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コイズミ 額賀 守屋

今日の毎日社説は、ずばり「小泉元首相の感想が聞きたい」です。

  02年1月には官房長から防衛局長に昇格した守屋氏が次官として君臨した期間の03年8月から今年8月末までの4年1カ月は、2年が相場と言われる中央省庁にあっては突出して長く、日本の防衛政策の重大な転換点をいくつも含んでいる。
 
 01年12月、旧テロ特措法に基づくインド洋給油が始まる。
 03年6月、有事関連3法が成立。
  々 7月、イラク復興特措法が成立。
  々 12月、ミサイル導入の閣議決定。
 06年5月、在日米軍再編の日米合意。

 このすべてが小泉政権時代に集中している。 
 守屋氏は「飯島元首相秘書官を後ろ盾にして、再編協議では外務省をしのぐ影響力を発揮した」と言われる。

「ならば、小泉元首相は事件を受けて結果責任をどう考えるのか。なぜ彼を重用し続けたのか。検証作業の一環としてぜひ感想を聞かせてほしいものだ」。

 ***以上要約*** 

 28日の守屋氏逮捕を受けて石破防衛相が、「03年に守屋前次官を同ポストに任命したことについて「任命責任は私にある」と陳謝したと伝えられています。

 でBBCではこの守屋逮捕について、「イラク特措法廃止法案 野党の賛成多数で可決」という見出しの記事で触れています。
 そこに出ている名は額賀氏で、守屋氏が事務次官だったときの防衛庁長官だったことに言及しています。

 なるほど額賀氏は2005年10月~06年9月までの任期。

 ちなみに小泉内閣での額賀氏の前の防衛庁長官は、
 中谷元(2001.4~2002.9)
 石破茂(2002.9~2004.9)
 大野功統(2004.9~2005.10)

 と続き、2003年に“重大な転換点”を迎えたときは、すべて石破氏が長官だったわけです。そして在日米軍再編の日米合意が成ったときは額賀氏。

 在日米軍再編問題で消極的姿勢を示し基地を動かすために国内調整を重視していた二橋正弘官房副長官(当時)に袖を振られた守屋氏が向かった相手が政務秘書官(当時)の飯島氏でした。
 飯島氏への接触は、旧知の首相秘書官、小野次郎氏を通じたもので、3人の首相秘書官のうち警察庁の小野氏が防衛政策も担当していました。
(小野次郎氏もコイズミ・チルドレンのひとりです)。

 守屋氏は根回し・気配りで防衛庁/省の天皇にまで上りつめた人のようですから、当然この小野氏にも気配りを発揮していたのでしょう。でも小野氏は首相秘書官なのですから、素人の私は小野氏を通じて直接コイズミ氏に接触をすればいいのに、と思ってしまいます。飯島氏を経由するところがおもしろいところですね。

 ということで、守屋氏が米軍再編・基地問題で直接コイズミ氏に初めて進言したが2004年9月10日ということになるようです。

 その後、外務省・二橋内閣官房副長官と防衛庁・守屋防衛事務次官の間で主導権を巡る綱引きがありましたが、コイズミ氏は防衛庁・守屋側を支持。2005年6月にはそれがあらためて確認されました。
 2005年8月、衆院解散の直前に二橋人脈の防衛施設庁長官の更迭がありましたが、防衛事務次官の守屋氏は留任。

 以後普天間飛行場の移設、海兵隊のグアム移転など在日米軍再編を巡る一連の日米交渉は、額賀防衛庁長官(当時)とこの守屋氏に丸投げされることになります。

 こうして、守屋氏の異例ともいえる長期の事務次官在任が可能になったわけです。
 ということは、守屋氏が通常の倍にもなる期間に事務次官として君臨して利権に関わる契機を作ったのは、やはりコイズミ純一郎氏ではないですか。

 なにしろ守屋氏は、エアフォースワンにのってプレスリー邸を訪問したときのコイズミ純一郎氏の訪米にまで随行しているのです。

 出世の足がかりとなった、防衛施設庁施設部長から3階級特進して官房長になったのは、1998(平成10)年の額賀氏の指名によるものだったとか。
 このとき防衛庁調達実施本部の背任事件が発覚し、証拠隠滅の疑いで当時の事務次官や官房長が次々と引責辞任したときに額賀氏も長官を辞職。この時の置きみやげが、守屋氏の官房長就任だそうです。

 そういえば、元仙台防衛施設局長の太田述正氏が11月20日、毎日新聞などの取材に「00年3月、当時官房副長官の額賀氏側から守屋氏を通じ、同局発注工事に関して、山形県の建設業者を指名するよう口利きがあった、と部下から聞いた」という趣旨の証言をしたといいますから、防衛庁長官を辞めるにあたってもぬかりなく手はずを整えておいたということでしょう。

 政治家が根回し・気配りの達人に目を付けて、己が利権を握る為の手足にしようと持ちつ持たれつ官僚を引き立て育てていくさまが見てとれますね。 
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「最後の選挙」と小沢氏は言った そして東国原「徴兵制」発言

朝、何気なくテレビのチャンネルを変えると、画面には小沢一郎さんの大きな顔が。うん? と思ってなおも見ると、鳥越俊太郎氏らを前に生出演でした。見逃した部分で何が話されたのかは分かりませんが、今、この時期のキーパーソンということでしょう。

 小沢氏は次の総選挙を「最後の選挙」と位置づけていました。

 最後の選挙……何の最後なのでしょうか……?
 
 政権交代のための最後の選挙……ではなく、議会制民主主義の存亡をかけた最後の選挙。

 表面上はそうでもないが、今、日本は、非常に厳しい、危ういところにいる、と私たちの国の現状を捉えたのは私の認識とも一致。
 景気が良いという経済も外需頼みで、政治・経済が瀬戸際に立っている、と小沢氏は考えているようでした。

 完全に、自公政権の失政ですよね。
 もっとも、あのイカレ小泉を支持したのは、まさしく国民の多数でしたが、それを後押し、というより先導したのがメディアその他でした。

 多分、あのコイズミ純一郎氏はこうした現状を予測できなかったのでは。彼は単純に、自分のあの施策でほんとうにこの国が良くなる、と考えていたのかもしれないですね。

 7月の参院選で、ようやく国民が論理的な選択をした、とも小沢氏は語ってました。
 そうかもしれません。これまでは論理的な投票行動が行われていなかった、と。

 大連立構想についても、かなり突っ込んだ質問を受けていました。
 どうも、大連立、という言葉が一人歩きしたという風に小沢氏は感じているようです。
 そしてまた、みんながしないというのだから、大連立はない、とも明言。

 しきりとドイツを引き合いに出していましたから、小沢氏の頭の中にはドイツのキリスト教社会同盟と社会民主党の大連立がお手本としてあったようで、自公式の連立ではない、と主張してました。
 具体的には、たとえば、自民党と公明党との選挙協力のようなことはありえない、と。

 なお、連立を持ちかけられた会談ではフクダ氏がかなりの歩み寄りを示し、互いに協議した結果をメモして党に持ち帰ったのだとか。

 きっと、連立を持ちかけた自民党側、福田氏が目論んでいた大連立と、小沢氏の大連立構想とは異なるものだったのだと思います。
 ただ、賢明な小沢氏のこと、そのことにまったく気づかなかったとは思えないのですが。
 
 フクダ氏の目指す大連立と小沢氏の頭の中にある大連立のどこがどう違うのか承知しているにも関わらずあえて連立の誘いに乗ろうとした小沢氏は、自民党との駆け引きの中で有権者の期待を裏切らずに民主党の独自性保ち、民主主義を貫くことが可能だ、と考えたのでしょうか。

 相手の懐に飛び込むつもりで大連立に合意してマニフェストに掲げたような生活重視の政策を行おうとすれば、それこそ自民党と民主党の綱引きは大変なものになるでしょう。海千山千、どんな手を使うか分からない自民党のこと、どこまで民主党は耐えられるか、大いに疑問を覚えます。
 ですから、連立をしていいとこ取りをし、自分たちの政策を貫く、というのは大きな賭けではないでしょうか。

 大連立でたとえマニフェストを実現していったとしても、それを自民党の手柄にされますよ、と鳥越氏にいわれてましたが、自民党に手を突っ込まれればどんなことになってしまうか、考えるのも怖ろしい。
 それは民主党の危機、というよりも、日本の民主主義の危機でしょう。

 それにしても酷い政治です。腐臭ぷんぷんです。
 カネと暴力が大手を振って表通りを歩くような出来事が、次から次へと起こります。
 私の周りにも、未来の日本を楽観視する人はいません。なんとかこの時代を助け合って生き抜かなくてはね、と話しながら、自分たちはまだいい、子どもや孫が心配だ、と口を揃えて言ってます。

 そこにこの人の発言。宮崎県の東国原英夫知事。
 
 知事公舎で行われた県民との意見交換会「県民ブレーン座談会」で、「徴兵制はあってしかるべきだ」と述べ、若者がある一定期間、自衛隊などで規律を学ぶのは重要だとする認識を示したとか。

 報道陣には、「徴兵制や軍隊とは言わないですけど、若者にはある時期、規律がきちんと身につくような教育が必要だと思う。そういったものの欠落が、今の社会の道徳や倫理観の喪失につながっている気がする」と説明したようです。

 なんだかなあ、つい、そんな偉そうなことをいうほどの人物だったか?! と思ってしまった。
 少なくとも私のイメージにあるのは、清廉潔白で志し高く有能な士、というものではありませんから、東国原知事は。

 軍隊がそれほど人間教育に良いところであれば、戦前の日本の軍隊はユートピアです。
 軍隊は人を殺しません。理不尽な虐めも出世競争もしませんし、いばりません。権力も欲しがりません。ひたすら国民に奉仕すること、世界平和に尽力することだけを考えます、てかっ!!(← 怒って少々興奮気味)
 
 
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 すずめさん、拍手コメントありがとうございました。

オーストラリアの方向転換

道路工事による片側通行で停車中、つい、前で停まっているトラックの車体に目が行きました。
 「KDC」と大きくあるのはイニシャルなんだろうな、と何気なくボディーに書かれた横文字を読んで少々複雑な気分。
 目が点になることともちょっと違うし、はてなマークが頭の中で飛び交っているような……。
 というのが、「DC」それぞれの文字の横には「deribarei」と「centa」といったつづりが見えたのです。まあ、一応「centa」とする気持は分かるとして、「deribarei」とはおそらくカタカナ語の「デリバリー」をローマ字にしたつもりだろうと推測しました。

 とすると「DC」とは「デリバリー・センター」。なあんだ、配送屋さんか、と納得しながら、納得できないのが「deribarei」。横文字にするつもりなら“delivery”でしょ? 

 横文字にするつもりがあったのかなかったのか? あったのならば間違いですし、なかったのなら新しい言葉遊び? と、なんだかよく分からない話でした。
 
 で、今日の話題は例によってBBCの記事から、オーストラリアでの政権交代に絡む話しです。まずはあらましを。

ラッド、アボリジニに謝罪

 先週土曜日の選挙で圧勝した労働党のラッド党首は、最初の国会会期中早期にオーストラリア原住民のアボリジニに対して過去の悪弊を公式に謝罪する。
 現首相ハワード氏は、何度もこの謝罪を拒否してきた。
 
 過去の悪弊とは、1915~1969年の間、何千ものアボリジニの子供たちが、オーストラリア政府の同化政策で白人家庭に引き取られて育てられたこと。

 過去の過ちで現世代が罪を感じるべきではない、として現首相ハワード氏はこのアボリジニーの「盗まれた世代」に十分な謝罪をすることに及び腰だった。

 来週首相に就任するラッド氏は、多くの政策分野で国の方向を変える、と約束してきて、京都議定書にも批准する。
 閣僚については副首相にジュリア・ギラード現労働党副党首を起用することが期待されていて、実現すれば初の女性副首相の誕生となる。

 以上。

 原住民の血を引く子供たちをまだ幼いうちに母親から奪い、白人家庭で白人の文化に染めて育てる……。

 ひとつの民族を抹殺しようとする事例は歴史にいくつも見られます。近いところではナチスドイツのホロコーストが有名ですが、トルコ政府が現在でも認めていない19~20世紀初頭のオスマン・トルコによるアルメニア人虐殺もよく知られています。

 ホロコーストの“絶滅収容所”は人の命を奪うだけでなく、人がこの世に存在していた記憶までも奪います。
 また、ひとつの民族を抹殺しようという試みは、こうした存在そのものを奪うにとどまらず、文化が、とりわけ言語が収奪の対象になることもあります。征服、あるいは占領された人びとの使う言葉が否定され、支配する側の言語が強制されるのです。

 同化政策の下でアボリジニの子供たちは自分の生い立った文化や自分たちの言葉を身につける前に親から強奪されて自らの出自を否定され、白人文化にさらされて育つことになります。母を奪われ家族を奪われると同時に意思疎通の手段として考える手段として、白人の言葉を強制されたわけです。

 他国のことばかりは言えません。私たちの国にも、アイヌの問題や大日本帝国が進出していった先での施策、とりわけ植民地朝鮮での問題があります。
 そして謝罪ひとつするのも大問題です。

 オーストラリアの新しい首相は、その謝罪を公式にするというわけです。これって、すごいことでしょ。自治体と協議して具体的な施策が 立案されるようです。現実にどのような形になるのか、ちょっと興味がありますね。    

 考えてみれば、悪名高い白豪主義に終止符を打ったのも新政権とおなじ労働党政権でした。政権が変わるというのはそういうことなのか、とあらためて思い至ります。

「悪名高い」といえば、そのうち指紋や顔写真を取る日本の入国審査体制も、この枕詞がつくかもしれません。
 コイズミ・アベ政権では「悪名高い」と形容される法が次々と量産され、福田内閣もそれを踏襲しようとしています。
 これからはその一つひとつを覆す道を求めていかなければなりませんね。
 
 
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日本は金持ち国だが……

私がよく覗くBBCのサイトで、数日前に大阪のホームレスが取り上げられていました。
 ちょっと気になった、7枚の写真からBBCが見た日本のホームレス事情。ざっと読んでみます。

 大阪のホームレス人口は、公式には7,700人。非公式には10,000人以上。

 その前日、アパートを追い出され自転車も盗まれた男性。子ども時代にプールで遊んだ公園に来た。
 昨晩はほんとうに寒かった、と男性は言います。たき火に暖まりながら、いいからここにいな、とでも言われたのでしょうか。その時まで、ホームレス支援団体のことは知らなかったようです。

 米代とガス代として一月1,000円を払えば、誰でも第1、第3日曜日に無料で食事ができる。始めたときは40人ぐらいだったのが、今では80人以上の人たちが参加しているとか。

 農地が提供されて、1年前から野菜を育て始め、毎週日曜日の朝、自転車で1時間かかる畑に向かう。初めての収穫があったばかり。(テントを張った)公園で野菜を売れば、1万円ぐらいにはなるだろう、と言う。

 元シェフの62歳。今ではテント村でみんなのために食事も作るが、アルミ缶を集めて稼ぐ。子どもの時から野菜を育てたことはない。

 公園のテント村生活歴6年の男性。
 地元自治体のシェルターに入ったけれど1年もいなかった、と語る53歳。2002年の2月にシェルターを出たが、今でも無職。怪我をして働けないが、支援団体が面倒を見てくれる。

 たきぎの材料は家具工場からもらう。寒さをしのぎ暖をとるのが大きな問題だ。

「シェルターには行けるが行きたくない。行ったら最後、自分のテントが片づけられてしまう」。
「シェルターに行けば仕事を捜して3カ月後には出ることになっている。でも年とったものに仕事なんかないも同然だ」。

 ***以上、大阪テント村から***

 そして今日は7月の地震以来、いまだに仮設住宅に住まざるをえない柏崎の老人家庭の記事。以下、そのあらまし。

 刈羽原発では放射能物質が海中に漏れ、地元の人たちには今なお深刻な混乱が生じている。
 
 妻と母親と共に仮設住宅に住む78歳の男性。母親は寝たきりだ。
 駐車場のようなところに立てられたプレハブ小屋。少しでも家らしくなるように、大きなガスボンベの横にある玄関ドアの外には植木鉢を置いている。

 これからやってくる本格的な寒さの心配。
 家財道具で溢れた狭い室内では寝場所を確保することもむずかしい。地震で壊れた家はまだそのままで、住むには危険だ。
 保険では家の再建費用の全額はカバーできない。自治体からの支援は限られている。銀行は年金生活者に貸すのを好まない。
 
 町を再建し全ての被害を補償するための包括的なプランをまとめようとしている、と話す柏崎市長は、大工不足、屋根職人不足を指摘。
 また、高齢者の多い町で多くの年配者の住む古い木造家屋が倒壊してその生活再建が非常に厳しいとも語る。
 
 柏崎のような町は中央政府からの財政的支援が得られるには得られるが、費用の全額がカバーされるには至っていない。
 
 専門家は、日本は地震の影響を減らす対策にもっとお金をかける必要がある、と主張。

 日本は金持ち国だが、お役所仕事はは遅々として進まない。役に立たない。
 多くの店が今なおシャッターを下ろし、夜ともなれば飲み屋にも通りにも人影はまばら。
 
 この冬を、そしてその後、多分何ヶ月もプレハブ小屋で過ごさなければならない被災者たち。
 一刻も早く家に戻りたい、と訴える。

***以上、柏崎から***

 
 こうした記事の前は高齢化社会を迎える日本の老後の生活不安について記事が書かれていましたから、“金持ち国”日本の影をシリーズ化してレポートしているのかもしれません。

 で、「日本は金持ち国だが」の下りは耳が痛いですね。
 
 日本は金持ち国だが、ホームレスや地震被災者の支援も満足にいかない。
 それでいて、金持ち国だからでしょうか、グアムに移転する米軍のために、1戸8,000万もする住宅を3,500戸も建ててあげる。
 たしか、いつかの森田実さんの話では、あまりの“ぼったくり”に「ひどいじゃないか」というと、「いや、どんどん取ってくれ、と日本側が言うのだ」という米国側の反応だった、ということでした。

 これだけあったら、ホームレスにも災害被害者にもその他諸々の困っている人にも持続可能な支援をするため、もっと知恵を絞って良いプランができそう。

 そういえば、先の日米首脳会談での米国側の関心は、このグアム移転や思いやり予算に関するものが高かったですね。インド洋給油はその次です。

「思いやり予算」は年間2,300億円ほど。
 米国側は「受け入れ国支援」といい、同盟国の“貢献度”として国防総省の年次報告書で額が明記されています。
「貢献度」ナンバーワンの私たちの国。
それにしても「貢献度」とは露骨な言い回しですが、「思いやり予算」という言葉のウソよりましですね。
 
 
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山田洋行 インド洋給油

すごい。一昨日23日付の「日刊ベリタ」に掲載された「山田洋行がインド洋給油に介在」。

 「自衛隊の退官者や現役隊員らで組織する非公式情報機関は22日までに、11月1日から停止されている海上自衛隊のインド洋での給油活動について、

守屋前 防衛次官と長年癒着してきた山田洋行が米国から燃料を購入、海自補給艦を介して米艦船に給油してきた』と明らかにした。また、補給艦の給油活動日誌の紛失 事件はこの事実を隠蔽する工作だったと断言」したそうです。

 日誌の紛失事件についても給油用の燃料購入についても、多くの人が疑っていたでしょうが、いかんせん、証言も証拠もなかったわけですよね。そこにこうして証言が出ると、やっぱりなあ、と誰しもが思います。

 国家機密のベールの向こう側に、どれだけの利権が隠されているのだろうか? と誰でも疑問を持ちますよね。
 インド洋での海自の給油活動についても、どれだけ政府はウソをついてきたことでしょう! こと米国・米軍に関しては腫れ物に触るような姿勢を貫く政府がついてきたウソは、利権問題に限りません。

 ウソを隠すためにはまた嘘をつく、つまりウソの上塗りをしなければなりません。民主主義本来のルールで審議すればするほど、このウソがほころび始め、露呈してくる。どうりで数を頼みの国会運営になってくるはずです。そして参院選の結果、数が頼めなくなると、またいろいろと画策してくる。

(それにしても、衆議院自民党のその他大勢組、コイズミ・チルドレンなどは、どれほど高尚な理念を述べようと単なる評決反応マシーンになっているだけですよね。いったい彼等はこの防衛庁/省を舞台にした利権構造から米国命の政府・防衛省・外務省の姿勢まで、なんと思っているのでしょうか。
 コイズミ・パパについてはこれっぽっちも疑うことなく、額賀・石破その他のいい訳も“その通りに”信じているのでしょうか。
 それともマシーンに甘んじていさえすれば、安全と思っているのでしょうか。
 ちっとも“顔の見えない”人たちですね)。

 参議院に対する衆議院の優越だって衆議院の方が国民の意思に近いと考えられていることからくるわけで、そもそも憲法を定めた時のこの精神を顧みることがなければ説得力を持たない、と私などは考えるのですが。

 党利党略で衆議院の優越を利用せず、憲法の精神を尊重してください。参院選で示された民意が分からなければ、解散・総選挙をしてください。
 だいたい、2代続いて民意を問うことなく与党の中で勝手に決めた内閣でしょ。

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クラスター爆弾と日本

何日か前の毎日夕刊の記事ですが、クラスターの不発弾が投下国に除去責任のあることが禁止条約に盛り込まれることになったとか。

 今年2月にノルウェーのオスロで開催された49カ国が参加した会議で、2008年中にクラスター爆弾の使用・製造・移動・備蓄の禁止条約を実現させることを目指すという内容の「オスロ宣言」が採択され、5月にはペルーのリマでも68カ国が参加。

 そして12月にはウィーンで開かれることになっているそうです。
 このウィーンで開催される会議でのクラスター爆弾禁止条約案に、この爆弾を他国領で使用したことのある国に、問題の不発弾の除去に協力する責任のあること、除去作業への支援と必要な情報提供を求めることも明記された、ということです。

 別名「チャイルド・キラー」とも呼ばれるあんな危険なもの、ばらまいた国の責任で除去するのは当たり前だ、これまで当たり前のことがされていなかっただけだ、とちょっとほっとした気分を味わいました。
 
 でも私たちの国は、オスロ会議にもリマ会議にも出席したのですが、オスロ宣言には署名をしなかったんですよね。同宣言には「採択を留保した国」として、ポーランド、ルーマニアと共に日本の名が記されています(そもそも、米国、ロシア、中国といった重要国は会議に不参加)。
 リマ会議では、「不発率の極めて高い旧型のクラスター爆弾は廃棄すべきだ」という共通認識を各国が示すなかで、「廃棄するかどうかは今後の議論」と主張する日本が、ずいぶんと浮いた存在だったとか。

 おまけに、航空幕僚長とかいう自衛隊のお偉いさん、が「不発弾による(日本人の)被害も出るが占領される被害の方が何万倍も大きい」と言ったり、久間防衛相(当時)が、「「日本は(国を)守るときにそれに代わるいい武器がない。海岸線が長くて(敵が)着上陸するときに水際で防がないと守りにくい」と説明したり。
 
 ちなみに自衛隊が保有するクラスター爆弾は旧型で、アメリカ製を国内でライセンス生産し、累積購入額148億円。そこから保有弾頭数は数千発と考えられるらしい

 で、このオスロ、リマでの会議で煮え切らない態度や反対の姿勢をとって肩身の狭い思いをした私たちの国の政府は、6月に開かれた特定通常兵器使用禁止条約(CCW)政府専門会合で、前向きの姿勢を見せたようです。

 といえば聞こえはいいのですが、もともとCCWで議論の進まないことに不満を持った国々が2008年までに条約締結を目指すオスロ宣言をまとめたわけです。

 一応、この11月の特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)締約国会議ではクラスター弾の人道上の懸念に早急に対応するための交渉を行う政府専門家会合を設立することが合意されました。

 ところがこのCCWは、全会一致が原則となっているので、例えば、米国なり中国なりロシアなりが反対すれば、禁止条約はまとまらない
 日本はそれを承知で「クラスター弾の人道上の懸念に対処するためには、主要な生産国及び保有国が参加するCCWが最も効果的な枠組み」と言っているのです。

 あああ、こんな姑息な手段で、いちおう平和を目指し人道に配慮しているような素振りを見せて、その実、兵器を消費したがる米国に追随している。。。。

 国内でも政府そして外務省や防衛省のごまかしがだんだん見え始めました。でも、多分、国際的にはこんなごまかし、とっくの昔にばれているのじゃないのか!? と思います。
 もちろん米国もロシアも中国も口には出しませんが、内心、こんな見え透いた態度をとる日本を馬鹿にしているかもしれません。

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ヘリオトロープさん、喜八さん、愚樵さん、拍手コメントありがとうございました。

ご近所さんの共産党評

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 最近、ご近所さんとおしゃべりの最中、共産党がちょっと話題になったことがあります。


「とにかく、共産党って、情報収集力がすごいのよ」と私。


 すると相手のご近所のおばさまはすかさず言うのです。


「じゃあ、なんであんなに嫌われるの!?」と。


 情報収集力がすごい → 人から嫌われるのはおかしい、という話の展開になってしまいましたが、そんな論理の飛躍はない、と怒らないで下さい。井戸端会議はこうしてときどき妙な方向に発展しながら進んでいったりするのですから。私も相手に合わさないと話しになりません。


「やっぱり、昔、アカとかナンとか、さんざん悪く言われたものね、それがまだ尾を引いているんじゃない?」と私。


「そうなんかね?」とご近所さん。ちなみにこの方は戦中派の70代。


「うん、でも共産党が手に入れた情報も、大手メディアはよく無視するのよ、それでみんなが知らないのよね」という私の言葉に「うん、うん」と頷くご近所さん。
 まあ、そんな話しをしながら、ちらちらっと、ネットで仕入れた情報をご近所さんにおすそ分けするのです。


 それにしても、典型的な無党派の私ですが、「じゃあ、なんであんなに嫌われるの!?」というご近所さんの言葉には驚きました。


 市内の大手企業から中小企業、商店主から開業医まで、蛇蝎の如く共産党を嫌っている人を何人も見てきましたが、社交家で愉快でちょっと皮肉屋さんのこのご近所さんがそこまで言うとは、完全に予想外でした。


 おいおい、共産党さん、野党の一角を担うかけがえのない存在としては、ちょっとまずいのではないでしょうか? と心の中でつぶやく私でしたが。


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指紋情報・顔写真データ義務づけ マイクロチップ埋め込み

米国に赴任する知り合いが渡米前に愛猫の体内にIDチップを埋め込んだ、と聞いたのは昨年のことです。

  人体に埋め込む ID チップ「ベリチップ VeriChip」 などを開発しているアプライド・デジタル・ソリューションズApplied Digital Solutions(ADS)は家畜やペット用の体内埋め込みチップ「バイオサーモ・チップ」も販売し、日本では大日本住友製薬がその独占販売権を持っています。

 商品名は「ライフ・チップ」。
lifetip.jpg


 ここに「ライフ・チップの未来予想図」というものがあります。

「僕は可愛いペットを守るために開発された『ライフ・チップ』」で、これさえあれば、たとえば、

ペットの居場所が瞬時にわかり(GPS)、
体調の変化を伝えるバロメーター(体温測定)となり、
病院では、いつでも手ブラでスムーズに診察(電子カルテ)でき、
自宅では、病院での診察記録が確認(電子カルテ)でき、
自動開閉認識によって、 いつでも安心して、ひとりでお散歩(ウォークスルー)までできる、

 というようなことが言われています。

 さて、昨日から始まった“改悪”入国審査法で、私たちの国に入国する外国人は指紋を採られ顔写真も撮られることが義務づけられたことについて、白川勝彦さんが「国益を損なう愚挙!!」と断言し、

「こんな政権にわが国の政治を委ねていては、わが国は衰退する。1日もはやく自公“合体”政権は打倒しなければならない

 と激怒されていますね。

 この問題については「他文化・他民族・他国籍社会で『人として』」さんがずっと追跡しています。

 また、どなたかが、このシステムが今に外国人のみならず国民にまで広げられるのではないか、と危惧されていましたが、私はこれに加えて、現在は動物に埋め込まれたりしているチップが、今に監視システムとし人間に埋め込まれてしまうかもしれない、と気になります。

 あなたの大切なお子さんがどこかで危険な目に遭うようなことがあっても、徘徊する高齢者の方々がどこに行かれても、これさえあれば大丈夫! とか、
 あなたご自身も御家族も、手ぶらで簡単に、たとえ旅先にあっても、スムーズに医者にかかれます。ご自宅ではいつでも病院の診察記録が確認できますよ!

 とか囁かれて、今に全国民にマイクロチップが埋め込まれないとも限りません。下は、代表的なマイクロチップ、ベリ・チップVeriChip
VERICHIP.jpg

 さて保坂展人さんは「どこどこ日記」で19・20日の2日間にわたって、改悪入管法で導入されたシステムについて、また別な角度で問題提起されています。

 そこに出てくる「アクセンチュア」という名の企業は、確かに去年の記事にありましたね。

指紋情報・顔写真データなどの生体情報の「認証装置及び自動化ゲート」のソフトウェア開発と実験の業務を、わずか10万円でバミューダに本社を置くアクセンチュア株式会社が落札(平成17年9月12日)している」。

 で、驚くのは保坂さんの次の指摘です。

私たちは「管理社会」「監視社会」を問題にしているが、いわゆる「管理主義者・監視論者が「理念」や「哲学」のもとに、9・11テロ事件以後の日本社会の 「アメリカ化」を進めているわけではないということだ。むしろ、アメリカ政府と100億ドル(約1兆1千億円)という巨大な規模で契約をした大手コンサル タント会社が、レールを敷いてスケッチを書いて、後は日本の役所が法案をつくるだけということになってはいないだろうか」。

 昨年の記事ですが、今巨額の防衛利権と政官産の癒着構造の問題が明らかになるにつれて、やけに真実味を帯びて迫ってきます。

 さらにこれらのことが米国と手を携えて実施されていくようになっていたみたい……。

 うーん、ゆうちょ・かんぽの日本の富を差し出すだけではまだ足りないのか、そのうち私たち一人ひとりに米国由来の技術であるマイクロチップを埋め込む契約まで利権の対象になってしまうかも。
 で、どこに行こうと隠れようと瞬時に見つかり、死ぬまで利用し尽くされるのか?! 

 と、怖ろしいことを想像してしまいました。
 ああ、こんなことがあくまでも杞憂でありますように! モーソーでありますように!

 
 
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政軍産官複合体 軍事費後年度負担

久しぶりに「安原和雄の仏教経済学」を読んでみると、毎日新聞論説委員として書かれた20年前の社説が載っていました。あらためて安原さんの慧眼に感じ入ります。

 中曽根政権時代、軍事関連の契約高が1兆円を超えたとき、氏が書かれたものです。

「まず指摘したいことは、兵器生産の増加とともに防衛費そのものが自己肥大していく危険 である。戦闘機や護衛艦など高価な兵器はほとんど後年度負担方式と呼ばれるツケ払い方式によって調達される。たとえば最新鋭戦闘機F15は1機115億円 で、83年度(昭和58年度)予算では13機、総額約1500億円分を認めたが、実際に予算に計上したのは、そのうちのわずか0.2%分の3億円強にすぎ ない。残りは全額後年度負担として次年度以降のツケに持ち越された。83年度防衛予算の後年度負担額は全部で2兆円にものぼっている。
 このツケは次年度以降の予算に計上される。このツケの支払い分が年々ふえており、いまでは防衛予算のなかで30%近くにまで達している。
 財政赤字下で財政再建が叫ばれながら、その裏では、実はこのような防衛費突出を促す事態が進行しているのである。


  わが国の兵器生産は三菱重工、川崎重工、三菱電機、石川島播磨重工、東芝、日本電気な ど少数の巨大企業に集中している。半面、兵器のエレクトロニクス化に象徴されるように高度の技術集約化が進むにつれて、技術力の高い中堅企業の防衛分野へ の進出もみられ、軍事関連企業数は年々ふえている。こうして防衛産業のすそ野は着実に広がりつつある。
 このことは、とりわけ景気低迷期には産業界に軍需への期待を抱かせ、それがまた防衛費を突出させていくという、双方のもちつもたれつの関係が成熟する危険なコースへと踏み込んでいく。

 長期的視野に立ったとき、経済の軍事化が日本経済の将来にとってプラスでないことは明らかである。
 なによりも、かつてアイゼンハワー元米大統領が警告した「軍」と「産」との相互依存体である軍産複合体が根を張っていくことを恐れる。政治、経済の両面にわたって「軍」の顔が大きくなると、それを押し戻すことはなかなかむずかしいからである」。

 20年以上も前のこの社説に続き現在の軍産癒着の構造についての情報・考察もありますから、ぜひ一度、安原さんのブログをお読み下さい。

 で、私ですが、この「後年度負担方式」というものは知りませんでした。もしかしたらニュースなどでふれられたかもしれませんが、まさか国がツケ払いをしているとは思いませんでしたから、たとえ耳に入ったとしても聞いていなかったのではないかと思います。

 どうせ支払いは数十年後だ、と醵出された年金を使ってしまった国の姿勢にも通じると思いますが、とにかく後へ後へと支払いを延ばしていく。とりあえず、目の前のお金は使ってしまえ、後から支払えばいい、ということだったのでしょうか。
(もっとも、厚生年金は軍事費調達手段として考えられたので、最初から支払うことは考慮されなかったようですが)。
 
 これは消費者としていつも肝に銘じていることですよね。カードはなるべく使うな、使っても1回で支払えないものは買うな、等々。クレジットと言っても借金に変わりありません。やっぱり借金は怖いですから。
 どうも昨今の“ばくち打ち”経済の仕組みと同様に、この手のツケ払いには手放しで喜べるものではありません。

 ためしに「後年度負担」で検索してみると、ゾロゾロ出てきます。
3月の朝雲ニュース」 の数字を見ると、

 海上自衛隊の平成18年度の歳出総額1兆892億円のうち、
人件・糧食費4134億円、歳出化経費5330億円、一般物件費1427億円。新規後年度負担は5286億。
 ただし、既定の後年度負担は歳出化経費と呼ぶようですから、繰り越されたツケ払いは5286億+5330億=10,616億円となります。
 
 で、なにかやましいことがあると、この「歳出化経費」のように、分かりにくい言葉が使われるんでしょうか。

 艦艇に使われる総額1704億円のうち後年度負担は1698億。
 航空機については総額266億円の全額が後年度負担。

 後年度負担も下の図を見ていただければ分かると思いますが、翌年一括払いではありません。「原則5年以内」で支払いを終わらすことになっているようです。でも、一般的に言って、原則ってよく無視されませんか。要は「リボ払い」で装備品を買っているということでしょう。
 企業から見れば、将来も安定した収入が得られる上々得意様。
15z23311.gif
 過去の年度の契約に基づき支払われるのが「歳出化経費」で、その年度の契約に基づき支払われるのが「一般物件費」ですから、新規後年度負担の初回払いはこの「一般物件費」の中に入っているのでしょう。
 ふー、まったくもって分かりにくい。

 20年以上も前に警告した「“軍産複合体”の増殖」の現在の結果を「構造的利権の中の政軍産官複合体」と安原さんは呼ばれています。もちろん、この複合体は米国のそれとも呼応して、密接につながっているわけです。

 軍事機密の壁の向こう側には巣食い、機密をいいことに好きなことをしていますね。

 19日月曜日の毎日夕刊。「なくならない官僚の不祥事」と題して大宅映子さんと東北公益文科大大学院教授とかの北沢栄氏の意見が掲載されていました。

 大宅氏は、

「問題は、日本が世界に冠たる経済大国になっても、今だに官に富の分配権を持たせ続けていること。官僚から個人の手にそれを取り戻す、ほんとうの意味の構造改革が必要だ」

 と言ってるのですが、「官僚から富の分配権を取りもどす“個人”」ってどんな個人を指すのでしょうか。ちょっと分かりませんでした。

 北沢氏はやけに小池百合子元防衛相を肯定しています。何考えているのでしょうね。曰く、

「守屋氏が長い間、事務次官として君臨し続けたことも、官僚の世界では異常だった。小池さんが異を唱えなかったらまだ居座るつもりだった。小池さんが結果的に再任されなかったのは、それ自体が汚点だろう」。

 この方の「『官の自己増殖』をくい止め、天下りをなくすには、早期退職とキャリア制度という二つの慣行を廃止すべきだ」という意見には同意できますが、この小池評は納得いきませんね。
 もともと守屋氏が防衛庁・省で長期に居座ったのはコイズミ政権の下。
「再任されなかったことそのものが汚点」とは、買いかぶりもいいとこ。というより、あまりの手離し讃辞にかえっていかがわしさを感じてしまいます。

 私たちよりもよほど情報もたくさん持ち、かつ国政に近いところにいて(11月から参院行政監視委員会、客員調査員)防衛庁・省の構造的な問題についてよく知る立場でしょうに。

 やっぱり、小池、そしてコイズミといった人たちはどこかの勢力から守られているのかな? 

 

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戦火の中にも生活がある

東北地方に今年一番の寒気が流れ込んでいるというニュースに、私は50年近く前の初冬の新潟を想い出していました。父の転勤で新潟に着いたのが11月の26日(と記憶しています)。みぞれ交じりの冷たい小雨に身体を震わせたものです。

 湿度が高くて寒い雪国の冬はもうスタートしていますね。

 さて下は、ペシャワール会11月のカレンダー 。

20071119120726.jpg

上の絵の一部を拡大。

ラクダでしょうか、摘み取った綿花を運んでいます。

20071119120758.jpg

 綿花摘みと出荷を終えた日の夕刻、長老ラシッド・ババが、丘の上で開いたパーティを忘れられません。メロンや西瓜、そして葡萄や小粒の林檎が甘く香ってましたね。街道筋のチャイハナから届いた焼きたてのナンやカバブの匂いが、夕凪の丘の上に漂っていた。大事主のラシッド・ババが、頑迷に孫2人と丘の中腹の小さな家で暮らしているのには、何かわけがあるので方ね。しかしあのパーティで、ババが一族を率いて北の王のように堂々としていることを再確認したものです、一度、ロバと犬と羊のいるババの小さな家に泊まりたい、とお伝え下さい。ババの若かった頃の話しが聞きたいのです。
闘いで片足を失った君が、ババと心が通じ合う隣人として暮らしていてくれること、ババの御家族は勿論、我々友人達にとっても、ありがたいことだと思っています。サラーム。

 これが11月の賛。

 かつて綿花はアフガニスタンの重要な輸出作物でした。
 いつか私がデパートで購入した夏のワンピースの材料には「トルファン綿」と表示されていました。はるか中央アジアの地で育った作物がそうして私の手元に既製服となって届くことに感動すら覚えたものですが、アフガニスタンの綿花は当時ソ連に向けて輸出されていたようです。
 
 現在の生活の一端はこんなところでも知ることができますが、一般市民が犠牲になるニュースが多いですね。
 
 雪国に降る冷たく重い雪の下にも、アフガニスタンの戦火の中でも、人びとの生活があります。甲斐大策さんの絵に添えられた賛に描かれたような生活も、現在では過去の話になっているでしょうね。

 どうも政治家になると、人びとの日々の営み、生活のこと等を考えなくなるのではないか、とよく感じます。
 グローバリズムの発想自体、生活とかけ離れ、数字とにらめっこしたビジネスから生まれたものでしょうから。

 コイズミ-竹中の饒舌・軽薄・煽動の政治、アベの奇妙な理念先行の政治、国防を口実にして注ぎ込まれる巨額の税金にたかる政・官・財のメンバーたち……。守屋、額賀、久間、その他にもいるわけでしょ?

 みな、国民の生活はそっちのけにして、己の懐を潤すことばかり考えていた、というわけですね。
 そこが、属国の属国たる所以。
 米国に頭が上がらずに溜まったフラストレーションを解消するのにも、せっせと利権に触手を伸ばして、それをもとに更に己の地位と利権を強化するのかな。

 国民の生活を置き去りにした政治にいい加減愛想を尽かした結果のひとつが昨日の大阪市長選だったのかしら、なんて思っています。

 
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ホワイトハウスでのフクダ氏の誓いと世界最強の武器セールスマン

父親同士が大統領と首相で、本人たちは互いに石油業界で働いていた、と話を切り出したブッシュ・ジュニアに、別れ際首相は、父親とレーガンとブッシュ・パパ、それぞれ日米の元首脳3人が一緒に納まった写真パネルをプレゼントしたとか。

 ふ~ん、それがどうかしたの? と言いたくなりますが、BBCでも言われてますね。  

「(Mrフクダは)一家の伝統にならってホワイトハウスを訪問している。父の福田赳夫首相(当時)も1977年にホワイトハウスでカーター大統領と会談した」

 とかなんとか。

 フクダ一家に限らず、日本は新しい政権ができるたびに米国にご挨拶に行ってるのじゃなかったかしら。うーん、挨拶にはいろいろとお土産が必要なのよね、と自虐気味に言ってみる。

 それにしてもMrフクダは、新テロ特措法成立に並々ならぬ意欲があることをMrブッシュに示したようですね。

「米国主導のアフガニスタンでのオペレーションに対する海上自衛隊の支援をなんとか再開させる」「できるだけ早くインド洋における海自の給油活動を再開するために、早期の法案成立に向けて最大限の努力をする」とブッシュ大統領に確約したそうです。

 この法案の参院通過が難しいところから、衆院での再議決を見越して国会会期の再延長、それも年を越して来年1月半ばまでの延長が言われ始めたらしい。

 で、その衆議院再議決で法案が成立したのはいずれも戦後間もない時代で、この50年間は一度も行使されていません。それほど衆議院再議決は変則的なことのようです。

 二院制の意義を尊重すれば、そうそう簡単に参院で否決されたものを数を頼んで衆院で再議決・成立させることに慎重にならざるを得ないのは当然でしょう。

 しかしBBCでは、給油再開のためにはできることはすべてするとMrフクダが“誓ったvowed”とあります。
 会談内容について比較的詳しく報じているasahiでも、単に“約束”したといってるだけですが。英語圏の国では“誓った”と理解されているのかしら。

 でも、そんなこと“誓って”大丈夫ですか? アベ氏に続いて、フクダ氏の自爆辞任なんてことはないと思いますが。

 防衛利権については何と言っても米国がらみのことが多いでしょうから、米国側が与党政治家たちの弱味をしっかり握っているのでしょうね。それでいつでも都合のいいときに、米国側は小出しにも大出しにもできる……やっぱり買弁だぁ。。。

 私の周りのおばさんたちは、与党の主張する「給油=安上がりで安全な国際貢献」ということに半信半疑。野党はもっと丁寧に、テロ特措法が国際貢献になっていないことを説明してください。

 それにしても米国という国は、イラク泥沼化の上に、さらに中東の不安定化をうながすつもりでしょうか。

 ロイターによると、最大の買い手となるサウジアラビアのほかに、アラブ首長国連邦、クウェート、カタール、バーレーン、オマーン等の湾岸協力会議加盟国に、数十億ドル規模の武器を販売する計画らしい。

 ロッキード・マーチン、ノースロップ・グラマン、ゼネラル・ダイナミクス、ボーイング、レイセオン等の米国企業がまたまた儲かるらしい。

 やっぱり、米国大統領は世界最強の武器セールスマン?



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貧しさを作り出す政治とか混合診療とか

昨日1日のうちに、叔父との会話と友人との電話でのやりとりで、期せずして貧しい時代の日本のことが共に話題に上りました。

 同い年の友人は、わが家の子どもとも同い年の子どもを持っています。

 私たちは年齢的にもう先が見えてるよね。これから何十年も生きれるとは思わない。だけれど、子供たちのことを考えると、心配なのよね。
 あの子たちは、これから何十年も生きていかなけりゃならないしね。
 自然とかの環境も大事だけれど、生活そのものが心配よね。
 これからどうなちゃうんだろうね。

 私たちが求める生活なんて慎ましいものよね。
 昭和30年代に育った私たちは、貧しい生活も知っているものね。
 でも、子どもは豊かになった日本の生活しか知らないもの。
 これからの日本人の生活が心配だよね。

 昔、「パパは何でも知っている」なんかの米国のホームドラマを見てすごいなあ、と思ったけれど、今は私たちがそんな生活しているものね。

 等々といった友人の言葉。

 どうもこれからの日本人の生活はこれまでのように上昇一点張りとはいきそうもない、そんな気がする、というのが友人と私に共通した認識でした。それで、貧しくなった日本に子供たちが耐えられるか、と友人は心配するのでした。

 ところがところが、同日同じような話しが80を過ぎる夫の叔父との会話でも出たのです。退院するのに付き添った後、いっしょに食事をしながら話題になった昔の話し。
 十代で結核に感染、発病して、戦時中はかつての馬小屋で寝かされていたという話はこれまでもたびたび聞いています。戦争の時代を寝て過ごしながらもどうにか生き延び、戦後のマイシンの治療に間に合って健康を回復。他人はもちろん、自分も予想しなかった長寿を得た人です。ペースメーカーも入れてるから、もう心臓では死ねんなぁ、と笑います。

 その叔父が、いくら昭和30年代に育ったからといっても、戦前の貧しさは想像できんよ、と言います。それほど日本という国の貧しさは、凄まじいものだったらしい。

 そういえば、2.26事件に関係した兵士たちの身上書の一部が埼玉県史別冊『2.26事件と郷土兵』の続編に載っていました。そこにあったほとんどは小学校卒の学歴に「極貧」や「貧」の家庭環境。それでも、あまりのことにワンランクさばを読んで記入されているため、実際はもっとひどい状態だった「貧」は「極貧」と考えるのが妥当であるといいます。となると、「極貧」は「極極貧」あるいは「超極貧」となるのでしょうか。

 そんな貧農の師弟たちは、今でも一部残る麻布3連隊のモダンな鉄筋コンクリートの建築にさぞ驚愕したことでしょうし、白いご飯を食べて、「皇軍」の一員になったことをかみしめていたかもしれません。

 そんなことを考えていると、いいえ、貧しくなってはいけない、貧しくなるのが時代の流れだ、等と考えてはいけない、と思いました。

 コイズミ純一郎は「カイカク」を推進するとき、真面目な国民に「米百俵の精神」を説き、「痛みに耐えろ」と吠えました。
 そうした中でしわ寄せは弱者にきて、痛みに耐えきれない人たちの怨嗟の声が日本中で聞こえるようになりました。

 貧しさを作り出してはいけない政治が、貧しさを許し、唱道したともいえる「カイカク」。
 カイカク幽霊がまだ大手を振って歩いてる、の感を強くしたのが、規制改革会議の「混合診療全面解禁」を12月にまとめる第2次答申に重点事項として盛り込む方針」という決定。

 7日に東京地裁であった、混合診療の原則禁止を制度としている国側に対する違法の判決です。「現政権にノー」のsee21さんも書かれています。「保健医療への外資進出の怖れ」です。

「混合診療を原則として禁止する国の政策を違法とする初めての司法判断を受け、規制改革会議は全面解禁を求めることにした」といいます。

 前々から囁かれていた混合診療がいよいよ 政治日程にのぼってきましたね。

 
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守屋喚問とか 3.5兆ドル戦争の「隠れ費用」とか

今日午後の参議院外交防衛委員会で守屋氏は、宮崎前山田洋行専務の接待に同席した政治家は額賀、久間の両氏であること、またここ数日拙ブログで話題にした秋山直紀氏も同席したことを証言しましたね。ただ、宮崎氏の「接待」については「承知していない」というような曖昧な表現で答えていましたが。

 久間・山崎・額賀・飯島の4氏のうち、ふたりの名前があがりましたが、あとの2人+コイズミ氏はどうなるのでしょうか。それに、名前があがっただけでは、まだどうにかなるものでもないでしょうし。

 まあ、それにしてもインド洋上での海自の給油活動について、民主党浅尾慶一郎氏が質問した時だったと思いますが、F76燃料に関わることをいろいろ尋ねられても、ただ「承知しておりません」とこたえるだけでした。
 米国国防総省の国防エネルギー支援センター Defense Energy Support Center DESCのことも「承知しておりません」。

 防衛庁・省の事務次官を4年間もしてきたわけですから、知らないはずはない、と誰でも思います。それを承知で「承知しておりません」と答えるんですね。
 私たちの目から見れば、この「承知してません」で、ますます疑惑が深まった、というところです。

 さて、先頃、米国民主党が、2017年までのイラク・アフガニスタン戦争にかかる費用が3.5兆ドルにのぼる、という試算を発表したようです。1ドル110円で換算して385兆円です。
 
 米議会予算局(CBO)が10月に発表した、10年後の2017年までイラクやアフガニスタンでの対テロ戦争が続いた場合、01年9月の米同時多発テロ以降の戦費総額が約2.4兆ドルに上るという試算よりも1.1兆ドル多い。
 そこまで巨額に上ったのは「隠れ費用」のためだといいます。

 2005年8月に立花隆さんが「イラク“3兆ドル戦争”がアメリカにもたらしたもの」で、ニューヨーク・タイムズ紙に掲載されているイラク戦のコストから話しを起こして、

「戦争経済は結果的に国力を衰退させる」
「3兆ドル戦争に突入すれば米経済は確実に破綻する」

  と語っています。

 そして以前から言われていたことですが、この3兆ドルという額が、ちょうど私たちの国のゆうちょ・かんぽの資金340兆と重なってしまうわけですね。
 
 なお、前述の「隠れ費用」とは、立花さんの記事では「退役兵にかかるコスト」「戦費の赤字分の繰り延べ償却費用」「戦争によって原油価格が5ドル上昇したことでもたらされる米国経済全体へのマイナス効果」等を指すようです。

 3.5兆ドル試算がブッシュ政権に対する米国民主党の痛烈な批判であることを考えても、また立花さんの論の正否をひとまず置くにしても、イラク・アフガン戦争が米国国民にのし掛かってくる負担は、私たちの想像をはるかに超えたものかもしれません。

 そんなひとつが退役軍人を巡る問題でしょう。
米CBSテレビの調査で、米国の退役軍人は1週間に120人の割合で自殺しているそうです。2005年には少なくとも6256人の退役軍人が自殺。
 米国には約2500万人の退役軍人がおり、うち1600万人がアフガニスタン、もしくはイラク駐留経験者ということです。

 私たちの国でも昭和30年代前半まで、街に出るとよく義足をつけたりアコーディオンを鳴らしたりして募金をしている傷痍軍人の姿を見かけました。
 現代の米国では、もちろん身体に障害を負った人もたくさんいるのでしょうが、外見は何ともなくても心が苛まれて苦しむ人が後を絶たないのかもしれません。

 何度か拙ブログでも取り上げたベトナムから帰還した元アメリカ海兵隊員アレン・ネルソンさんもそんなひとりだったそうです。

「戦争のことは、ひとことも語りたくない。でも、戦場のシーンはひとときも私の頭を去りませんでした。毎夜、悪夢に苛まれます。戦場の累々たる死体の情景が甦ってきます。ジャングルの中で泣き叫ぶヴェトナムの子供たちの声が聞こえてきます。そして死体の悪臭が漂ってきます」。

 忘れたい、と思っても五感で感じたものは忘れられない。その堂々巡りの中で苦しむのかもしれません。

 石油のために始めた戦争で、侵攻していった先の相手であるイラクやアフガニスタンの人たちを人間と思っていいては戦えない。そうした立場に追いやられる兵士自体、人間として遇されていないのかもしれません。
 戦場から家族の元に返り、やっと人間性を取りもどすと、人間でなかったときの記憶が、つまり人間の姿をした暴力そのものの身体に刻み込まれた記憶が甦る……。

 あの、ノー天気にしか見えない大統領には、そんな生身の人間が経験した耐え難さを想像することも、苦しむ心に共感をもつこともできないのでは、きっと。そしてIQが200とか何とか言われる国務長官も、そうした人間の心への共感をどこかへ捨ててしまったのかな?

 いつかこの国務長官に詰め寄った反戦を訴える女性が、長官の腕を掴んで赤い液で汚した自分の手を見せながら、あなたの手はイラクの人たちの血で汚れているのよ! と叫んでいる映像を見ました。結構最近のことです。すごいですよね、私にはとてもできません。

 で、話しは変わって、今日はちょっと小さな地上げに類した話しを耳にしました。
 おそらく規模の大小こそあれ、同様の話しは日本の各地で聞けるのだと思います。

 お金を生み出しそうなところには人が群がる。錬金術が使えそうなところには、実に敏感に反応する人たちがいる。
 その最たるもののひとつが、防衛利権なのでしょうね。

 証人喚問での守屋氏は、記憶にない、承知していない、という言葉を連発しながら、やけにしおらしい態度を見せる場面もありました。また、結局額賀、久間両氏の名をあげたものの、接待に同席した政治家の名を明かすのを拒んだのは一度だけではなかったと思います。

 この喚問の感想を聞かれた町村官房長官は、名前を挙げられただけではどうってことない、という反応を見せていました。相変わらず、傲慢な男だな、と思う。

 イラク戦争は石油が目的だった、と回想録で語ったしたグリーンスパン氏のように、もっと率直に暴露してくれないものか。
 無理かなあ、80万ガロンを20万ガロンと間違えた問題でも、寺岡元海幕防衛課長らに相談を受けたことも「記憶にない」と否定しているし(→ ということは、当時の長官石破氏をかばっているのかな?)。
 退職金を返納し、ひとりで罪を背負う覚悟のようだけれど、ほんとうにそんなことでいいのか。
刑事罰に該当するなら逃れる考えはない、とまで反省するのであれば、真実を語るのが筋だろう、とも思いますが。

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守屋、石破、福田のうそ


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わが家の庭も、すっかり秋の装いです。Photo_3


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11月は私の誕生月。

 子供からカードとささやかなプレゼントが届きました。硝子の食器は、アンティークまではいきませんが、ちょっとレトロなマグとボールのコンビ。
 猫のカードが可愛いでしょ。

 さてさて、昨日お伝えしました防衛ロビイストの秋山直紀氏は、もちろん、山田洋行米国子会社元社長で、業務上横領などの容疑で逮捕状を取られた秋山氏とはまったくの別人。

 で、同じ穴のむじな、とでもいうのでしょうが、『サンデー毎日』によると、現在逮捕拘留中の元日本ミライズ社長の宮崎氏とこの秋山直紀氏は、航空自衛隊次期輸送機(CX)用のエンジン納入を巡って対立するようになったそうです。

 現在問題になっている守屋宮崎秋山収ラインとは別に、久間秋山直紀ラインが別にあるらしい。
 
 日本の防衛だとか安全保障だとか言われている裏に、こんな利権屋やたかり屋がうごめいている状況って、おかしくありませんか。
 まるで利権をあさるために防衛構想があるみたい。
 
 そして昨日の衆院テロ特別委員会での採決直前の保坂展人さんの質問を、偶然外出先の車の中で聞きました。20万ガロン、80万ガロンの話しがまた出ていましたが、この話しだったのか、と合点したのが、今日のlivedoorニュースにあった「海自給油隠蔽疑惑 守屋も石破もグルだった!」です。

 保坂さんのブログを参考にしてまとめると、

・2003年5月7日: 福田官房長官、キティホーク等のイラク攻撃に参加する艦艇に対する海自の給油を否定する。

・  同  5月8日: 
石川統幕議長の発表(午後2:30~2:36)。

 2月25日、「ときわ」 → 米補給艦へ20万ガロン → キティホークへ80万ガロン
 
*ここで記者の間からこの数字への疑問が出て、記者会見中断
 
*この中断中に、

 ・在日米海軍・在京米大使館から、情報を求めてメモを提出してもらう。
 ・
防衛局長、官房長、次官、長官ら防衛庁主要幹部と相談して判断を仰いだ。

  (当時の防衛局長は守屋、長官は石破)。

・同日 午後5:02~5:30 寺岡海幕防衛課長が記者に対して、

キティホークが米補給艦から受けた80万ガロンの燃料は、「不朽の自由作戦」に消費されたことが確認された」

 と説明する

 ところが、翌9日になると、福田官房長官は、

キティホークの燃料消費というのは、1日に20万ガロンというんですよ。今、問題になっているのは、20万 ガロンでしょ。ほとんど瞬間的に消費してしまうということで、それがイラク関係で使われるということは、現実的に今回もあり得ないということなんです」

  と答弁。
 
***** 以上 *****

 こうした経緯を無視して、先週7日に参考人として招致された元防衛課長、寺岡正善氏は、

「(記者会見が行われた)5月8日のときは80万という数字はどこにもなくて20万がすべて真実だった」
「(80万ガロンだと知ったのは)9日の朝、新聞を見た海幕の燃料担当者が、これが違うと報告に来たというふうに思います」
  
 と答えたらしい。

 ふーむ、寺岡氏の話もウソに違いないけれど、守屋、石破、福田と、みなウソをついているのじゃないかしら、と考えるのが普通だと思いますが。

  
 

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防衛ロビイストと防衛利権に食らいつく人たち

追記があります。

『サンデー毎日』11月18日号で話題になっている防衛ロビイスト秋山某氏については、だいぶ前から問題になっていたようです。
『アクセスジャーナル』では昨年の5月から6月にかけて、

「日米軍事利権の狭間で暗躍する(社)「日米文化振興会」専務理事」
「複数の防衛庁族議員に対し、イスラエル企業の無人偵察機を売り込むべく、今年3月、プレゼンテーションの案内文書を出していたことが判明した」

 等の記事で取り上げられています。

反米権日戦線」さんのところではすでに2005年9月に、

「【民主党新党首】前原は、「安保利権」に群がる国賊である!」というエントリーで紹介されています。

 ネタ元の「社会新報」の記事はすでに削除されていますから反米権日戦線さんの記事に頼ると、

「 前原は、『安全保障議員協議会』の常任理事を務めている。これは、自民、公明、民主各党の国防族議員で構成され、集団的自衛権の行使の容認などを主張して99年に発足した。

今年の2月17日、安保議員協メンバーなどが三菱グループの迎賓館といわれる三菱「開東閣」で三菱側から高額接待を受けていることが暴露されている。

この事務局を務めているのは、社団法人「日米文化振興会」であり、所管は外務省である」。

「 また、これには、『安全保障研究所』という任意団体がぶらさがっており、『日米文化振興会』専務理事である秋山直紀は、「安全保障研究所」の所長も兼ねている。彼は、政治評論家の戸川猪佐武の秘書時代に豊富な政界人脈を築き暗躍している模様」

 とのこと。

 で、この反米権日戦線さんも書かれている秋山氏の経歴について『サンデー毎日』によると、『小説吉田学校』を書いた戸川猪佐武の運転手を始めたことを機に、政界とのつながりが深まり、金丸信元自民党副総裁の女性知人のかばん持ちをして気に入られ、永田町で人脈を広げたそうです。

 その後日米政界の顔の利く防衛関係のパイプ役になって、

「三菱商事なんてうちの下請けだ」
「山田洋行からの電話対応なんて後まわしでいい」
「川崎重工なんて待たせとけ」

 とまで豪語する立場になったようです。

 運転手 → かばん持ち → ロビイスト

 と出世の階段を上ってきたこの人は、まるで信長の草履を懐で温めて出世の足がかりとした秀吉みたい。ただ、表向きは「ただの事務局」をやっている裏方、ということになっているようですが。

Houbei


Photo2


  左写真: ラムズフェルド国防長官(当時)と一緒に写っている人が秋山直紀氏のようです(2001年5月4日)。

 右写真: おそらく右端の人物が秋山氏。久間、額賀両氏の顔も見えます(2002年5月2日)。他の方が分かりません。ご存じの方がいらしたら教えて下さい。
 
追記: 集合写真の左端は民主党衆議院の末松義規氏。こば☆ふみさんより教えていただきました。こば☆ふみさん、ありがとうございました。

 で、ちょっと気になったのは、三菱商事、川崎重工等をこのようにあしらう秋山直紀氏は、いったい誰からの電話なら即座に対応するのか、どこならば、頭を下げるのかしら? ということ。

「額賀」「石破」と呼び捨てにする秋山氏が「センセイ」と頼りにするのが、先月末以来入院している久間氏らしい。
 ですから久間氏には頭を下げるかもしれないけれど、やはり一番は写真を一緒に写ったラムズフェルド氏やアーミテージ氏だったのかな? もっとも現在は、両氏ともに当時の地位にはありませんから、事情はちょっと違うでしょうね。
 ちなみに、ラムズフェルド氏の後任はロバート・ゲーツ氏。

『サンデー毎日』でふれていた、憲政会館で開かれたミサイル防衛の特別展示について、ちょうど2003年12月5日の『赤旗』に記事がありました。
 
 主催は自民、民主、公明各党の国防族議員でつくる「安全保障議員協議会」。

「なかでも目を引いたのは「ミサイル防衛」の特別展示でした。弾道ミサイルを撃ち落とすための米国製迎撃ミサイルの実物大模型が登場。モーターショーさなが らに、ロッキード、ボーイング、グラマン、レイセオンなど米国の主要軍需企業が展示場にブース(出展者ごとの専用区画)を設け、担当者が自社“製品”を宣 伝しました」

 という話。

 この安全保障議員協議会と、「日米平和・文化交流協会」と2006年に名前を変えた秋山氏の「日米文化振興会」は、毎年「日米安全保障戦略会議」を日米両国で開催していて、今年も先週の7、8、9日にあったはず。

 日本がやけに高い戦闘機等を米国から買っている陰に、秋山氏等の仲介活動があったのかしら。
 この方が事務所を構える永田町パレロワイヤルはいわゆる億ション。

 防衛族議員と軍需産業、米国要人の間に立って、巨額の金銭が自身と同時に防衛族議員の懐にも転がり込むことになっていたのでしょう。

「国防」とか「安全保障」とかいったものがこうして利権の対象として存在意義を持つこと、さらにこの状態を維持するためにさらなる危機が煽られること。
 そうして国民の不安を煽っていっそうの利権に喰らいつこうとする政治家たち、おこぼれに預かる官僚たち。
 どこまでも欲深だ、とため息が出ます。 

 
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軍紀に殺される

 久しぶりに読んだ『サンデー毎日』に連載されている保坂正康さんの「昭和史の大河を往く」は、2.26事件の11回目でした。

 なにげなくページを繰ると“湯浅連隊長”の語が見えます。
 事件後、初年兵として私の父が所属していた麻布歩兵第三連隊にはこの湯浅政雄大佐が着任しています。(2.26事件については以前の記事にも書いております。「2.26事件との遭遇」)。
 生前父は事件についてほとんど話ししなかったので、渡満先はチチハルだよ、と教えてくれたのは叔父でした。

「お前たちは事件に参加したのだから渡満後は、汚名挽回を目標に軍務に精励し、白骨となって帰還せよ」

 という言葉を吐いたのがこの湯浅連隊長。

 入営後2カ月もしないうちに、たまたま属していた中隊の指揮官が事件に参加して事件の当事者となった初年兵1,027名。
 事件後、死んでお詫びをしろ、といわれて満州の最前線に送られています。

 終始無理な戦闘をやるので激戦にならざるを得なかったと証言された満州の地にあって、戦闘後帰る兵舎の生活はずいぶんと殺伐としたものであったと、又聞きですが聞いたことがあります。

 20歳で2.26に駆り出され、30歳になる直前に終戦。戦争一色に染まった父世代の20代って、いったいなんだろう、とよく考えます。

 それがまして帰らぬ人となった親、あるいは子を持つ方々の想いはいかばかりか……  

 先週、再放送でしょうが、家人のつけたテレビの画面に『指揮官たちの特攻』を書かれた生前の城山三郎さんが、大分に行かれた様子が出ていました。

 最後の特攻11機は大分飛行場から飛び立ったのです。

 私は城山さんの著書は読んでいませんが、松下竜一さんがこの最期の特攻について、『私兵特攻 宇垣纏長官と最後の隊員たち』で語っています。

 1945(昭和20)年8月15日正午の玉音放送、そして大分にあった第五航空艦隊司令部に対ソ及び対沖縄積極攻撃中止の命令が下された後に、つまり終戦後に出撃して特攻隊として公式に認められなかった中都留大尉以下を、松下さんは「私兵特攻」と呼びました。
 
 この命令を出したのが宇垣纏第5艦隊司令長官。
 宇垣と一緒に沖縄へと飛び立ったのが、11機それぞれに1名ずつ搭乗した操縦員・偵察員の計22名で、宇垣が乗り込んだ1番機を操縦したのが、『指揮官たちの特攻』にも描かれた中津留達雄大尉でした。


 宇垣が私兵化して若者たちを道連れにした、と中都留達雄の父親は長い間恨み続けたそうです。
(この宇垣纏長官は、三月事件等でよく知られた宇垣一成陸軍大将とは遠縁に当たるという話)。


 死に場所を求めていた宇垣が5機の出動命令を出したのに対して、部下は出動可能の11機すべてを飛ばせるべきだ、5機に限定するのはもってのほかだと応じ、11機に22名が搭乗。
 このうち3機が不時着で帰還し、長官機を含む8機、17名プラス1名の計18名が戦死。

 戦争はもう終わったと分かっていて、なぜみすみす若者が命を捨てに行ったか、という疑問に対して、

(この時点では日本がどうなるか、平和が来るのかとも誰にも分からなかった)。
「飛 行機の搭乗員はみな殺されるという噂が流れて、われわれはみなそれを信じて恐れていたんですよ。毎日毎日死ぬことだけを教えられて、それだけを目標にして きた若い彼等にとって、ある日突然訪れた終戦はほとんど意味を理解できなかったと思いますよ。――私には、8月15日夕刻に長官とともに出撃した彼等の気 持ちが痛いほど分かりますね」


 と、特攻訓練を経験した人は語っています。



 また先月31日毎日朝刊は、食料を求めて部隊を離れ、終戦直後に戻ってきた兵士たちが、米軍に投降すれば間違いなく生きて帰れたはずなのに、日本軍の元に戻ったばかりに殺された人たちのいたことを伝えていました。

「どんな最期だったのか。」
「そりゃあ悲痛なものです。みんな顔面蒼白になっとった。最期に、天皇陛下万歳を言わされてね。ほかの隊でもたくさんあったんです。表に出ないだけでね。一般の兵隊は銃殺されなかったけど、たたかれてみんな二等兵になった」。


 終戦から米軍投降まで1カ月ある中で、敗戦とはせず停戦と理解する軍隊で敵前逃亡の廉により、いっしょに戦ってきた兵士たちに殺されたのだといいます。


「軍紀に殺された」……そんな理不尽な死であの大戦の累々たる屍のひとつに加わった兵士たちがいたのですね。


 同時に、国民を守るのではなかった、「軍隊の立場」を守った旧軍。
『沖縄ノート』をめぐる裁判、心配ですね。



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対テロ戦争 日本の軍事支援見直しを

「対テロ米朝は協力」
 NHK朝8時半過ぎのニュースでこの言葉が報じられていました。

 例のソマリア沖で北朝鮮貨物船が米軍に助けられたことに関するもので、

「「アメリカがわれわれの船員を助けてくれたことをありがたく思っている」
「今回の事件はテロとの戦いでの米朝の協力の象徴となった。われわれは今後もテロに反対する戦いで国際的な協力を続けていくだろう」

 という朝鮮中央通信の言葉について、

「核問題が一定の進展をみせアメリカによるテロ支援国家指定の解除が近いという見方が広がる中で、テロとは無関係であるとする北朝鮮の立場を強調するねらいがあるものとみられます」

 と伝えています。

 画面いっぱいにはためく見慣れた北朝鮮の国旗、「テロとの戦いでの米朝の協力の象徴」のテロップ。
 うーむ、北朝鮮という国名は何かと刺激的ですから、フクダ政権も米国も、さりげなく巧妙に、この手を使いますか? アベ政権とちっとも変わらないですね。

 日本人に仕掛けられた心理戦。

 その一方で、先月31日、カナダ大使館で、インド洋上の海上阻止活動に参加する米英独仏など11カ国とアフガニスタンの大使らが与野党議員約70人に給油継続の必要性を訴えた「国際合同説明会」を開いたという話しもありますね。

「この活動が国際的任務だと日本の全国会議員が理解するよう期待する。政党を超えた問題だ」

 と説明会終了後、シーファー米駐日大使が記者団に強調したそうです。

 なんだか、米国のイライラが伝わってきますね。
 給油再開がなかなか決まらないことにイライラ。
 イラク戦転用疑惑にもイライラ。
 
 でも、アフガニスタンの人たちにとってはイライラどころではないのは当たり前の話しですよね。

 国際テロ組織アルカイダを率いるビン・ラディンがタリバン政権に匿われているということが口実になってアフガニスタン攻撃が始まりました。

 そのうち、どうもおかしいぞ、ということになって、タリバンがほんとうにアルカイダと関係があるのか、疑問視されるようになりましたよね。
 最近では、タリバンよりも私たちの国の法相の方がアルカイダに近いみたいな本人の話しまで飛び出てきました。この自己申告にもかかわらず、軽率だ、と咎められたくらいで、それ以上の追求は何もされていないようです。

 で、さて、アフガニスタンで頑張ってきた人には、中村哲さんたち以外にもこんな人がいます。
 谷山博史さん、JVC代表。
 
「アフガニスタンで行われている対テロ戦争の実情を踏まえた議論も、この戦争がいつどのような状態になれば終結するのかという出口戦略も議論されることなく、「米国支援」や「国際社会での責任」という言葉だけが一人歩きしています」

 と危機感を訴え、包括的な和平のための協議を始め、和平の環境が地域から醸成されるよう支援すべきだと「アフガニスタンにおける対テロ戦争と日本の軍事支援の見直しを求める声明」を谷山さんは出されています。 

 海上自衛隊による給油活動によってもいっこうに先行きの見えないアフガニスタン情勢。
 
 本気でアフガニスタンの平和と復興を求めるのであれば、なぜこうした声に耳を傾けないのでしょうか。


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ハイリホーさん、喜八さん、拍手コメントありがとうございました。

また出てきた、「お国のために」

「お国のためだ」「お国のために大連立を」


と、ずいぶん時代がかった言葉を現実の政治の場で聞いたものです。
ナベツネと目されている大連立構想の仲介者が言ったらしいのですが。

 先の戦争で国民に強いる死を正当化するために使われた言葉がこうして吐かれる日本の政治って、何でしょう?

 ご都合主義から「お国」を持ち出しただけだ、と思いませんか?

 ほんとうに日本のため、国民のためであったら、「ねじれ国会」などという言葉は使わず、与野党の論戦を通して政治家も国民も政治力を高めていくのがほんとうではありませんか?
 
 で、都合のいい時に都合よく使われる言葉には、「テロリスト」とか「テロリズム」もありましたね。

 ときどき唖然とすることをしゃべって煙に巻くのも戦術のひとつか、と錯覚しそうな鳩山邦夫法相も、この言葉がお好きなようです。

 週末に選挙区の久留米に帰り、懲りもせずに言ってました。テロリストの怖いのが平気で日本をウロウロしている。私はその事実を知っているから申し上げている、と。


「ウロウロしている」と現在形で言うのは、 「今までの感覚で言えば(テロ組織との関係は)かなり確度が高い(31日衆院法務委員会で)」という チョウ愛好家仲間の、友人の友人が現在も日本に滞在中なのでしょうか。それともまた別なテロ組織と関係のある人のことでしょうか。


 それともアルカイダ発言を「軽率な発言」と官房長官に批判されてプライドがいたく傷つき、躍起になって世間に訴えているのでしょうか。


 よく分かりません。


 でも、私たちの国にテロリストがウロウロしているのが事実であれば大問題ですし、これが「特措法に反対するのはテロリスト」と発言した中谷某と同類の、もしくは同レベルの内容であれば、こんな人物が大臣職を担う、それも現フクダ内閣のNO.2の地位にある、ということは大問題でしょう。


 大連立構想とその頓挫、党首辞任表明でひっかきまわされたのは民主党だけではありません。国民も引っかき回され、ここ何日間かの他の問題は視野の外に追い出された感があります。


 国外ではパキスタンで戒厳令が敷かれ、国内では昨日の新聞社会面を見るだけでも、広島市での岩国米兵4人による集団強姦事件で米兵たちは逮捕されずに書類送付だけですむことになったとか、いろいろあります。


 参院での守屋喚問の問題も、自民党が何かいちゃもんをつけてましたね。国民の監視の目が少し緩んだとでも思ったのでしょうか。


 さて、「お国のため」という方便のまやかしを一番知っているのは、先の大戦で死ぬまで戦うことを余儀なくされた無数の兵士たち。


「家族や同胞を守るためには、自分の一命をなげうってでも戦わねばならん。大半の兵士はそういう思いで両親や子供、奥さん、恋人と別れて出征したんです。その思いをみんな最期まで引きずって亡くなられたんだと思います」


 という言葉が毎日新聞のシリーズ「平和をたずねて」に見えます。


 ところが軍隊は国民を守るものではなかった。ポツダム宣言受諾に際して大問題、というより唯一の問題となったのが「国体護持」、つまり「天皇制維持」でした。


 軍隊の目的は家族・同胞を守ることではなく、国体を守ることだった、という事実を忘れることはできません。


「軍隊が守ったのは国民ではなく、軍隊の立場でした」


 と先週のラジオで語っていた沖縄の方がいましたが、本当だ、との思いを強くします。


 この“軍隊の立場”というのが、“軍隊内務令”にいう、


「軍は天皇親卒の下に、広基を恢弘(かいこう)し、国威を宣揚するを本義とする」


 というものでしょう。


(「恢弘」というに見慣れぬ言葉は「おしひろめること。ひろく大きくすること」と辞書にあります。「広基」は手元の辞書にはありませんが、「国体の本義」といわれたものと大して違いないだろうと思います)。


 大連立仲介者が語ったという「お国のために」の「お国」は、公明党の助けを得て自民党が独裁で突っ走る体制のことでしょう。
 
 いずれにせよ、先の大戦で「お国」という言葉で騙された国民が、また同じ言葉で騙されるなんて、ほんとうに悪い冗談だ、ごめんこうむりたい、と思います。


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 ハイリホーさん、 > なにが政権担当能力だ! 自公の与党に政権担当能力があったら、今の日本はもっと暮らしやすい国になってるよ!   その通りです。デフレを解決できない(しようとしない)政府・官僚体制は、変換せにゃならんのですよ。


 という拍手コメントありがとうございます。

小沢代表・民主党再出発に向けて

朝も晩も、多分昼も、テレビまで大連立の話でもちっきり。
 もともとあった話しで、ご近所さんまでいつか口にしていたくらいですが、ここまで話題に上り、大政翼賛状態を招くという危惧が識者の口から語られ世論の多くが反対している状況を小沢さんは計算済みで今回の行動に打って出たのだろうか、一種のばくちで、なんて、まさか。

 プールでひと泳ぎして帰宅すると、小沢さん続投のテロップが流れました。
 あまりにも不可解な党首会談の成り行きでしたし、小沢さんの辞意表明会見の言葉も納得しがたく、続投にまだ安堵する気にはなれません。
 
 でも今回の騒動で、有権者には先の参院選で反自公に期待して民主党に票を投じた人も、また大連立に反対する人も多かったことがはっきりしましたよね。それを小沢さんも民主党も、いま一度肝に銘じて欲しいものです。

 小沢さんの辞意表明の翌日、福田の老獪さには驚いたなあ、という街の声が耳に入ってきました。
 福田ソーリも中曽根某もナベツネとかも、いろいろ圧力かけて日本の政治を操ろうとするらしき米国も、そうそう国民は馬鹿でないことをよくよく理解しておいてほしい。

 無理かなあ……老兵は消え去るのみ、というマッカーサーの言葉を想い出しましたが、これに使われた言葉はゆっくりと徐々に消えていくを意味する“fade away”だったということですから、ここは思いきって、ぱっと政治の裏舞台から消え去ってもらいたい、つまり “disappear”してもらいたい、と思います。いくつになっても生臭さがぷんぷんするのは、少なくとも東洋人がイメージする長老ではないですよ。

 米国だって、日本人を欺いたあげくに怒らせたら、長い目で見ればけっしていいことにはならないと思いますし、日本の指導者たちは米国の世界戦略に対峙する気概を持ってことに当たってほしい。

 この冬は私たちの生活に密着しているものが次々に値上げされます。
 で、対外的にも私たちの知らないところで、確実に日本の力が削がれてきているらしい。
 世界市場での食料調達は中国・ブラジル・インド等に負け、日本円の主要国との実質的な為替レートは20年以上も前の水準の1ドル=240円時代に逆戻りだといいます。どうも、超低金利政策の結果らしいのですが。

 そのくせ東京銀座では海外有名ブランドが軒を連ねて大もうけをしているらしく、アルマーニがグループ全体の世界戦略の一環として重要な位置づけをするすごいビルがオープンするらしい。

 この“歪み”ともいえるような正反対の現象はいったい何だ!? と、脳内メーカー的にはてなマークが頭の中に充満。

 もともと私は、世界中から食料をかき集めて食卓をにぎわせているような食事風景には疑問を持っていました。食べ物は、地産地消が原則でしょう。
 生産者と消費者の距離があまりに遠い。互いの姿は見えず、想像もできないのでは、品数と総量が増えても、私たちの食卓が豊かになるとは思えません。
 
 鳥の羽で喉を刺激して食べたものを戻しながら世界中の山海の珍味を賞味し続けたという、古代ローマの貴族たちのような食生活が幸せだとは思いません。
 
 自給率から疲弊した農村問題等も含めた食糧問題も、為替レートの問題も、東京に一極集中した富も、失政の結果と言ってもいいのではないでしょうか。
 なにが政権担当能力だ! 自公の与党に政権担当能力があったら、今の日本はもっと暮らしやすい国になってるよ! と思わず声を荒げたくなります。

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JAXVN さん、アッテンボローさん、拍手コメントをありがとうございました。
 

属国ということは

夫の叔父夫婦が、先週は叔母が、今日は叔父が予定通り入院。
 ふたりには子供がいないので、何かあるときはいつも私たち夫婦が面倒を見ます。それで1日、病院と叔父宅、病院と病院を行ったり来たり。暗くなって家に帰り着き、フーっと一息入れて、さて今日は何があっただろうか、とTBされた記事や新聞を読んだり。

 それにしても苦痛で顔を歪め、不安に駆られていた叔父や叔母が、然るべき処置をされて安堵した様子を見ると、ほんとうに医療は大切だと思います。

 ふたりとも高齢ですから、何度も入退院を繰り返していますが、叔父など「保険なんか必要ない」と言って、差額ベッド代を含めて入院費用は自分で払っています。
 お金の心配をしないですむ医療制度に安心しきって、入院するときも自分の体とペットの心配をするくらいですし、叔母は、あれとこれは高額医療で(お金が)戻ってくるからね、とコルセットをつけた体でベッドに腰かけながら、微笑んでいます。

 痛くて痛くて身動きできなかった叔母が、また一晩中痛みに苦しみ、眠れぬまま明け方ようやく救急車を呼んで病院で応急処置を受けた叔父が、入院治療に身を委ね、それぞれほっとした笑顔を見せて退院の日を数える姿は、ほほえましくもあります。

  ふたりとも若い頃から病弱の身で、心臓にはペースメーカーも入ってますし、これまでも幾度となく医者に命を救われています。そんなふたりが、ごく普通の治療から高度な治療まで、大した心配もせずに受けられるというのは、素直にすばらしい、すごい、と思います。

 で、話しはがらっと変わって、小沢さんの辞意表明について、実にさまざまな説が流れていますね。

 私の目についたのが、「壊し屋」説と「裏に米国アリ」の説。

 異名どおりの悪い癖が出た、という「壊し屋」説もいろいろなところで語られていますが、「裏に米国あり」説は森田実さんも言われていますね。

日本の保守政治家は、米国政府には逆らえない、逆らったら大変なことが起こるとの恐怖観念の虜になっている」。

福田首相が提案し、小沢代表が受け入れかけた「大連立」は、言い換えれば、アメリカを宗主国とする植民地国家日本の「平成版大政翼賛体制」である」。

 『紙の爆弾』は、湾岸戦争当時権力の中枢にいた小沢さんが米国と組んで手中にした大きな戦争利権のことを突かれているという説明でした。

 1回目も2回目も、密室の会談に臨むときか臨んだ後か、
福田ソーリに比べて小沢さんの険しい表情が印象的で、なぜあんなに厳しい顔をしているのだろうか、と思ったものです。

 本当のところはどうだったのか知るすべもありませんが、かつて1930年代の庶民の間に
経済不況からの脱出口としての戦争に期待をかけ、さらには負けたら負けたで米国の属国になってもいい、とでもいうような認識があったことを思い出します。

 小熊英二さんの『民主と愛国』にある農本主義者の右翼橘孝三郎が記録したという、満州事変直後に列車の中で聞いた『純朴その物な村の年寄りの一団』の会話。

どうせついでに早く日米戦争でもおっぱじま ればいいのに。」「ほんとにさうだ。さうすりあ一景気来るかもしらんからな、所 でどうだいこんなありさまで勝てると思ふかよ。なにしろアメリカは大きいぞ。」「いやそりあどうかわからん。しかし日本の軍隊はなんちゆうても強いからの う。」「そりあ世界一にきまつてる。しかし、兵隊は世界一強いにしても、第一軍資金がつゞくまい。「うむ……」「千本桜でなくとも、とかく戦いといふもの は腹が減つてはかなはないぞ。」「うむ、そりあそうだ。だが、どうせ負けたつて構ったものぢやねえ、一戦争のるかそるかやつゝけることだ。勝てばもちろん こっちのものだ。思ふ存分かねをひったくる。まけたつてアメリカならそんなにひどいこともやるまい。かへつてアメリカの属国になりやあ楽になるかも知れん ぞ。

 太平洋戦争下のせっぱ詰まった状況下に比べてまだ楽観的気分が漂っているようすですが、負けても米国ならそんなにひどいことはしないだろうと、あくまでも主観的、希望的観測からの予想。
 この感覚は今でもたいして変わりないかもしれません。
 70何年か後に子孫たちが米国の属国に悩んでいるさまを見たら、件の年寄り連はびっくりするでしょうね。

 米国とのつき合いは確かに難しいのでしょう。
 でも政府も外務省もこれまで何を学んできたのでしょうか。ただ言うことをきくだけなら誰でもできる。サルでもできる、と言う人がいるかもしれません。

 ただ言いなりになるだけならば、政権担当能力がある、とはとても言えません。

    
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大連立爆弾 炸裂

外出先の車の中で小沢さんの辞意表明会見を聞きました。

(連立政権に向けた)政策協議をすれば、(参院選で示した)国民との約束を実行することが可能になる、という言葉が吐かれたとき、この方の連立への執心を感じ、何とも言い難いいらだちを覚えました。

 国民との約束? 例のマニフェストのことか。でも有権者が民主党へ託した想いは、個々のマニフェストそのものより、もっと大本のことではなかったか。

・ 数を頼んだ自公政権の得手勝手な国会運営に待ったをかけること
・ 与党政治家と官僚たちの既得権益・利権漁りにメスを入れ、政治をもっと公正・公平なものにすること
・ そのためには国政調査権も使い、国民の目に見える形で情報を公開し、政治の透明度を高めること

 等々を願った有権者が、自公の独裁的な手法に怒りをぶつけるべく民主党に一票を投じたのではなかったか。

 より成熟した民主主義を期待して、これまではまったく自公の都合のみで政策決定・国会運営がなされていたのを、少しでも国民のための政治が行われるように民主党に一票を託した有権者が多かったのではないか。

 国民の生活を犠牲にして、米国追従一辺倒な政治に嫌気が差していた、あるいは怒りを感じていた人も多かっただろうしし。

 民主党が唱えたマニフェストも、そうした国民の声に根拠を求めることができるものであれば支持できるが、単に字面に表された事柄のみを現実化させることだけが目的となっても、頷けない。仏つくって魂入れず、みたいだ。
 公明党が選挙の時によく唱える、公約実現率90何%とかいうのと同じ結果になるだけだ。

 公明党の愚策のひとつ地域振興券は、そもそも、何が目的だったのか考えると、想い出すだけでも腹立たしい。あんなもの、実現すべきではなかったのに。
 あれが地域振興に役立っただろうか、シャッター通りが回避されただろうか。

 ひとつでも二つでも多く《約束》を実現して《実績を作る》ことばかりに追われるのは、本末転倒だ、

 という具合にさまざまな思いが頭の中を駆け巡り、ちょっと怒りがヒートアップ。

 なんだかんだ言いながらも、私たちの国がもっと民主的な政治を進めていく大きな力となるように少しは民主党に期待したのに、いったい、いつから連立に乗ることを考えていたのか、とも疑いたくなりますね。

 結局、大連立構想という爆弾の仕込みに自民党は成功したわけ?
 連立が受け入れられようとも拒否されようとも、自民党は成果が得られる、という見通しだったのでしょうか。

 それにしても、渡辺恒夫とか中曽根康弘とか、前世紀の、ではなく《前時代の遺物》に翻弄されるのはいい加減にしてほしい! 

    
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鳩山法相 さらに暴走

あああ、怒りも呆れも通り越して、お腹を抱えて笑ってしまった。おかしくて、情けなくって涙が出そう。

 誰のことかって、決まってるでしょっ、鳩山邦夫法務大臣です。

 31日の法務委員会で、
指名もされていないのに突然、「委員長!」と手を挙げて立ち上がり、

 「思い出を話させてほしい。私が田中角栄先生の私設秘書になったとき、毎月のように、ペンタゴンがやってきて食事をごちそうしてくれた。当時、私は金がありませんから『ウナギが良い』とか『天ぷらだ』などと言ってた。私は1円も払っていない」

 と述べた話しです。

 zaraさんのブログを読みながら笑いだし、確認のために衆院TVを見て、お腹を抱えて吹き出してしまいました……そして、面白うてやがて悲しき日本の政治。

 おまけにこの方、私と同い年。
 あの時代、育ち盛りの歳は過ぎてまだ食い盛りの大学卒業したてでも、もっと神経尖らしていなかったかしら。おまけに相手は米国国防総省。自分は、今を時めく政治家の秘書。
 何の疑いも抱かずに食事についていき、この歳になっても何とも思っていない様子。あまりに無警戒・無防備すぎ。

 現職の閣僚でしょう、天然ボケと笑って済ませられないですよね。

 ちょっと脱線すると、この方のおばあちゃんは鳩山家繁栄の礎を築いたひとりですが、若かりし頃の大正年間の写真と当時の生活ぶりがこちらで覗けます。
 この鳩山家と、さらに上を行く銀行家一家、貧乏インテリ一家、3件の生活費の比較もあって、なかなかおもしろいですよ。 

「出来るだけ質素な生活」を心がけている銀行家夫人の家は、家族三人に女中が4人、赤ちゃんの子守が一人、料理番一人。夕食が「和洋八品位つけ」、夜の来客には「三円五拾銭」の仕出し!(料理番の月給が、料理以外に主人の肌着の洗濯までさせて5円の時にです)。

 格差の大きかった戦前の社会が垣間見れます。

 まあ、賢夫人の鳩山薫さんの方は主婦業の大変さを訴えておられますが、それでも5人家族に使用人4人です。 
 この鳩山家、5代にわたって東大卒業で、100年以上の間代々政治家という親の職業を受け継いでますが、ここに来て、この人材難。

 で、鳩山家は仕方ないにしろ、仕方ないでは済まされないのが私たちの国。
 CIAの情報収集に協力して、つまりスパイをしてケロッとしているのも不思議ですが、ベルトコンベアー発言にアルカイダ発言、そしてこのCIAスパイ発言と続いて、罷免されないのが不思議です。

     
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カイカク推進、まだまだ続く

悪夢はまだ終わらない、の思いを強くしたのが朝8時40分過ぎのNHKニュース。

 福田ソーリをはじめとして閣僚の面々がずらりと並び、マスゾエ氏もいるところに、御手洗氏ほか経済人が顔を揃えています。

 予算のむだを徹底して排除してほしい、とソーリから指示を受けた経済財政諮問会議で民間議員が、むだを排除するためには単なる歳出の削減だけでなく、制度の仕組みなどを根本的に改める必要があるとして、政府に対して新たなプログラム を来年春をめどに取りまとめるよう提言することになった、という話しでした。 
 
 つまりさまざまな行政サービスを、民間への委託や民営化ができるかどうか「事業の仕分け」をした上で具体的な計画を作成していくとか。

 おまけに、地域経済の立 て直しについては、

地方が提案を競い合うコンペ方式を取り入れ、その中から第三者が選んだものに対 して国の補助金を今よりも使いみちを自由な形にして支出する方式を導入するよう提言が示される」

 というのですから、唖然とします。

 予算のむだを排除しようというのであれば、先ずは諮問会議メンバーの方々の、さらには与党議員の方々の利権を手離していただいた方がどれだけ効果的でしょう。

 自分の利権は温存したまま、つまり自分たちが甘い汁を吸う構造はそのままにして、民に負担を押しつけるのは、コイズミ・アベ時代といっこうに変わらない福田内閣ですね。あらためて2000年から2004年まで官房長官としてコイズミ改革を支えたことを思い出します。

 ちなみに経済財政諮問会議のメンバーは以下の方々。
pic_members.jpg
 
 八代尚宏国際基督教大学教授はかなりの規制緩和推進派で、ホワイトカラー・エグゼンプションを推進する中心人物の1人とか。

まずは八代先生が範を示して非常勤講師並みの給料で『既得権益』を手離してみてください」という声もあります。

 そんなことを言えば、僕は競争に勝ち進んで今の地位を築いたのだ。これはひとえに自分の努力と能力で勝ち得た成果だ。その成果を手離すつもりはない、なんて答えるかしら。

 丹宇一郎氏の伊藤忠商事といえば、先頃亡くなった、戦前・戦後を通じて妖怪の如く生き延びた瀬島龍三氏を思い出します。

 で、この丹氏は2006年10月の、アベ政権下ではじめての会議で、

「「競争原理を導入するということは、人事給与制度を根本的に見直していく。そうすれば、官民の人材交流とか、天下りの対策とか、あるいは談合の抑制とか、すべて解決の方向に行くだろう」

 と発言したという話しです。

 うーむ、「競争」がすべてを解決するか!? 競争原理主義、競争至上主義、競争ユートピア、何とでも呼べますが、どう呼ぼうと、むなしさがつきまといます。

 さて、東大の公共政策大学院の伊藤隆敏教授と丹・御手洗・八代の4氏は今年2月の会議で、「成長力強化のための大学・大学院改革について」という提言を発表して「提言に異論はないが,大学の努力と成果をどう評価するかは難しい。大学の多様な取り組みを支援するような形,文部科学省が一つの方法を打ち出すようなことはなるべく避けたい」と、あの伊吹文科相(当時)にさえも批判的な意見をもらっています。

 ところで、ネットで見つけた「竹中、風水氏にお伺い?」エピソード。こんなことがあったってご存じでしたか?

「日本の金融機関の転換点になった金融制度改革で辣腕を振るった竹中氏は、激しいバッシング包囲網の中で、『風水師』にお伺いをたてた。この時、『西北の 方向へ行け』とアドバイスされた。その方向は一橋大学だったので、竹中氏は夜の11時ごろ、大学の正門の前で成功を祈願した」

 一橋関係者の集まりで紹介暴露されたようですが。

  
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