燃料高騰で、フランスの漁師は抗議、日本は休業

金柑ドレッシングですが、金柑を刻んだところにかぼす果汁とおろしタマネギを入れてます。金柑もかぼすもタマネギも、すべてわが家の庭でできたもの。
金柑は落果するぎりぎりまで置いていたのでとても甘くて、かぼすの酸っぱさがまったく気になりません。
このドレッシング、野菜から肉、魚、どれでもOK。それに塩も油も使ってないで、とてもヘルシー。
今日のお昼は、↓ この自家製天然酵母の焼きたてパンとカワハギのムニエル、たっぷり野菜添えでした。

この中には金柑の甘煮を刻んだものが入ってます。
レストラン並みかそれ以上の昼食メニューでしょ?
というわけで、今日も大満足のわが家の食事ですが、ちっとも美味しくなくて、満足にはほど遠いのが、日本の政治。他の国のことはよく知りませんが。
気になったことの一つが、橋下府知事の資金集めパーティ。
最大 2000人を収容できる会場で、会費は1万円。企業や団体にはパーティー券を販売しない。
「企業や団体からは政治資金を一切受け付けない」と2月府議会で明 言。パーティー券の販売は個人に限るらしい。
こういうとき企業ってどうするのかしら?
ほとんど企業経験なしの私ですが、想像のつくこと。
従業員が個人名で買えば問題ないんでしょ? ということで対処されるのかな。もちろん、パーティ券代は企業のどこぞから出すだけの話しだろう、と思うのですが、どうなんでしょう?
それに今日はこんなニュースがありましたね。
漁船の燃料費が高騰していることに反発してフランスで始まった漁業者の抗議行動が隣国スペインのほかイタリアやポルトガルなどにも広がる見通しだ、という話し。
フランスでは、今月に入って、大西洋沿岸の各地で漁船の燃料費が高騰していることに反発して漁業者が操業を 中止しているほか、港近くにある石油精製所に通じる道路などを封鎖しています。フランスのサルコジ大統領は、燃料費を補てんするため日本円で500億円を 超える補助金を約束しましたが、漁業者は十分ではないとして抗議行動を続けており、事態沈静化の見通しは立っていません。
……
フランス、スペイン に続いて、30日からはイタリアやポルトガルの漁業者も抗議行動に加わる予定で、各国政府は対策を迫られることになりそうです。
(29日NHKニュース)
さしものサルコジさんも、「原油高による税収増をこの先も放っておいてよいのか」と述べて、石油価格に応じてVAT(付加価値税)の税率に上限を設けたり、税収の増加分を積み立てる特別基金をつくったりして消費者の負担を軽くする考えを明らかにしています。
このBBCの記事からするとフランスの付加価値税はほぼ20%で、1バレルあたり130ドルの原油価格は82ユーロにあたるそうですから、フランスの消費者は1バレルあたり約2,689.6円の税を払っていることになります。
1バーレルはおよそ159Lなので、1バレル130ドルの原油価格では1Lあたり約16.9円の付加価値税、ということになりますね。
高い、といわれるフランスのガソリン代ですが、税から見ると日本の何分の一かです。
原油の高騰で漁船の燃料となるディーゼルの価格が半年前に比べ倍近くに上がって怒ったフランスの漁師さんたちの様子は、BBCのここで見られます。
2.組合と政府の交渉が行われている農業省近くでは火の手が上がる。
3.港がいくつか封鎖されたため、イギリスとの間のフェリーの往来が止まる。
4.漁師さんたちは政府に補助金をもっとよこせ、と主張。
これに対して政府はEUに承認を求めている、と返答。
5.漁師さんたちにとって、そんな悠長なこと言ってられるか、というところ。
6.抗議活動は先週フランス西海岸で始まり、それから北部に広がったそうです。
う〜ん、すごいですね。
自ら要求しないと政府は動かない! と自覚しているのでしょうね。
一方私たちの国でも漁船に使う燃料の価格がこの2年で2倍に跳ね上がったという燃料価格高騰は同じです。おまけに、漁に出ても、取れる魚は年々減少するという「ダブルパンチ」だそうです。
それで「原油高でマグロ初の休漁 小売価格上昇は必至」ということになったようです。↓ 以下に記事の一部抜粋。
……
遠洋マグロ漁業の業界団体「日本かつお・まぐろ漁業協同組合」(日かつ漁協、東京都江東区)は、マグロはえ縄漁の一部を休漁する方向を検討している。他 の組合にも呼びかけ、国内で操業するはえ縄漁船約380隻のうち、約2割が数ヶ月間にわたって休漁する方向で調整を進めている。休漁の対象は、太平洋やイ ンド洋で「大衆マグロ」と呼ばれるメバチやキハダを獲る漁船になる見通しで、クロマグロなどの「高級マグロ」は対象から外れる模様。日本の遠洋マグロ漁 で、組織的に休漁を行うのは初めて。
……
漁に出れば出るほど、赤字が広がる。船が1日操業すると約10万円の赤字で、遠洋漁業の場合は一度漁に出ると300日〜500日はかかるため、1回の漁で3000万〜5000万の赤字を抱えることになるのだそうです。
組合長は、コストアップを価格に転嫁できないことで、業界が苦しい状況に追い込まれていると訴えてます。
もう黙っていられません。今のやり方では、事業が成り立たなくなってしまう。今回の休漁措置で市場への供給量をしぼり、価格に反映させることを目指しま す。本来ならば『適正価格』というものがあるはずで、その水準まで戻したいです。『再生産』できる仕組みが重要だと思います。
フランスと日本のこの差。。。
日本の漁師さんはやさしいな、とかいう問題じゃなくて……日本の場合、政府はまるで知らぬ存ぜぬ、のような立場にいるみたい。
安心して漁業に従事いていられるための仕組みが違うのでしょうが、フランスの、漁師代表と政府が話し合うところがいいですね。
日本はただ市場に任せるだけなのでしょうか。
昨年の参院選時、よく買い出しに行く漁港の市場の壁には、安倍シンゾー氏と一緒に漁業組合長が仲良く自民党のポスターにおさまってました。
ははあ、そういう関係か、とあらためて思い知りましたが、マグロに限らず消費者の食卓を保障する意味でも、燃料高騰問題について政府はなにかすべきではないでしょうか。
とはいっても、まったく逆のことをしたのが日本の政府ですよね。
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