とは言葉もいやですが、行為そのものが、する方にとっても受ける方にとっても問題です。

 知り合いの小学生が受験塾の講師に土下座させられた話しを聞いたときには、する方もする方だけれど、させる方はもっと悪い! と怒ったとき、そちらのお母さんはきょとんとした顔をしていましたっけ。

 子供を育てるというのは本当に手間のかかることで、時には精神的な親子のぶつかり合い・取っ組み合いが必要です。自分のエネルギーをどんどん子供に奪われていく感覚のなかで、それでも我が子と関わらざるを得ないと覚悟する。それを簡単に土下座する・させるの関係にもっていってもらいたくない。

 絶対的権威に服従します、恭順します、と態度で示すのが土下座ですから、これが政治の世界に持ち込まれるのは民主主義じゃない。

 候補者の土下座を目の当たりにしたときの、えもいわれぬ優越感を共有した信者の一体感を想像したら、「敬虔」とはほど遠い世界でしょう。

 いや、そこまでの気持はなくて、もしかしたら、土下座までするとは、かわいそう……と思うのかもしれませんが。

 土下座といえば、昨年の片山さつき氏も記憶に新しいし、今日発売らしき週刊文春には、「新大臣高市早苗の土下座事件」の文字が躍ります。

 wikipediaによると、

 日本の保守系政治家が選挙時に有権者の前で土下座することを侮蔑していた。しかし初めての選挙の時、後援会長に「土下座するのが当たり前」と促され、感極まった弟が土下座をすると、涙ぐむ有権者の万雷の拍手の中、姉弟土下座をした。

 ということらしい。

 候補者にとって、いっときの土下座さえ辛抱すれば、あとはバラ色ですか。

 有権者は土下座で味わう優越感と高揚感と引き換えに、何か、一番大切なものを失っているのでは?

アベ政権で期待されるものって?

教員評価を厳格化」「カリキュラムを見直す」「“徴農”でニート解決」と、なにやら過激な小見出しの続く、9月4日付の産経web。なんでも、8月29日に開かれたシンポジウム「新政権に何を期待するか?」での発言ということです。

それぞれ下村博文現官房副長官山谷えり子現内閣総理大臣補佐官(教育再生担当)稲田朋美衆議院議員のもの。

 前2者の方たちは、文部科学省では頼りにならない、官邸が主導する、駄目な教師は辞めさせて、いい先生の待遇をよくすると、語気荒く喋っているのが伝わってくるような記事でした。

 さらに同記事によると山谷氏は、官邸の教育改革推進会議と八木氏が設立準備室代表を務める「日本教育再生機構」のように、「官邸と国民運動が一緒に教育再生に取り組みたい。教育現場の実態をどんどん官邸に報告してほしい」と語ったそうです。

 ああ、これからは密告とパージの嵐が、教育界で吹き荒れるのでしょうか?! アベ・パージ内閣?

 そして稲田朋美氏の、加藤さんの家焼けちゃいましたね、という発言があったのもこの集会でのことですが、これについて産経webはひと言も触れていません。

 この稲田発言については雑談日記さんも書かれておられますが、私は北海道にお住まいの方のこちらのブログから知りました。

 なんでも稲田氏は、地元福井の新聞で首相の靖国参拝を批判する加藤紘一元幹事長と対談したことを紹介。加藤氏実家が右翼団体幹部に放火された事件について、対談記事が掲載された15日に、先生の家が丸焼けになった、軽い口調で話した」そうです。その上、「約350人の会場は爆笑に包まれた」とのこと。

 ちょっと待って、あなたたち、自分のやってること分かっているの? とまず当惑が先に立ちましたが、確信犯でしょうね。

 デリカシーとモラルの欠けていることは確かですが、何よりも法曹資格を持ち、そのうえ国会議員であるという、2重の責を負うものが、違法行為の被害者を嘲笑するかのようなこうした行為を率先してやることが許されるのでしょうか。

 人の不幸に溜飲を下げる「選良」とその支持者たち。このあまりの露骨さに、腹の立つ前に唖然としてしまう……こうした猛々しさに比べ、どうも良識派はお行儀が良すぎるのかな?

 氏はHPで「伝統と創造」という言葉を使って政治理念を述べていますが、なんだかよく分かりません。一部引用しますと、

「明治維新は700年前の天皇親政を取り戻しながら、近代化を推し進めた、ここに明治維新の特徴があったわけです。だからこそ日本は困難な時代において、アジアで唯一欧米に植民化されることなく、日清、日露の戦争に勝ち、近代国家へと生まれ変わることができたのです。私は、日本再建のキーワードとして「伝統と創造」を掲げ、日本のよき伝統を守りながら創造を続けることで真の改革を実現したいと思っています」。

 700年前の天皇親政とは、たぶん後醍醐天皇の建武の新政を指すと思われます。

 彼女の言う伝統とは、この「建武の新政」のことなのでしょう。

 そしてこの建武の新政の体制に戻って近代化を成し遂げた明治という時代を、どうも「伝統と創造」の時代として、構造改革のお手本とする、という主張のようです。理念を見る限りでは、どうも「天皇親政」の教えで純粋培養された感じです。

 どう考えても、天皇親政と構造改革が結びつきません。天皇親政という体制そのものが構造改革の目的というのでしょうか。幕藩体制が天皇親政体制に変わる。これも一種の構造改革として、それによって初めて近代化が可能となった、と考えるのでしょうか。

 うーん、分かりません。

 それに、明治と現代の間がスポッと抜け落ちているのは、なぜ?

「この頃都にはやるもの、夜討ち 強盗……」と始まる二条河原の落首にうたわれた時代が、そんなにいいと思っているのかしら。

この人にとって、後醍醐天皇親政の時代が理想の時代

東京都教育委員会への緊急要請署名へのお願い

 ハムニダさんを介して、kuronekoさんの呼びかけを知りました。

 賛同署名の期限は10月3日(火)22時です。「強制する・されるのはイヤだ」という考えに賛同いただける方はぜひご署名お願いいたします。


********** 引用開始 **********


東京都教育委員会に対する緊急要請への賛同のお願い


突然のお願いをさせていただきます。私たちはこのたび、東京都教育委員会に対し、後掲のような緊急要請を行うことにしました。この要請にご賛同いただける方は、お名前、所属を添えて、次のいずれかへE・メールでお知らせ下さるよう、お願いいた

します。賛同署名の期限は10月3日(火)22時とさせていただきます。
  

shomei@zendaikyo.or.jp

 

kinkyushomei@yahoo.co.jp


呼びかけ人

石田米子(岡山大学名誉教授)、大西 広(全国大学高専教職員組合委員長)、勝野正章(東京大学教員)、小森陽一(東京大学教員)、近藤義臣(群馬大学教
員)、斎藤貴男(ジャーナリスト)、酒井はるみ(茨城大学教員)、志水紀代子(追手門学院大学教員)、醍醐 聰(東京大学教員)、俵 義文(子どもと教科
書全国ネット21事務局長)、浪本勝年(立正大学教員)、成嶋隆(新潟大学教員)、早川弘道(早稲田大学教員)、堀尾輝久(東京大学名誉教授)


2006年10月●日


東京都教育委員会 御中  


東京地裁判決(9月21日)を踏まえた緊急の要請書


 東京地方裁判所(難波孝一裁判長)は、2006年9月21日、東京都立高校などの教職員らが、東京都教育委員会を相手取った訴訟で、国旗掲揚の際の起立
や国歌斉唱の義務がないことを認め、東京都教育委員会の通達や校長の命令に従わなかったことを理由に教職員を懲戒処分をしてはならない、という主旨の判決
を言い渡しました。

 この判決は、憲法第19条と教育基本法第10条に基づく、二つの重要な法的判断を行っています。

 一つは憲法19条に基づく判断で、判決は、「起立したくない教職員、斉唱したくない教職員、ピアノ伴奏したくない教職員に対し、懲戒処分をしてまで起立
させ、斉唱させることは、いわば少数者の思想良心の自由を侵害し、行過ぎた措置である」と判示しました。つまり、東京都教育委員会の「10.23通達」と
それに基づく校長による職務命令、そして懲戒処分という、行政が行なってきた一連の行為は、思想・良心の自由を保障した憲法19条に違反すると明確に判断
したわけです。

 もう一つは、教育基本法第10条に基づく判断です。判決は、国旗・国歌は国民に対し強制するのではなく、自然のうちに国民の間に定着させるというのが国旗・国歌法の趣旨であると判断しました。そのうえで判決は、最高裁学力テスト判決で示された

 憲法・教育基本法解釈に従って、「10.23通達」に始まる東京都教育行政による、逸脱を許さない国旗・国歌強制施策は教育基本法10条に違反する(不当な支配」に該当する)と認定しました。

 ところが、東京都と都教育委員会は9月29日、この東京地裁判決の受け入れを拒み、東京高裁に控訴しました。これに先立ち、石原慎太郎東京都知事は9月
22日の記者会見で、「当然控訴します」と開き直り、控訴の理由として、「通達に従って、指導要領で指示されていることを先生が行わない限り、それは義務
を怠ったことになるから」「処分を受けて当たり前」と発言しました。

 しかし、判決はそもそも東京都教育委員会の通達も、それに基づく校長の職務命令も違憲・違法と判断したわけですから、教職員にはそれらに従う義務がないことは明らかです。この意味で石原都知事の発言は完全に論理破綻をしています。私たちは東

京都と都教育委員会がこのように正当な理由を示せないまま行った控訴に抗議し、すみやかに東京地裁判決に従うよう、強く求めるものです。

以上のことをふまえ、私たちは東京都教育委員会に対し次の3点を要請します。

1)今回の東京地裁判決に基づき、「10・23通達」をはじめ、国旗・国歌強制をめぐ

る、すべての通達とそれに基づくすべての職務命令をただちに撤回すること。

2)前記の諸通達と職務命令に違反したとしてなされた、すべての懲戒処分を取り消すこと。

3)今回の東京地裁判決の重みを真摯に受け止め、教員の思想・良心の自由を保障し、児童・生徒とともにのびのび学べる教育環境づくりを進めること。


以 上


********** 引用終わり **********

竹中経済政策の見返り疑惑について、もう一つの警告

 前回エントリー「キックバックは竹中氏2兆円、コイズミ氏1兆円!」の記事内容がブログ界を駆けめぐったようで、過疎ブログを管理する私には、やけにとまどうことの多い週末でした。

 その際にいただいたコメント・TBの中にも様々なものがあり、大半は衝撃的な内容に驚くものでしたが、中にはITS communityさんのように、「米国がらみの情報は第一弾に注意せよ! ……郵貯資金での米国債購入のほんとうの意味でのおそろしさ!!……」という、アメリカが仕掛ける2重3重の罠に注意を促すものがありました。

 前回記事の情報源となった藤原直哉さんの話についての検証は私の能力をはるかに超えていて、とても自分が裁断を下せるものではありません。

 ただ、コイズミ・竹中ラインのいかがわしさ、限りなく黒に近い疑惑の存在が推測されるだけです。

 最後の最後まで執拗にコイズミ氏がアベ氏を首相に推していたこと、突然の竹中氏の辞職、政府専用機を駆ってコイズミ氏の、まるで外交を私物化したかのような、一見外交に思わせる私的匂いの強い東へ西への卒業旅行の敢行、一族の期待を背負って祖父の汚名を晴らすべく首相の座に就いたアベ氏の政治の私物化等々、私たちの政治不信を呼ぶ闇と腐敗。

 まったく金と権力に寄ってくる浅ましさをこうも見せつけられて、暗澹とした気持になります。

 

だいたい、美しい」とか「優しい」とかいう、有無をいわさずに価値観を押しつけるような言葉を声高に主張する人こそ、ほんらいの美しさや優しさとは縁遠いことに注意しましょう。 

ITS communityさんの記事は、前回の私のエントリー「キックバックは竹中氏2兆円、コイズミ氏1兆円!」を考える際のひとつの参考にもなると思います。

以下に一部ですが抜粋させていただきました。

 

では、「200兆円もの資金が米国債購入に充当」という情報は、何をカモフラージュするものなのか!?答えは簡単である。つまり郵政公社が民営化される事
により、日本の国債の価値が下がるという事の危険性を隠蔽し、一般市民に気づかせない為である!!日本の国債を買い支えているのは、他でもない日本郵政公
社なのである!日本の国債の価値が下がれば、郵政公社は勿論の事、日本の多くの金融機関は破綻の危険を生じるという、米国にとっては願ってもない状況にな
るのだ!後は【ハゲタカファンド】が本領を発揮するだけである・・・。実は小泉・竹中政策=自民党が、金融ビックバンのどさくさにまぎれて【預金のペイオ
フ制度】に異常な執着を見せたのは、米系ファンド・金融機関が日本の金融機関を買収する際にコストがかからない様にする為だったのである!



 (引用終わり)


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