この息苦しさはいったい何なのだろう、とは中国だけの話しではありません

朝からオリンピック並のけたたましさで、NHKがサミットを報じています。

 一方BBCは、地元を地道に取材。
 今日の記事の見出しは、「厳戒の島」。直訳すれば「日本の島 サミットに自由を奪われる」というところ。

 BBCのクリス・ホッグさんが洞爺村を取材。
 サミットの喧噪の裏で日本最北の島に何が起きているか、伝えてくれてます。

 東京の住人が避暑に訪れる、緑が生い茂り、山々の木々の間をひんやりした風が通り抜けるで地では、休暇を楽しむ人よりも暴動にそなえたフル装備の警察官の方が目につく。

 21,000人が勤務につく。

 サミット開催地の近くで汗だくになりながら、ちょっとでも面倒が起こりそうになったら行動を起こせるように立ちつづける。

  今までのところ、警官たちのやったことといえば、信号が青になるまで待ちなさい、とジャーナリストたちに注意したくらい。
  
 丘の上では世界のリーダーたちが腰を落ち着かせているが、麓の洞爺村では、タクシーの運転手が駅の外で客待ち顔。
 村の道には、たまにいる私服警官を除けば、人っこ1人いない。
「あがったりです」とタクシーの女性運転手。

「修学旅行はキャンセルされたし、サミットで観光客がもっと来ればいいと思ったけれど。今でもね。でもこれまでのところ、望み薄ね」

 国際メディアセンターの近くで居酒屋を営む男性。

「うちはもうかるはず、酒好きの記者のみなさんたちとはこんなに近くですから」

「環境について話し合ってもらいたいですね。ここの気候変動の影響はこの目でわかりますよ。この頃、雪が期待ほど降らないことがありますし」

 北海道まで抗議にやってきた人たちは、いつも警官につけ回されていると文句を言っている。
「こんな警備に使うお金があったらもっとすることがあるだろう」と。

 ***以上***


 市民の良識から考えれば、そんなことしている場合じゃないだろ! というところですが、政権にとっては願ってもないチャンスなのでしょう。

 自衛隊まで動員して治安出動させ、予行演習をしながら、異議申し立てをするヤツはつかまえるぞ、と示すことができましたし。
 しかし、何の予行演習なのでしょう?

 政府はテロへの警戒を口実にしているのでしょうが、実際は治安対策でしょう? このBBC記者も、「riot暴動」対策と捉えていますね。

 しかし暴動もどきを自ら演出してまで、みせしめにデモ参加者を逮捕するとは。

 で、全国から21,000人の警察官を動員して作戦遂行中ということは、これだけの人数が本来は不要だってことでしょっ? 21,000人警察官を削減しても、日本の国はどうにか動いていく、ということではないですか?

 今日8日の朝日は社説でジンバブエのムガベ政権について、「この横暴は放置できぬ」といってますが、この福田政権の横暴さはどうどう考えているのでしょう。知らないわけないと思うのですが。 

 同じく朝日朝刊第9面の北京オリンピックへのカウントダウンコーナーの見出しは、「警備で高まる息苦しさ」。

この息苦しさは、いったい何なのだろう。

 北京五輪に向けた警備は厳しくなる一方だ。サッカーの競技会場となる遼寧省瀋陽で道を歩いていて、身分証明書の提示を求められた。警察官は「テロ警戒のため」と言うだけだが、関係者によると、住所登録がない人々を五輪期間中は市内から追い出すための措置なのだという。

 「外国人が部屋に宿泊する場合には、24時間以内に最寄りの派出所に通報する必要がある」。そんな警察当局からの警告の張り紙も自宅のドアに張られた。外国人にも厳しい目が注がれている。

 17日に予定される瀋陽での聖火リレーは、市内の名所を回る予定だったが、「警備上の理由」で人気のない郊外の河川敷公園での開催になった。

 ……
 
 
 五輪前の中国の警備態勢とサミットの開催前から始まる我が日本のものものしい警備にどれだけ違いがあるでしょうか。
                                                                                       

  
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  築地移転


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