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気持ち悪いなあ。

なんだか気持ち悪いなあ。

 アソウ太郎邸を連れだって見に行こうとしただけで3人も逮捕されたりして。

 逮捕翌日にはフリーター全般労働組合事務所で開かれた記者会見には40名ほどのマスコミ記者が参加したというのに、「無届けデモ」「公務執行妨害」という警察側言い分が、どこのメディアでもそのまま記事になってました。

 すっごく、気持ち悪い。

 ゲンダイネットまで、

 いよいよヒトラー登場の時代に酷似

 解散もできず、ドン詰まりの麻生首相だが、見過ごした ままでは危険だ。中身はないのにヘンに自信過剰で威張っているし、アキバで「若者は暗い顔するな」などと演説したように若者やオタクを扇動するのが好き だ。大衆を鼓舞し「強い日本」を力説するその姿は、どことなくナチス・ドイツのヒトラーを想起させる。あらためて気づかなければならないのは、ヒトラーの 台頭を許した時代背景が、現在と恐ろしく酷似していることだ。80年前の米国を震源とする世界大恐慌で、世界各国の経済が連鎖破綻し、企業はバタバタと倒 産、街には失業者があふれ、国民の不満が充満、社会は荒廃した。そんな時代にはヒトラーのような威勢がいいだけの扇動家が大衆に支持される。今、日本の麻 生首相もそれを真似た面がある。非常に心配だ……

 と、昨日30日は、いつもとトーンがちょっと違いました。

 で、新党大地の鈴木宗男氏が、30日の逮捕について質問主意書を提出していたようです。

麻生太郎内閣総理大臣の自宅を見に行こうとしたデモ隊の逮捕勾留に関する質問主意書」です。

 
 鈴木宗男さんの質問主意書への答弁に注目したいですね。

 
 
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“ローマのパンとサーカス”か、あるいは“オリーブの絹のストッキング”か:定額減税という名の商品券配布

こういう発想はどこから出てくるのか、ちょっと分からない、政府と自民党と公明党が合意した“皆さんにお金を配りましょう”という政策。

「定額減税」とか「給付方式」とか、ご大層な名前が付いてますが、政策とはとても言えません。

 いつから日本の政府は慈善団体になったんでしょう? 
 慈善が必要にならないように、しっかりした政治が必要よね。

 おまけに自動料金収受システム(ETC)をつけた車に限り、休日(土日祝日)に1回1000円で“好きなだけ走りなさい”という割引サービスも始めるのだとか。


 もう、完全に、ローマ帝国の「パンとサーカスの政治のレベルです。

 ローマよりもっとひどいのは、皇帝や貴族といった大金持ちが自分の責任で、つまり自分の財産を使ってパンとサーカスを提供したローマ対して、今回の政府・自民・公明は、自分の懐はまったく痛めることなく、国民から集めた税金で提供すること。

 人気取りに配るパンとサーカス用のクーポン券の代金は、後から消費税で払え!! ということでしょうね。

 そしてここに来てまた、例のあの人が。

 この“定額減税”とやらの古典的人気とり政策について、

「少しでも税負担が軽減されれば、地方の暮らしは楽になることが期待できる」

 と評価した東国原知事が、公明党の選挙用宣伝DVDに出演しているという話し。

 政治や地方自治を勉強したとかいうのも、このレベルですか? 
 
 で、合意する方もする方ですが、この手の景気対策がいつも公明党から出てくるのはなぜでしょう? 

 10年ほど前の地域振興券は教訓になっていないのでしょうか?

 もともと98年の参議院選挙で公明党が、「1人あたり3万円の商品券配布」と公約にしたものらしいのですが、信者からもれなく一定以上のお金を集める《財務》の逆発想の気がしないでもないですね。
 
 昭和30年代半ば、(ほとんど惰性だったかもしれませんが)日本中の子供たちをテレビの前に釘付けにした「ポパイ」で、オリーブが大統領選に立候補したことを思い出しました。
 オリーブはあの夢みるような目つきの高~い声で、(大統領になれば)「女性には絹のストッキングを!」配ります、と公約に掲げたのです。

 当時すでにナイロン・ストッキングが世を制していた時代ですが、かつて絹の靴下は女性の憧れだったのか、と納得しながらも、子ども心に馬鹿で素っ頓狂な公約だ、と思ったものです。
(でも、妙に生々しく目に映り、今だにこの画面を覚えているのです)。

“ローマのパンとサーカス”か、あるいは“オリーブの絹のストッキング”か。

 まあ、せいぜいそんなレベルの話しだと思うのですが、現実に政権が政策として採用してしまうところがなんともいかがわしい話しですね。


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なぜこんなに簡単に騙される?

28日の朝日の衆院の解散・総選挙の時期についての世論調査。

早く実施すべきだ 33
急ぐ必要はない  57

* 福田前首相の辞任表明直後の調査(9月2、3日)では「早く」が 56%、「急ぐ必要はない」が33%だったが、状況が逆転した。

 自民支持層: 早く 16%  急ぐ必要はない 78%  (9月調査で46%対47%)

 民主支持層: 早く 64%  急ぐ必要はない 34

 無党派層:   早く 33%  急ぐ必要ない  53

 

 金融危機への対応で麻生首相に期待するかどうか

 期待する 52%  期待しない 40

 内閣不支持層の27%、民主支持層の36%が「期待する」

「期待する」層では、総選挙について: 早く 21% 急ぐ必要はない72

「期待しない」層では、         : 早く 51% 急ぐ必要ない42% 

 

 経済対策をしなければならない、選挙をしている暇などない、と主張する麻生政権と自民党に騙される人が意外と多いですね。


 これまでさんざん騙されてきたのに。他人を騙そうとすることなど露ほども思わない人が多いのかもしれません。自分が騙そうとは思わないから、相手もそうだと思うのかな。


 人を疑ってはいけません、という道徳がよく浸透しているのかもしれません。


 善男善女が多すぎる。やっぱり真面目なのかな。


 なんだか振り込め詐欺が横行しているのと一脈通じるような。。

 

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私邸見学に逮捕、秋葉原パフォーマンス、やっぱり感違い総理

麻生首相の自宅を見に行こうとして逮捕とは。

 私も、野次馬根性丸出しで、東京近辺にいたら見に行きたいな、と思っていたのですが。

 逮捕は計画どおりなんでしょうね、誰でもいいからとにかく先頭にいるものを逮捕しろ、とか?

 無届けデモとか公務執行妨害とか、言いがかりみたいなものですものね。

 動画で大きく登場し、逮捕、逮捕、と何度も叫ぶ私服の現場指揮官の姿も尋常ではありません。

 で、この逮捕騒動の後、アソウ首相は秋葉原へ。

 下がる一方の支持率、
 早く解散しろ、という巷の声、公明党の視線、

 九州新幹線に欠陥品と承知しながらパネル材料を納入した身内企業、

 手に負えない経済問題、

 それに顔も引きつる株価下落。

 292,725+32,320+22,503+12,850=360,398 と、家族4人であわせて約36万株所有する株式の含み損も気がかりなことだろうと推察致します。

 そんなこんなで、頭の痛い時期、せめてもの慰めが秋葉原のマンガ同士たちなのでしょうか。

 でも、「アキバはいつまでもてめーの味方ぢゃねーぞ」と、そこも、天国とはいかなかったようですね。

 その上、

大変な事態だ。麻生太郎首相は秋葉原で演説している場合ではない。他にもっとやることがあると思う。マンガとオタクだけで経済が持ち直すわけがない

 と怒り心頭の証券会社ベテラン社員(27日産経web)。
 
 やっぱり“勘違い総理”です。


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伊藤和也さんのアフガニスタンでの支援+政党ポスター+安さ競争とサービス内容の低下:クリーニングの場合

けさのNHK。

「アフガニスタン 緑の大地を夢みて~伊藤和也さんが遺した写真~」の再放送がありました。

 乾ききってひび割れた大地が、やがて緑におおわれる。
 一面の菜の花畑の中で、子どもたちから笑いがこぼれる。
 大きなお芋を手にした子どもの姿もありました。

 伊藤和也さんが5年間で成し遂げたことは、ほんとうに凄いことだったんですね。

 現地で直接手を差し伸べることが本当の支援だ、という言葉が残されてます。

 葬儀には地元の人たち800人が駆けつけたとか。
 何も見返りを求めずに我々を助けてくれた。良いことをした人は忘れない、とその中のひとりが語っていました。

 子どもたちは伊藤さんが亡くなったことをまだ知らないそうです。車の音がすると、彼がお菓子を持って帰ってきたと思い、駆け寄ってくるという話しでした。

 アソウ総理だって、伊藤和也さんの話を知らないわけがない。
 アフガニスタンにどんな支援が必要か、知らないわけがない、と思います。

 それでも、無視して、インド洋で“国際貢献”とやらを続けようとするわけですよね。

「国際貢献」という言葉は、便利なものです。

 真面目で善意溢れる日本の有権者/納税者は、その言葉だけで、いいように、どうにでもとってくれます。

 いったい、どこの何を支援しているんだ?!


 さて、昨日、久しぶりにわが家から繁華街に向かって3、4㌔の道を歩きました。

 その間、いちばん目立ったのが「生活を守るのは公明党」のポスター。
 表通りに多い民主党のポスターに対して、公明党のポスターはどうも裏通りに、つまり生活道路に多い気がしました。おそらく学会員が自宅の壁に貼るからでしょう。
 自民党のポスターが少ないのは、まだ選挙戦の号令が出ないからでしょうか、それとも公明党の票を頼んでいるせいなのでしょうか……まさか……それだけでは足りないと思うけれど。

 知り合いの家にも学会員の訪問があり、ポスターと同じことを主張していたようです。
 10年近くも政権にいたんだから、今の苦しくなった生活の責任は当然あるのに、おかしいでしょ? と私が言うと、確かに、そうねぇ、という返事。

 与党の一員として社会と生活を壊すのに手を貸して、次には「守る」なんて、ちゃんちゃらおかしいでしょっ。
 こんなのをマッチポンプっていうのかしら。

 
 で、話しは変わって、今日少々腹が立ったのは、クリーニングのこと。
 何のことやら、男の人には分からないでしょうが、以前からクリーニングは、けっこう悩みの種でした。
 あちらこちらのお店を利用してきましたが、なかなか思うような結果が得られません。

 大量処理をする工場タイプの所では、紺のセーターについた猫の毛がそのままだったり、ときどきほんとうに洗ったのか疑わしいことが何度もありました。
 今日も、透明のビニールカバーを取ってみれば、どうも全体的に薄汚れた感じ。あらためて細部を見れば、えりの汚れはそのまま、背中は車のシートに座ったときのしわがそのまま残ってます。
 水洗いにはちょっと不安もありますが、自分で洗い直すことにしました。

 以前は個人経営の店にお願いしてましたが、ウールのパンツが2、3㌢、背広のえりの隠れた部分がかなり広く虫に喰われる被害にあって、利用を止めました。
 個人商店は少々料金が高めでも、丁寧にしてくれるだろうと期待してのことでしたが、2年連続で虫に喰われては、さすがに預ける気もなくなりました。
(このお店は、特別催促をしなければ、シーズンが終わって預けると、次のシーズンが始まる頃に仕上げるところでした)。

 一度だけ良いところに当たったことがありました。
 でも、いかんせん、料金が高すぎました。コートや背広が1着数千円、婦人用ウールのアンサンブルも同じくらいの値段で、1シーズンだけの利用に終わりましたが。

 大量処理の工場形式は料金は安いですよ。おまけにいろいろサービスがあってさらに安くなることも。

 でも、出した効果が見えない服を手にして、なんだか変だな? と思うことしきり。

 明らかに、安さ競争で、サービス内容は低下しているわけです。

 おそらく、きちんとしようとすればできる。
 でも、料金のことを考えると、馬鹿らしくてやってられないのかもしれません。
 ですが、値上げもできない。

 取次店の中は、ラックにかかったものや棚に重ねられているもので溢れかえっています。
 毎日、集配車が大量の洗濯物を運んでいます。

 量だけは多いけれど、中味の質は別な話。

 この頃、そんな話が目立ちますね。
 ほどほどの料金で、ほどほどの質。それが今時は難しいのでしょうか。



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サルコジ人形+「痛みに耐えろ」と「思いやり保守主義」

今日の朝日朝刊。

 フランスで、サルコジ大統領とロワイヤル社会党党首の「呪いの人形」が売りに出されて大評判らしい。
 フランスamazonにもこの人形が。

 恨みを持つ人物や敵の人形に針を刺して呪いをかけるアフリカの風習から着想したそうですが、日本にも丑の刻詣りという同じようなものがありましたね。
 
 フランスにも黒魔術などというものが。
 ルイ15世の寵愛を失ったポンパドール夫人も試みたとか何とか、渋沢龍彦あたりが書いてなかったでしょうか? 相手はマダム・タッソーの蝋人形館に眠れる姿をとどめているデユ・バリ夫人だったかな?

 この20cmの布人形には主な発言や政策、エピソードが書き込まれて、気に入らないところに針を刺す、というもので、ご丁寧に、伝記まで付録についているそうです。

 サルコジ大統領はカンカンで、逆にロワイヤル氏はおもしろがっているとか。

 大統領側が回収するように求めても、発売元は「冗談なのに目くじらを立てるな」と無視を決め込んでいるとか。

 洋の東西(これに南北も入れたいですが)問わず、人間の恨み辛みには怖いものがありますね。
 売り切れ続出と言いますから、フランスでも政治に対する不満が鬱積しているのかもしれません。

 日本でこれをやったら、失言・暴言が多すぎる首相などは20cmの大きさでは足りないかも。
(いや、サルコジ氏も相当なのもだろうから、それでも20cmですんでるよ、という声もあがるかも)。

 でも、政治への不満と不信が大きすぎて、収拾が困難になり、さっそく新しい法律ができあがって、製造販売の自粛もしくは禁止なんてことになってしまうおそれも。


 まあ、そんな物騒な話しはそのくらいにして、3面の社説の横にはこのところ続いている「経済危機の行方 世界は」シリーズ、「規制緩和と金融工学が元凶」。
 
 本棚に並ぶ分厚いハードカバーの背表紙によくその名を見たサミュエルソン氏が登場。

 今回の危機は避けられたはずだ、ブッシュ大統領がクリントン前大統領から引き継いだときは財政は黒字だったから、と断言しています。

 これについてはデモクラシー・ナウでトーマス・フランクさんも言及しています。
 拙記事「民営化は恒久政権の試み&保守が赤字を積み上げた」「地方自治体の破綻は三位一体の改革で仕組まれたのでは?」をご覧下さい。

 保守が赤字を積み上げてきたのに対してリベラルは赤字をとても効果的に使ってきた、とはフランクさんの指摘ですが、サミュエルソン氏もルーズベルト大統領の例をあげて同様のことを述べています。

 ブッシュ大統領は「思いやり保守主義」を掲げて当選したが、この思いやりは「億万長者への思いやり」だった点にも言及。

 西のブッシュに東のコイズミ純一郎。それに竹中平蔵。

「痛みに耐えろ」とは、「思いやり保守主義」に比べてずいぶんとサディスティックです。

 これは対象となる米国民と日本国民の気質の差とでもいうべきものを睨んでの表現でしょうか。

 う~ん、私たちの社会では「耐える」ことは美徳ですしね。

 介護問題や女性問題にも、その「耐えるという美徳」で対処することを強要されてきたのが私たちの国で、近年にいたって見直されつつありますが、それでもいろいろ揺り戻しがあったりします。

 そんな美徳が逆手にとられて、見事にコイズミ純一郎元首相に騙されてしまった世間。

 あっ、「世間」と言いましたが、これは「有権者」もしくは「納税者」と言い直したいですね。


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焦れば焦るほど選挙が遠のくのと同様に、憧れれば憧れるほど、己の無力を実感する

陶然とした表情で葉巻をくゆらすアソウ総理の姿が話題になってますが、そりゃあ、おじいちゃんがやってましたもの、していて不思議はないですね。

 ただ吉田茂の場合は単なる嗜好品として口の横端にくわえられている感じで、目は別なものを見据えていたように記憶しています。昔目にした写真ですが。

 そういえば、かのウィストン・チャーチルも葉巻愛好家でしたね。
 吉田茂とチャーチル。たった4歳違いのふたりは、よく見かける写真もおなじような老年期のもので、同じように葉巻を手にしてましたっけ。

 チャーチルはことに戦時中のイギリスで、吉田は戦後の日本で、大きな働きをしたことになってます。
 しかもチャーチルは『第2次大戦回顧録』という大作もものにしてノーベル文学賞をとってますね。 

 まあ、チャーチルはむろんのこと、敬愛する祖父にもとても及びそうもないけれど、せめて形からでも真似したい孫の気持ち。

 まるで逃げ水のように、焦れば焦るほど選挙が遠のくのと同様に、憧れれば憧れるほど、己の無力を実感する。
 
 祖父と向かい合うにも、自分の力の無さを直視できないので、目覚めたまま夢を見ているかのごとく、遠い目をしておじいちゃんを偲ぶより他ない。

 確かに祖父と同じく日本国総理大臣に就任したけれど、それ以外はせいぜい、葉巻をくゆらすぐらいしか真似できない、というところでしょうか。

 
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アソウ・橋下・東国原 3氏に共通していること

アソウ首相、橋下府知事、東国原県知事。

 この3人が相次いで話題に上ったここ数日のニュース。

 毎日、高給レストラン、料亭、ホテルのバーで夜の会合を続け、「庶民の感覚と懸け離れているのでは」という記者団の質問に、「(記者や警官に囲まれて)安いところに行って営業妨害と言われたら何と答える」「今聞いてんだよ。答えろ」と逆切れした方。

 テレビで懲戒請求を呼びかけた件で敗訴し、「弁護士資格を返上しては」と言われて「朝日新聞は廃業しろ、首を切れ」とまじ切れした方。

 衆院選宮崎1区での立候補を巡って煮え切らない態度を続け、「複数の県議が『すでにオオカミ少年状態』と断じているのも事実だ」「知事も含めた一連の迷走と混乱が有権者に印象づけたのは、『政治家』の言葉の軽さだけだった」等と朝日に書かれて、やっぱり切れた方。

 どうもこの3人、よく似ています。

 いずれもちやほやもてはやされてきたせいか、批判されると屁理屈をつけてやたらと怒る。

 偉い! と拍手されないと不満で、思い通りにならないと、自制できずに爆発する。

 やっと首相になれて、なってしまえばこちらのもん的なアソウ氏も、あとのおふたりも、なにか民主主義国家のリーダーとして致命的なほど、大事なものが欠落していると思う。

 また2人の知事が、ほとんど時を同じくして朝日新聞という同一の新聞を攻撃していることも、偶然ではありません。

 私の気づいた範囲ですが、特に90年代後半から、朝日、毎日の2紙に対するキャンペーンが右派の側から繰り広げられてきました。
「日本を守る国民会議」と「日本を守る会」のふたつが「日本会議」という名で統合された頃にあたります。

 実はちょうどその頃、知り合いの高校生がいきなり、熱に浮かされたように歴史問題を唱え始めたのです。それも、ひとりではありません。

 彼等は口々に言いました。

 日本でいちばんいい新聞は産経新聞だ。次に読売。両方とも歴史の問題をすぐわかった。朝日と毎日にも働きかけるけど、ふたつともどうしても聞かないんだ……

 という風に、高校生たちは理解してました。歴史好きの、進学校の生徒たちでしたが。

 で、ここでいう歴史の問題とは、いわゆる先の大戦の評価に関わる、というよりも、ずばり言えば、従軍慰安婦や強制連行のことです。

 高校生たちは小林よしのり氏の『戦争論』に触発されて正義感をつのらせた上に、さらに月刊誌にも目を通し、とりわけ朝日が酷い! と憤るわけです。

 みな現在では社会の一線で活躍していると思いますが、時々私は、今もこの考えに変わりはないですか? とこっそり心の中で尋ねています。

 あの感受性の鋭い時期に出会った、それまでの価値観を180°転換させた囁きはよほど強烈だったようですが、なにしろ思考も経験もまだまだ浅いお年頃。
 高校生の主張はまったく『戦争論』とその他の月刊誌の受け売り以外の何ものでもありませんでした。

 あっ、十代ばかりか、後に出会った年輩の方、すでに年金生活に入られている方も、やはり、日本会議の機関誌『日本の息吹』の受け売り以外の何ものでもない意見で気を吐いてましたが。
 
 で、もちろん朝日新聞については、他の新聞と同様に「マスゴミ」と呼ばれても仕方ないような面もありまして、特に2005年の総選挙の際には私も大いに失望したわけですが、高校生たちが非難したのはもちろん、そうした問題に対してではありません。

 橋下・東国原両氏の朝日への怨念にも似た感情、激情ぶりは、おそらく私が経験した高校生たちの延長線上にあるものだと思います。

 しかし、仮にも大きな自治体の首長として民主主義国家のリーダーの一環をなしている方たちがとる態度ではありません。

 そういえば、日本会議に統合後の問題のキャンペーンでは、民主主義は否定されていたのではないでしょうか。

 上で述べた高校生たちは、民主主義ではダメだ、衆愚政治だから、と言いながら、ほんとうに英明なエリートが政治を司るべきだ、と言ってましたから。

 もちろん、そんな高校生たちは、自分たちもそのエリートの仲間入りをするのだ、と思っていたことでしょう。

 でも、ほんとうに英明かどうか、誰が判断するのでしょうかね。
  
 で、これはどう考えても矛盾するのではないかと思うのですが、橋下・東国原の両氏は明らかに民主主義の下で選ばれたリーダーです。(あえて、衆愚政治の下で選ばれた、とは申しません)。

 アソウ太郎氏は、そうした民主主義を否定するに疑問を呈する勢力が待望してきた首相でした。

 この方の最近の上機嫌ぶりをみると、首相になりさえすればいい、と思ってきたのではないかしら、と感じられます。

 首相になりさえすれば、ブレーン官僚がいいようにこの国を運営してくれる、と。
 後はグルメ三昧、マンガ三昧? とまでは申しませんが。


     
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AsoLarge.gif

おじいちゃん自慢はもういい! アソウさん

ときどき私がのぞくサイトに「Yahoo!みんなの政治」の「政治記事読みくらべ」があります。

 このページ、右派系雑誌から借りてきたものが圧倒的に多い。

 今日の掲載分でも最初のページに載る15記事のうち9記事が『Voice』からのもの。
 わざわざ購入しようとは思わないこの雑誌でどんな話しがされているのか、その一端を知るには都合が良いかもしれませんが、あまりの偏重にかなり違和感を覚えます。

 でもThe Commosからの「拉致はなぜ起きたか」にはちょっと興味を惹かれました。

アメリカが北朝鮮に対するテロ支援国家の指定解除をした事で、拉致問題は置き去りにされたとの見方が広がっている。日米同盟を拉致問題解決の鍵だと思っ てきた人は裏切られた気持のようだ。しかし私は拉致問題の解決をアメリカに依存する事に疑問を抱いていたので、むしろ外交の現実や日米同盟の意味を真剣に 考える機会が訪れたと考えている

 という言葉ではじめながら

戦後の日本が選択した安全保障体制は北朝鮮には効き目がなかった。日米同盟だけでは拉致事件を防ぐ事も解決する事も出来ないのである

 と言ってます。

 以下この田中良紹氏の文をまとめて。

・51年9月、主席全権委員である吉田茂総理は、サンフランシスコ平和条約を締結、日米安保条約に署名した。

日本は独立したが、軍事は米国にゆだねられた。

 米軍=番犬 「犬とえさ代は向こうもちだ」と、安保条約反対者に吉田は語る。

52年の「抜き打ち解散」後の総選挙で再軍備を主張する鳩山一郎に勝利し、この吉田路線はその後も続くことに。

・高度成長を達成した日本に対して、米国ではアメリカにのみ軍事的負担を負わせて日本は金儲けに専念しているという「安保ただ乗り論」が浮上。

 85年頃から米国の反撃が始まる。

・91年のソ連崩壊により、日米安保の必要条件が消えた。
 世界では民族主義が台頭するが、日本では逆に、米国への隷属が始まる。

 アジアには中国と北朝鮮が存在する、という「再定義」で、クリントン大統領と橋本龍太郎総理は安保条約を存続させた。

 が米国はは中国、北朝鮮と独自のパイプを持ち、「日本パッシング(無視)」の状態にあった。
日米安保はもはや中国と北朝鮮に日本の力を行使させないための「ビンの ふた」でしかなかった。

 北朝鮮のミサイル実験のたびに日本は米国から高い武器を購入。
 これは、自衛隊を米軍のコントロール化におく結果に。

・日米安保条約によって日本は自立して外交を行う国でなくなった。国益よりも他国の評価を気にし、しかも多少の金があるために研ぎ澄ました外交感覚を持つ事が出来ない。

 戦後復興を成し遂げ、高度成長を達成するまでの日本は世界中から嫌われ蔑まれてきた。
 自民党政権もアメリカの言いなりにはならなかった。
 が、80年代半ばから、米国の「飼い犬」になった。

麻生総理が所信表明で述べたように、自らを「第92代内閣総理大臣」と歴史の流れの中に位置づけるなら、吉田茂の孫である事を誇るのではなく、吉田路線を 乗り越える新たな日本政治を切り開くと拉致被害者の家族に誓わなければならない。そうしないと拉致問題は永遠に解決されない。そしてこの国は本当にただた だ溶解していく事になる

 という言葉で田中氏はこの小論を締めくくっています。

 こうした見方はこれまでもたびたびなされてきました。
 あらためてこうまとめられてみると、腑に落ちることしきり。

 で、番犬のえさ代も思いやり予算として78年の一部負担62億円から95年以降の2000憶円台にまで増大してます。
 おまけにその犬はとんでもない贅沢犬だ、ということで時々問題になりますね。

 そうこうしているうちに、すでに「向こう持ち」だったえさ代がこちら持ちになって久しいわけですが、番犬を飼っていた日本自体が、米国の飼い犬ポチになってしまった。。

 このポチになるきっかけは中曽根康弘氏の政権に行き着くわけですが、そのジュニアの弘文外相はライス国務長官に応えて、「ヒロ」と呼んで、とまでに言ってますから、ますます忠犬ポチになってしまいそうです。


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政治家の顔+α+β=アソウ太郎の顔

あれだけの大金持ちに生まれて、坊ちゃん育ちで、なぜあんな風貌? と時々考え込ませるアソウ太郎氏。

 政治家の顔としか考えられないような顔もありますが、“政治家の顔”だけでは説明のつかないのがアソウ氏の顔。

 政治家の顔プラス・アルファ つまり政治家の顔+αβ=アソウ太郎の顔

 +α は、アベ・フクダのそれぞれの内閣で幹事長を務めてるやいなや、早々に内閣が崩壊に至ったことと関係あるのではないかしら。

「踏襲」を「ふしゅう」と読んだりマンガ・オタクだったりで、コイズミ・アベ内閣で外務大臣をしたときは、外交の師範はゴルゴ十三じゃないか、などと馬鹿にされたりからかわれてきましたが。

 この方、かなりな策士ではないかな?
 
 地元の飯塚に選挙事務所を開いたという話しですが、本気かしら?

 事務所を設置しただけではよく分からないのじゃないかしら。

 と思っていると、17日の西日本新聞では、

「現在、人の出入りはなく“空き家状態”で、「事務所開き」は解散が濃厚になってから行う予定」

 とあります。

 だいたい、大金持ちのアソウ氏にしてみれば、飯塚で事務所を設置したり借りたりしたところでたかが知れてるでしょうし。
 人手でも何でも、いざとなったら、どうにでもなりそうだし。

 事務所設置は陽動作戦? とも疑ってしまいそう。
 
 権謀術数に鍛えられてきた欧州をはじめとする外交相手国には、はなはだ弱いくせに、国内政治では手練手管で裏にも手を回し、汚い手を存分に使っても平気の平左、という気がします。

 坊ちゃん人形がそのまま首相になった感のあったアベ氏に比べると、このアソウ氏は本人そのものが策を弄する人間かもしれない。

 で、+βは、アフリカ、シエラレオネまでダイヤを掘りに行った父・太賀吉と叔父・典太というふたりのヤマ師の血。

 今、アソウ太郎氏は、日本国という大きな山を手中にして、シエラレオネ・ダイヤどころではないでしょう?

 ううう~ん、手離すかな、この山を。

 

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国会論戦に注目と期待をしたいけれど

アソウ氏のパフォーマンスはスーパーマーケット視察ですか。
 まあ、アベ晋三氏の農作業パフォーマンスほど不自然でなかったのは、いちおう“視察”というテーマのせいかもしれません。それも都内のスーパーという無難な対象ですし。

「反貧困 世直しイッキ大集会」が開かれたのも同じ頃でしょうか?

 いっそのこと、この集会の後にあったパレードに参加して、貧困に怒る人たちといっしょに隊列を組んだ方が、もっといいパフォーマンスになったと思います。

 経済的貧困ばかりでなく、政治の貧困にもみんな腹を立てていますよ。
 

 さて、もう10年ほど前になるでしょうか。

 知人から、お宅の中学校区でアムウェイに勤めている女性が土地を探しているの、という電話が入りました。
 車を4台置きたいので、ちょっと広めに200坪以上はほしいということだけれど、いいところある? という話しでした。

 車4台に200坪以上とは景気のいい話ね、いったいどんな商売をしてそれだけの土地が買えるほど儲かるの?! と少々驚きながらも、それだけの広さの土地は知らないわ、と答えました。

 後日その知人と会ったとき、件の話しがどうなったか尋ねてみると、離婚をしたからそれで土地の話しもご破算よ、ということでした。

 まあ、その頃もアムウェイ=マルチ、という知識だけは持ってましたし、私には関係ないことでしたからそれでお終い。

 4、5年前のこと、知り合いの年輩女性が背中のリュックに健康食品をいっぱい詰めて、わが家に立ち寄りました。私に売るのは諦めていた様子ですが、説明会に出席して21万円購入してきたとか。

私:ネズミ講みたいのじゃないの? ほらっ、マルチ商法とかいうでしょ? 

相手:ううん、誰かがそれを訊いたけど、違いますって言ってたのよ。

私:そりゃあ、誰だってそう言うわよ。自分から、ネズミ講です、とか、マルチです、なんて言わないわよ。

相手:そうかねえ??

 そこで、その会社の名前を尋ねてネットで検索すると、案の定、妻がそこの会員で困っている、という男性の告発文が載ってました。残念ながらその会社名を今はもう忘れてしまいましたが。

 もちろん、この知人にはその告発を見せて、もうこれ以上その健康食品を買うべきではないし、他人にも売るべきではない、と口を酸っぱくして言ました。
 本人がそれから新たに購入した話しも聞きませんが、21万円分はどうなったのかしら。

 またもうひとりは知人というより友人。

 子ども時代の交通事故の後遺症で人を疑うことを知らない大人に育った息子さんが、一度は絵画を、もう一度は空気清浄機を買わされました。両方とも、彼の高校時代の友人からです。
 絵画はたしか100万ほど、空気清浄機は数十万のものを3台も!

 よくできた母親である友人は、あなたの好きな絵を買ったんでしょうから、大事にしなさい、と息子さんに最初は言ってましたが、空気清浄機のときはさすがに困ってました。

 こうしてみてみると、結構私の周辺でもマルチ商法の匂いがする話しがちらほら聞こえてきます。 

 今回あらためて「アムウェイ」で検索すると、「アムウェイ離婚」なる言葉まであって、びっくりです。
 それに、マルチって、なにやらカルト宗教みたいですね。狂信的で信じ切るところが。

 で、民主党の前田議員に始まったマルチ疑惑が、野田聖子消費者行政担当相、石井一民主党副代表、山岡賢二民主党国体委員長、小泉チルドレンの佐藤ゆかり衆院議員らから、果てはアソウ太郎首相自身までも広がり、決定的なのは新潟選出の自民党衆院議員吉田六ざえもん氏のようです。
 なにしろ、「アムウェイ大好き デストリビューター六さん」ですから。

 それにアムウェイ疑惑には猪口邦子も登場するらしいですから、いったいどこまで広がることやら。
 藪をつついて蛇を出すのか、墓穴を掘るのか。

 でも、マルチだ、アムウェイだ、と騒いでいつのまにやら国会論戦が終わってしまったら、年金未納問題のときのようになってしまいます。
 そうは問屋が卸さねえゾ、とたんかを切れば、なんだか江戸時代のお白州気分ですが、言いたくなります。


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民営化病の結果が見えてきて見直し気運を高める風が吹いてきているけれど

まるで熱病にかかったように、民間にできることは民間で! の合い言葉を口々に唱えて投票場に人がなだれ込んでからもう3年。
 あの時、郵便局の民営化がいいのかどうか、わから~ん、と年寄りは困り顔で知り合い同士互いに訴えてましたが、コイズミ純一郎氏に同調したもの同士、互いを求め、民営化賛成の意思を確認するかようにしゃべり合っていた光景は、私の周囲ではどちらかというと若い人に見られました。

 だって、民間にできることは民間に、ってみんな言ってますよ、とか私も言われましたっけ。
 右を向いても左を向いても、新聞読んでもテレビを見てもラジオを聴いても、ミンエー化一色。
 民営化病は、まるでゲリラ豪雨でした。

 私はどうして民営化に反対だったのか、というと、民営化そのものについては正直言ってよく分かりませんでした。でも、コイズミ純一郎という政治家がどうしても好きになれなかった。信用する気にならなかった、といっていい。

 米百俵の逸話を話すあたりも、なんだかスタイル先行で、“巧言令色少なし仁”の輩のように映りましたし、年金未納問題にいたって、“人生いろいろ、会社もいろいろ、社員もいろいろ”のせりふには、なにおかいわんや、でした。

 ついでに年金未納問題についていえば、中川昭一現財務大臣が、実に21年間も年金を納めていなかったのには呆れましたね。
 はなから納める気がない。
 年取って記憶力が少々低下しましたが、21年間未納の“21”という数字はしっかり頭にインプットされました。

 民主党の菅氏が四国行きまで追いつめられるのに、いろいろ発言のコイズミ純一郎や21年未納最長記録の中川氏が見のがされているのはなぜ? とわけ分からなかったですね。
 
 まったく、うまく逃れる術を心得ている人たちです。

 あれから、新自由主義の風が吹きすさび、人々のあえぎ声が聞こえてくるのが皆の目にも分かってきて、おまけに金融危機の襲来もあって、明らかに新聞の論調も紙面作りも違ってきましたね。

 昨日17日の朝日。

「資本主義は本質的に不安定」と岩井克人氏の寄稿文の中に、

近年はいわば、新古典派の考える理想郷を作る壮大な実験がグローバルな規模で行われていたと考えていい。実験の正否を問うテストは、90年代後半のアジア通貨危機あたりからあり、ほころびは見えていたが、今回の危機で実験は破綻した

 という一節も。

 今日の朝日は、元大蔵相財務官で、プラザ合意、ルーブル合意をふくむ通貨外交を担ったという行天豊夫氏が「欲望と倫理 バランス不可欠」という見出しで寄稿しています。

冷戦に勝利したあと、ある種のおごりというか、市場が万能だとする新自由主義に基づく『ワシントン・コンセンサス」に覆われてしまった

 という一文が見えます。

 民営化から民営化見直し。
 この転換点はどの当たりにあるのでしょうか。

 かつて、ヨーロッパはナチズムに、アジアは日本の軍国主義と国体護持運動に覆われたましたが、その時もこれと似たようなものだったのでしょうか。

 つまり、民営化に浮かれて社会の潮流がそこにあると考える人の声が圧倒的に大きく、民営化に反対を唱える人を白眼視していたのが、ある潮目を境に見直しが世の中の主流になる、ということですが。

 もちろん当時の言論統制は現代とは比べものにならないくらいでしょうから、ナチズムや軍国主義・国体護持運動の規模と程度もとても比較にならないかもしれませんが、それでも新自由主義の旗を振り、国民への情宣活動に大いに力になったものが、反省もなく今度は見直しの旗を振る。これには、ちょっととまどいを覚えます。

 で、民営化推進の張本人竹中氏は、とうとう政治から違う方面に興味の対象を移したのでしょうか。

1の努力で10の成果。日本一の学習法、初公開。何を勉強したらいいのか?座標軸に書いてみると、面白いほど今の自分がわかる」というハウツーものの本を出したようです。

 ご自分の今の立場、おもしろいほどわかっているのでしょうか?


   
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あなたには医療費を有効に活用できそうにありませんから、早く出ていってください、と言えますか? 舛添厚労相。

叔母の病状について医師からの説明を聞きに夫と2人で行ってきました。

 昨年の大晦日、急性の腎炎で入院してからもう10か月以上経過してしまいました。
 その後数回次々に感染症を患い、生死の境をさまよいながらも、ずいぶんと元気になりましたが、胸椎、腰椎の圧迫骨折を繰り返し、痛みを訴える毎日でした。

 見舞いに行く私たちにとって、叔母の明るく前向きな姿勢が救いです。

 内科に3か月、リハビリテーション科に3か月と少々、他のリハビリテーション病院に転院して1か月半、そしてまた最初の病院に戻ってコルセットを作り直し。

 途中1か月半を含む、変則的3か月サイクル。ただし、もともと定期的に診察を受け、最初に入院した、急性期病院と位置づけされているところでは典型的な3か月サイクルですし、今回もおそらくそうなるでしょう。

 リハビリテーション病院で隣のベッドにやって来た方も、やはり同様なサイクルで転院してきた人。
 ただしその方は転院先でも順調にリハビリを続けて回復されていたようです。

 実は叔母の場合、1か月半におよぶリハビリテーション病院への入院はあまり意味はなかったのです。

 リハビリテーションの病院の看護体制そのものは良かったですし、叔母自身もご飯は美味しいし看護士さんたちも優しい、と喜んでましたが、整形外科医はいませんで、主治医は内科医でした。
 はじめの急性期病院にそのまま入院を続けてコルセットを作り直し、家庭復帰へのリハビリのメドがある程度ついてから、リハビリテーション病院へ転院すべきでした。

 若い人や働き盛りの人が社会復帰を目指してリハビリに励むことはとても大切です。

 けれど、また、たとえ長年リウマチを患い、80の目前に圧迫骨折に悩まされたな高齢者でも、自分の生活を自立して送ろうとすればリハビリは欠かせません。若い人と同じくらい、リハビリは大切です。

 それが医療報酬制度の壁でギクシャクして、かえって社会の負担(健康保険の負担)も本人の負担も無駄に大きくなる場合があるわけです。

 なんでも一律に月数や年齢で区切ったりするから、そうした意味のない結果を招くのではないでしょうか。

 これについては昨日の参議院予算委員会でも後期高齢者医療制度に絡んで言及がありました。

 以下その一部を。

 質疑者は共産党の小池晃さん。

小池: 9月8日、医療費適正化計画が公表された。この計画の概要とこれに基づく医療費はどれだけ削減するのか。

桝添厚労相: 国民皆保険維持のために、生活習慣病の予防、医療提供体制の効率化ということで5年を閾とする医療氏適正化計画を国と都道府県で定めた。

 42都道府県が医療費の見通しを出している。その合計は32.6兆円になるところ、さまざまな取り組みがなされた場合は31.9兆円になる。医療費適正化によって0.7兆円、つまり7,000億円の減少になる。

小池: どんどん医療費を削減するつもりはないと言いながら、5年間で7,500億円を超える削減ではないか。

    入院日数を32日から29日にする目標で算出している。

    こうした数値目標を掲げた削減は初めてだが。
 
舛添厚労相: その点も入っているが、生活習慣病、これが非常に大きい。これの予防を含めてきちんとする。様々な効率化を。そして総合的に7,000億円のこの適正化の効果が出る、ということ。

小池: 大臣、嘘言ってはいけない。医療費、健康作りの効果は5年間は出ません、というのが厚労省の見解だ。
 
舛添厚労相: 平均在院日数というのを前提においているが、これは5年を閾とする、そういう意味で言っている。

小池: だから32日から29日に減らすということ。今でも入院するとすぐに退院の日取りの相談になる。行く当てがないので途方に暮れると嘆きの声が溢れているときに、さらに入院日数を減らせと数字の目標までかけて、都道府県に号令をかけて競わせる。

 介護の受け入れ態勢ができているのであればともかくだが、できていないのにこんな計画で進める。大変なことになるのではないか。

舛添厚労相: いわゆる社会的入院を減らしましょうと。諸外国の入院日数を見てみると日本の入院日数が多い。これは社会的入院というものがあって、その中にはさまざまな要因がある。今、委員が指摘した介護の受け入れ態勢が十分でない。これもあると思う。従って、療養病床を含めて、いろんな意味での手を打っている。

 しかしながら、これは国民みんなの負担となるわけだから、医療関係者の努力だけではなく、国民全体で医療費を抑えていく努力はしていかなければならない。
 そうしないと、限られた資源をほんとうに有効な人に医療費を使うためには、やはり無駄があれば無駄を排さねばいけない。

 そういうときに社会的入院ということでやっているのがあれば、それを是正する、という方策は私は間違っていないと思うので、どうすれば総合的に国民の生命をいちばんコストのかからない形で守っていけるのか、そういう観点もまた必要だ、と思っている。

小池: 日本の医療費に無駄があるのか? 大臣は現場を周っているようにいうが、もう、入院日数なんてみんなぎりぎりにやっている。大変な努力で患者さん達はやっているではないか。

 それをさらに減らせという大号令を機械的にかけて、こういう削減目標をかけて進めるというのは、ほんとうにとんでもない話しだと思う。

 総理! 後期高齢者医療制度というのは、こういう医療制度改革全体の中で出されてきたものだ。

 見直す見直すというけれど、一方で天引きは拡大する。
 この背景にある医療費削減計画については、計画通りに着々と進めていく。

 先ほどしてきした問題だらけのバスだ、姥捨て山行きのバスだ、と認めておきながら、これを走らせる、あまりに無責任だ。

 総理は1年かけて見直すというけれど、制度が始まる前も見直すといっていた。始まってからも見直した。今度もまた見直す。国民はこんなやり方はぜったい納得しない、中途半端な見直しを取り繕うのではなく、きっぱり止めると結論を出すべきではないか。

アソウ総理: 止めるということは元の案に戻るということ。一回戻るということになる。そこの案は、もともと元の案が問題だったから新しい案がある。その新しい案がいろいろ問題がある。それはいろいろな形で改善をされていくということで、私は今回のもやってみたけれども、75のところ天引きの所を多くの問題があったからその分を改善する、その方向に進んでいるのだと理解している。

小池: 日本の医療制度にまったく問題がないとはいわない。がこれは、国庫負担をどんどん削ってきて保険料はどんどん上がってきている、という問題はある。しかし3月まで老人保健制度をやっていて、国民から困るという声があったか? ないではないか。

 ここにいったん戻すと。そこから新しい制度に向かっていく。それで何の支障もないはずだ。

 今回の補正予算はこの後期高齢者医療制度の存続を前提として小手先の手直しをする。私どもはこういう予算を認めるわけにはいかない。
 

   ***予算委員会質疑答弁ここまで***

 
 うわあ、医療費適正化計画なんて、初めて知りました。

 で、メタボ対策とか何とかいいながら、肝心なのは、とにかく入院日数を減らして医療費を減らせ! ということなのです。

 諸外国の入院日数が少ないのは、たとえばヨーロッパであれば退院後の施設や家庭での介護体制が充実しているためでしょうし、米国は入院費を含めて医療費がバカ高いから無理してでも退院、ということでしょう。

 桝添厚労相は、《限られた資源である医療費を、有効な人にだけ使う》という考え方を示しています。
 これって、ナチの優性思想を連想させるかなり怖ろしい考えではないですか?
 彼自身は自分を優秀だと思っているので、そんな感覚が思わず口から出てきてしまうのでしょう。

 でも、ほんとうに有効な人って、いったい誰が判断するのでしょうか。

 それに日本のお年寄りって、圧倒的に真面目な人が多いですから、長患いする身をいかんともしがたく、ただでさえも肩身の狭い思いをしているのです。
 そんな人たちに、あなたは医療費を有効に活用できそうにありませんから、早く出ていってください、と言えますか? 

 舛添厚労相は、やたらと「総合的」という言葉を使って自説を補強していますが、彼の総合的対策は、単に医療費という数字を官僚の机の上でいじり回しただけのものではないでしょうか。

 医療の総合的な対策とは、退院後の施設・家庭での介護まで含めて考えて立案されるのがほんとうでしょう。


 ついでながら、マスゾエ氏はご自身の実姉が生活保護を受け、それについて連絡があっても知らぬ存ぜぬを押し通したのではなかったかしら。
 たしか何カ月か前のどこかの週刊誌に書かれてましたが、それはほんとうでしょうか。

 そんな知らぬ存ぜぬも、総合的判断でされたのでしょうか?


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要塞化した町―グリーンゾーンとレッドゾーン

日本もとうとうそんな国になってしまったのか、とちょっと驚いた、昨日13日の朝日の記事「安心買った塀の街」。

 日本初とされるゲーテッド・コミュニティ(要塞の街)が兵庫県芦屋市にできたのだそうです。
 甲子園球場のグラウンドの1.5倍の敷地に高さ約2mのフェンスに赤外線センサー、監視カメラ数十台。
 正面ゲートには警備員が数人、24時間体制で見張っているとか。

 1区画400~1,000㎡の広さの土地は1憶~3憶円といいますから、まあ、普通は買えませんね。

 購入者のひとりは、80年代に米国サンフランシスコ近郊のこうした街に住んで、その「安心感が忘れられない」といいます。

 もうひとつのゲーテッドは、岐阜県。夫は会社員で妻はパートといいますから、ふつうのサラリーマン家庭かもしれませんが、それでも周辺の相場よりも1,000万高い4,000万~5,000万円の分譲価格だとか。

 親は子どもと、子どもだけではゲートの外に出ないと約束しているらしい。

 二つのゲーテッドは、どちらも米国がお手本のようです。

 芦屋の方はマリーナまでそろえているという話し。
 プライベートビーチと同じようなものですか。

 昔、「どこの国でも海岸沿いにはその国で大切にされているものが建てられている。日本の海岸は工場地帯に占められているから、工業が大切にされているのだ」とどこかで読みました。

 そうだ、海はみんなの財産だけど、確かに工場が並んでいて、私たちは自由に海岸に出られないなあ、と子ども心にそれがやけに胸に焼き付いて、今だにこんな話しを聞くと思い出します。
 そんな私たちでも、東南アジアの海沿いのホテルにでも泊まったりすると、プライベートビーチを喜々として利用したりして、逆な立場を味わうことになります。

 で、プライベートビーチよりも何よりも、“要塞化した街”の最たるものが、イラク、バクダッドで米軍とイラク暫定政府が立てこもる「グリーンゾーン」です。日本大使館の分館もそこにあるといいます。

 巨大なコンクリート・ブロックを組み合わせた防御壁を幾重にもめぐらし、8つの検問所を通ってやっと新生イラクの統治の中枢、イラク暫定統治機構CPAに、現在はイラク正式政府にたどり着けるのだそうです。
 
 塀の内側がグリーンゾーンで、外側はレッドゾーン。 

 おまけに、グリーンゾーンはイラク国内の至る所に見られ、米軍の発注で製造した馬鹿でかいコンクリート・ブロックは15万個にのぼると、パトリック・コバーン著『イラク占領』で言われています。

 まあ、私の子どもの頃から「アメリカナイズ」という言葉が存在してまして、もっぱら批判的な文脈で使われていました。
 マーケティングという点からは“差別化”とでもいうのかも知れませんが、ゲーテッド・コミュニティは、いわば町のアメリカナイズされた形のひとつでしょうか。
 
 ゲーテッド・コミュニティがグリーンゾーンで、外の世界がレッドゾーンと色分けできる社会って、いったいなんだろう?
 こんな国に誰がした?


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金融危機とエリートたちの欲とおごり+竹中氏の自己PRはいただけない

今日の朝日。
「米は倫理観を取り戻せ」というタイトルで、米国初の金融危機にドーハ銀行CEOのひとことが。

 危機の原因と本質をどう見ているか問われて、

みんなが失敗した。規制監督当局もだ。欲望に基づくビジネスモデルの失敗だ。これまでの金融の常識を越えて、倫理的な金融のあり方を考えなければならない

レバレッジを何回も使って、表面上は資産に基づいているかのように見せても。実際には資産の裏付けのない巨額の証券化商品を流通させるようなやり方に、米国の金融は陥った。そういうやり方をやめることだ。収入の範囲で生活する、という基本に返ることが必要なのだ……

 最後に再発防止策について問われると、

倫理的金融の慣行を作ることと並んで、誰かが警笛を鳴らす仕組みを作らねばならない。こうなることはみんなが薄々分かっていたのに、勇気を出して笛を吹く機関やリーダーがいなかった……
 
 私が「素朴な疑問」や「放蕩を尽くす暴力親分に資金援助とは! それはないでしょ、アソウさん」でど素人の私が感じたことはそうそう的はずれではなかったんだ、とちょっとほっとしながらも、高学歴、高収入、それも度はずれ、桁外れの高収入の専門家たちがはまった心理の罠を考えると、意外にもごくごく簡単なことが根っこにあるようで、驚きます。

“金融工学”などというこちらがちんぷんかんになるようなテクニック遣いの“エリート”たちが、至極当たり前の人たちだったのだ、と改めて思います。

 ロイターのこちらのページには、苦悶の表情を浮かべるトレーダーたちの姿が。

「住宅価格は値上がりし続けるという根強い『土地神話』」が米国にあったらしいのですが、この神話に誰も彼もが縛られ、住宅価格は値上がりし続けてほしい、という希望から身動きできなくなってしまったのかもしれません。

 で、竹中平蔵氏が相変わらずダイヤモンドオンラインで吠えてます。

 7頁もめくらないといけないのか、と少々うんざりしながら読んでみますと、何のことはない、金融のことはとにかく難しいから、日本に必要なのはポールソン長官のような人材だ、としか語ってません。もう、そのことだけ。

 なんだか、自分こそその人材だ、とでも言ってるようで、なんとも後味悪い記事です。

 かつて元郵政民営化担当大臣時代、テレビで、日本郵政は米国の金融機関に出資せよ、といったご自分の見識の無さを少しは反省したのでしょうか。



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麻生、炭鉱、三たびの海峡

前北九州市長末吉興一氏が内閣官房参与に就任したと報道されたのは先週のこと。

 テレビ画面には終始満面の笑みを浮かべた顔が映り、氏の喜びをよく伝えてました。
 何の業か、権力を失うことがそれほど嫌だったの? と呆れるほど、権力にしがみつきますねえ。

 なんでも、気心しれたアソウ太郎氏の知恵袋になって「まちづくり、地域経営担当」をし、地方再生のために知恵を絞るのだとか。

 先の見えた政権で何するのか、と一瞬思ったのですが、もしかしたら選挙用?
 きっと2人は、20年の間、肝胆相照らして、とりわけ選挙の時は助け合ってきたでしょうから。
 
 で、江田けんじさんに言わせれば、

「 …… 三位一体改革でも、3兆円の税源移譲は自分の功績だと麻生氏は自画自賛していたが、これも竹中経済財政担当大臣をはじめとした官邸主導だろう。総務大臣 としての実績をいうなら5兆円規模の地方交付税のぶった切りで地方を疲弊させたぐらいではないか。地方の格差をいうなら、その責任も麻生氏にある……」。

 で、一方アソウ氏は、

「私はこれまで地方自治に関して迷った時など、たびたび(末吉氏の)意見を聞いてきた」

 と末吉氏の著書への寄稿で書いたらしいのですが、建物は作ったけれど、施設は作ったけれど、と市の事業のあっちでもっこっちでも赤字を積み上げて、とどのつまりは生活保護行政の誤りでの餓死事件があったりして、いったい何を再生するのだろうか、と疑問。

 この末吉氏とかあの渡部昇一先生とかがアソウ首相のブレーンでは、とうていはなゆーさん所で知った例のCIAの極秘ファイルには対処できないでしょうし、歯切れ良いだけの発言をみていると、強いものには弱く、弱いものに強いような人でしょうし。

 友人から回ってきた『週刊文春』の連載で、林真理子氏がアソウ氏の飯塚の本家に言及してました(10月9日号)。

「……その広いこと、立派なことといったらない。廊下の交差するところに立ち、左右を見ると五十メートルぐらいあった。また身体の向きを九十度変えても左右五十メートルぐらい。
 ……歴史的にも価値がある、炭鉱華やかなりし頃の大豪邸である」

 とかなんとか。

 逆の、そして真の意味で、汗と涙と血の結晶が、この大豪邸でしょう。

「……若い頃の麻生さんは、かなりハンサムでカッコいい。あれではモテるわけだ」

 と林氏は、大金持ちでハンサムな若き日のタロウ氏に想いを馳せてますが、私が思いだしたのは、帚木蓬生(ははきぎほうせい)さんの『三たびの海峡』。

 帯のことば。

「……ナショナリズムの耐えられない軽さに悩む日本人に捧ぐ―。

 一度めは暗い船底に詰め込まれ、半死半生で連行された。

 二度めは日本人の女と夜影に紛れて密航した。

 そして三度め――九州から釜山に届いた一通の手紙が、老境の男に朝鮮海峡を越えさせた。

 数十年を経ても拭い去れぬ痛恨の思いとは何なのか。

 朝鮮半島の側から、日本人の手で描かれた、限りなく熱い復讐物語」

 最後の壮絶な死の場面に息をのみ、頭がクラクラするような気分を味わったことを思い出します。

 強制労働の舞台は《香月駅》から徒歩で行ける《高辻炭鉱》とありますから、いちおうモデルと考えられるのは《貝島の大辻炭鉱》と思われます。

 地方財閥の筑豊御三家とは、麻生家にこの貝島家、安川家です。
 麻生炭鉱も、この貝島炭鉱と同様な状態だったでしょう。

「ボタ山は資本家どもの排泄物だよ」

 と連れが言えば、

「でも、ボタ山自身に罪はありません」 

「ボタ山は坑夫たちの苦労が形になったものです。あれだけの山を築くのに、何万、何十万という坑夫が働き続けたか、ぼくには想像できます」

 と主人公が応える。さらに、
 
「そう、ボタ山はだまし絵のようなものだ、と私は内心で思った。その人が見たいものがボタ山に映し出される。ある者は富と力を、ある者は苦労を、ある者は自然と闘う人間の力を」

 と続くわけですが、広壮で豪勢な麻生本家も、いってみればボタ山の裏返しで、だまし絵のようなものかもしれません。

 林真理子氏は富と力を、若き日の格好良かったというアソウ太郎を思い、話しを読んだ私は、汗と涙と血を思う。
 
 そんな強制労働と血なまぐさい匂いさえする麻生家が、戦後もだいぶ経って、さらにアフリカのダイヤモンドにまで手を出していたとは。
 
 いやはや、なんとも生臭い人たちです。


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大統領に負けず劣らずのダメダメ総理たち

全米が泣いた! らしい……でも、こんな大統領の顔を見て大いに笑った……笑えるような事態じゃないけど、笑う以外に何ができる? 私がアメリカ人だったら、そう言ってしまいそう。

 史上最低のダメ大統領かもしれないこの方。
 その就任のビフォア・アフターが数字で表されてます。

自慢じゃないが、こんなピエロのような男が2期も大統領をやって、国が潰れないなんてアメリカくらいなもんだ。

いや潰れてる…

 と、散々こづかれ笑われているブッシュ氏。


 で、この方の政権が8年間続く間、日本は、森喜朗・コイズミ純一郎・アベ晋三・フクダ康夫・アソウ太郎と、5人の首相が入れ替わり立ち替わり、交替。

 この間、コイズミ氏を除く3氏はとうとう総選挙で信を問うことなく終わって、アソウ氏はどうなることやら、怪しくなってきましたね。 

 笑われながら、全米を泣かせもしているブッシュJr.
 で、サプライズと喧嘩上手で長期政権を維持したコイズミ氏を除き、自らの決断も含めて、いずれも短命に終わるか終わる気配濃厚な政権ばかりで、ビフォア・アフターを笑われる暇なく代替わりしてます。


 どうみても国政ではなくラグビーの方面でずっと活動いていただいていた方が国民は幸せだったと思える方。


 マザコンぽい、心根やわな人が懸命に強さを演じようとしたけど、どう見たって任に堪えきれずに崩れてしまった方。


 ポーカーフェースは魑魅魍魎の跋扈する界隈での駆け引きにはけっこう良いかも、と珍重されそうながら、予想以上に底が浅くてフフ~ンっと馬鹿にされ、致命症となった、後継指名した人物の‘国民的人気’という偽りの看板を見抜けなかった、洞察力に欠ける方。


 何ごとも学ばず、何ごとも思慮することなく、○○ちゃんがそのまま歳を重ねてきて、己のすることはすべて許されると感違いしている方。


 そうそう、肝心のこの方もいました。


 抜群の嗅覚と演技力で、もうひとりの自分を喧伝できる方です。
 引き際良く、枯れていそうで生臭く、清廉そうで背後には闇が口を開けてるような人。


 まず、率先して「痛みに耐える」べきだったと思うのですが、平然と、他人の痛みにあぐらをかいている人だ、ということがよく分かりました。
 あれは、人の心に寄り添う力が欠如しているだけではないですね。
 他者に共感する力を欠いてる上に、自分だけは特別だと思い込んでるせいですね。


 卒業旅行で訪問したプレスリー邸では、ブッシュ氏もギョッとするような○○な姿を披露して、世界を唖然とさせましたっけ。
 カナダで調子に乗って、ブッシュ氏に土下座をしたのもこの方でしたよね。

 
うう~ん、実に多彩なダメ総理群です。

  
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とりあえずガスパーチョさん、お借りしました。ありがとうございます。

        あそう


  

とくらさんの「blogosphere で 奇跡をおこして」に応えて+もやいの緊急カンパへのお願い+自見さんの“激しい”演説

とくらさんの山口4区での衆院選立候補が内定しましたね。

 3年前の11月、同じ年の9月11日の選挙結果に衝撃を受け、2か月間の逡巡の末、ブログを始めた私。

 あれからいろいろな出会いがありました。
 とくらさんの真っ直ぐなお人柄に惚れ込んで応援するようになったのも、そうした出会いのひとつ。

 真っ直ぐだけれどけっして硬直はしていない、暖かくて元気な人。
 “改革”という美名の下で、私たちの国と社会がズタズタにされたことを怒っています。
 
 山口4区といえば下関市と長門市。
 あのアベ晋三氏の地元です。

 2000年の火焔瓶事件に限らず、その後も下関市長選での暗闘が囁かれる安倍事務所。

 よく決断された、と頭が下がります。
 とくらさんのひたむきさと真摯な姿勢に共鳴してくれる人は多いはず。

 そんな戸倉多香子さんを、精一杯応援します!!


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*ホームレス状況にある人の自立を支援するもやいが、今、緊急カンパの協力を求めています。
 苦しい中では、互いに助け合うのが私たちのできることだろう、とよく思います。

 詳しいことはこちらをご覧下さい。

 臨時特別カンパは1口50000円(何口でも)、サポーター会員の年会費は1口5000円(何口でも)。
 
 でも、その他、一般の(金額自由)の寄付も歓迎、ということです。

 カンパ振込先 ↓ 

 ゆうちょ銀行振替口座 No.00160-7-37247
 口座名「自立生活サポートセンター・もやい」

 三菱東京UFJ銀行 新宿通支店 普通 3149899 
 口座名「特定非営利活動法人 自立生活サポートセンター・もやい 理事長稲葉剛」
(トクテイヒエイリカツドウホウジン ジリツセイカツサポートセンターモヤイ リジチョウイナバツヨシ)

三菱東京UFJ銀行の口座へのお振込みをされる場合は、連絡先の御住所と御氏名、金額の内訳をメールにて送信の上、上記口座に入金をお願い致します。


*参院本会議の最中、与謝野経済財政担当相と中川財務相が携帯でワンセグを見ていた話し。

 このふたりに「あまりに激しい」と敬遠(?)された自見氏の演説の前半部分、郵政民営化についての発言・質疑の内容は、拙ブログ「郵政民営化についての自見庄三郎氏の質問とアソウ総理・中川大臣の答弁+保守化運動など」に書いてます。興味のある方はご覧下さい。

落胆の原因を他人に求めてはいけないでしょう、東国原さん

「 ……

 日本全体が無思考状態のような気がする。

 僕だけが、只管思料し、思い悩み、周りがただのほほ~んとしているように感じ、こんなに日本の未来について考えている自分が時々アホくさくなる(笑)。まぁ、僕の勘違い、被害妄想、思い過ごしだと思うが。

 ……」


 と嘆息するのは、今を時めくそのまんま知事


 私も、「感違いと思い過ごし」だと思うけど、そうそう国士気取りをしてくれるのも困りもんですね。


 出ようか出まいか、言葉を濁しながらの東国原氏の逡巡は、宮崎に世間の眼を引きつけるための作戦だ、みたいなジャーナリストの記事を昨日どこかで読んだ記憶がありますが、彼にそんな深謀策慮はないでしょう、とブログを読んで思いました。


「『せんたく』の立場で、民主党、自民党それぞれの政策についてコメントしても、メディアはそんなこと何も報道してくれない。ただ、僕が、出馬するか?しないか?の極めて単純な方向だけが先行する。極めてワイドショー的である」


 と愚痴ってますが、これまでさんざんワイドショーを利用してきたのはご本人でしょう。


 自身の衆院選出馬について、メディアその他に分析・洞察力がない、とぶつぶつこぼしてます。やっぱり出たかったけれど、宮崎県民の反応に涙をのんで諦めて、未練たらたら状態の所で、他人に責任を押しつけるのはやめましょう。


 で、「周りがただのほほ~んとしているように」感じる、と訴える人は、この東国原氏以外にも何人か知ってます。


 自分のことに一所懸命で、他人のことが見えてないんですよね。

 これはあくまで、そう感じる本人の問題でしょう?


 こんなことをぐだぐだブログに書くのですから、衆院選出馬に対して県民にNO! と突きつけられたことがよほどショックだったのでしょうか。


 知事選当選以来、順風満帆で、意気揚々と自信たっぷりに行動してきて、ここで初めて挫折かな?

 でも、感違いをしてはいけません。


 宮崎県民が圧倒的な支持率で応援してきた意味を分析して県民の期待を予想し、今後の指針の1つとする洞察能力、または探求しようとする能力が、今こそ東国原知事に必要だ、ということです。


 

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 *追記;今日のasahi.com。中山成彬前国土交通相が、「どうしても衆院選に出てくれ」と東京都内で開かれた九州横断自動車道延岡線(熊本県御船町―宮崎県延岡市)の建設促進大会でのあいさつで呼びかけたらしい。


 …… 中山氏は、自身の国交相辞任から東国原氏の国政転身まで「自民党が(衆院選で)勝つため」に仕組んだ「自作自演のシナリオ」と表現。東国原氏に「とにか く出て、全国の(自民党)候補者のもとに行ってほしい」と要望し、小泉劇場ならぬ「東国原劇場になることを願っている」と語った。また、宮崎の道路建設を 求める女性団体が7日、東国原氏に国政転身を要請したことについて「私が差し向けた」とシナリオの一つであると暴露した。

 ……


 宮崎の道路建設を求める女性団体とは、ガソリン税等の暫定税率の時もピンクの法被を着て大騒動した方々でしょうか?


 

放蕩を尽くす暴力親分に資金援助とは! それはないでしょ、アソウさん

連日米国とそこから波及した世界の金融危機が叫ばれていますが、ど素人のごくごく素朴な疑問です。

 サブプライムローンの危険性はずいぶん前から公然と叫ばれていたではないですか。
 だいたい、数年後にはローン金利が急騰するように設定した時点で、その危険性は予想できそうなもの。予想できたからこそ、サブプライムローンなどという言葉も登場してきたのでしょう? 
 それなのに、なぜこうした危機を招くに至ったのでしょうか。

 これまで大もうけをしてきた金融機関は破綻を予測して、とにかく破綻前に稼げるだけ稼いでおけ、と驀進してきたのではないか。
 ネズミ講やマルチ商法とどれだけ違うのだろう、ちっとも変わらないではないか。

 等と考えていると、あのマイケル・ムーアさんが画期的な解決法を示してくれました。

ウォール街の危機を救う方法」です。
 

 さて、米国防総省が日本や国際治安支援部隊(ISAF)に派兵していない北大西洋条約機構(NATO)加盟国170億ドル(約1兆7000億円)の負担を要求したと7日の共同通信で報じられていますが、それによるとすでに福田政権時に要請が行われていたのだとか。

 軍を出さないなら金を出せ、というところですか。

 好き勝手なことをして所持金を使い尽くしたあげくに、お前らも出せ、とは殺生な。
 できの悪いやくざな放蕩息子親分みたいだな、と思っても、コイズミ政権時代にそんな米国のアフガン侵攻を支持し、またその後のアベ・フクダ両政権でも、現在のアソウ政権でも支持。インド洋での給油継続も明言しているし、日本政府としては要請に応じて粛々と実行していくわけですか。

 今日の衆院予算委員会でアソウ総理は、国際貢献を衆院選の争点にするという考えを示したようです。

「インド洋で給油活動延長のための新テロ対策特別措置法改正案の審議を進め、国際貢献に関する争点を鮮明にした上で、解散に踏み切りたいとの意向(共同通信)」

 ということらしいですから、ああ、これから“怒濤の国際貢献キャンペーン”が始まるのだろうな、とため息。

 国際貢献の実態は米国貢献、というより米国が遂行中の戦争貢献でしょう。

 昔から内政の失敗は外交で誤魔化すのが政治屋さんたちの奥の手、というか常套手段でしたから、今度もその手を使うのかもしれません。

 しかし外交だってひたすら米国追従でけっして得意なわけではないと思うのですが。

 私たち日本人は国際貢献という言葉に弱いと踏んで、国際貢献の美名を借りて、有権者/納税者をだますつもりかな。

 
 昨日の衆院予算委員会。

 延々と自民・公明議員の質疑が続き、面白くないことこの上なし。
 アソウ政権がやりたいことを議員が代弁しているだけですから、同一人物が発言・質問と答弁をしているようなもの。
 いくら言葉を尽くしても、目配せしながらあうんの呼吸で議事を進めているようなものです。
 
 自民・公明の議員方と閣僚方のやりとりを聞いていると、いったい何を企んでいるの? という疑念にたえず襲われることになります。

 で、長妻さんの質疑に入る直前の公明党最後の質疑者上田勇氏は、

 行政に対する国民の不信も頂点に達しているのではないか。

 あらゆる改革の前に行政改革をやらなければ国民の信頼は得られない。
 まだ改革は道半ば。多くの改革の方針は堅持すべき。

 総理の所信表明にある「簡素にして暖かい国」も分からないでもないが、改革への取り組みが甘くなるのではないかという懸念も出てくる。

 と、いちおう首相に質す。

 これに対してアソウ氏は、

 行政改革を進めていくことの基本は無駄を省くこと。
 行政が今の時代に合うように無駄を省き、かつ効率の良いものにする。
 簡素が過ぎると冷たいものになる。どこまでやるかが難しい。小さくとも暖かい国の基本は無駄を省くこと。

 と答え、無駄のない行政、不正や偽りのない行政に取り組んで貰いたい、と応じる。

 私の方は、いちばんしてほしい改革は、アソウ氏をはじめとする政治家そのものの、内閣そのものの改革だぁ、と心の中で大声を出してます。


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ねんきん特別便に回答しましたか?

「ねんきん特別便」です。

 と、大きな字で届いてから、もう1、2か月。
 そのまま手元に置きっぱなし。
 はてさてどうしたものか、と思い出したようにちらっと心配にはなるのですが。

 たまたま昨日知り合いがわが家に立ち寄り出てきた話の一つが、年金改竄問題。

 そこで初めて知って笑ってしまったのが、家人が気になりながらも回答していないという話し。

《捨ててはいけない魔》の彼は現役時代の給与明細から現金渡しの頃の給料袋までしっかり保存をしているので、いざっとなったらいつでも確認はできるのですが、それにしては「特別便」に給与額について一切記載がないのが不安で回答できないのだ、といいます。

 まあ大丈夫だとは思うけれど、とは言っても、客人の方は大手の下請けの下請け、つまり孫請け会社勤務。
 俺はやられていると思うぅ、だってねえ、といろいろと疑惑の根拠をしゃべってました。

 私自身も、まあ、大丈夫とは思うけれど、なんだか送り返す気にならないのよね、とぶつぶつ。

 そんなこんなで久しぶりにinowe椅子人・ブログに行ってみると、同じようなつぶやきが聞こえてきました。
「ねんきん特別便で不信感」です。

 曰く、

「 舛添要一大臣からお手紙が来た。所謂ねんきん特別便となるものであります。何となく嬉しかったのでありますが、根本的に社会保険庁を信じていないので返信することに躊躇いがございました。
 ……一応加入記録には間違いはなかったのでありますが、その金額等の内容までは間違いなしとは断言できないわけで、このねんきん特別便を回答したら全てを認め たことになりはしないかと怖くて出せないのですけど。かといってこちらが以前勤めいた会社や現在の会社に『いくら払っていましたのでしょうか、天引き分ネ コババしていないでしょうねえ』などと訊くのか。わたくしは気が弱いので出来ません。

 ……

 かといって問題だらけの社会保険庁に電話する気が起こらないのであります。パートさん等の外部委託の可能性が大だろうから……」

 と同じようなことを話しておいでなので、特別便の回答をなかなか送れない、という現象はわが家周辺だけではないことが‘確認’されました。なんだか、ねえ、まあ、こんなことが確認されたからといっていいことはないわけで。

  おまけに井上さんのお話では、すでに20数年前にも改竄らしきものがあったことをうかがわせるような事例を経験されたらしいではありませんか。

  うううむ……


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東国原氏―縁日のいかがわしさ・にぎにぎしさを思い起こさせるが

この秋、民放各局がお笑い番組に見切りをつけ始めたとか。
 ちょっとほっとしてます。
 求めずとも目や耳に飛び込んでくるあの騒々しさが多少でも減るのは、やっぱり快い。

 あのテレビの喧噪の中から生まれたきわどさに感覚を刺激されて、人はつい目を向けてしまうのでしょうか。

 俗物臭、生臭さがぷんぷん。

 一昔前の縁日に立ち並ぶ見せ物小屋が醸し出すいかがわしささえ感じさせるのは、なるほど政治の世界とも通じ合うのか、と辟易しながらも認めざるを得ない、ジャパン・ドリームをその手で掴んだ元芸人。

 誰のことかといえば、東国原宮崎県知事。

(横道に逸れますが、「ひがしこくばる」と「原」を「はる」とか「ばる」と読むのは九州です。現代でも掃除の「掃く」について「はく」ではなく「はわく」と言ったりするのを耳にしますが、語源はどこなのでしょう?)

 まがまがしさを漂わせながら愛嬌を振りまき、それでいて相手の異論反論を許さぬ強引さは都知事・府知事とも共通していていますから、以下のようなニュースにも特別驚くことはありませんでした。

「じゃあ知事になれば」東国原氏逆切れ 宮崎県議会一般質問 議長が注意 謝罪

9月27日西日本

 宮崎県の東国原英夫知事は26日、県議会の一般質問で「知事は『マニフェスト達成はおおむね順調』と言うが、私なら『厳しい』との表現にする」 と述べた 議員に対し、「私だったらと言うが、そういう(知事の)立場におなりになったらどうですか、じゃあ」と発言。議長から「議会には品位がある。挑発的な答弁 は控えてほしい」などと注意され、発言を撤回、謝罪した。
 ……
                             

 9月25日に宮崎県庁で次期衆院選での「中立」を宣言したこの方は、民主党が「予算の総組み替え」により22兆円を捻出するという政策に「財源の根拠が ない」と疑問符を付け、「聞き心地のよい文言を並べるだけでは、優秀なマニフェストとは言えない」とくぎを刺したばかりですからね。

 さらに計算高さはいわずもがな。

東国原知事後援会、支払い前のパーティー券に領収書同封  

2008年9月6日6時59分 asahi.com

 宮崎県の東国原英夫知事の後援会が12日に開く政治資金パーティーで、後援会から有権 者や県議らに届けられたパーティー券に領収証が同封されていたこと が5日、わかった。県議らは事前に代金を支払っていたわけではなく、「無料招待券なのか」「カラ領収証では」と困惑気味。日付とあて名は空欄になってお り、税法の専門家は「領収証の要件を満たしておらず、不適切」と指摘する。後援会側は「当日の作業の簡素化のため」と説明している。


 パーティの料金は1万円。45人の県議の大半に届けられ、配ったおよそ1,000人全員に領収書が添付されていたらしい。

 そうしたパーティを昨年5回、今年6回開いたが券は1枚5000~1万円で、1回当たり200~1000枚をさばいたのだとか。

 その結果6,000万集金。

<政治資金>東国原・宮崎県知事 パーティ券で6000万円集金/「脱談合」の建設業界からも

9月30日 毎日

 宮崎県の東国原英夫知事が昨年1月の就任後、11回の政治資金パーティーを開き、約6000万円を集めたことが分かった。30日、県選管が公表した政治 資金収支報告書によると、購入先・引受手には個人のほか、建設業界や各種経済団体、県内有力企業が並ぶ。東国原英夫知事は「特定の政党に入っていないが、 政治活動には資金が必要。さまざまな人と広く意見交換をするためにもパーティー方式での集金を取った」としている。

 何なのでしょう、これは? 

 目新しい知事として県民を狂喜させてきた人だけれど、ごく普通の、旧来の利権政治家とちっとも変わらないですね。


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郵政民営化についての自見庄三郎氏の質問と麻生総理・中川大臣の答弁+保守化運動など

家人がつけっぱなしにしていた今日のテレビ。

 たまたま、参議院本会議での自見庄三郎さんの発言に気づいて、思わずその場に腰を下ろし、最後まで聞いてしまいました。

 自見さん、なかなかのグッジョブです。

 総理の所信表明は強者の論理です、という言葉に始まる熱のこもった話しに対して、アソウ総理以下閣僚の方たちの答弁は、いかにもおざなり。
 自見氏の真摯な問いかけにまともに答えているとはちっとも思いませんでした。

 以下、自見さんの質疑です。

 新自由主義経済は今や破綻しつつある、
 過剰な規制も過度の放任もうまくいかない
 総理は日米同盟の強化が第一だと述べている。対等な日米関係はわが国にとって最も大切な課題である。
 米国大統領でどちらが勝つのか見きわめてから日本の指導者を選択するのが賢明な方法である

 11年前、北海道拓殖銀行が破綻したとき、500万円入りの紙袋を下げた人たちが札幌の郵便局の前に列をなした。民に何かあればかんがバックアップする。いつもセイフティネットを用意しておく。官と民は補完し合っている。

 民営化はすべて良い、というのは一種の迷信。
 民営化すべきものとしないものを、国民は冷静に考えていただきたい。

 ゆうちょ銀行、かんぽ生命は現在226兆円の国債を保有。2008年の3月には国債発行額の29%を占めている。
 民営化の最大の目的の一つは官の金を民に流し、民の活力を増す、ということであったが、現実は民の金が国債という官に流れることになっている。

 米国の金融恐慌により、竹中平蔵(ここで自見氏の声は一段と高くなる)元郵政民営化担当大臣は、テレビで、日本郵政は米国の金融機関に出資せよ、と述べている。

 仮に国内の金融機関の資金が米国に流出すると、まさに10年前の金融恐慌が再現する。

 現在国内の民間銀行は100兆を超える国債を有しているが、ゆうちょ、かんぽ両者からの資金流出により国債の価格が低下し、これにより自己資本が下がる。
 これを補填するために貸出量を抑制、貸し渋り、貸しはがしの発生で中小企業は大打撃をこうむる構造になっている。

 仮に長期金利が1%上昇すると、貸し渋りは40兆円(民間銀行の貸出総額400兆の1割)と試算されている。これが実際に起こると、住宅ローンの金利は上昇し、中小企業は再び大打撃を受け、国民生活も大きな影響を受ける。

 米国の金融危機により、米国はゆうちょ、かんぽの200兆の金に目を付けることは当然考えられる。
 ゆうちょ、かんぽの全部の株式を現在は政府ひとり、財務大臣が持っているが、アソウ内閣の考え一つで、この金の行方は決まる

 国民の汗の結晶である貴重な富が海外に流れる。これが、コイズミ・竹中政権が、まさに憲法違反とまで言われた選挙を強行し、郵政民営化をした真の目的ではないか。

「金融大臣にお訊きします」

 ゆうちょ銀行、かんぽ社に米国から支援要請は来ているのか?
 米国債の購入は許可されているが、資金が流出することを政府が認めるのか
 米国政府から要望はあっているのか?
 来たらただちに公表するのか

「このことをお尋ねいたします」

 郵政民営化問題はすでに終わったというのは、とんでもないことだ。

 郵政事業は、今や後期高齢者医療とともに、地域・弱者切り捨てという社会現象にすらなっている。

 民営化後1年、郵政3事業を4つの民間分社化した結果、4会社はいずれも経営基盤が弱体し、とりわけ郵便局会社はゆうちょ・かんぽの業務受託料に依存する極めて脆弱な基盤に立つことになった。

 このように世界でも類のない不自然な仕組みは、政治的に強行された結果、郵便局はなくしません、郵便局はもっと便利になります、このコイズミ元総理、竹中元大臣の国会での再三の約束にもかかわらず、郵便局はすでに400を超える局がすでに閉鎖され、集配・特定郵便局は1000以上が全国で減らされた。

 郵便局がなくなり、遅配も多くなった。待ち時間が長くなった。手続が煩雑になった。
 不満は山積し、ゆうちょ・かんぽとも、資金の流出は止まらない。
 郵便貯金はひと月に1兆円資金が流出している。

 報道によれば最近、都道府県の消費者センターに郵便局関連の苦情相談が殺到していると聞いている。
 福田前総理も増田前総務大臣も、郵政ネットワークは必ず維持すると国会で再三にわたって確約した。
 それなのになぜか、政府はこれを無視した行動を止めさせないのか?
 
「野田消費者行政担当大臣にお訊きします。私の次に郵政大臣をされた人です」。

 苦情殺到はほんとうですか?
 苦情の数はどれほどあるか?
 どう対処しているか?
 郵便局における利用者の利便性は守られていると考えられているか?

 このような事態に至ったのは、郵政4分社化により、各社が利用者の利益より自社の利益を優先せざるを得なくなった結果である。

 拙速な郵政4分社化の体制は、早急に見直す必要がある。

 民営化をごり押しした自公政権でさえも、9月23日に締結した政権合意で、ユニバーサルサービスの確保、利便性の向上のための改善を行うと謳わなければならないほど、現実は、事態は深刻になっている。
 
 郵政民営化の動きはすでに滔々たる潮流になっている。
 我が国民新党の党是であり、統一会派を組んでいる民主党では、来るべき総選挙の公約、マニフェストにあげることになった。

 3党が連立で提出した「郵政株式処分凍結法案」は、この参議院では可決され、衆議院に行っているが継続審議となっている。
 
 次の選挙では賛否について全候補がその見解を問われることになると思う。

 郵政民営化の見直しは、けっして元の郵政公社に戻すというものではまったくない。

 あくまで郵政各社のサービスが全国あまねく国民本位の簡便な方法でできる仕組みを再構築するものである。

 郵政3事業の一体的サービスの提供を通じて、郵政事業の利便性と公益性を高め、地域社会を活性化することを目指す、真の国民のための改革を進めます。

「総理にお訊き致します」。

 郵政事業の現状をどう受けとめているか?
 4分社化の将来展望、特に郵便局会社について、どう考えているか?
 
(この後、後期高齢者医療制度に話しが移りました)

 以下はこの質疑に対するアソウ総理・中川金融大臣の答弁です。

アソウ総理:米国金融危機の原因と米国経済の今後について。

 今般の米国の金融危機は新しいビジネスモデル、証券化が拡大していく中で、金融機関がそのリスクを適切に管理できず、金融市場が機能不全に陥ったものである。

 金融市場の規律の確保が重要と考えている。

 米国では景気は弱含んでいて今後も金融市場の混乱による下向きのリスクがあることからその動向を周知していかねばならない

 総選挙を、米国大統領選挙後の11月4日後にすべきとの指摘があったが、日本外交の基軸は日米同盟であること、経済・文化などの面において、日本が米国と密接な関係にあることは指摘通り。
 
 しかしこれとわが国の衆議院総選挙をいつ行うかということはまったく別問題。

 郵政事業の現状等について尋ねられたが、現在民営化各社は新規サービスの展開を始め、民営化のメリットを発揮すべく、努力をしてきていると承知しているが、地域の住民などから様々な指摘をされていることも事実。

 民営化を成功させるためには特に3事業会社の窓口・接点となっている郵便局会社の経営基盤を確立することが重要と考えている。

 政府としては地域住民などの指摘を受け、民営化後の状況を十分に検証するような対応をとっていきたい。
 
中川財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融):わが国金融機関による海外金融機関との連携等に関する質問について。

 現下の金融情勢の下、わが国金融機関が海外金融機関に出資するなどの例が見られる。海外金融機関との連携を含め、どのような経営戦略をとるかについては、個々の金融機関が自らの判断で検討すべきと考えている
 
 したがって、政府が自らの問題として答える性質の問題ではない。
 
 いずれにしても、わが国金融機関が適切な経営管理、リスク監理の下で、状況に応じた的確な経営判断を行うことが重要である。

 ゆうちょ銀行・かんぽ生命に対する米国からの支援要請等についての質問について。

 個々の金融機関間のやりとりについて、政府が逐一自ら答える性質のものではない。

 なお、資産の運用はゆうちょ銀行・かんぽ生命の経営判断に基づき適切に行われるべきものである。
 
 また、支援要請があった場合に公表するかどうかも同様。

 ***答弁はここまで***

 私としては自見氏の、米国からの支援要請等についての質問財務大臣がどのように答えるのか関心があったのですが、結局、いともそっけない答弁に終わっています。

 民間企業のやることに政府は口出しはしないから、質問にも答えられない、とは郵政民営化に疑問を持つ人、あるいは反対をする人たちが一様に危惧していたことですが、その通りになってしまいましたね。

 また自見氏の質疑からは、国民新党と民主党が考えている郵政民営化見直しをどのような形に持っていこうとしているのかも知ることができました。
 私としては、元の国有に戻してほしいと思ってますが。

 それにしても竹中平蔵氏のお粗末さ。
 日本郵政は米国の金融機関に出資せよ、と大声で述べたこの方は、今の米国の金融危機を前にして、どんないいわけをするのでしょうか。


 さて、自見氏が質疑の中でふれた、コイズミ・竹中政権が、まさに憲法違反とまで言われて強行した選挙の結果とよく似たパターンだな、と思ったのは、2000年米国大統領選のカンザス州での有権者の投票行動です。

 貧困に喘ぐ農民や労働者の多いカンザスで、なぜ有権者の8割が大企業を優先し、イラク戦争、 経済政策、テロ対策で赤字を垂れ流す共和党のブッシュを選んだのか。

 昨日も取り上げた“What the Matter with Kansas?”(『カンザスはどうなっているか?』ただし、邦訳はありません)で、トーマス・フランクさんがその謎解きをしてくれたようです。私はまだ読んでいませんが。

 結果として有権者が自分で自分の首を絞めたのは、2005年9月11日のコイズミ郵政選挙と同じ。
 カンザスで保守派のターゲットとなった一群の人たちは、コイズミ郵政選挙ではB層と命名された人たちとかなり重なりそうです。

 また、共和党ブッシュ陣営は、2000年の大統領選では「労働者のような格好をして道徳や宗教を語っては住民の心 を捉えていった」のだそうです。

「『民主党を支持する労働者はカーネ ル・サンダースを崇拝する鶏だ』と車にステッカーを貼ってガン・ ショーに出かける」共和党支持の労働者・農民は、9/11事件後、強硬な国際戦略を非難する 有識者たちを「売国奴のリベラル」と忌み嫌い、自ら愛国者を標榜」したのだとか。

 日本の場合も、反日とか何とか等の、似たような言葉が使われたりしていて、保守化運動は戦前回帰とか復古主義とか表現されていますが、要するに明治憲法下の疑似絶対王政制度の社会へ戻そうとする意思があって、それをもとに日本会議等が日常的に活動しているのだ、と私は理解しています。

 日本会議はいわば右派のプラットホームのようなもので、保守の運動はそこから出てそこに帰ってくるのだとか。

 そんな保守化運動の中で、道徳、家族、教育の問題等が声高に叫ばれるのは、近いところでは中山成彬前国交相の言動にも表れていますね。
(もう、政界は引退するという話しですが、あまりの醜態に、選挙区宮崎でとどめを刺されたのでしょうか?)

 そして現総理アソウ太郎氏は、それまで彼を支持してきたマニアックな日本会議系の人脈・草の根会員だけでは足りないと判断し、タロウ氏本人のマンガ好きに目を付けて、アキバ系に代表される人たちにも的を絞る戦略を選びます。

 日本会議系・アキバ系。
 いずれも少々マニアックなところが特徴といえば特徴。

 それでも、「国民的人気」があると、メディアの力を借りて、かしましいほど宣伝。

 アベ・フクダの2代にわたる政権放り出しで棚からぼた餅が転がり落ちてきそうになったところで、札束攻勢をしたのか、それとも、人材の枯渇した自民党の最後の切り札と党員に思い込ませたか、とにかく4度目の正直で作戦成功。どうにか総裁の座を射止めたわけです。

 アソウ氏は地方の党員票を多く取り込んだという話しでしたが、「なんとなくアソウ氏のキャラクターを支持する」層が自民党にも多いのかな? と思ったものです。
 
 なになに、アソウ太郎氏は祖父吉田茂の薫陶よろしく、教育勅語を空んじることができる、現代ではきわめて稀有な人間ですって? 

 臣・吉田茂、とおじいちゃんは署名したらしいですから、アソウ氏もそのうちどこかで、臣・麻生太郎と署名するのでしょうか。
 

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地方自治体の破綻は三位一体の改革で仕組まれたのでは?

総務省が自治体財政健全化法に基づいて北海道夕張市のほか同赤平市、長 野県王滝村の2市1村を「財政破綻」扱いとし、その他40市町村が「警告段階」であると発表したのは9月30日のことです。

「警告段階」ということは、自主的に再建を進める「早期健全化団体」となることを意味するようです。


 1日の毎日jpによると、破綻扱いとされたかつての炭鉱の町で、炭鉱資料を収集保存している吉田勲さん(66)は、

自治体に連結決算を押しつける前に、政府こそ、特別会計を連結にしてもっと透明にしろと言いたい。道路財源の使い方を見ると腹が立つ。廃れた地方の声に、政治家は耳を傾けてほしい

 と訴えたとか。

 ちなみに「自治体財政健全化法」とは、2007年6月に、したがってアベ政権時代に制定され、第三セクターや公営病院などの事業会計も含めてた「連結実質赤字比率」などの新しい3指標を算出して公表することを自治体に義務付けたものだとか。

 参院選前のドタバタしている時期に作られたこの法律がどんな働きをするのか、という問題は置いておき、気になっていた地方自治体の赤字問題をちょっと考えてみました。

 
 だいたい三位一体の改革とやらで地方自治体が手にする収入は半減したわけですから、コイズミ内閣の「聖域なき構造改革の目玉」として計画された段階で、今日の窮状は当然予想されていた、と考えて不思議はないと思います。

 とすると、自治体破綻、早期健全化団体に陥ること等は、政権が画策した地方いじめの結果だったのではないでしょうか。

 なぜ地方をいじめる必要があったのか、と考えれば、そりゃあ、あくなき中央集権化への欲だったのかもしれません。

 いじめられたものに甘いアメなり札束なりを見せれば言いなりになる、とか考えたのかもしれません。
 
 地方に押しつけたいものは、基地や原発以外にもいろいろあるのではないでしょうか。

 たとえば、赤字に陥った自治体が、公立病院を含め、運営するいろいろな施設の民営化を余儀なくさせることとか。

 なぜ、そんな風に思うことになったかというと、三位一体の改革の張本人、竹中平蔵氏はすでに政界になく、コイズミ純一郎は政界から逃げ出すようですが、コイズミJr.の進次郎クンが、米国でしっかりそのあたりを仕込まれてきたのではないか、と想像したのがきっかけ。

 保守派が自らの権力・金力を永続させるために試みてきたこと、また財政赤字を積み上げてきたことは、8月にとりあげたデモクラシー・ナウでのトーマス・フランクさんの話しがよく物語っていました。

 そこで急遽、彼の話の全文を訳しました。
 なお、ラジオで語ったものですからかなり訳しにくかったのですが、いちおうアップしておきます。おいおい、読みやすいものに手直ししていきます。なにかの参考になれば幸いですが、私自身の備忘録としても書いておきます。

 かなり長文になりますので、その前に ↓ クリックをお願いいたします。m(_ _)m


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  ***ここから、トーマス・フランクさんがゲストのデモクラシー・ナウの記事***

コラムニストで作家のトーマス・フランクが、新著The Wrecking Crew(『解体業者たち』)について話します。フランクは、「私たちが目にしてきたとてつもない失政は偶然の出来事でもなければ、少数の特定な悪人の仕業でもない。これは特異な統治哲学の勝利の結果であり、リベラルな状態を異常であると理解し、市場こそが人間社会の理想的な中心だとみなす運動の勝利の結果である。この運動は産業界にはやさしいが、それは政治献金のせいだけでなく、政治信念のゆえでもある」と書いています。
 

ゲストのトーマス・フランクは、Whats the matter with Kansas? の著者で、ウォールストリート・ジャーナルの常連コラムニストであり、またハーパー誌の補助編集員です。最新著書はThe Wrecking Crew(『解体業者たち』)副題は『保守派の支配とは』です。

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