本村さん、自民候補応援。全国知事会、増税に笑顔

*追記あり

本村洋さんが山口2区の衆院補選で自公候補の応援をしたことを知り、痛ましさにしばし絶句でした。

 どなたかが、「(世間の人々が)いつまでも『理想の被害者』であることを強制するんじゃないか」という懸念を口にされてましたが、ただでさえ愛する妻と子を殺されて怒りと悲しみになすすべないところに加え、その苦しい心情を吐露する姿に人々の共感を得ていたことを政治的に利用されるという、二重の意味での痛ましさです。

 本村さんは、ほんとうにそれでいいのですか。
 権力維持のためには何でもヤル、というアベ晋三氏ら自民政治家の相変わらずの鈍感さは、こうした残酷なことも平気でヤル、ということですね。

 もっとも、もともと本村さんが自民党支持だということであれば、話しはちょっと違ってきます。
 今度は本村さんご自身の意思で、ご自分に注がれた共感を介して、ある特定の政治的立場への賛同を人々に求めたわけですから。

 どちらにしても酷い、というか違和感の感じる話しです。
 
 
 そして今日のニュースに「中高年男性2人に1人目メタボ」とあるように、メタボリックシンドロームが強く疑われる人と予備群の人は、あわせて1940万人に上るとみられ、中高年の男性の2人に1人が該当することが厚生労働省の調査でわかったそうです。

 暫定税率を復活させて増税すれば、環境対策になると強弁してきた政府の言い分を思い出すと、まるで相次ぐ食料品の値上げは、このメタボ対策に有効ですよ、と言わんばかり。

 政府と自公与党は、その場その場で都合のいい理屈を並べますから、暫定税率復活なった後では、また違った理屈を並べていました。

 フクダ総理は、

「国全体の財政をあずかり、国民の福祉、地方の景気にも責任を持つ私としては、まず、歳入不足が継続するという無責任な状態を解消することは必要であると判断し……」

 という責任論を口にしています。

 もともと地方の歳入不足は、交付金を半減したコイズミ内閣時の三位一体改革あたりから出てきた問題でしょう? それとどうしてガソリン税を結びつけてしまうの? 

 都合の悪い過去の発言や行動にはほおかむりして、その都度適当に理屈をこね上げる政府の姿勢が如実に表れて、それが政治不信を増幅させるのです。
 政府と自公与党は野党の国会戦術を非難してすべての非を野党に求める。根性悪いというか浅ましいと言うか……。

 そういえば、暫定税率復活後ソーリを訪問した全国知事会会長の麻生福岡県知事の満面に笑みをたたえた映像は、まるで人の神経を逆なでするようでした。
 
 こちらもひどく違和感を感じます。

 地方自治は民主主義の学校だとわたしは思ってます。
 自分たちの身近なところで、郷土のあり方を学ぶことが大切だと思ってます。
 まあ、この教育がどこまで成功しているかは甚だ心許ないのですが。

 それを痛感させたのが、ひも付きでもいい、それでいい、補助金よこせ! と怒る全国知事会の面々でした。

特 定財源は、自治体が横流しして他に使ってしまう恐れがある時には有効だが、国も自治体も「道路は必要だ」と言っているのだから、使い道を縛る意味はな い。誰を縛るのか。実は、国民を縛っている。国民が「教育に使ってくれ」と言えない仕組みを作ってる。それは、民主主義ではない。(中略)道路が要るか要 らないかという議論はほとんど無意味。要る道路は要るし、要らない道路は要らない。1本ごとに審査し、教育など他の施策とどちらが優先度が高いか議論すれ ばいい。

                                                                                                                   

  という片山善博元鳥取県知事の言葉(朝日2/23)を思い起こしてほしいと思います。
 いやいや、麻生知事はそんなこと先刻ご承知なんでしょう。その上で、やっぱり、県民に増税が科せられていることを歓迎しているんでしょう? 

「物価が上がるとかいろいろなことはありますけど、しょうがないことはしょうがない。これに耐えて、工夫して、切り抜けていく。それが大事」

 というフクダ首相の言葉が一番必要だったのは、麻生知事以下全国の知事さんたちではなかったのではないでしょうか。東なんとか宮崎県知事も含めて。

 ひも付き補助金の一部が入ってこないところで、「これに耐えて、工夫して、切り抜けて」いくのが必要だったのではないですか。

ガソリン税の暫定税率を元に戻す法律が成立したことを受け、政府・与党の幹部は4月30日夜、東京・銀座の高級料亭で祝杯をあげた。町村官房長官は与党幹部に対し、再議決について礼を述べたという

 

  というニュースが日テレNEWS24で伝えられてますね。


 そして下町の太陽・宮崎信行さんのところにある町村氏の、これまた満面の笑顔。


 ほんとにこの人たち、自分たちの利益を守ることだけは一所懸命ですよね。

 愛国心の正体見たり、の気分です。   

 

 せめてもう少し、愛民心というか愛国民心というか、村野瀬さん流にいえば愛人心というか、そんなものを持ってほしいと思います。                                                                                                      

   
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*追記;

 本村さんの自民候補応援について何人かの方から同様の主旨のメールを頂きました。
 わざわざ、お知らせ下さってありがとうございました。
 私もさっそく江川紹子さんのHPを読みに行ってきました。

 なるほど、と思いながらも、はなゆーさんのところにあった「
『昼休みに聞きに行く』ってのは、動員が掛かったのでなきゃ、普通ソウソウは行かないよ?現実に観衆は殆ど制服を着てて、アレらは明らかに動員されてる……」という《論客「田仁」氏の分析》もちょっと気になりました。

 安倍シンゾー氏が口に出したことは確かなようで、アベ氏陣営の戦略の一つだった可能性がありますね。  それにしてもこんな風にネットで取り上げられる、というのは本村氏の本意ではないのかもしれません。

 

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