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恥ずかしいそろい踏み

ちょっとどころかとても恥ずかしいそろい踏み。
 
     福岡自民 本
 みなさんご存じとは思いますが、念のため。左より麻生太郎自民党幹事長、古賀誠自民党選対委員長、太田誠一農水相、麻生渡福岡県知事。

 解散総選挙を念頭に、一致結束でがんばろう、と気勢を上げたようです。

 野党をナチ党呼ばわりした麻生氏、消費者を「やかましい」とか「潔癖馬鹿」とか言い放った太田氏、渡った先の道路は行き止まりの誠橋をつくった古賀氏、「もはや闘う知事会ではなくなった」と副会長の寺田典城・秋田県知事に痛烈に批判された麻生渡全国知事会会長の面々です。

 それにしても度重なる失言暴言の麻生太郎氏も、暴言と事務所費問題の太田氏も、平然とお役を務め続けようとしているところがなお恥ずかしい。本人たちのみならず、それを許しているフクダ首相も。

 また太田氏は「不徳の致すところ」と言いながら「食糧自給率を5割に上げることが自分の使命」と述べたとか。

 解散があろうとなかろうと総選挙は1年以内に行われ、解散・総選挙の前か後には内閣総辞職があるわけで、この方は、そんな短期間の間にさまざまな要因が絡んだ現在の低自給率をそれほど簡単に上げることができると、ほんとうに考えているのでしょうか。

 もし本気でそう考えているのなら、一致結束でがんばろう、などと言ってる暇はないのではないでしょうか。

 などということを考えれば、これが単に辞めたくない、という気持のいい訳に過ぎないことが分かります。


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埋蔵金ってあるんだ!

へえ、埋蔵金ってあるんですね。

 江田けんじさんの今週の直言「埋蔵金はいくらあるか……1円残らず掘り出せ!」にちらっとあります。
 なんでも出所は財政融資特会と外為資金特会だとか。

 財政融資特会からは、過去の高金利時代に貸し付けた返済金利が現在の金利を上まわっているために毎年2~3兆円の利益が、外為資金特会からは、政府短期証券での資金調達の金利とドル建て債等での運用の金利との差で毎年4%分の収益があがるのだそうです。

 さらに「独立行政法人の剰余金(15兆円)、郵政民営化会社やJTの政府株の売却益(10兆円超)、国有財産売却(1兆円超)、地デジによる周波数売却(4兆円)等を合算すると「埋蔵金候補」の額が途方もない額になっていく」という話し。

 なんだかよく分からないけれど、与謝野馨政調会長が「埋蔵金はない」と断言しているのはどうも嘘ではないか、という気がしてきます。

  でもなぜ、与謝野馨政調会長や財務省はこの埋蔵金の存在を否定するのでしょうね。増税をするためだ、とよく説明されていますが、なぜ増税をしたいんでしょうか。

 こちらには、特殊法人に天下った官僚OBたちが消費するために、官僚たちがかなり大目に資金準備をしていると考えるのが自然だ、というような推測をしています。そんなところなのでしょうか?
 だとすると、ひと頃問題になった“裏金”と同じと考えていいのでしょうか?

 たったそれだけで? そんな自己保身のためだけに、収入減と物価高にあえぐ私たちから、さらに税を搾り取ろうとするのでしょうか?
 まあ、年金問題に関する社会保険庁のデタラメ状態を考えると、なるほど、そうかもしれない、と思いますが、社会保険庁同様、なぜそんな状態が許されてきたのか? と考えると、やっぱり政治家の責任は大きいと思います。

 で、誰も責任をとろうとせず、逆にそうしたことすべてをチャラにして民営化を叫ばれても困ります。
 実際に社会保険庁の解体はアベ内閣時に決まってしまいましたが、郵政民営化でも社会保険庁の廃止・機構変更でも、私たち有権者/納税者から見ると一層複雑な組織になってますね。ますます、見にくい、訳分からないものになりそう。


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閣僚たちのクールビズファッション

国会議員が「クールビズ」のようなダラシない格好をしていること自体が言語道断、などという言葉をどこかで目にしたけれど、言語道断かどうかは別にして、テレビ画面に閣僚たちが登場するたびに、全然似合ってない、とか、みっともない、とか思う。

 ちょっとはまし、の人はいても、似合ってる! なんて人はまずいない。
 おそらく上等なスーツを着ているだろうに、クールビズなどという言葉に強迫的に反応せざるをえなかったのだろうが、政治家の面構えは、よくよくファッションに縁がないのだろうと思う。

 クールビズなどという小手先のアイデアを考える点については小池百合子氏は天才的なひらめきを持っているみたいだけれど、こうも見苦しいクールビズを見せつけられては、環境問題に下心のない一般人には広がりそうもない、50年代の映画に出てくるような真っ白い開襟シャツのほうがまだいい、と思う。

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「平和協力国家・日本」の努力がインド洋の給油活動ですか?!

お昼のNHKニュースに登場した町村官房長官。ペシャワール会伊藤さんの訃報を受けて、対テロ対策の重要性を強調していました。

 NHKオンラインでは、町村氏はお悔やみを述べ、「平和協力国家・日本」としての努力が必要であることに言及しながらも、

 「各国がテロ対策に必死の努力をしているなかで、日本がテロとの戦いとの戦列か ら脱落すれば、国際社会の動きと真っ向から反することになる。今回、NGOから犠牲者が出てしまったのであればあるほど、テロとの戦いに日本が積極的に関 与していく重要性を国民も感じたのではないか」

 と語ったと報じられています。

 もちろん、インド洋での給油法案や自衛隊派兵問題が控えていることを念頭に置いてのことでしょうから、日本政府はこれから大手メディアまで動員して、いわゆる「テロ」の危険性を訴えていくのでしょうね。
 
 で、ふと考えてみれば、先の世界大戦時、他国に侵攻したドイツ軍は当然のごとく激しい抵抗=レジスタンスにあいましたし、レジスタンスは祖国を救うものとして肯定され記憶に残されました。

 米国のアフガニスタン侵攻の理由は、9.11のテロを実行したアルカイダの殲滅でした。そして、当時アフガニスタンを支配していたタリバン政権がいかにもアルカイダとつながりのあるように喧伝されて各国の賛意を得た、ということでしたね。

 結局、タリバン政権のアルカイダとのつながりは否定されてもアフガニスタンの抵抗運動は「テロ」のひと言で片づけられ、ひたすら軍需産業の製造物である兵器と米軍をはじめとする多国籍軍兵士の若い命、そしてアフガニスタン民間人、子どもも女性も年寄りも、それこそ区別なく多くの命が消耗されてきました。

 多分、米国の情報網をもってしたら、タリバンとアルカイダが無関係なことなど最初から分かっていたでしょうに。

「反テロ」で米軍のアフガニスタン侵攻を煽り立てた責任の一端は紛れもなく私たちの国にもあるというのに、官房長官の、「テロとの戦い」から脱落するな、むしろ今まで以上にテロ対策を推進しろ、というメッセージは、予想はしてましたが、あまりに矛盾をさらけ出しています。

「平和協力国家・日本」の努力の真っ先に揚げられるものが、なぜインド洋の給油活動になるのでしょうか。

 あまりに多くの命が奪われ失われ、混乱と疲弊の極みであろう彼の地に平和をもたらす活動が、インド洋での米軍等への給油活動でほんとうにいいのですか? 

 ドイツ軍の占領に対するフランスの抵抗がレジスタンスと呼ばれ、米軍の占領に対するアフガニスタンの抵抗が、なぜテロと呼ばれるのですか?

 そもそも米軍というより米国の過ちは、侵攻の大前提が間違っていたこと。それをおして作戦を強行し、さらなる混乱をもたらしたこと。
 国土が荒らされ生活が破壊される泥沼の中で住民とともに泥だらけになってきたのが、伊藤さんたちNGOのメンバーだったのではないでしょうか。

 伊藤さんの意思を継ぐならば、少なくともアフガニスタンの国土を荒らしたり生活を破壊するものであってはならないと思います。


 話しは変わって、渡辺、大江、姫井3氏の民主党離党のことをちょっと。
 テレビはしつこく渡辺、大江おふたりの言葉を何度も流してますが、いいんじゃないでしょうか。少しだけ、民主党が分かりやすくなりました。
 大江氏などは、もともと自民党二階氏の子分みたいなものでしょ?
 いろいろと物議をかもしていた姫井氏まで自らしりぞいてくれたわけですから。

 ただし、民主党ということで支持され当選したことを考えると、議員辞職して出直すべきだと思います。


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“前期高齢者”納付金で新たな負担って?

夕方車で外出中ラジオから聞こえてきたニュースですが、前原誠司氏が今日27日、外国特派員協会でまた何かしゃべったみたいですね。時事通信によると、

「停戦合意後に自衛隊が現地で医療・物資輸送などに当たるとした民主党のアフガン復興支援策は見直すべきだ」
「アフガンの治安状況は悪化している。政権を担う可能性が高いほど、具体的で実行可能な施策を打ち出すことが大事だ」
「航空自衛 隊による輸送を担うのも、一つの具体的な案として考え得るのではないか」

 とかなんとか話したようです。

 アフガニスタンの日本人拉致事件を受けての発言だそうです。かねてよりの持論の展開なのでしょうが、なんだか、悲嘆や混乱に乗じてあらためて発言に及んだ印象があります。
 

 ところで、何、これ? と頭の中ではてなマークが点滅したのが「西濃健保解散 負担増16億円」のニュースです。

 西濃運輸健康保険組合(約5万7000人加入)が、高齢者医療制度の導入で、65歳以上の高齢者の医療費に対する負担が大幅に増えたことから、事業の継続 が難しいとして、今月1日に解散し、政管健保に移った、という話しのこと。
 これによって国庫負担はおよそ16億円増えるのだとか。

 やっぱり、何、それ? でしょ。

 後期高齢者医療制度ができたとき、政府の説明から理解できたことは、年寄りがお金を使いすぎるので財布を別にした、というようなことでした。

 それで、若いもんの財布から余分な費用が出ていくこともなくなる、というような話しだったのですが、それがまったくの嘘だった、ということ?!

 西濃運輸の話しによると、

  07年度には、老人保険制度と退職者医療制度への負担金が35億8700万円だった。
 08年4月に高齢者医療制度の改革で、65-75歳の「前期高齢者納付金」25億2500万円と、75歳以上 の「後期高齢者支援金」21億1000万円の負担を、新たに強いられることになった。
 
 ということらしい。

 この組合の保険料率は、月収の8.1%だったが、この負担増をまかな うためには、これを10%以上に引き上げる必要が出てきた。ところが、「政管健保」の保険料率は、これよりも低い8.2%だ。そのため、「自前で組合を持って、10%の保険料を徴収する意味がなくなった」として、解散を決めた、というのですが。
  
 4月からの後期高齢者医療制度の導入と同時に「前期高齢者納付金」の制度ができて、これが新たな負担を呼んだという話しなのですが、なんだか“改革”されるたびに制度が複雑化されていくように見えるのです。
 何とか誤魔化したい、誤魔化そう、という意図まで制度のほころびからチラチラ見えて、いったい何のための改革なのか、とうんざりしてきます。

 それにしても、似せ改革の立役者コイズミ純一郎氏は、こうした事態になることを分かっていたのかな? ともつい考えたくなるのですが、分からなかった、といったところで責任を逃れられるわけではありませんよね。 


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競技力向上に予算増額……政治力向上のための対策は?

 先週末から関西に行っておりました。

 用事を済ませて京都の友人宅へと夕暮れの道を急いでおりますと、同じような小路に同じような住宅が建ち並び、どこでどう間違えたか、迷子になってしまいました。
 ちょっと周辺をぐるぐる歩き回ったものの、はてさてどうしたものか、また駅まで戻ろうか、ととぼとぼ行っておりますと、私と同じぐらいの年格好の女性と出会い、住所を示しながら道を尋ねてみました。

 結局この方にも分からず、そちらから携帯電話をお借りして友人に連絡をしました(私は携帯は持ってません)。
 ご夫婦づれだったこの女性には友人宅へ到着後も確認の電話をいただき、大変親切にして頂き、ちょっと感激。ありがとうございました~、と大声(たぶん、ここからではこのお礼の言葉も届かないでしょうが)。

 ↓ 観光に行ったわけではないのですが、散策の折りに見つけたものの数々です(中には京セラ創業者の方のご自宅も)。


 久しぶりに自宅のテレビでニュースを見てますと、オリンピックの興奮まだ冷めやらず、といった感じで、いろいろと報じられてました。

 で、目についたのが「競技力向上 文科省の取り組み」とやらです。

 なんでも、

「北京オリンピックで日本が獲得したメダルは25個で、目標としていた30個を下回り、4年後のロンドン大会 に向けて競技力の向上が課題となっています。これを受けて、文部科学省は、オリンピックなどの国際大会でメダルを獲得できる選手を育成するための取り組み に力を入れることになり、東京が招致を目指す8年後の夏のオリンピックに向けて、競技ごとに外国チームの戦術や国際ルールなどの情報収集や分析を行い、長 期的に選手やチームの育成、強化に取り組む「ナショナルコーチ」を新たに配置する方針……」

 だそうです。

 そのためには今年よりも37億円プラスの172億円の予算を要求するのだとか。

 なるほど、ふむふむ。

 競争となると、政府はすぐに重い腰を上げるんだなあ、と感心いたしました。 

 福祉の充実を目指すオリンピックとか、平和指向国際コンクールとか、政治家クリーン度オリンピックとかもちらっと頭をかすめましたが……やっぱりだめですかね?!

 競争は競争でもいろいろあって、みんなが一体感を感じて精神を高揚させるものでないといけない。それも、シンプルで分かりやすい形で提供されないといけないわけですから。

 政治力向上への取り組み! ってできないものでしょうか。とりわけ、政治家の方々の政治力向上!
 
 オリンピックよりもなによりも、私たちの国の目下の急務なのですが。


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ふたりの問題麻生

「全国知事会の面々は、ほんとうに住民の生活を考えているの?!」で取り上げた全国知事会ですが、例会のようなものと理解していいのでしょうか、年に2回開催される全国知事会議がこの7月に開かれたばかりです。

 そこで、「もはや闘う知事会ではなくなった」と副会長の寺田典城・秋田県知事が会長である麻生渡・福岡県知事を痛烈に批判したそうです(8月1日ゲンダイネット)。
 
 寺田知事がいうのは、

一国一城の主”である知事が、中央政府にお願いばかりしているようでは地方の時代なんてない。もっと国と対等にやり合おうではない かというものだ。それも当然で、2005年に麻生知事が会長になって以来、知事会は政府・与党にベッタリになってしまった。

 ということだとか。なるほど。

 そして永田町関係者の言葉として、

 この春も福田内閣が強行したガソリン暫定税率延長のお先棒を担ぎ、今回の知事会議も地方消費税を上げて欲しい”“削減された地方交付税を復活して欲しいとお願いばかり。ただただ政府にオンブにダッコでやっていきたいということでした。

 ということが紹介されてます。

 というと、7月18日に消費税率の引き上げを求める提言発表の裏側にはこんなことがあったんですね。

 麻生渡。福岡県知事は現在4期目。
 wikiには「全国知事会では、政府と対決する場面が増えた」と《特技》の項に1行ありますが、これは冗談でしょうかね。
 でも、誰が書いたか、わざわざ書き込むところをみると、「政府・与党にベッタリ」という批判が出ることを警戒している人がいるということでしょうか。
 地元で見る限りでも、やっぱり「政府・与党にベッタリ」というのが当たっていると思うのですが。

 「ジョブカフェ・モデル事業」では、自分が役員をつとめる会社・団体に“業務丸投げ”の疑惑も浮 上している、というのですが、福岡県の場合はこの事業に該当するものは、「がちんこ仕事塾」と「若年者就職支援事業」のふたつのようです。

 がちんこ仕事塾の受託先はビッグ・フィールド・マネージメント株式会社。人材育成・紹介をしているところみたいですが、HPのトップにはちょっと怪しげな口ひげ社長の写真があって、一瞬、ギョッとしてしまいました。。
 で、ここが、再チャレンジ組の若ものを人材とすべく福岡県から委託されたところか、と思った次第。。

 ゲンダイネットにあった福岡ソフトウェアセンターの取締役会長は、たしかに麻生渡・福岡県知事になってますね。副会長は斎藤守史・飯塚市長。株主一覧を見ると、地元の有力企業がずらり。
 行政トップと企業とのネットワークはこうしてできあがっているのですか。とてもわかりやすいですね。 
 これで、次の県知事選も盤石でしょう。

 さて、もうひとりの麻生氏、麻生太郎自民党幹事長。

 口の悪いゲンダイネットは、8月6日掲載分で、

 これ(民主党をナチスにたとえた発言)が見過ごせないのは、麻生といえば、ひん曲がった口による舌禍が絶えないからだ。自民党関係者は「またやった。麻生の口は命取りになる」と苦虫を噛み潰している。ざっと、過去の失言を拾ってみてもこれだけあるのだ。

「(日本の農産物が高いのは)アルツハイマーの人でも分かる」(07年7月)

憲法9条2項を『陸海空自衛隊、これを置く』と置き換えればいい」(01年4月)

「安さだけなら核(武装)の方がはるかに安い」(03年5月)

「創氏改名は朝鮮人が名字をくれといったのが始まり」(03年5月)

「高齢者の85%は周りが迷惑するくらい元気だ」(06年9月)

「大変だ大変だといって靖国の話をするのは、中国と韓国、世界191カ国で2カ国だけだ」(05年11月)

消えた年金の突き合わせで受給者はもっと貰えるかもしれない。こらあ、欲の話だろうが」(07年12月)

 と指摘しながら、「金がらみ、女がらみの話もゴマンとある……火種はゴロゴロ転がっている」と言ってます。

 へえ~、ゴマンとあるわけか、と驚きながら、いったいどんな話しがあるのかな? と好奇心のアンテナをちょっと揚げたところ、さっそくひっかかりました。
 

 国立身体障害者リハビリテーションセンター発注の汚職事件で贈賄容疑で警視庁に逮捕された久保村広子容疑者(74)が社長をしている眼科医療機器販売会社「ヤマト樹脂光学」から95~06年の12年間に総額370万円の献金を受けていたことが分かった。  (asahi.com.8月21日)

 
 なんでも昨年6月にはこの会社の創立40周年のパーティでは「堅実な商売をしている久保村さん」ともちあげていたのだとか。

 それにしても12年間で総額370万とか、ちょっと少ないですよね、ほんとかなあ?
 だって、1年で3億集めるんでしょっ?
 それに、1日で200万近く飲み食いするときもあるわけでしょ? 料亭2軒、日本料理店1軒、ステーキハウス1軒、クラブ2軒、それにわけのわからないカタカナ飲食店1軒、1日7軒のはしご。

 まさか1人でこれだけ飲み食いするわけではないんでしょうから、お供を引き連れてですか。連れて行く方も連れて行く方だけれど、ぶら下がる方もね。
 
 つい、「ジゴロ」という言葉が頭に浮かんでしまった……もちろん、金を巻き上げられる女に当たるのは、最終的には国民でしょう。

   
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お口はチャック! と教えたい麻生氏と太田氏

いったい何を考えているのだ? と呆れたのが、麻生氏の株式投資に関する300万非課税政策。

 まず、9日の札幌市での講演で、証券優遇税制を拡大して家計の金融資産を証券市場に呼び込み、株価上昇や消費拡大につなげるために株式配当に300万円の非課税枠を新設する減税案を表明。

 何を思ったか、その何日か後には、配当300万じゃない、投資額が300万だ。300万の投資額に対する配当を非課税にしたいんだ、と訂正したみたいですね。

 拙ブログエントリー「証券優遇税制を拡大しろ、というボーゲン閣下」をご参照下さい。

 よく考えずにしゃべるから。
 ほんとうに軽い人間だ。

 子どもが幼稚園に通っていた頃、お口はチャック! という言葉を叩き込まれていました。

 麻生氏とか太田氏とかは、とりわけ大きな丈夫なチャックが必要でしょう。

 必要な説明責任はとろうとはせず、こうした発言は垂れ流し状態……紛れもなく、それが今の政治の一断面であることはたしか。

 麻生氏の数々の問題発言は、自身の本音を何の問題も感じずに話しただけのことと受けとっています。

 優遇税制で、ご自身の手元に何億とある株の、その配当のうち、300万でも非課税になれば、

「○○万儲かるな……そうしたら○○の経費にそれを回せる……そうすれば、俺の懐も今以上には痛むこともない……」

 なんて、口を曲げながら、渋い声で言ってみる。
 越後屋さんとつるんだ悪代官のような計算をするのが人間なんだよね~、大金持ちでもね、とうそぶいてみる。
 
 で、あまりに見え見えの計算高さについて、そんなに表に出してはまずいでしょう、金持ち優遇と非難されますよ、とご忠言いただき、あわてて訂正。

 投資額が300万だ、それなら、皆さんにもいいでしょう? 

   (>_<)

(うう~ん、下手な芝居をごめんなさい。 m(_ _)m)
 
 さらに太田氏の「消費者がやかましいので」発言をかばった最新発言。

「関西以西では、やかましいって、みんな言うだろうが。うるさい、騒々しいという意味じゃない。『あの人、選挙にやかましいもんな』って言ったら、くわしい、プロ、そういったのをやかましいと言う。『よく知っている』という意味だ」
    
 恥の上塗り……


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これ以上恥をさらしてほしくない森喜朗元首相+公務員改革の顧問団のいかがわしさ

17日のテレビ朝日で、「福田康夫首相の無味乾燥な話より、麻生さんのような面白い話が受けるに決まって いる」「わが党も麻生人気を大いに活用しないといけない。『次は麻生さんに』の気持ちは多いと思う。私も、もちろんそう思っている」 などと、森喜朗元首相が述べたらしい。

 日本の人気政治家が野党をナチス呼ばわりした、と世界中で呆れ笑われたばかりのところにこれだ。
 大衆受けのする“面白い”話のできる人が首相にいいなんて世界中に発信されれば世界の良識が仰天するような、またまたはずかしい発言だと思う。
 
 もう、これ以上、恥をさらしてほしくない。

 この森喜朗氏を見るたびに、かつて支持率最低の内閣を率い、うっかり本音を漏らしてしまったこと数限りないこの方がそもそも首相になったこと自体、私たちの国の不幸ではないか、と思ってしまう。日本の政治の不毛を象徴する人物だ、と思う。
 
 そしてもうひとつ。
 今日のNHK早朝のニュースによると、公務員制度改革の重要なテーマを審議し福田総理大臣に助言する「顧問会議」のメンバーが決まったらしい。
 NKKEI NETによると15日にすでに発表になっていたようだけれど。

 で、メンバーは、

 御手洗冨士夫(日本経団連会長)、桜井正光(経済同友会代表幹事)、岡村正(日本商工会議所会頭)、麻生渡(全国知事会会長・福岡県知事)、高木剛(連合会長)、堺屋太一(作家・元経企庁長官)、佐々木毅(学習院大学教授)、岩田喜美枝(資生堂副社長)、川戸恵子(TBSシニアコメンテーター)、田中一昭(拓殖大名誉教授)、屋山太郎(評論 家)らとのこと。

 こうした顔ぶれを見ると、もうそれだけでどんな諮問になるか想像がつきそう。

 で こちらですでに紹介済みのトーマス・フランクさん。このかたの保守と産業に関する指摘が思い出される。

「保守主義の本質は運動であると同時に産業である」。

 日本会議などが繰り広げてきた運動を考えてみれば、肯ける。私たちの国の場合、保守化運動というより“復古運動”だが。
 産業として成りたっているものの中には、本屋にうずたかく積まれたいくつもの右派系雑誌などが思い浮かぶし、さまざまな保守団体が企業に自分たちの出版物等を高く売りつけて資金を稼ぐのも思い出す。
 故瀬島龍三らが産業界に根を張る一方で日本会議を引っ張ってきたことも忘れられない。
 保守団体の資金は潤沢だろう、と思う。
 
 そしてフランクさんは「最良の公僕は最悪の公僕」という言葉を紹介して、行政に、有能な人は要らない、という産業人の基本姿勢を指摘。

 この言葉は、クーリッジ政権という大恐慌前夜での米国商工会議所会頭の言葉。
 行政が機能して市民サービスが行き届けば、人々の行政に対する期待はますます大きくなって広がる。そうなると産業は衰退するしかない、という考え。そこには、「小さな政府」で結構、行政の市民サービスなど不必要だ、という経済人の姿勢が読み取れる。

 とりわけコイズミ純一郎政権からこのかた、こうした姿勢の“有識者”が私たちの国では幅を利かせてきた。この公務員制度改革に関する顧問団も、そんな有識者たちの姿勢を体現している人たちの集まりといえそうだ。

 いってみれば、社会保険庁に代表されるダメな役所づくりを許しておけば国民は愛想を尽かす。その時が民営化のチャンスだ、と儲けの機会を虎視眈々と狙ってきたということ?

 もともと、市民生活に必要だけれど利益は生み出さない、あるいは利益を生み出す必要はない、というものが行政の手に託されている。それを民営化してしまえば当然利益を生み出す必要があるわけで、民営化の結果、誰が得をして誰が損するか、有権者/納税者の目に明らかになったときは、事態はかなり進んでいる。
 元に戻すことは不可能ではないけれど、かなり困難だ。

 かくも狡猾・巧妙な人々。私たちは気の休まる暇がない。


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全国知事会の面々は、ほんとうに住民の生活を考えているの?!

日曜の朝、家人がつけたテレビの中に……報道2001というとフジテレビに、原丈人という人物が華々しく登場。
 画面に溢れるほど並ぶその肩書きの中に、財務省参与、 米共和党ビジネス・アドバイザリー評議会名誉共同議長、政府税制調査会特別委員等々がみつかりました。

 一般的にはほとんど無名のこの人が、いったいなんだというのだ? これだけでも、この肩書きだけでも十分怪しくないか?
 さては、賞味期限の過ぎた、というか利用価値のなくなった竹中平蔵氏に代わるべく、今度はこの方を売り出し中なのか? などと妄想してみましたが、はてさて、どうなんでしょうね。

 さて、15日の共同通信には

消費税率の引き上げに関する都道府県知事アンケートで、21人が引き上げに賛成、このうち6人は現行の5% から10%台への大幅増税も想定していることがわかった。ほかの26人も国会や政府内の議論が必要などとして賛否は留保したが、反対はなかった。

とあります。

17日の毎日新聞では、

 自治体の財源を充実させるために消費税を増税することについては21人が「賛成」と答えたが、「いちがいに言えない」も21人おり、判断が分かれた。「反対」はゼロで、5人は回答を留保した。

  となっており、質問の内容によって返答に違いはあるものの、全体としてみれば同じ結果が得られています。

そういえば、全国知事会議で消費税率の引き上げを求める提言をまとめて発表したのが7月18日。

 ……政府の地方交付税の削 減と社会保障費の増大から、11年度には地方公共団体の財政が破綻(はたん)状態に陥るとして、現在5%の消費税の1%に相当する地方消費税の充実が避け られない……
  消費税を引き上げる時期と幅については、景気の状況や国・地方を通じた消費税を含む抜本的な税制改革の中で決めるべき…… 
 特別委員会(委員長・石川嘉延静岡県知事)の試算では、都道府県と市町村を合わせた地方公共団体の財源不足は、11年度には7兆8千億円から8兆3千億円に達する。   (asahi.com)

 
 という具合に、全国の知事さんたちは、消費税率を上げてくれ~、と合唱しているわけです。

 こんな光景、見たことあるな、と考えてみれば、「道路特定財源の暫定税率の速やかな成立を求める」とか、「道路暫定税率の回復と住民生活の安定を求める緊急大会」とか何とか、知事会メンバーは大声で叫んでいましたね。

 暫定税率は復活したものの、はたしてそれで、住民生活は安定したでしょうか?


 内閣府が16日発表した「国民生活に関する世論調査」によると、今後の生活は「悪くなっていく」と考える人の割合が36.9%と、平成19年の前回調査 より7.8ポイント増え、昭和33年の調査開始以降、過去最高となった。前年からの上げ幅でみると、第1次オイルショックの物価高騰で“狂乱物価”と呼ば れた昭和49年の10.7ポイント増に次ぐ高い伸びだ。政府に望む政策(複数回答)では医療や年金などの社会保障構造改革を望む声が7割を超えた。 
…… 

調査結果について、内閣府は「ここ数年、根強い社会保障制度への不安に加え、原油高や物価高など経済的な原因から生活実感が悪化し、先行き不透明感が一層広がっているのではないか」と分析している。
(産経8月16日)

 

 原油高、物価高……原油高騰は仕方ない、とばかりに国民の生活不安に対処できないで「住民生活が安定した」などとはとてもいえません。


 そうした結果になることを(たぶん十分)承知の上で、暫定税率を復活させた与党の方針を全国知事会も大いに支えたわけですから、なにおかいわんや! です。

 その上に消費税率を上げればいったいどうなることか。

内閣府が12日発表した7月の消費動向調査によると、消費者心理を示す消費者態度指数(一般世帯)は前月比1.2ポイント低下の31.4となり、過去最低を2カ月連続で更新した。内閣府は消費者心理の基調判断を9カ月連続で「悪化」に据え置いた。
 ……
                            (毎日jp8月21日)

  ↑ この状態が、ますます悪化するでしょう。

 これが分からないのであれば、もうすでにそれで住民の生活を考える資格などないのではないでしょうか。

 もしかしたら、消費税導入時の反対は大きかったものの、3%から5%に税率を上げても、国民はいつのまにか慣れたではないか、どうせ今度もそうなるさ、と考えていたとしたら、納税者/有権者もばかにされたものです。

 分かっているのにあえて増税を主張しているのだとして、消費税収入が増えてそれがいい訳通りに社会保障費等に回されたとしても、生活困窮者が増えれば当然社会保障の対象者も増えるでしょう?

 増税 → 生活不安 → 社会保障費増額 → 財政赤字増大、となったら、またその穴埋めに増税を考えるのでしょうか? 

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養成工、青年学校、航空隊、紡績工場、結核、それに志願(兵)……そんな青春

昨日15日はお墓詣りと夫の叔父や叔母のこれからの生活の参考にと、さるグループホーム(宅老所)の見学に行っていたので、今日は朝から昨日作ったおはぎ4種をその叔父や叔母に届けてまわりました。

 自宅にいたものふたり、そして入院中のものひとり。
 毎年3回、恒例のイベントです。
 届けながら、少々長居して、いろいろ話を聞きます。すっかり弱った身体を嘆くのや昔話を語るのにまかせて。
 で、叔父には、昨日のエントリーに書いた、撃沈された輸送船とともに命を落とした弟さんのことを尋ねてみました。

 何歳だったの? 16歳だよ。

 志願だったの?

 表向きは志願だったけれど、実質的には強制だよ。煽られてね。
 高等小学校を出て養成工で働いていたとき青年学校で教育されてね、志願せずにはおられないような状態になるんだ。

 青年学校

 うん、あったんだよ。

 海軍に志願して……航空隊に行ったのは選ばれたものでね、弟は航空隊には行けなかった……死ぬ前に一度、会えるところだったけど、自宅を目前にして時間がなかったから急いで引き返したんだ、部隊のあった佐世保に。

 戦後の特効薬で命拾いして84の今でも健在なこの叔父は、当時結核で伏せっていたため兵役を免れました。
 まさに「塞翁が馬だよ」とは叔父自身の言葉。

 そしてこの結核は、大阪の紡績工場に働きに行って感染した実姉からもらったもの。

 だからといって、当時女工が軒並み結核に感染するような劣悪な環境の紡績工場のお陰で叔父が命拾いをした、というわけではありません。

 産めよ増やせよの結果、替えはいくらでもいる、とばかりに人を人とも思わぬ条件で働かせるのも、兵隊にとって死地に赴かせるのも、当時の社会構造の中から必然的に生まれた“悪”でしょう。 
 それが証拠に、兵役を免れた有力者の子弟の話しも時々耳にしますし。あの白洲次郎が召集されそうになったときどこかに泣きついて兵役を免れた話しもありましたね。

 かつての青春を物語る言葉が、ちらほら叔父の口から飛び出します。

 養成工、青年学校、航空隊、紡績工場、結核、それに志願(兵)……志願の形をとりながらも実は志願に追い込まれていく、実質“強制”の巧妙な仕組みと教育。

 ごく一般的な若ものの暮らしの一端がうかがわれます。

 私の父の青春には、甲種合格、2.26、満州、さらに2.26の後送られた満州の最前線で、連日、死ね死ね! という言葉を浴びせられたこと等々があげられます。

 こんな青春があるなんて! 話しに聞くたび憤りを覚えます。悲しいだけじゃない。


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お盆、そして赤紙配達人

↓ 仏様のお膳の道具を入れている箱です。幅と深さがぴったりなので私の知らない昔から使ってきたようです。一つ一つの椀や鉢や皿に精進料理を実際に盛りつけてお供えします。

台湾キャラメル1        台湾キャラメル2

 で、この箱は明らかに戦前のもの。渡邊製菓は60年頃、林家三平が「わたなべの、ジュースの素です、もういっぱい」と宣伝していた頃までは知ってますが、いつの間にかその名前も聞かなくなりました。

「台湾キャラメル」はもしかしたらバナナ味でしょうか?
 この箱に、子どもたちが手にするキャラメルの小箱がいったい何ダース入っていたのかしら、と考えると、かつての子どもたちの喚声が聞こえてくるようです。
 当時こんなキャラメルを手にしたおかっば頭や坊主頭の子どもたちの心は、きっと、今の有名パティシエの作品を目の前にしてワクワクする子どもたちのそれと変わらないかそれ以上だっただろうな、と想像しています。

 さて、夫の母方の叔父は2人、戦争中になくなっています。1人は仕事で渡ったテニヤン島で、もう1人は徴兵されて南方へ向かう輸送船が撃沈されて。

 テニヤン島で息子が死亡したとの知らせを受けとった父親は、すぐに駆けつけたものの(船便ですからどれだけかかったものやら)、息子の死亡原因を知ることはできなかったとか。
 輸送船で死亡した叔父は、戦地に赴く前に懐かしいわが家へ短時間の帰宅が許されて最寄りの国鉄駅を降りたものの、途中で時間がなくなって実家を見ずに隊へ戻り、そのまま海に消えたのだと聞いています。

 夫たちは、幼い頃からそんな話しを何度聞かされてきたことでしょう。

 今朝のテレビで、当時の役場の担当者が敗戦時の廃棄命令に背いて密かに赤紙を自宅に隠していた話しがありました。

 滋賀県長浜市で戦争に関する貴重な一次資料が残されていることが分かった。市町村合併前の旧大郷村役場で昭和5年から終戦まで兵事係をしていた西邑仁平 さん(にしむら・にへい 103歳)が、自宅に秘かに保管していた兵事資料だ。資料は徴兵事務を取りまとめた「兵事ニ関スル書類綴リ」、召集令状の交付記 録など1000点あまり。日本各地の市町村にもあったはずの兵事資料はそのほとんどが敗戦直後、軍部の命令で焼却処分され、これだけまとまった形で残って いるのは大変珍しいものだ。この資料を読み解くと、国家が国民をいかに掌握し、戦場へと送り込んでいったかがわかる。徴兵書類には人相体格、思想信条、収 入、特技などの個人情報が徹底的に把握されている。各連隊司令部ではこれらの情報をもとに、召集令状「赤紙」を作った。西邑仁平さんは兵事係として徴兵検 査事務から赤紙の配達、兵士の引率、死亡告知から村葬に至るまで切り盛りしていた。番組では貴重な資料と、仁平さんや旧大郷村の人々の証言で、村人がどの ように戦場へ送られ、戦争と向き合ったかを明らかにする。

 

 番組に登場された方の1人は、7人(8人だったかもしれません)兄弟の末っ子で、実に5人のお兄さんが戦死されたということでした。子どもたちに次々と赤紙が届いたとき、お父さんは配達した仁平さんといっしょに泣いていたそうです。

 そうだよね、そうなんだよね。
 受けとった父親は身を切られるように辛いでしょうし、配達するものもまた辛いんだよね。

 

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お盆にちなんで、僧侶の話2題

たしかお盆は13~15日だったと思いますが、わが家のお寺さんは今年も10日にみえました。わが家のお寺さんといっても、本来の檀那寺の住職ではなく応援組です。
 お盆はご自分の檀家をまわって、その前に人手の足りないところへ応援に行くようです。

 それでも5、6年前は11日か12日にお参りにみえてましたし、お坊さんも別人でした。ある年、それまで見たこともない大柄で声のふと~いお坊さんがみえて、なんと言ってるかまるっきり分からないお経を手早くあげて、汗をふきふき次の檀家さんへと急いで行かれました。

 わが家の檀那寺のご住職の人徳か、檀家さんが増えているようです。別院も建てられましたし。
 高齢化が進み、周辺の町内でも空き家が増え、それがまた櫛が欠けるように取り壊されて空き地
や駐車場になっているところがあちらこちらに見えるというのに、檀家がふえて他寺から応援を頼むとは、なんと奇特なこと。

 盆前のお参りに、「まだ仏様はお墓の中ですよね」と問うた家人に、「いやあ、大声出して呼ぶんですよ」と応じたのは10日のお坊さん。「仏さんはお墓の中で眠っているから起こしてやるんです」と、ガラガラと笑いながら言われました。

 こんな珍説あったでしょうか? まあ、あくまでもお寺の都合だけのことなんですが。 

 まさか、こんなことで教義が変わっていく、なんてことありませんよね……(汗)

 お坊さんといえば、数年前、ちょっとこわくて気味の悪い体験をしました。

 玄関チャイムが鳴ってドアを開けると、門の外に墨染めの衣を着て、寺名を書いたずた袋を首から提げたお坊さんが1人立っていました。
 目のとても鋭い人で、格好こそ僧侶でしたが、どこかいかがわしさを感じて、門を開けずに対応しました。

 なんでもはるばる長崎からやって来た、という話しで、鐘楼を建てるための寄付金集めだ、といいます。要するに勧進にやって来たわけです。

 いぶかしげな目を向けたであろう私に相手もいろいろしゃべっていましたが、そんな話しの内容はまったく覚えていません。

 僧侶の衣裳なんてレンタルでどうにでもできるのではないか?
 この鋭い、怖い眼はどうよ。私の知っているお寺さんにこんな目をした人がいるだろうか?
 立て板に水のごときしゃべりは練習すればできるし……ちょっと不自然……ずた袋の「○渓寺」なんていう寺が、果たして長崎に存在するのだろうか?
 
 などという疑問で私の頭の中はいっぱいになってました。

 しばらくすると、家人が帰宅しましたが、その車を見るなり、「お疑いならけっこうでございます」と捨てぜりふを吐いて、このお坊さんは足早に去っていきました。

 怖さと薄気味悪さがない交ぜになった感触がどーんと残されたことは今でも忘れません。

 ご近所さんや友人にこの話をするのですが、私以外にこの怪しい僧侶を見た人はいませんでした。

 で、話を聞いた人が異口同音にいうのが、強盗の下見に来たのだ、ということでした。
 下見に来たら、思いのほか元気そうなおばさんが出てきて僧侶を騙っている自分を疑わしそうに見た、ということで諦めたのよ、というのですが。

 その半年後か1年後だったか、隣の隣の町内で80才のおばあさんが殺されているのを帰宅した息子さんが発見したけれど犯人がつかまらない、という話しが私の耳にまで届きました。

 ほんとうに強盗の下見だったのかもしれません。
 皆さまも、お気をつけ下さい。


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泡瀬干潟の埋め立て反対署名&東京の都市計画と築地立ち退き関連年表・イシハラ氏の動き 

‘さめ’さんの日記、そしてLike a rolling beanさんのところをのぞくたび、お二人の必死の思いに心動かされながら、なにもできない自分がちょっとはずかしかったり。

 大きな権力を握る相手が、懸命に訴える市民を横目によくこれだけ理不尽なことができるものだ、とつくづく呆れてしまいますが、権力を握る目的は理不尽な野望を達成するためだ、と考えると納得できますね。

 世の中に“黄門さま”はいないわけですし、葵の印籠や錦の御旗で相手を屈服させるのもおかしいわけで、私たちは地道に訴えていくしか仕方ないのか、と思ったり。

 でも、相手はほんとうに狡猾だな、と思います。狡猾で厚顔で強欲で恥知らず。なりふり構わず、です。 

 で、私がお二人を応援できることといえば、これくらいでしょうか。

‘さめ’さんの【署名のお願い】と、Like a rolling beanさんの転載希望の記事を以下に取り上げました。

                        *****

【署名のお願い】 → 締切が8/31になりました
上記の訴えに心動かされ賛同してくださる方は、
web署名泡瀬干潟の埋め立てに反対する署名
にご協力お願いいたします。

◆【署名説明文(写真付)】http://www.awase.net/maekawa/shomeisetumei.pdf
◆【署名用紙】http://www.awase.net/maekawa/shomei.pdf

今からでも埋め立てをストップさせるため、出来る限り多くの方のご協力をお願いいたします!

また、冒頭にもありますよう、現場にかけつけられる方はご協力お願いいたします。
現場では物資も不足していますのでカンパも大変ありがたいです。
また関東にお住まいの方は
写真展「救え・沖縄泡瀬干潟とサンゴ礁の海写真展のお知らせ」
にもぜひご覧ください。
一人でも多くの方に現状を知っていただきたくお願いいたします。


    ***ここからはLike a rolling beanさん***

【内容確認と転載希望】 東京の都市計画と築地立ち退き関連年表(拡大版)・イシハラ氏の動きとともに

東京都からの市場の歴史と事象が下記URLに示されています。正しいことが抜けていたり、などがないとよいのですが、ともかく、

http://www.shijou.metro.tokyo.jp/tonai/03/02.html


平成17年4月に東京都卸売市場審議会より答申された東京都卸売市場整備基本方針を踏まえ、平成17年11月に策定した第8次東京都卸売市場整備計画において、豊洲新市場を新たに位置づけ、平成24年開場を目とに整備することとした。
 今後、関係業界と具体的な協議を重ね、計画を着実に推進していく。

ということで、比留間市場長が「ただ粛々と移転計画を進める」、と話したように、計画通りに進めることそのものが目的化されています(官僚主義)


築地を移転させようとする実行者はイシハラ都知事ですが、それだけでは整理と考察が足りないとする考え方もあるでしょうから、これまでの経緯をまとめました。

個人で収集しサマリを作ったので、いろいろと見づらいところなどもある点はご容赦ください。


この年表から理解され、かつ注意すべきなのは、環境と安全に対してのまともな検討は始まったばかりで、なのに地下水汚染が調べるたびに1桁上がり、 またその前には湾岸バブル崩壊の穴埋めと汐留大規模開発とのつながりでなんとしても「立ち退いてもらおう」という意欲がありきで話が進んでいたという事実 です。


下記年表部分の確認と、作成元がこちらであることを記した上での転載(部分的にでも)をお願いいたします。

いずれも一般的な資料からの引用です。


(ここからは私見です)
たしかに費用は問題ですが、明確な意図があり、実際に嘘があったり捏造をチェックできなかった側に、どうやって公正なデータが出せるのでしょう。

しかしとても小さな話でたとえれば、「近隣イベントである会場を使いたい方が、意図的に別の会場から 開催費が高くなるような見積もりを取った」、という話などは現実にたびたびあり(つい最近も友人がそのことで苦労していました)、そういったこととの類似 性に思いをいたらせないではいられません。

(ここまでは私見)



~~~ここから年表拡大版

【凡例】
◆現時点での市場移転構想と間接的に関係のあると思われる人やお金の動き

■環状2号線関係の動き
▲PFI関連

★後半に補足資料のある箇所

< > 私見と追加コメントなど

※ 古いデータは、はてなダイアリーとWikipediaから引用しています。
※ ◆で示した部分には人事の件、教育の件、来ないはずのオリンピックの招致の件が含まれています。


【年表本文】

1975年(昭和50年)
◆イシハラ氏、東京都知事選に立候補するも落選


1976年(昭和51年)
◆イシハラ氏、衆議院議員。環境庁長官(福田赳夫内閣)


1986年(昭和61年)
築地市場再整備推進委員会設置 <現地(築地)再整備方針の決定>


1987年(昭和62年)
◆イシハラ氏、運輸大臣(竹下登内閣)
◆Wikipedia 国鉄分割民営化
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%89%84%E5%88%86%E5%89%B2%E6%B0%91%E5%96%B6%E5%8C%96

◆Wiipedia 汐留駅

 汐留駅敷地での精算と土地運用検討開始 <汐留が国鉄の長期債務を返済するための売却対象地とされました>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%90%E7%95%99%E9%A7%85_(%E5%9B%BD%E9%89%84 )


1988年(昭和63年)
築地市場再整備基本計画策定


1990年(平成2年)
「築地市場再整備基本設計」の完成と東京都から築地市場現地再整備説明資料


1991年(平成3年)
現地再整備着工、工期12年の計画


1992年(平成4年)
バブル崩壊により都市博の参加取りやめ企業続出


1993年(平成5年)
5/28
 築地市場再整備起工祝賀会、鈴木都知事(当時)も列席し祝辞


1995年(平成7年)
◆イシハラ氏、衆議院議員を辞職
◆汐留地区再開発開始 <バブル後の塩漬けを経て>
 東京都の都市基盤整備と民間のプロジェクトにより、汐留貨物駅跡地の再開発がはじまる
4月 青島都知事就任、東京都市博中止決定


1996年(平成8年)
築地市場現地再整備が380億円使った段階(立体駐車場、冷蔵庫棟など)で工事中断
11月 「第6次東京都卸売市場整備計画」に基づく現地(築地)再整備合意


1998年(平成10年)
3/31
 築地市場の再整備に関する要望(東京都中央区)
6/30 東京都中央卸売市場長(宮城哲夫氏)名の「臨海部への築地市場移転可能性にかかる検討結果について(回答)」が通知される <豊洲移転計画が浮上>
7/6 築地市場の再整備に関する確認(東京都中央区) <現地再整備ではないのか?と確認>
 (中央区サイトより抜粋)

http://www.city.chuo.lg.jp/kusei/kuseizyoho/tukizisizyo/1007saiseibikakunin/index.html
 ところが、昨年来、業界内に移転論が再燃し、市場の内外に混乱が起きましたので本年2月には、現在地での再整備を求めて貴職に要望書を提出し、「豊洲へ移転する余地は全くない」との回答を得てきました。

1999年(平成11年)
1月 イシハラ氏、ソニーの盛田氏との共著『「NO」といえる日本』を刊行
2月 築地市場再整備推進協議会再開
 平成11年2月から再開されていた築地市場再整備推進協議会において「現在地再整備」、「移転整備」についてあらゆる角度から(管理人: どんな角度でしょうか?)比較検討した結果、同11月、「現在地再整備」の困難性が確認され、「移転整備へと方向転換すべき」との「検討のとりまとめ」をした。
4月 イシハラ氏都知事就任
9/1 イシハラ氏、築地視察を契機に突如、狭い、汚いなどの誹謗をし始めたり、処理完了に近いアスベストの危険性を大げさに蒸し返して、豊洲移転方針の正当化に向けて暴走開始
<副知事濱渦氏が折衝に回り、イシハラ氏は「自分のせいじゃなくてもっと前から決まっていた」と嘘をついたことが以下の記事に明記されています>
 http://www.jcptogidan.gr.jp/html/menu4/2007/20070329185417.html
11月 豊洲に移転すべきとの検討とりまとめ <だから早すぎますってば!>
11/10 東京都中央区 築地市場再整備に関する抗議(平成11年11月)

2000年(平成12年)
6/2
 土地所有者の東京ガスが市場移転に難色を示す文書送付 ★(1) <土壌処理などを表明>
以下の記事から、翌年には都の費用負担まで示して合意にこぎつけています。
 http://www.jcptogidan.gr.jp/html/menu4/2007/20070329185417.html
 (略)濱渦副知事(当時)がいやがる東京ガスに無理やり受け入れさせるために、 「築地市場の豊洲移転に関する東京都と東京ガスとの基本合意」(2001年7月)で、防潮護岸の整備経費は区画整理事業の事業費から除外し、「開発者負担 金については、負担の仕組みを見直す」ことを取り決め、600億円と見こまれた防潮護岸整備事業費のうち、東京ガス負担分の免除するという「補償」をおこ なったことを証明する(略)
9/1 イシハラ氏、東京都防災訓練にて銀座中央通りに戦車を走らせる

2001年(平成13年)
◆現市場長の比留間氏、西東京市から「教育庁人権・企画担当部長」・「教育庁学務部長」
2月 豊洲移転での東京ガスと東京都の基本合意 <やっぱり都の費用負担が利いた?>
4/18 東京都卸売市場審議会答申で豊洲移転方針をアピール
平成13年4月18日開催の第55回東京都卸売市場審議会「答申」の中で、築地市場の整備計画については、 「早急に豊洲地区を候補地として移転整備に向けた検討を進めるべきである。さらに、移転するまでの間、現在地の市場の機能を維持し、流通の変化に対応する ための整備が必要である。」とされた。
7月 東京ガスと東京都が「豊洲地区開発整備に係る合意」 <結局は、あらゆる意味で「飲まされた」わけだな、と思います>
7月 築地市場再整備推進協議会 <正式に地権者=東京ガスとの合意>
 平成13年7月開催の築地市場再整備推進協議会において、(1)移転までの築地市場整備方法の進め方、(2)新市場の基本計画づくりの手法と手順(案) を説明 し、了承されるとともに、同月には築地市場の豊洲移転に関する東京都と東京ガス(豊洲地区の地権者)との基本合意がなされた。
11/7 東京ガスの汚染データ発表、ベンゼン1500倍 <これじゃあたしかに嫌がるはずです>
 http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/press/press2001/60bb6300.htm
12月 第7次東京都卸売市場整備計画で移転決定 <汚染があるのに勝手に決定を宣言!>
 平成13年12月の第7次東京都卸売市場整備計画において、築地市場の豊洲地区移転を決定した。

2002年(平成14年)
4月 トーキョーワンダーサイト設立 <文化施設減額の中、イシハラ親族の不正登用で悪名>
 http://www.tokyo-ws.org/outline/pdf/03.pdf
4月 東京都中央卸売市場組織改編、豊洲移転へ大幅にシフト
築地市場の豊洲地区移転の決定を受け、平成14年4月、これまでの行政と業界の協議機関であった「築地市場再整備推進協議会」を、「新市場建設協議会」と改め、同協議会に「基本問題検討会」等を設けるなど改組した。
5/29 土壌汚染対策法制定・交付
ここから翌年の施行の間に、豊洲を除外可能とする附則3条が東京都と環境省の間で「政策的に」付けられたことを民主党川内議員が裏取りをして、質問をしています。
 http://www2c.biglobe.ne.jp/~kawauchi/iinkai200700410.html
 http://www.news.janjan.jp/living/0704/0704103529/1.php
◆汐留に再開発地区としての区画整理が終了し、汐留シオサイトと愛称がつけられる
◆都営地下鉄大江戸線・ゆりかもめ汐留駅(11月)が開業
◆電通ビル、日本テレビタワー、汐留シティセンターなど主要ビルが竣工し、各社が移転する。「カレッタ汐留」は12月開業(電通本社、劇団四季劇場など)

2003年(平成15年)
2/15
 土壌汚染対策法施行 <豊洲の汚染が分かっていたので、法の適用除外をする附則3条あり>
http://www.env.go.jp/water/dojo/law/tsuuchi.pdf
イシハラ氏再選(4月)・竹花豊氏副知事任命。比留間氏、「教育庁総務部長」就任
5月 「豊洲新市場基本構想」策定
 http://www.metro.tokyo.jp/INET/KEIKAKU/2003/05/70d59100.htm
 http://www.shijou.metro.tokyo.jp/korekara/02/01.html  
(後者は東京都中央卸売市場サイトマップからはリンク切れで上から直接アクセス)
5/13 東京都卸売市場審議会
5/15 新市場建設協議会
◆7月 都立七尾養護学校への性教育不当介入事件 <教育破壊>
 http://kokokara.org/

2004年(平成16年)
1月 イシハラ氏、皇居のライトアップ提案に際して宮内庁から苦情を受ける
4月 新銀行東京設立
7月 「豊洲新市場基本計画」策定
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/korekara/02/02.html
 (これも東京都中央卸売市場サイトマップからはリンク切れなので直接アクセス)


2005年(平成17年)
◆比留間氏、教育庁次長(中央図書館長事務取扱)
当初の現地再整備計画での再整備完成予定の年
1月 国交省「水際線施設の一体整備ガイドライン」
 http://www.waterfront.or.jp/new/2005/guideline.pdf
3月 国家整備計画で築地廃止を明記(?) <たった1日の不透明な討議で、結論が示すものも玉虫色です>
国の中央卸売市場整備計画において、新市場を豊洲地区に整備し、それに伴い築地市場を廃止することが明記された(?)
3/17 農水省の審議会分科会で1日だけ豊洲移転が検討されたが、「東京都の動きを踏まえ、また環境省とも連携して取り組む」という内容なので、決定はと見なされない、という考え方がたしかに正しい筋に思えます。
3/31 湾岸3セク「東京ファッションタウン」・「タイム二十四」民事再生手続開始申立て
4月 東京都卸売市場審議会の答申による東京都卸売市場整備基本方針 <身内だけで!>
7月 浜渦副知事、偽証のため辞任
7/29 「つくる会」の歴史教科書を都教委が強行採択 <教育破壊>
 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-07-29/2005072915_02_0.html
8/1 「心の東京革命推進協議会」(青少年育成協会)発足 <心の管理>
 http://www.kokoro-tokyo.jp/about/keii.html
11/20 第8次市場整備計画、平成24年豊洲開場の計画
 http://www.shijou.metro.tokyo.jp/korekara/01/8_1.pdf
11/20 第8次案の一部変更


2006年(平成18年)
2/9
 東京都中央区 矢田区長名での断固反対する会の質問書(都知事・大矢實市場長宛)
 http://www.city.chuo.lg.jp/kusei/kuseizyoho/tukizisizyo/tsukijinanatunogimon/index.html
2/13 質問書に対して東京都からの回答書受領 ★(2)
http://www.city.chuo.lg.jp/kusei/kuseizyoho/tukizisizyo/1802nanatunogimonkaitou/index.html
3/27 ゆりかもめ「市場前駅」開業 <既成事実作り・この工事に際して汚染土にたくさんの杭を打っています>
4月 東京都通知により、職員会議での挙手採決禁止へ <教育破壊>
5/12 東京テレポートセンター・東京臨海副都心建設・竹芝地域開発民事再生手続申し立て
7月 比留間氏、中央卸売市場長就任
  http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/buka/soumu/choho/518/page3.htm
11月 イシハラ氏、『もう、税金の無駄遣いは許さない!―都庁が始めた「会計革命」』発行 <苦笑!>
http://www.asahi.com/business/aera/TKY200612180178.html
11/20 東京都卸売市場審議会で豊洲新市場の整備報告
 http://www.shijou.metro.tokyo.jp/gyosei/07/01/64.pdf
11/21 オリンピック招致委員会設立総会開催
http://www.joc.or.jp/news/newsmain.asp?ID=0000001057&yyyy=2006
12月 「10年後の東京」 <土地バブル再来祈念計画の発表>
 http://www.chijihon.metro.tokyo.jp/10years_after/index.htm
12/18 豊洲新市場整備等事業 PFI実施方針等に係る説明会の開催について <豊洲民間公募の説明>
12/19 PFIに関する実施方針★(3)と業務要求水準書(案)★(4)の公開
12/26 民間事業者へのPFI説明会 <工法案や設計案が、専門家会議の方針と同一です!>

2007年(平成19年)
2/9 PFIに関する質疑応答など文書公開 ★(5)
 <この時期に専門家会議が「出すべき」データが決まっていた可能性が大。→1つ前のエントリーに詳細あり>
2/17 東京都中央区 築地市場移転に断固反対する会を「新しい市場をつくる会」に <なぜ?>
http://www.city.chuo.lg.jp/press/puresuheisei17/puresu0217/index.html
http://www.tokyochuo.net/news/press/2006/02_27/press_01.html
2/27 招致委が「オリンピック・パラリンピック招致委員会」として名称を変えて成立
 http://www.tokyo2016.or.jp/jp/about/
3/7 移転反対デモ
3/20 日本環境学会による現地視察で基準10000倍の地下水汚染、強アルカリ性発覚
http://www.ohmynews.co.jp/news/20070410/6581
3/20 PFI募集と選定を3ヶ月延期するというアナウンス(各業界団体からの新たな要望や空調熱源設備、地盤改良の追加を理由に) <なのに地下水問題には触れず!>
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/pfi/18/0320.pdf
3/22 東京都知事選告示 築地問題と豊洲汚染が争点のひとつになる
3/29 東京ガスが2000年時点に豊洲移転に難色を示していたことがこの時期判明 ★(1)
2007年度予算 環状2号線築地横断地上化計画工事着手費用(測量・一部用地取得費)含む <決まってもいないのに、築地市場を地上で横切る嫌がらせ地上げの実行を予算化>

4/8 都知事選にてイシハラ三選 <だからこのときに・・・(タメイキ)>
4/10 民主党川内博史衆議院議員、環境省と農林水産省を追及(附則3条)
 http://www.news.janjan.jp/living/0704/0704103529/1.php
5月 イシハラ氏が監督する映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」のアピールで深川のショッピングセンターなどで戦闘機の展示イベント
5/8 豊洲汚染対策専門家会議開催公式アナウンス <都知事選での争点を受けて>
 http://www.metro.tokyo.jp/INET/KONDAN/2007/05/40h58100.htm
5/20 第1回専門家会議開催 <傍聴者は抽選なのに、専門家側は欠席や早退>
6/15 猪瀬直樹氏を副知事任命発表
6/29 専門家会議の検証・提言を踏まえた上で改めてPFI計画を公表するというプレスリリース
 http://www.shijou.metro.tokyo.jp/pfi/19/190629.pdf
6/30 第2回専門家会議で、都の対策を「評価する」という発言、75地点再調査決定
 http://www.ohmynews.co.jp/news/20070702/12758
7/5 外国人特派員協会(FCCJ)での「市場を考える会」のアピール
 http://www.ohmynews.co.jp/news/20070706/128908/25
8/25 専門家会議中間報告
9/11 環状 2 号線計画変更(地下案→地上案へ) 第178回都市計画審議会で不当採択
<都市計画審議会では「その年の秋には専門家会議の提言が出る」として、築地市場移転を前提にした道路計画を強引に採決>
8/20 豊洲汚染調査・追加調査業者を一般公開公募 <しかしクロスチェックなし>
10/3 移転反対デモ
10/4 環状2号線に関する都市計画決定(告示)
10/5 第4回専門家会議 ベンゼン1000 倍報告
11/5 第5回専門家会議 ベンゼン 1000 倍報告を受け、3000箇所の追加調査方針
11/16 都から国交省へ環状2号線事業認可申請
12/3~7 仲卸業者への豊洲市場移転予定地の土壌汚染に関する説明会

 <同席願った有識者を都が排除!>
 http://tsukiji-iten.org/2007/12/post_50.html
12/20 環状2号線地上化案 国交省の事業認可=事業決定 (告示) <わずか3ヶ月で!>


2008年(平成20年)
1/28 「汐留ビルディング」開業 汐留最後の大規模プロジェクト完了
http://www.re-port.net/topics.php?ReportNumber=14851
2月 新銀行東京東京都400億円追加出資
http://www.metro.tokyo.jp/INET/KEIKAKU/2008/02/70i2k100.htm
3/15 豊洲実地見学会
 http://www.metro.tokyo.jp/INET/KONDAN/2008/02/40i2m200.htm
4月 新銀行東京3月期決算で1016億円の負債発覚
5月初旬 豊洲詳細調査により土壌から43000倍、地下水から1000倍のベンゼンという報道
 http://www.ohmynews.co.jp/news/20080507/24682
5/19 第6回専門家会議 追加調査結果 土壌ベンゼン 43000 倍、シアン化合物 860 倍 地下水も広域で汚染されていることを報告
5/23 土壌汚染対策法改正案が参議院本会議で可決
5/31 第7回専門家会議 地下水汚染ベンゼン 10000 倍、シアン化合物 130 倍 非科学的な土地改良対策の提示
6/5 東京が2016年オリンピック1次選考通過
6/18~20 都の環状2号線工事着手(測量)説明会 築地・月島・豊海で実施 <当然、大もめです>
 http://www.ohmynews.co.jp/news/20080619/26562
7/12 デモ「東京大行進」開催 2000人(以上)参加 朝日新聞の「300人」をはじめとする矮小化報道の横行
7/13 第8回専門家会議で追加調査(深度)結果報告と該当する条例や法案の見解
 大手メディアは「専門家会議が安全宣言」という誤った報道を配信
7/22 オリンピック招致運動に皇太子の関与を要求する石原知事の言動に民主党から申し入れ
 http://www.togikai-minsyuto.jp/news/post_125.html
7/26 第9回専門家会議提案書(案)で幕引きを図る。地下水調査データで捏造発覚
 「国内最大規模の汚染区域で対処に膨大な費用」との見解
 「メディアと東京都は真実を語れ」「報告書案は無効」の声明文
7/31 「10年後の東京」実行プログラム2009年(仮称)策定と公開
 http://www.metro.tokyo.jp/INET/KEIKAKU/2008/07/70i7v200.htm
8/1 専門知識のない東大名誉教授を座長とする技術会議の設置・非公開化の発表
8/5 8月中に工法を募集という報道 <リーク?北京オリンピックの間に終わらせる?>
 http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/news/20080805/524954/


   ***以上です***


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民営化は恒久政権の試み&保守が赤字を積み上げた

昨日のエントリーでふれたデモクラシー・ナウでのトーマス・フランク氏の話し。米国の保守派と保守化を語りながら日本の右派の理解についても示唆に富み、とても興味がひかれました。

 ことに民営化が恒久政権を目指した保守派の政策であること、さらには保守の共和党政権が赤字公債の発行という“打ち出の小づち様”の道具を手にして空前の財政赤字を積み上げてきたことは、私たちの国の状況にも通じるかもしれません。

 見事に私たちの国の現状と重なる部分もあって、なんとも憂鬱になります。
 
 以下はトーマス・フランクさんの話しの要旨です。

 なお、印は私の感想です。

      ***

・7月29日アラスカ州選出の共和党長老の上院議員テッド・スティーブンズが石油会社VECO・コーポレーションから贈与を受けた等7件の罪状で起訴された。


 時事ドットコムでもこのことが報じられていますが、議会知日派として知られているため「日米のパイプ役が失われると懸念する声も出ている」そうですが、パイプ役の内容が問題です。

・他にも共和党員が数名買収と虚偽の罪で服役中。最近釈放されて社会復帰訓練所で暮らす元下院議員もいる。

 ワシントンの政界には、ここ数年だけでも数百のスキャンダルがあって次から次へと報じられるが、新聞の第1面に載ることもあれば、紙面深く埋もれることも。


・長年にわたって、保守派は行政の市民サービスに不満をもっていて、それが保守派のアイデンティティのひとつになっている。


 市民サービスは必要ない、というのが保守派の考えでしょう。

 日本会議では、格差はあっていい、格差がないのは共産主義だ、と説かれています。福祉国家、あるいは社会福祉といった考えそのものを否定する。それがアイデンティティの一つかもしれません。

・ 「最良の公僕は最悪の公僕
 1928年のクーリッジ政権時の米国商工会議所会頭の言葉。
 この言葉が意味するところは次の通り。

 行政に優れたもの、有能なものは要らない。優れた人、有能な人がいれば行政は機能して効果が出る。効果が出れば、人は自分たちの問題を行政が解決してくれると期待し始める。その後はどうなる? ただ衰退があるのみだ。

 保守主義の歴史をひもといていくと、常に「行政には優れたものや有能なものは要らない」という考えにぶつかる。

 

・官僚制度と市民サービスについて、保守主義運動の中では特別の用語が用意されている。
 それが恒久政権
 ブッシュ政権では統治のイノベーション、すなわち統治改革をおこなって恒久政権を目指そうとした。

 ブッシュ政権の統治改革とは、連邦政府の種々の機能を民間の請負業者に任せること。

 

 イノベーションというとアベ晋三氏を思い出しますね。 


・ジャック・アブラモフに見られるように、保守主義は政治運動やイデオロギーにとどまるものではない、保守主義は出世の手段でもあり、金儲けの手段でもある。

「ヤツは塀の中だ。問題は終わったんだ。解決したんだよ」と、ワシントンの政界ではあしらわれているが。


  米国版トカゲのしっぽ切りでしょうか。このアブラモフ氏をみると、なんとはなしに秋山直紀氏を連想してしまいます。

 アブラモフは80年代に共和党の学生団体「カレッジ・レパブリカンズ」の議長を務めた。同団体は毎年共和党から資金を与えられていた。
 またアブラモフは70~80年代にかけて政治的なダイレクトメールを方々に送って資金を得る。このダイレクトメールが、「やつらはパナマ運河を見捨てるつもりだ」とか金切り声で叫ぶジャンクメールだったとか。
 で、そのダイレクトメールも、「資金が必要です」と締めくくられる。

 もちろんそこで稼いだアブラモフ君は、80年代半ば、仲間と一緒に別グループを立ち上げ、さまざまな大会社から献金を受けて、キャンパスの左派を叩き始める。
 ラルフ・ネーダーのグループ、PIRG公共利益調査グループがその標的になった。

 このキャンパス・バトルは重要な意味を持ち、後に続くものたちのモデルになった。
 ワシントンには今でもこれを生業にしている人たちがいる。


 
・80年代半ばの米国の右派は実にうぬぼれていて、自分たちのことを非常に優秀な人間だと考えていた。その彼らの思いついたことが、60年代の逆を行こう、ということ。

 つまり60年代の異議申し立てのテクニックを使って60年代とは逆の方向に導こう、ということ。

 その一つがレーガン・ドクトリンの形をとったゲリラ戦術を使う国外の右翼支援。

 アフガニスタンのムジャヒディンニカラグアのコントラアンゴラのジョナス・サビンビモザンビーク民族抵抗運動……等々がその例。

 

 こうした右翼ゲリラ活動は、現在でも世界の安定に暗い影を落としてますね。

 
・80年代、アブラモフは国際自由基金IFFの設立に手を貸した。

 IFFは独立系シンクタンクと宣伝されたが、実際は制裁措置と戦い、ネルソン・マンデラのアフリカ民族会議を弱体化させるために立ち上げられた、巧妙に仕立て上げられた南アフリカ軍のインテリジェンス作戦の一部だった。

 手紙爆弾で反対派の指導者たちを殺傷したのもこのIFFの関係者。

 米国の右派は、かつての南アフリカの体制をとても気に入っていた。

・保守派が目指した恒久政権

 議席を勝ちとることで、いつまでも続く政権を目指すわけではない。


 ブッシュ氏の選挙参謀カール・ローブは、
アメリカはそもそも文化として保守の国家なのだから、党はただ支持基盤を活気づけて、そのほかのグループもひとつふたつ巻き込めば、圧倒的多数は確実だと言っていたそうですが。 

 また選挙制度と選挙そのものをいじることでも恒久政権を意図したのかもしれません。



 保守派の目指した恒久政権は議会の外で実現を図られてきた。

 政権を恒久的なものにするために、ありとあらゆる仕組みを発展させてきたが、その一つが、連邦政府機能の大規模な外注と民営化
 
 政府の下で働いていた人たちは民間部門に移り、往々にして元同僚たちへのロビー活動を行ったり、以前と変わらない仕事をこなしたりする。ただ、給料を大幅に増やすためだけに。
 官僚機構からの大規模な頭脳流出だ。

 

官僚の問題は日本でもほんとうに悩ましいですね。

 行政の機能をどんどん民営化していき、同時に公務員を叩いて安月給にすることで、先述の米国商工会議所会頭が述べた行政機能が有効に働かないような結果が得られるということでしょうか。
 米国の民営化はそこまで行った?!



 ・恒久政権のために保守派が行った最も狡猾な仕組みが、赤字公債発行による赤字支出だ。

 リベラルは何十年もの間、赤字公債をとても効果的に使ってきた。ケインズ主義者なら、不況脱出に使う道具の一つだ。

 が、保守派は80年代に政権を取ってこの道具を手渡されたところで、赤字を積み上げた。

 

この膨大な債務を残されたクリントン政権は財政再建に成功しましたが、次のブッシュ政権ではすでに1期目で過去最大の財政赤字を記録することになりました。さらにアフガン・イラク戦争で財政赤字は天井知らず、というところでしょうか。

 市民サービスが低下する一方で、赤字分として浪費されたものはいったいどこに消えたのでしょう?
 多分、税として吸い上げられた国の財産、つまり国民の財産は、民営化された部門も含めて、産業界に流れたのではないでしょうか。
 産業界といっても、財界に当たるところでしょうが。

 共和党につながる企業、ハリバートン、
KBR(ケロッグ・ブラウン&ルート社)、ブラックウォーター等々の戦争による不当利得で肥え太った企業にも、さぞかし流れたことでしょう。

 結局、保守にとって政権を盗るとるのは金儲けのため? ということになるんでしょうか。

 
 なお、このデモクラシー・ナウの話しの中でたびたび言及されるトーマス・フランクの2004年の著書
What’s the Matter with Kansas? のレビューがこちらに載ってます。 
 

……こうした保守反動の背景を探ると保守派が経済問題にはいっさい 触れず、労働者のような格好をして道徳や宗教を語っては住民の心 を捉えていった戦略が見えてくる。さらに、科学者や弁護士など知 識層への反発を利用してリベラル派の民主党つぶしのプロパガンダ を行ったため、中絶反対や進化論禁止は住民運動にまで発展してい った。結果的に有権者は自分で自分の首を絞めているわけだが……」というように。
 
 なお、この本は翻訳されていないものの、保守がアメリカを食いつぶす』という仮題がつけられています。


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保守と信念

証券税制を今よりもさらに金持ち優遇にしろ、と主張する麻生太郎幹事長や日頃中国を罵倒し続けてきたにもかかわらず、東京オリンピックの実現という自分の都合のためには北京オリンピック開会式にかけつける石原都知事の姿を見るにつけても、保守のリーダーとしてもてはやされてきたこの人たちへの疑問は深まるばかりでした。

 歯に衣着せぬ物言いがある種の溜飲を下げて拍手喝采を受けるものの、良識とか良心とかにはほど遠い言動が恥ずかしげもなくできるのはなぜか、不思議でした。

 で、どうやらこの方々は、自分を特別な存在だと信じて疑うこともないのではないか、その他大勢はひとえに己の願望欲望を叶えるために利用すべき存在だ、自分こそ天下様だ、と感じているのではないか、という結論に至りました。

 こうした保守のリーダーと目されている方々が掲げる愛国心も、その野望を満たすための道具にすぎないのではないのか、つまり己の足元に置く一般の人々=その他大勢を操るための道具なのかもしれない。
 自分たちの野望達成のためには、愛国心を自分の都合の好いように解釈してその他大勢を煽る道具ではないでしょうか。

 そんなことを考えていると、8日のデモクラシー・ナウにまたまた興味深い記事が載ってました。

「私たちが見てきたとてつもない悪政は、偶然の出来事でもなければ、少数の特定な悪人の仕業でもない。それは特異な統治哲学の勝利の結果であり、自由主義的状態を異常であると見なし、市場こそが人間社会のつなぐものとして理想的だとみなす運動の勝利の結果である。この運動は産業界にはやさしいが、それは選挙献金のせいだけではなく、信念によるものだ」

 と述べるのは、
The Wrecking Crew(『解体業者たち』)を最近表したコラムニストにして作家のトーマス・フランク氏。「解体業者たち」とは、行政から市民サービスをどんどん切り捨てる音頭をとってきた米国政界の保守派のこと。

 このトーマス・フランクさんが、デモクラシー・ナウのゲストとして1960年代の熱い政治の季節が終わり、70、80年代に保守化が進んでいった状況をときほどいて話してくれてます。日本にも通じるところがあって、興味がそそられました。

 2006年に逮捕されてワシントン政界がてんやわんやになったという大物ロビイストのジャック・アブラモフの保守派の運動についての話しがあるのですが、なんだか日本の事情とも似ています。

 保守派になることで資金稼ぎができた、という話しもいかにも、という感じですが、「パナマ運河を見捨てるつもりだぞ」とか、「リベラルたちはなかなか見事なやり方で我々を裏切ることになる」とかなんとか危機を叫んで、結局「我々に資金をくれ」と要求。

 さらに当時キャンパスで空き瓶回収法案を通過させようと活動をしていたラルフ・ネーダー氏のグループに喧嘩を仕掛ける。資金は、ネーダー氏らに攻撃されていた大企業からたくさん貰っていたそうで、どんどんキャンパス内の左派を叩くわけです。

 ということで、保守派は産業界ともとても親和性が高いようです。

 保守になると金儲けができる、というのも、なにやら意味深長ですね。


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証券優遇税制を拡大しろ、というボーゲン閣下

今日9日の札幌市などの講演で、ボーゲン閣下麻生太郎幹事長が、証券優遇税制を拡大して、家計の金融資産を証券市場に呼び込み、株価上昇や消費拡大につなげるために、株式配当に300万円の非課税枠を新設する減税案を表明したと報じられてます。

  税制の現在の証券優遇措置は03年度に導入され、本来20%とされている上場株式の配当税率を10%へ引き下げたもので、08 年度改正では、優遇税制の期限を10末まで延長する代わりに、軽減税率が適用される配当額を100万円までとする上限を設けて規模を縮小したものだそうです。

 で、こうした話を緊急経済対策として得意げに話す麻生太郎氏の姿を思い浮かべながら、ああ、この方はやっぱり庶民の生活のことが分かってないなあ、と感じたことでした。
 
 非課税とか減税とかいわれると何か良さそうな気がしないでもありませんが、300万の配当金をもらえる人って、いったいどんな人でしょうか。
 配当金の総額なのか一銘柄についてなのか、などという疑問もありますが、それ以前の問題です。
 

追記:後から、300万の配当金ではなく、300万の投資の配当金、という説明になりましたね。こうなると、全然違った話になります。

 「麻生さんは当初、300万円以下の
株式配当を非課税と言っていたが、その後、300万円以下の株式投資と変えた。これでは、1株当たり50円配 当の株価1000円の銘柄の場合、非課税になるのはたったの15万円。投資促進にはつながりません(ゲンダイネット8月15日掲載)。


 私の周囲にも株式を持っている人はいますが、少々持っていても配当金が100万単位になる人はまずおりません。せいぜい何回分かの昼食代か飲み代稼ぎ、というささやかなところ。非課税の恩恵も、当然ささやかなものです。
 何億もの株式を持っている麻生太郎氏のような具合にはいきませんし、個人でそれなりの配当を受ける人は、やっぱり限られた人たちでしょう。

 家計の金融資産を証券市場に呼び込むといっても、日本の家庭の4軒に1軒は貯蓄ゼロ、ときいたのはかなり前の話しで、2006(平成18)年の世論調査によるにデータでは、貯蓄ゼロ家庭は22.1%です。

 結局、非課税で恩恵を受ける度合いは、平均的日本人の場合、取るに足らないものではないでしょうか。
 また、家庭で眠っているかに見える貯蓄を持っているのは圧倒的に高齢者が多いわけですが、私自身の体験でも友人たちの話しでも、健康や生活についての不安から貯蓄を崩すことのできない人が多いのです。

 長年株をしてきた人でさえ、株式投資を“ばくちみたいなもの”と言ってます。

 自分は、あるいは夫が、妻が、明日倒れるかもしれない……そうなったら、誰が面倒をみてくれるのだろうか? 受け入れてくれる施設があるだろうか? 介護を受けるのにどれだけの費用がかかるだろうか? などと考えたら、なけなしの貯蓄を鉄火場に振り向けようとする人がいるでしょうか。

 だいたいが、何千万か金融資産をもっている人でも、どれほど高齢になった人でも、明日からの生活のことを考えるとお金を使えなくなるようです。
 安心して老後の生活が送れないような社会で、金を使え、消費は美徳だ、と煽っても、賢い庶民は笛吹けども踊らず、ということになるでしょう。


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夏ばて対策レシピ

ぬか漬け発祥の地は北九州小倉で、ぬか漬けとかぬかみそ漬けとはいわず、単に「床漬け」と言います。
この床漬けに使っているぬかみそを入れて青魚を煮たものが「じんだ煮」。
つまり、じんだ煮とは、ぬかみそ炊きのこと。友人から教えて貰ってから、すっかりわが家のお気に入り料理になりました。

 青魚なら何でもいい、とばかりにわが家ではイワシ、鯖、サンマなどを使い、途中火を止めて味をしみ込ませ、2日間ほどかけて作ると保存が利いて、冷蔵庫ならば1週間でも2週間でも大丈夫です。

 で、じんだ煮を青シソの葉でくるんだものを中に入れて作ったおにぎりが家人の釣りのお弁当ですが、塩味といい、ぬか床の中の山椒の実や唐辛子の辛みといい、夏の携帯食にぴったりです。

 わが家ではイワシのじんだ煮が一番好まれますが、魚の良いものがないときはお肉でもいいのです。
 薄切り肉のじんだ煮はあっけないほどすぐにできてしまいますが、やすいすね肉やすじ肉でもおいしく頂けます。要するに、魚と限らずに何でもできます。
 スジの多い肉は肉たたきで柔らかくしてから炊けばいいのです。

 好みによってレシピも違うかもしれませんが、うちではたっぷりの煮汁(水、酒、みりん、砂糖、醤油)にぬか床を結構たくさん入れて作ります。ちょっと甘口がおいしいかもしれません。

 このじんだ煮には庭からとってきた青シソの葉の風味がとても合います(もちろん、別に庭のシソとは限らず、店頭に並ぶ大葉でもOK)。
 これでおにぎりを作るのですから、お弁当だけでなく家での昼食にも。夏ばての身体に効きますよ。

 ふ~。

 明日はこのレシピでお昼ご飯を作ろうと、ばてて記事を書く元気のないとむ丸です。

   m(_ _)m


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輸出国の善意だけでは安定供給されそうにない食の事情

5日の閣議後会見で、太田誠一農相が2007年度の食料自給率が供給熱量ベースで40%となり、前年度比で1ポイント上昇した、とうれしそうに発表しましたね。自給率アップは13年ぶりだそうです。

 それにしても複雑に絡み合った農業問題が何一つ解決されていないのになぜ? と一瞬疑問が頭をよぎったのですが、輸入穀物の高騰の結果米の消費量が増えたせいだ、という説明を聞いて少し納得。

 要は、喜ぶほどのことではない自給率アップということです。
 政府は何もせず、ほったらかしにしていることに変わりないのですから。

 さらに、なあんだ! と思ったのが、こちらの記事

……同日発表された『平成19年度食料需給表』を詳しく読むと、それは四捨五入の結果でしかありません。カロリー自給率は、さまざまな統計データから推計された「国民1人1日当たり供給熱量」で「国産熱量」を割り、それが何%になるか、という数値です。もとのデータで割り算をしてみましょう。すると――

  平成18年度  39.33%
  平成19年度  39.83%

 要するに「小数点以下の差」でしかないのです。株式相場の用語を使って少し欲目に表現したとしても「強含み横ばい」でしかないでしょう。ここ10年余り日本の食料自給率は「40%」を中心に、小数点以下ヒトケタ台の端数処理の範囲内での「横張い状態」なんです。

  という話しです。

 さて、わが家は国産小麦と私手製の天然酵母を使ってパンを焼くのですが、穀類が高騰したというニュースを聞いて家人がすかさず、小麦粉じゃなくて米粉を使ったら、と言い出しました。
 いいえ、米粉は小麦粉よりもけっこう高いのよ、米粉のパンも独特の風味があって美味しいけれどね、と返事をしておきました。

 台所から見ると、お米も色々な使い方があっていい、と思う。でも、小麦粉が高いから米粉、というのはちょっと違うと思う。

  
  ちなみに生協で私が買う国内麦強力粉は、小麦たんぱくのグルテンをオーストラリア産のもので補っているようです。国内麦100%の原料ではふくらみが悪い、といわれます。
 最近は国内麦でも良いものが出始めたという話しもありますが、普段の買い物で購入したことはありません。どこで手に入るのかも知りません。
  
 小麦粉の全生産量のうち国内小麦を原料とするものは10%を少し超えるぐらいで、パンの原料としてはたかだか1%にすぎないのです。
 純国産食文化と思われる讃岐うどんの原料さえも、ほとんどはオーストラリア産ということです。

 国内麦は小粒でばらつきがある等々、外国産に劣るということで製粉業者にも人気がないらしいのですが、その上価格も高い。一方輸入小麦は品質も良く安定していて価格も安い。

 現在、輸入小麦には「マークアップ」と言われる金額が上乗せされて価格が決まっています。そしてこのマークアップ分が、国内の麦生産者に補助金として使われています。
 こちらによると、だいたい輸入価格の35%くらいがそのマークアップ分だそうです。
 農水省は「関税」ではない、といってわざわざマークアップというな言葉を用意したようですが、実態は、まあ、関税。

 そこで、このマークアップを撤廃しろ、それができなければ率を下げろ、と経団連あたりは従来から主張していますし、マークアップがなければ、粉だってパンだってもっと安くなるぞ、という方も大勢いるようです。

 台所から見ても、品質が良くて安ければそれにこしたことはない、とは思うのですが、やはりどこか違う、という感覚が残るわけで、なぜ自分はわざわざ国内麦強力粉を求めるのか、と自問してみました。

  農作物は地産地消が良いと思っている私にとっては日本の農業を大切にしたい、ということですし、小麦についていえば、素人考えながら、品質もまだ改良の余 地があるのではないか、という思いを棄てきれないからです。価格についていえば、大量に安くつくる大規模農法は難しい、という問題は抱えていると思い ます。
 もっとも米国だって、価格が下がれば農家に補助金を交付して競争力をつけるなど、手厚い農業保護政策をしているのです。

 農については食卓の豊かさと効率だけでは割り切れない部分がたくさんあって、たとえば環境保全の面にもっと焦点が当たっていいのではないか、という思いも強いですし。

 今春、コメの主要供給国による輸出規制が相次いだことはまだ記憶に新しいところです。
 輸出規制の理由は、国内価格を安定させて国内供給を確保する、ということのようです。
 どういうことかというと、こちらによると、

…… 輸出国が米の輸出を規制した原因は急激な価格高騰である。世界の米は消費増加やオーストラリアの干ばつによって不足気味であるが、在庫が底をついているわ けではない。ところでほとんどの米の輸出国では国内向けの米価格を安く設定している。したがって何も規制せずに放っておいたら、高く売れる海外に米が全部 流出してしまい、国内向けの米が不足する恐れがある。そこでインド、ベトナムといった米の輸出国の政府が輸出規制をかけたのである。

生産 量の大半が輸出向けの原油と異なり、元々米などの穀物のほとんどは国内消費向けであり、貿易の対象となる量は少ない。このような事情でハイチなどは輸入す る米がなくなったのである。つまり一旦米不足に陥ったら、輸出国と「仲良くしている」かどうかは関係がなく、米は入ってこなくなるのである……

 ということです。

 そういえば、米を買うことができなくなったハイチの庶民が泥を混ぜて作ったクッキーで飢えをしのいでいるという番組を見た記憶があります。それがYouTubeにアップされています。



 
 
 ハイチは、IMFからの融資と引き換えに、自国の農業が崩壊するのを許してしまったようです。
 IMF、世界銀行、そしてWTO。この3つが推進する貿易自由化にあらためて疑問を抱いてしまいます。
 コメで起きたこうした出来事が麦で起きたとしても全然おかしくないかもしれません。

 ただし、先述のマークアップ以外にも拠出金として価格に上乗せされているものがある、という話しがあります。詳しくはこちらへ。

 こうした不透明なお金の動きを排して、さらに私たちの食卓ばかりか環境まで守るために、また一般の都市生活者にとっても魅力ある農村を作って行くために、いまどうすればいいのか、本気で取り組む必要があるのだと思います。

 大田誠一農水相に、それができるかな? というよりも、それをする姿勢が見えるかしら、ということですが。

 グローバリゼーション=新植民地主義。
 途上国が輸出用の換金作物を単一栽培する農業の形そのものも、補助金で競争力をつけて農作物を輸出攻勢する米国流も、世界の食の事情を歪ませているのでしょうね。


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世界を駆けめぐるボーゲン(←暴言)閣下

麻生幹事長のナチ発言は、世界を駆けめぐり始めたようですね。
 ロイター、BBC、AFP、インターナショナル・ヘラルド・トリビューン……。

 BBCを見てみると、この暴言を伝えたあと、これが初めてのことではないと説明。

「7年前には、日本は“金持ちのユダヤ人”が住みたくなるような国になるべきだ、と述べ、さらに近いところでは、アルツハイマー病の人のことを笑い飛ばした」この方が、「日本では指折りの人気政治家」で「世論調査では、4人に1人が彼を首相にしたいと思っていることが示された」等というように。

 私は残りの3/4の方に入るわけですが、世界中にこんなニュースが流れて、恥ずかしいたらありゃしない、と言いたいところ。

 こんな方を持ち上げないといけないほど、今、自民党の人材は枯渇しているのですかね。

 JANJANには、この方の発言を集めているページがありますが、それによると、7年前2001年4月のユダヤ人云々の発言は外国人特派員協会の講演でのこととか。

 ご自分では失言と思った様子はありませんから、暴言の内容について真摯に反省する、などということはこれっぽっちも考えず、何度も本音を漏らしては人を不愉快にさせたり怒らせたりして、それでもいっこうに改まらない。

 人気の元は漫画を読んで庶民的だということらしいですが、そのことが政治家としての力量にどこでどう結びつくのか、私にはさっぱり分かりません。

  つい数年前は、日本会議派の方々の間でアベ晋三首相待望論が盛り上がり、昨年のアベ首相のあの体たらくの後は、麻生首相待望論がまき散らかされ、それをマスコミも後押し、国民的人気者に仕立て上げる、そんな感じでしょうか。

 渡部昇一氏は、ポスト小泉をねらうアベ氏を評価するのに、なによりもまず「ぶれない」ということを挙げてましたが、これも政治家としての資質や力量にどれだけ結びつくのか不明でした。

 アベ晋三・麻生太郎のおふたりは、自身はボンボン育ちで、おじいちゃんが有名政治家だったという、ただそれだけでしょう?


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舌禍を自ら呼ぶ麻生幹事長の軽さと統一協会祝電事件を思い出させた保岡法務大臣

フクダ改造内閣の人選が公表されたとき、違和感を抱いた最たるものが麻生太郎自民党幹事長でした。もちろん、コイズミ内閣で外相に起用されたときも、イヤな感じでしたが。

この方、早々にまた失言ですね。自ら舌禍を呼ぶ体質のようですが、問題になるたびに、つくづく懲りない方だ、学習しない方だ、と呆れたり、驚いたり。
 これだけ軽い発言をたびたびするのは、悪いとも何とも思っていないからでしょうし、ボンボンに育てられながら、周囲がそんな軽さを許してきたのでしょう。

 と、つい民主党をナチスになぞらえたアソー氏の発言を聞いてひと言いいたくなってしまうのですが、今日の話題の中心は保岡興治法務大臣

 私にはこの方の名前は、統一協会の合同結婚式に祝電を送った代議士としての印象の方が圧倒的に強いのです。

 YouTubeだったでしょうか、アップされていた動画には、本人が行けないために代理で出席していた奥さまが堂々と写っていました。
 
 この統一協会のイベント、正式には天宙平和連合(UPF)祖国郷土還元日本大会というらしいのですが、保岡氏が祝電を送った福岡会場には8,000人が集まり、2500組の合同結婚式がありました。
 おまけにその結婚式の直後、統一協会教祖の妻韓鶴子と息子文國進に「感謝を込めて」記念品を贈呈までしていたわけです。

 これまで幾度となく反社会的な布教&集金活動が問題になってきた団体に平然と歩み寄っておもねるのは、やっぱり選挙のため? としか考えられませんね。

 統一協会は、いったいどんな支援を提供するのでしょうか。
 選挙の際に期待できる会員の票はそれほど多くはなさそうですから、やはり資金でしょうか。

「改革は止めない。これからの日本のために」がこの方のキャンペーン文句のようですが、まずはご自身を改革してほしい。
 
 それにしても保岡氏のオフィシャルサイトを開くと目に飛び込んでくる笑顔が、いかにも作った風で、ちょっと気持ち悪い。
「ハートいっぱい! 100万馬力」 というキャッチフレーズも、「オッキー」と自ら称するのも、それに拍車を掛けます。

 来年4月の裁判員制度は、まさかこの方の下で始まる?!

「平成21年度、国民の常識を裁判に反映させる裁判員制度が実施されます」という文言が「前回選挙オッキー公約8プラン」の中に見られますが、裁判に反映させるという「国民の常識」の中味が問題ですね。
“良識”ではなく“常識”。なんだか悪い予感がします。


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新兵募集に困るから? 米兵の遺体を撮影したカメラマンをイラクから追放

 大沼安史さんのところで知った米国のフリーランス・カメラマン、ゾラーヤ・ミラーさん。

 イラク戦争の従軍写真取材はベトナム戦争時と比べ物にならないほど厳しく制限されて米国民、そして世界の人びとの目に、戦争の惨たらしい実像が届かないよう、徹底した報道管制が敷かれているそうです。

 そのゾラーヤさんが自身のウェブサイトにイラク、ファルージャでの自爆テロ現場写真を掲載した後、イラク駐留海兵隊の司令官、ケリー少将から取材禁止を申し渡され、イラク及び全世界での米軍同行取材が全面禁止されたのだとか。

 ゾラーヤさんの写真集です。イラクのものはこちら
 画面下の国名を選択してスクリーン下の丸ボタンにカーソルを合わせると、見ることができます。

 デモクラシーナウ!で、ことの経過をゾラーヤさん自身が語ってます。

 イラクに行ってすでに何週間か過ぎた6月26日、それまでは米陸軍の軍事拠点があるサドルシティイから情勢を伝えていたのですが、ゾラーヤさんはその日初めて海兵隊に同行して取材することになりました。そのパトロールの最中、ラジオで自爆テロ自爆攻撃を知り、現場の市議会にかけつけて撮った写真が上記のもの。

 むごたらしい写真の中で、私には、衝撃を受けた若いイラク人兵士の写真が印象に残ります。

 まるで生身の人間であったことを忘れさせるような、あまりに酷い写真は、心のどこかで拒否をしているのかもしれません。
 でも、現実の話しなんですよね、みんな。
 それに、人の絶望的な抵抗の表れでもある「自爆攻撃」は、やはり戦争の産物でしょう?

 負傷したり殺されたりした海兵隊員の姿をブログに投稿して米軍を危機にさらしたという理由でイラクから追放されたゾラーヤさんの事例を見ていくと、米軍の広報は、自軍のむごたらしい犠牲を撮った生々しい映像が世間の目に留まるのを怖れているのがよく分かります。

 まちがっても、イラクの人々の無惨な犠牲を怖れているのではありません。
 ましてや、悲惨な映像を青少年の目に触れさせて衝撃を与えてはいけない、などと見当違いのことは考えていないのだと思います。
 
 私たちの国でも、こうした戦争の酷い一断面はいかにも青少年向けにフィルタリングの対象になりそうですが、ある程度の年齢に達したら、やはりそんな感傷は排して、事実は事実として伝えるべきでしょう。
 ことに、軍隊のリクルートの対象になるような年齢の若ものたちには。

 米軍の広報当局が怖れるのは、兵士のリクルートがいっそう困難になること。
 それで、海兵隊と判るような迷彩服や靴を撮すな! 撮したカメラもメモリーカードも差し出せ! ということになったのでしょう。

 では、このゾラーヤさんの出来事を簡単にまとめましたので、どうぞ。

 自爆攻撃の犠牲者は20人の民間人と3人の海兵隊員。
 海兵隊はこの手の、つまり海兵隊自身が負傷したり殺されたりした情報が表に出るのを嫌うのでジャーナリストは現場から排除されることが予想された。急いでシャッターを切る。その間、5分だったか、7分だったか。

 1時間半か2時間、缶詰にされていた装甲車両の中から現場に戻ると、もはや撮影は許されなかった。

 その日、基地に戻るとゾラーヤさんはメモリーカードを消去するから渡せ、と海兵隊員に命じられるが、それを拒否。
 30日の夕方、ブログにアップを終えた数時間後には渉外担当将校からブログを丸ごと削除するように要求する電話を2度にわたって受けとる。

 この削除要求の理由は、負傷したり殺されたりしたものが海兵隊員であることが迷彩服のズボンや靴で分かるから、というもの。
 
 同行取材の規則には、被写体が海兵隊員であると判るのを禁止するものはない、とゾラーヤさんは主張し、軍側と押し問答。

 その後キャンプ・ファルージャに連れて行かれた。結局3日間そこに留め置かれ、ケリー少将に会わせると言われたが、1度目は2時間、2度目は1時間半待たされただけで少将が姿を見せることはなかった。

 3日目、ヘリコプターでグリーンゾーンへ連れて行かれ、国防総省DODの全軍事作戦でブラックリストに載せることを海兵隊が要求していることを知らされるとともに、事態が解決されるまで待機するように申し渡される。

 3日後、バグダッドの米大使にディナーに招待され、そこで渉外担当の上級将校たちが彼の処遇について検討中であること、海兵隊は彼が同行取材違反したという事実を見つけられなかったこと、等を知らされる。

 同行取材禁止の通知には「米軍兵士の遺体を撮影」「詳細な説明とともにそれらの写真を投稿」「ニュース・メディア協定違反」等の言葉が記され、さらには「イラク駐留の全米軍をこれまで以上に危機にさらした」という文言もつけ加えられていた。

    ***以上***


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原油は値下がり傾向+国民的人気の不思議+日本の農業

ここ数日、何人もの人から、一日からガソリンがまた上がるってねぇ、と声をかけられっぱなし。
31日も3人ほどから、明日からまた高くなるのよ~、と。この暑さに外出を控えていてそれほど人とも会っていないのに、これですものね。

 30日の朝日には、アメリカの原油市場では値下がりが続いていることが報じられていました。29日には一時120.42ドルまで下がったとか。
 そして昨日8月1日、1バレル=123ドル台後半まで値下がりということです。

 原油価格120ドル突破のニュースがあったのが5月8日のことですから、その頃の価格に戻らないのでしょうか?
 朝日の朝刊には「ガソリン値上げ横並び」には「カルテル存在」にもふれられていましたが。

 原油価格の値動きはこちらで確認できるようです。

 便乗値上げは許さない、と暫定税率を復活させた再可決後にフクダ首相は明言してましたが、やっぱり口だけ? 多分……きっと……ちょっと言ってみただけでしょう……そうとでも言わないと格好が付かないから。

 それにここのところ、改造問題で頭がいっぱいだったしね、と代わっていいわけ。

 で、解せないのが、「国民的人気」という言葉が麻生太郎氏の枕詞になっていること。 
 アベ首相登場の時にも盛んにそう喧伝されて首をひねったものなのですが、考えてみれば国民の大多数がこぞって一政党人にすぎない人物をもろ手を挙げて支持するということ自体、おかしい、というより気味が悪い。
 それを考えると、「国民的人気」という言葉は質の悪い表現だな、と思ってしまう。 


 さて、先日から話題にしている農業と農村の疲弊についてですが、これを考えていくと、どうしても日本農業のシンボルとなってきた米のことや食管制度のことは避けて通れない問題です。
 戦後長い間、農村は与党自民党の大票田でした。それが崩れたのが、1年前の参院選。

 食管制度や食糧庁、農林族議員通称「ベトコン議員」が絡んで戦後の農政は妙な方向にねじ曲げられてきました。

 また高度成長期以降の私たちの食卓のあまりの変わりように、日本の農家がついていけなかった、とよく言われます。
 これについても次々に疑問が湧いてきます。

 私たちがこれだけパンや麺類を食べるようになったのに、なぜ小麦を作らないのか?
 子どもの頃によく話しに聞いた冬の風物詩“麦踏み”は、今でもあるのか?
 だいたい、裏作そのものもしなくなったのか?
 
 等々。

 そしてパンやケーキの材料になる小麦も、米と同じくらい複雑な事情を抱えた作物のようです。

 世界的な食糧危機をきっかけに私たちの国の食の事情をもっと良い方向に持っていきたいですね。

 つづきはまた。
 もっとじっくりこの問題を考えたいと思います。



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