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メモ

年末年始、いろいろと重なることが多くて更新がなかなかできません。
お休みも多くなると思います。
とりあえず、疑問に思った点などをメモ。

【疑問】

・アソウ首相の自己評価

(今年)後半の部分、良く戦った。

 金融危機に対して「自分なりには少なくとも経済とか、経営とか、景気とか、金融とか、少なくとも自分のこれまでの経験すべてたたき込んで、これと戦い抜かなきゃいかん」かった。
 
   ↓

 予算はそれなりのものが出来上がった。
 色々反対があったが、地方の交付税1兆円という対応ができた。
 社会保障、年金の税の2分の1の話も一応 の道筋ができた。
 消費税含めて2011年までに税制の抜本改革が一応できた形に なった。


・アメリカ、ニューディール政策のうち、1935年に始まったWPA(公共事業促進局)の事業には、音楽・美術・工芸・演劇・文学などの促進計画があった。

 たしか、そうした事業から生まれた作家もいた。リチャード・ライトだったかな?



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英雄伝説・リーダーシップ神話は疑え

「自業自得組よ、何か言うことはないか?」と宮崎信行さんが怒ってます。

「自業自得組」とは、2005年9月11日に自民党に投票した人たち。

 あのコイズミ自民の圧勝の結果に衝撃を受けて、しばし逡巡の末にブログを始めた私ですから、宮崎さんの怒りも分かります。
 3年前のあの時、あちらこちらのブログで悲鳴にも似た声が叫ばれてました。

 はたして実際にどこまでが自業自得組になるのかは分かりませんが、3年前の結果が、コイズミ後のアベ、フクダも含めて、今日の酷い状況を作り出したのは否定できないでしょう。

 私の周りにも、あの時、確実にコイズミ自民を支持したであろう人が何人かいます。
 その中のひとりは、現在はどうか知りませんが、つい最近まで「こいずみさん」を信じてましたっけ。
 もうひとりは、投資をしている関係から、どうしても景気を良くして貰いたい、景気を良くして自分も儲かりたいと考えて、自民党に投票したはず。

 彼女がコイズミさんをかうのは、伝説的にもなったその“リーダーシップ”です。

 メディアの世論調査にもすぐリーダーシップについての設問がついてきますし、あの頃コイズミ氏のリーダーシップを絶賛する声がテレビでもその他メディアにも充ち満ちてました。

 でも、そもそもが、そんなに傑出した人物がこの世界に、この日本に存在するのかしら? という疑問が消えません。

 みんな、「英雄もの」の歴史を読み過ぎじゃない?!
 
 日本史上の英雄だって、ほとんど伝説・神話化してしまっているわけで、それに目を奪われると、その時の社会のできごと、変革の動きを見失ってしまう。

 今年話題になった「篤姫」だって、あくまでもお話として受けとめてます。

 ましてや今は民主主義の時代。
 リーダーは私たちが育てていくものでしょう。

 悲しいかな、コイズミ・レベル、アベ・フクダ・アソウ・レベルのリーダーしか育てられなかった私たちの社会。というより、こんなレベルのリーダーを求める声が大きかった、あるいは大きいと見せかけられただけのことでしょう?

 景気を良くして儲けたかった人も、コイズミ流・竹中平蔵流の詐欺にあったようなもので、騙された方も悪いけれど、騙した方はもっと悪い。

 騙された方は、今回の株価の暴落で大損害を受けてます。ずいぶん高い授業料を払ったものです。

 でも、投資以上に、私たちは社会がズタズタにされたという、取り返しのつかないほど高い授業料を払わされていますね。


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まだやる気? アソウさん

春に作った味噌を秋になって食し、香りと味の良さに惚れ惚れして(手前みそ!)大いに気をよくし、また仕込みました。

 大豆は友人の畑で取れた正真正銘の無農薬。夏の間の害虫退治に友人が苦労してました。
 見かけはあまりきれいではありません。でもできあがった味噌は、見かけも味もそんなことは関係ありません。

 で、今回は大豆6㌔、米こうじ10㌔、塩3㌔と、前回の2倍の量を使ったのですが、大豆を洗って水にもどす段階でちょっと後悔。素人の手にはあまるほどの量でしたから。

 1昼夜以上水に浸し、大豆はいよいよ大きく膨らんでかさを増していて、さらに後悔……これだけの量を処理する時間と手間を思って。

 やるしかない! と、まあ、腹をくくって仕込みスタート。

 結局、我が家の圧力鍋では9回に分けて茹でるより仕方ありませんでした。それもかなり無理して1度のたくさん大豆を入れたため、調節弁に大豆のはじけた皮が詰まって、爆発寸前の状態。

 調節弁から蒸気が出なくなったら赤信号! その都度、火を止めて安全弁が落ちるのを待ってふたを開けて皮を取り除く。その繰り返し。

 そんなこんなで、午前中に始めた作業が、家人と2人がかりで夜までかかりました。

 途中、ひとつひとつ片づけるより仕方ないね、と自分に言い聞かせながら。
 
 仕込み終わってみれば、半年後にはおいしい味噌ができあがる、とちょっといい気分。

 一つひとつ片づけていけば、かならずいつかは終わる、と考えながら、いつもの悪い癖……おーい、政府は何かやってるぅ? ちゃんとやってるのぉ? などという思いが頭の中を駆けめぐるわけです。


「3年後には消費税を上げる。

 選挙に不利なことを承知で俺は言ってんだ、責任があるんだ、俺たち与党には、なっ、そうだろ?

 ああ、オレの男気にはほれぼれする……どうだい?

 今回は『あげさせていただく』と、オレとしては最大限へりくだっておいた。

 タロウちゃんはエライ! って、誰か言ってくんないか」

 と、アソウ総理のひとりごとを想像してみたけれど……やっぱり馬鹿らしいですね。

 年明けには公邸に引っ越す、と決断したようですが、私たちとしては、えっ! まだやる気? 支持率はもう20%を切ってるのに、という感想が正直なところ。
 

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政治家は、言葉と論理を磨いてほしい

ネットの世論調査(ニコニコ動画とか)ではアソウ内閣の支持率が33%で、「麻生内閣に対する報道各社の姿勢にもつ印象」の設問に対して「揚げ足取り的な報道が多すぎる」という声が79%に達したらしい。

 たしかにマスコミ報道には問題が多いけれど、アソウ内閣の支持率低下がとまらない原因を「揚げ足取り的な報道」に求めて、失言問題は「冷静に見ればどうでもいいこと」だと考えるのは違うと思う。

 政治家にとって言葉がいかに大切なものか、失言問題を「どうでもいいこと」と考える人も、またアソウ太郎氏自身も分かっていない怖れがあるのではないか。

 政府の要職にある人の発言ひとつが株式市場の動向に影響を与えることはよく知られていることだし、首相をはじめとする政治家が国民にビジョンを語り、政策に理解を求めるのも言葉を通してだ。

 だいたい、政治家たちが議論を戦わせて私たちの国を動かしていくもととなる法律をより良いものにしていく際の武器は言葉だ。
 さらには法律そのものが言葉によって表現されて、私たちの生活を規定しているわけで、政治家に限らずだれでも、言葉を媒介にして思考もする。

 あまりにお粗末な言語・思考体験をうかがわせるような失言は、リーダーとしての資質が問われて当然。

 腹芸だけでなく、政治家はもっと自分の言葉を磨いてほしいと思う。

 
 さて、1965年のワシントンでの米マクナマラ国防長官との会談で佐藤栄作首相(当時)の、

「日本が中国から攻撃を受けた場合にはアメリカが核兵 器を使って中国に反撃することを望んでいる」
「陸上に核兵器施設を作ることは簡単ではないかもしれないが、洋上のも のならば発動できるのではないか」

 という発言の記録が公開されたようですね。

 非核三原則をうちだしたことでノーベル平和賞をもらったことにあらためて疑義が出された感じですが、まあ、この人なら、裏でこれくらいのことは言ってるだろうな、とほとんど驚きは感じません。
 ノーベル平和賞をもらうこと自体おかしいと考えた人が当時もたくさんいました。
 ついでに言わせてもらうなら、授賞式出席の際に新聞に踊った見出しが、ミニスカートをはいた夫人のことでした。

 この話以上に今日のニュースでおかしかったもの。

 河村官房長官の非核三原則堅持のことば。

「「核の持ち込みは日米間で事前協議の対象となっており、これ までアメリカからその申し入れはない。これまでのアメリカとの最高レベルの協議でも、日本の立場を十分理解してもらっている。日本がみずから核兵器を持た ないのは確固不動の政策であって核兵器の拡散に反対だ」

 というもの。

 
 思わず耳を疑ってしまいました。

 だって、3か月前にも原子力空母ジョージ・ワシントンが横須賀に配備されたばかりではないですか。

 
 で、河村官房長官の発言の跡をたどってみると、

《核の持ち込みは日米間での事前協議の対象。これまでアメリカからその申し入れはない》
 → 
《したがって、申し入れはないから、核の持ち込みはない》

 ということになるのかしら?

 これを《倒錯した論理》とでも呼べばいいのでしょうか。

 大きくメディアでも「原子力空母ジョージ・ワシントン」と何度も何度もいわれていたわけですが、アメリカとの事前協議の申し入れがないのだから核の持ち込みにはあたらない、というのは理解できません。

 言葉に限らず、論理も磨いてほしい、とつくづく思います。


 そして、首相自身の言葉の軽さがまたまた問題になりそうなこと。

 旧「麻生鉱業」の炭鉱で300人の外国人捕虜を働かせていたことを示す公文書があったこと。

 この問題が06年に米国の新聞で報道されたとき、アソウ氏(当時外相)の支持で外務省は在ニューヨーク総領事館のHPに「そういう事実はない」とする反論を掲載し、11月13日の参院外交防衛委員会でも質問され、麻生首相は「事実関係は確認されていない」と答えていましたっけ。

 

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夫婦の形

う~む。

 近ごろ、友人や知り合いの女性の中で、メンタル面での問題を抱えて苦しむ話しがけっこうあります。
 親しく付き合ってきた人が、なにかをきっかけにして痛みを訴えるようになり、引きこもってしまったり、別のケースでは奥さまの不調に付き合うご主人が疲労困憊していたり。

 私の同世代には、結婚を機に家庭に入り、夫を支え、子どもを育てて来た人が非常に多い。子どもがいなくとも、専業主婦の生活を選び取ってきた人が多い。

 そして結婚後は、それぞれの家庭の事情をもとにさまざまな選択を行って過ごすうちに子どもは巣立ち、夫婦は老いる。その間には、高齢となったそれぞれの親の誰かが寝込む場合も。

 ある日、ふと、これまでの自分の選択は良かったのだろうかと、疑問が胸をよぎる。
 他に選択はなかったのかしら、と考えながら、自分の生と時間が奪われてきたのではないか、という思いがふつふつと湧き、積もっていく。

 そうして、要求の多かった夫に対して怒りを覚えたりしても、そんな夫がわがままで亭主関白とはかぎりません。むしろ優しくて理解があったりします。ですから夫の方は、自分がそれほど妻にたいして要求しているとは思っていない。
 が、妻の方は‘心優しい’夫の無言の要求を全身の神経で受けとめて、精一杯それに応えようとしてきたけれど、どこかでプツンと心の糸が切れた……そんな状態かもしれない、と私は受けとめてます。

 ところで、今年の夏、ご近所で不幸がありました。まだ60代のご主人を亡くされた奥さまは、数か月の間、こちらが言葉をかけるのも遠慮するほどの落ちこみようでした。
 ご主人はたしかに病気がちではあったけれど、それほどひどいわけではなかった、とか。最後の入院時も、また回復して帰宅するつもりだったという話しでした。

 けんかばかりしてたのよ、もっと優しい言葉をかけてあげれば良かった、と泣きながら話す奥さまに、私は何も言えません。
 ほんとに元気な奥さまで、こちらの言葉では、‘しゃんしゃんした’という形容がぴったりの方。
 そんな方がおいおい泣いて、ご主人を大切にしてね、と言うのです。
 

 いろいろな夫婦の形がありますね。

 でも、妻に「難しい本も読みます」とフォローされるのって、どんな気分かしら。
 

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竹中平蔵氏の新たなターゲットは子どもたち

5日、社会党保坂議員との質疑の間、やじにきれたか、アソウ首相が「ちゃがちゃ言わない、うるせえから」と言ったということが、経済の危機は雇用の危機だという認識が首相には足りなかったという話しと共に、どこどこ日記語られていますね。

 ちょっと私もドスのきいた声で「ちゃがちゃ言わない、うるせえから」と言ってみたいな、と思う相手がこの方

 この頃、うるさいようにいろいろなところに顔を出してますね。

 朝、家人のつけたテレビに有名お笑い芸人の姿があったかとおもったら、ファンファーレに迎えられるような登場の仕方で、竹中平蔵氏が満面の笑みをたたえて、画面に映りました。

 家庭にいる主婦や高齢者が相手の番組ですから、竹中氏のターゲットは従来通りのようですが、そう決めるのはまだ早い。

 2週間ほど前の、朝日新聞8ページぶちぬきの投資のススメCMには「『生きる力』を育む金融教育」というものがありました。

 竹中氏は、子どもたちをすでにターゲットに選んで実践中なんですね。

 題して「竹中平蔵こどもプロジェクト」です。

 90分の講義を受けた高校生たちは、「私たち一人一人に語りかけるように、同じ目線で話しかけてくれるのが嬉しかった」、「グローバル化は当たり前なのだということを再認識した」「竹中さんや小泉さんのように物怖じせずに、自分の意思を大切にする改革型リーダーになりたい」などと話したとか。

 ちなみに竹中氏の講義を受けた高校生たちは、東京都教育委員会が日本の将来を担う改革型リーダーの育成を目的に設立した 「東京未来塾」で学ぶ約50名で、講義のタイトルは「「構造改革から見た日本経済の現状と課題」だったそうです。

 またこの竹中平蔵こどもプロジェクトを主催するところは「個人を中心とした一般投資者を対象として、インターネットを通じた店頭による外国為替保証金取引事業」を業務とする会社で、同プロジェクトのテーマは「未来の日本経済を担う子どもたちへの資産運用教育の普及」だそうです。

 やたらとお金の取り扱いに長けたモンスターの子どもを想像してしまいそう。
  
 で、私が思い出すのは、ちょっと前になりますがデリバティブ取引とかいうもので巨額の損失を出して逮捕された金融マン。海外の話しですが。

 いくら優秀で巨額の金を右から左に動かす人でも、掴みきれないものがあるのじゃないでしょうか。

 そんなことを考えていると、投資の話しが充満したこんな国会議員のブログもありました。政府系ファンドを設立しようと躍起になっている元山一証券マンの参議院議員です。

 竹中平蔵こどもプロジェクトが目指す人物像はこんな人かしら?

 家族にも友人にもほしくない人だなあ。

 
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地位協定 「さよならのキス」の代わりに靴

電撃訪問したイラクで、「さよならのキス」の代わりに靴を投げつけられたブッシュ大統領。

 米軍がイラクに駐留する根拠となる米軍地位協定に、マリキ・イラク首相と共に署名した直後のことだったのですね。

 地位協定というと私たちは沖縄を思い浮かべます。
 米軍関係者が事件の当事者となった時でも、日本側の追求から身をかわし逃れる根拠が、この地位協定に求められてきましたね、たしか。
 イラク政府との間で結ばれた地位協定も、さぞかし苛酷な要求を突きつけるものなのだろうな、と想像してしまいます。

 国土も国民の命も生活もめちゃめちゃにされたあげくが、この地位協定締結。
 逮捕されたMuntadar al-Zaidi記者は、どうしても黙ってじっとしていられなかったのでしょうね。

 「最大の痛恨事は、イラクに関する情報の誤りだった」と、ブッシュ氏がいくら反省しようとも、そんなこと毒にも薬にもならない……亡くなった人は還らないし、破壊された生活は戻らない。

 今日15日、バグダッドではMuntadar al-Zaidi記者の釈放を要求して数千の人々がサドル・シティに集まったようです。

 Muntadar al-Zaidi記者の勤めるエジプト・カイロのテレビ局の役員も、表現の自由を行使してたんだ、と言って釈放を求めたそうです(→ こちら)。
 イラク政府の高官は、恥ずべきことだ、と言って、このテレビ局社長の謝罪放送を要求したとか。
 
 また同僚のディレクターによれば、Muntadar al-Zaidi記者は「アラブの英雄で、心の広い男だ」そうです。
 これまでも2度、米軍は彼を逮捕したんだ、と同記者の身の安全を心配する。

 で、優等生的には、BBCに記者の1人が述べたように、記者会見だったんだ、戦争じゃない。意見があれば
適切な方法でするべきだ、ということになるのでしょうが、あまりに理不尽なことの積み重ねに怒るMuntadar al-Zaidi記者に、どうしても心を寄せたくなりますね。


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 この忙しいのに、最近、長いことほったらかしにしていた愛器のチェロを引っぱり出して、ぎこぎこやってます。あまりにも長い間無視してきたためにつむじを曲げたチェロはなかなか音を出してくれませんでした。

 で、こんなものを見つけました。
 ベルリン・フィルのサイトCello Challenge

 あなたはどれだけチェロを鳴らせますか?

 大きな円の中に黒い小さな方の円が入るようにマウスを操作して下さい。

政権交代を覚悟? 細田幹事長 + 暫定首相にコイズミ氏を担ごうというお粗末さ

おお! というか、ええっ?! というか。

 過日、かつての官房長官番記者たちによる細田氏の自民幹事長就任を祝う席で、主役の細田氏が「もう政権交代だから云々」と言ったとか。こちらで青山貞一さんが報じています。

 細田氏といえば、10月頃、解散があるぞ、あるぞ、としきりに言っていた方。
 当時、大島・自民党国対委員長も同じことを言ってましたが、この方は《まつりごと》より《はかりごと》感じさせる印象が強いですから、大島氏が大声で言うようでは信用できないな、と思ったり。

 細田氏もご多分に漏れず《まつりごと》の方はさっぱりだとしても、《はかりごと》の印象は大島氏ほどは強くない……その場に居合わせてませんから、どんなニュアンスで言ったのか分かりませんが、字面だけ読むと、いかにも政権交代を覚悟しているみたいですね。
 今はどうなのでしょうか。

 郵政民営化を堅持し推進する会とか日教組を支持基盤にしている民主党を攻撃する会とか作っているのも、ダメでもともとのあがきなのでしょうか。

 それにしても、選挙管理内閣の暫定首相にコイズミ氏を担ごう、というのはいやはやな話しですね。
 
 二匹目のドジョウはいない、ということわざもありました。

 一度引退を表明した人を首相に据えて、あの強い口調で絶叫させたところで、どれだけ有権者が本気にとるでしょうか。
 おまけにあの衰えよう
 声の張り、目の輝き、みな、微妙な空気になって相手に伝わるもの。

 で、ある意味伝説を作った男は、その虚像の砕ける場面を自身で体験するかもしれません。
 これはこれで、今だにリーダーとしての価値をこの人に見いだす者たちの目を覚まさせるいい機会になりそうです。


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根拠なき自信・無定見・無教養・無邪気・無防備 アソウ総理 

福岡は太宰府市で開かれた日中韓の3ヶ国首脳会議。
 
 記者会見時の出来事でしょうか。
 アソウ首相が中韓首脳ふたりの手をそれぞれ両手で握り、何度も振り上げて全身で喜びを表していたのは。

 アソウ太郎氏、得意満面の巻きですか……こういうことを繰り返して、支持率を上げたいという気持も滲み出ていたようなシーンでしたね。

 調子に乗りすぎているように見えて、国民の1人として、ちょっと恥ずかしかった。
 G20の時にブッシュ大統領に見せた笑顔のように、この方はこうした反応をする人なんですね。俺だってこんなことできるんだぞ、と。

 外交の舞台で、あまりに無邪気・無防備すぎるのではないかしら……ちょっとどころか、かなり不安。

 根拠なき自信と無定見・無教養はこの方の特徴だけれど、無邪気・無防備もそこに加わる……なんて。


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アソウたん、自民たん、ぽーっと なったら かわりましょ!

数日前、絵本『ノンタン』シリーズの作者キヨノサチコさんが、すでに今年の6月に亡くなられていたことが報じられていました。

 我が家の子どももノンタンが大好きでした。
 中でもお気に入りは『ノンタン ぶらんこのせて』。

 本棚のこの本を見ると、背表紙も角も破れてます。毎日毎日、よく読まされましたもの。

      ノンタン

 ぶらんこのせて、とやって来るうさぎさんやくまさん、ぶたさん、たぬきさん。

 でもノンタンはいろいろ口実をつけてちっとも交替してくれません。

「まだ ぼく、ちょっぴりしか のってないんだもん」とか、 
「これから、たちのり するんだもん」とか、
「これから、かたあしのり するんだもん」とか……

 ずるいよ、ずるいよ、と怒るみんな。

 結局、10まで数えて交替することになったのですが、ノンタンは1、2、3しか数えられないことが分かって、みんなでいっしょに数えることになりました。

 このときの歌が楽しいのです。

 10まで数えた後、

「おまけの おまけの きしゃぽっぽ、ぽーっと なったら かわりましょ!」です。

 なつかしさに思わず手に取った『ノンタン』ですが、いろいろ口実つけてちっともブランコにのせてくれないノンタンとアソウさんが二重写しになってしまいました……ノンタンとキヨノサチコさん、ごめんなさい、変なこと連想して。可愛いノンタンに申し訳ない。

 でも、

「ちょっぴりしかやってないんだもん」
「これから、追加経済対策を発表するもん」
「これから、緊急経済対策をぶちあげるもん」

 って、同じでしょっ? 

 
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日本人が脳卒中を怖れるのは

世の中にはいろいろなところがあるものです。
 世界高血圧連盟(WHL)等が「心臓の健康に関する実態・意識国際比較調査」を行い、自分の健康に何かしら不安がある人に、心配な循環器疾患について聞いたそうです。

 結果は、

《日本》

脳卒中   25%
高血圧、心臓病、糖尿病    13%
心筋梗塞   7%

 というぐあいに、脳卒中に対する懸念が最も高く、心筋梗塞とは大きな差があります。

 これに対して、

《同調査に参加した15カ国平均》

高血圧   16%
心筋梗塞   15%
脳卒中   15%

 なんと、脳卒中・心筋梗塞に対する懸念はまったく同じ高さ。

 こちらによると、この「心臓の健康に関する実態・意識国際比較調査」は今年(2008年)4月から5月にかけて行われ、参加した15カ国は、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、インド、イタリア、日本、メキシコ、ロシア、南アフリ カ、スペイン、トルコ、イギリス、アメリカです。

 
 なぜ日本ではこれほどまでに脳卒中が怖れられているのか。

 実は、厚生労働省の統計を見ると、1990(平成2)年以降、日本人の死亡原因の第1位はガン、2位は心疾患、一般に脳卒中といわれる脳血管疾患は第3位で、心筋梗塞に代表される心疾患でなくなる人の方が多いのです。
 
 それでも私たち日本人は脳卒中の方を心筋梗塞の何倍も怖れる……

 そろそろ私もそんなことを心配する歳になってきたな、と考えながら、30年近く前、夫の両親と同居してはじめの年間は義父を、後の3年間は義母を看護して過ごしたことを思い出します。

 父が寝ていたときは母はまだ辛うじて自力で過ごせていたのですが、いつも自分が寝るようになったらどうしようか、と不安を抱えてました。普段は気丈にしていても、その不安が脳裏を去ることはありません。

 無理もありません。
 先述の厚労省の統計では、1980(昭和55)年(まで)の死因の第1位は脳血管疾患でした。

 母も含めて、母の友人たちも、脳卒中で亡くなることを怖れるよりも、卒中で不自由な身体をかかえて、あるいは、意識のはっきりしない状態で長く生きることや寝たきりになることを怖れていました。

 年寄りを交えた大家族で生活することが普通だったその昔から母たち明治・大正世代は、卒中の後不自由な身体をおして、あるいは惚けて周囲を困惑させて生活する高齢者たちを、嫌というほど目にしてきたのです。
 イヤなことばですが、食い中風、などというものがありました。
 食事を摂ったことも忘れて、またすぐに食事を要求する年寄りのことを鮮明に記憶していて、あんな風にはなりたくない、とよく話してました。

 そんな母も、何度か発作を繰り返し、結果として死ぬほど怖れていた寝たきりになってしまったのです。
 いえ、そんな状態を、元気なときは死よりも怖れていたかもしれません。
 
 あれから25年経ち、今、その義母の弟に当たる人、つまり夫の叔父が、同じことを怖れています。同時に、子どももいないため、自分の最期をみてくれる人のことを心配しています(が、そのことはもう解決がついてます)。 

 脳卒中の後遺症患者の介護は、排泄に始まり排泄に終わる、といっても過言ではありません。
 こうした排泄の世話になることが、普通の大人にとってどうしようもなくイヤなことなのです。

 世界15ヶ国の意識調査で、なぜ日本人が極端に脳卒中を怖れるのか、その原因はこのあたりにあるのではないでしょうか。
 脳卒中そのものよりも、脳卒中の後遺症を怖れるのではないでしょうか。

 なぜ他の国々は日本人ほどにはそれを怖れないのか。

 不自由な身体をかかえた人を支える社会のシステムが日本よりも整っているからでしょうか。

 大家族の中で高齢者がそれなりの位置を占めて、安心して老後を送れるからでしょうか。

 そもそも進んだ医療を受ける前に亡くなるケースが多くて、後遺症に苦しむ例はあまり見られないのでしょうか。

 まあ、こればかりは個々の国々の事情をよく調べないと結論が出ないのですが、私たち日本人が脳卒中を怖れる、あるいは後遺症を患いながら生きていくのを怖れる気持は、当分の間変わらない気がします。

 
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こんな時代を生き抜く

あまりの労働・雇用環境の悪化に、労働組合をつくる動きが少しずつ出てきてますね。

 こんな住みにくい世の中では私たちは助け合って生きていくより仕方ないと思いますが、私的なレベルで解決できることと公的なレベルで解決すべきことの別があるはず。

 労働・雇用環境に関しては、もちろん公的レベルの問題。

 一億総中流の社会を実現してからその後、いつ頃からでしょうか、本来なら組合に守られる対象となるような人たちが労働組合を忌避するような発言や態度を見せ始めるのは。

 もっとも現実の個々の組合には、批判されて然るべき所がないとはいえないでしょう。
 でも、最近の組合叩きは、そうしたことよりも労働組合の理念そのものさえ否定しかねない勢いです。
 
 そんなことで大丈夫なのかしら? と感じていただけに、たった3人から始まったにしろ、とにかくスタートしたことに拍手を送りたいと思います。

 私自身は独身時代のほんの短い間だけ組合員の経験があるだけなので内部事情はまったく分かりません。
 ですが第三者の立場から見てきたこと……ちょっと前まで、経営陣の意向を汲む傾向が強い組合は「御用組合」という言葉で揶揄され嘲笑されてきたのですが、最近はそんな言葉を聞くこともないような気がします。
 御用組合があまりにも当たり前になってしまったから?
 
「世界的な景気の急激な落ち 込みで、各企業が減益となり、苦渋の判断として雇用調整が行われている」と述べた8日の御手洗経団連会長の言葉ですが、そのことば通りに雇用調整が『苦渋の判断』だと受けとめる人がいるでしょうか。

 また、減益のために雇用調整するということは、将来の利益を確保するために人員削減をする、ということなのでしょうか。
 だとしたら、確保された利益はどこに行くのでしょうか。

 御手洗氏、景気が回復したらまた雇ってやるから、とでも言いたいのか、「迅速に景気対策を実施して、景気を回復させるの が第一だ」と話しながら、サービス業などで新しい雇用をつくれ、、セーフティーネットとして失業への給付を強化しろ、と言いたい放題です。
 

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自民党のKY+オーラの失せたコイズミ氏+竹中平蔵・村上龍の“投資のススメ”への疑問

内閣支持率が20%代にまで落ちこみ、自民党内がいろいろと喧しいようですね。

 渡辺喜美氏は、党内は閉塞感に満ちている、と言い、中川秀直氏らの、いわゆる「改革派」の会合に出たコイズミ純一郎氏は、3年前の選挙を思い出せ、とハッパをかける。

  何を今頃になって慌てているのか、もしかしたら、総理だけでなく自民党そのものがKYだったのか? と思った瞬間です。

 社会が閉塞感に満ちている、と私たちが感じるようになってからずいぶん経ちます。

 与党国会議員の方々は自分たちの足元が怪しくなって、やっと危機感を持ち始めたわけですね。

 3年前の選挙を思い出せ、とマイクを握るコイズミ氏を目にすると、あっ、この人、もう終わった人だな、と思いました。
 まだどこかで、こいずみさ~ん、の声が聞こえてきますが、あの声は3年前の幻影に向けられている声ですね。

 目には輝きもなく、オーラは消え失せてます。

 たるんだ表情の初老の男がそこにいるだけ、そんな感じ。

 さて、朝から叔母の転院のことやら色々とバタバタして夜になってやっと朝刊を見ましたが、ぎょっとしたのが、見たくもない竹中平蔵氏の大きな顔が載った広告。
 今だから外に向かって行動を、と呼びかける村上龍氏もいっしょになって、なんと紙面8ページを使って投資の宣伝です。

「1500兆が日本の未来を明るくする 今こそ、未来のためのトライアルを」と、相変わらずの口八丁手八丁で竹中氏が訴えてます。

 なんでも、1500兆円というのは、日本全体で個人が所有している金融資産だそうです。

 普通預金だけなら利回りはほとんどゼロだけど、投資に回せば、1%の利回りで、15兆円になる! と言ってます。

 1500兆円の1%は15兆円だという、そんな算数ぐらいは私でもできますが、なんでそれが日本の未来を明るくすることになるのか、やっぱり株は博打だと思っている私には分かりません。

 そんな私のような大人が多いと見たか、ご丁寧にも「『生きる力』を育む金融教育」というページまで。

 アメリカでは14%しかない個人金融資産に対する現金・預金の割合が、日本ではほぼ50%にまでのぼる。「先進国の水準から見た場合、日本の『投資マインド』は途上」らしい。

 なんでも途上が悪いとは限らないのじゃないの? そんなの、人の幸・不幸に関係ないでしょっ、とつぶやいてますが、まあ、そこは世界観、価値観の違いでしょうか。

 で、周囲を見渡して投資マインドに溢れたひとりを見てみますと、夫から分けて貰った退職金をすべて株に注ぎ込んで老人ホームの入会金も出ない、と息子夫婦に嘆かれている人もいます。

 夫の退職後に始めたこの方の投資生活は、かれこれ20年になります。株価を見るのが面白くて仕方ない、と言って次々に買いあさってましたが、20年前も、儲けた、という話しは聞きませんでした。そして今の株価暴落。
 それでも、この安いときに何を買うのがいい? と投資の先輩格にあたる人に訊いてますから、投資とは博打ばかりか、人によっては麻薬のようなものか、と私たちは驚くやら呆れるやら。

 そんなことを考えていると、投資は“趣味”だ、という結論に達するわけです。
 
 アソウ総理とか竹中平蔵氏とかは巨額の株式をもってその配当金で生活できるかもしれませんが、庶民が手にする額のものなど、しょせん、趣味の域を出るものでないだろう、と。

 そんな趣味のものにもっと金をつぎ込めとは、いかにも殺生な、と思ってしまうわけです。


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鴻池官房副長官の粗雑さ+関税制度を民営化させるための組織:WTO

鴻池祥肇(こうのいけ・よしただ)官房副長官が6日、大分県杵築市での講演で、教育委員会について「委員長とか委員とか教育は全然分からない『自分は偉い』と思っているおじんばっかり」として「必要ないんだけど」と述べた(7日 毎日jp)とか。

 この方、たしか防災大臣当時の2003年に、長崎で起きた12歳少年の幼児殺害事件に関連し「犯人の親は市中引き回しのうえ、打ち首だ」と発言した方だと記憶しています。

 なんだか、いつも、おそろしく粗雑な論理と物言いですね。それでも「『自分は偉い』と思っているおじん」なのでしょうか。
 この調子で国政を語ってほしくない、と思います。

 さて、6日、世界貿易機関(WTO)新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)の農業、鉱工業両分野での関税引き下げなど自由化ルールを盛り込んだ市場開放の大枠合意案が公表されました。
 日本にとっては苦しい内容のようです。

 3日には、主要8カ国(G8)の経済界首脳が金融危機について協議する「ビジネス・サミット」がパリで開幕して、世界貿易機関(WTO)新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)の早期妥結による自由貿易体制の確立が世界経済の回復につながるなどとする共同声明を発表したということです。

 自由化ルールとか自由貿易体制とか、どうも「不」をつけた方が良さそうでは? と思ったり。

 IMFWTO世界銀行

 国をしのぐ超国家的な力で、違反をすれば制裁措置を課して、それぞれの国の産業のあり方まで規制してしまう。
 WTOは自由貿易を売りにしていて、グローバリゼーションを押し進める車輪みたいなもの。

「WTOは関税制度を民営化させるための組織なのだ。かつて国は、国境で関税を課すことで自国の労働者と産業を守っていたものだった。新世界貿易秩序のもとでは、グローバル企業は自分たちのブランド名や市場区分によって塗り分けた地域以外のところで商品の売買を行った国に対して税金を課すことができる」

 とは、グレッグ・パラストの言。
 
 1995年にGATTを発展的解消させて成立したのがWTOは、 
  1. 自由(関税の低減、数量制限の原則禁止)
  2. 無差別(最恵国待遇、内国民待遇)
  3. 多角的通商体制
 という立派な基本原則を掲げてはいるのですが。

 なんだか私たちの知らないところ、手の届かないところで、私たちの意思に関係なく、どんどんものごとが決まってしまうという不愉快さ、不気味さがあります。


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予備自衛官補

昨日の昼。家人のつけたテレビにめずらしく飯島氏が出て、なにやら杉村太蔵氏のことをいろいろとしゃべってました。コイズミ首相のようなオーラがある、とかなんとか。

 自民党公認を外れた太蔵氏も、一度国会議員を経験したら、とてもじゃないが、元の非正規雇用の身に戻ろう、なんていう気にはならないのでしょう。

 午後、時事ドットコムを開くと、画面の上部に「予備自衛官補になろう」という政府広報が目に映り、びっくり。

 予備自衛官補? 
 教育訓練が終わると予備自衛官になるのだとか。

 つまり、普段は会社員や公務員など普通の仕事をしていて、いざ国家の命令となれば、招集されて任務に就くみたいですね。

 この不況下で非正規雇用を中心にして解雇が相次ぐ中で、自衛官の中でも一番募集の多いものは年中募集をしていて、さらにはこの予備自衛官補の募集もある……って、なんだか、露骨だな……

 で、この予備役自衛官補には一般公募と技能公募があって、‘一般’は計50日、‘技能’は計10日の教育訓練を受けることになるようですが、どちらも全期間通じて受ける科目に「精神教育・服務・体育」があります。

「精神教育」というのが、ちょっと気になるところ。

 こちらによると、海上自衛隊の教育訓練の‘基盤’となるものは「訓育」と呼ばれ、「個々の精神的基盤を確立し、技能教育及び体育と相まって個々の能力を強化し、任務遂行に寄与するものもの」だそうです。

 実施にあたっては、「部隊等の業務、日課等に従い、訓示、講話、討論、史料館研修、鍛練行事等の集合教育と、面接、しつけ指導、教育訓練、日常生活等の機会を効果的に活用した実践指導(機会教育)の両面から充実を図り、これらを適時に反復して累積効果を上げるよう努める」のだとか。

 また、こちらによると、「精神教育に関する参考資料とは、「自衛官の心がまえ」(「使命の自覚」、「個人の充実」、「責任の遂行」、「規律の厳守」及び「団結の強化」)の内容を具体的に補足し若しくは説明し、又は精神教育の技法、教育実例等を紹介する印刷物)の内容を具体的に補足し若しくは説明し、又は精神教育の技法、教育実例等を紹介する印刷物」のこと。

 元統合幕僚学校長・元航空幕僚長・田母神氏の主張は、このどこかで叩き込まれたのだろうとは容易に想像がつきます。

 そして、この田母神氏がアパグループからの賞金300万を辞退すると伝えられたのが昨日。
 この方、金のために書いたんじゃない、と粋がっておいてですが、こんなのを「減らず口」というのでしょうか。



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もしかしたアソウ太郎氏の人間観では“支配する人”と“支配される人”の2種類の人しかいない?

昨日1日中外出していると、自民党のポスターがよく目につきました。
「麻生がやりぬく」という、すごい形相の例のポスターです。

 あれでは女性はまず引いてしまうと思いますし、何をやり抜くのか、ちっとも伝わってこないところは痛々しいばかりですね。
 あれでできる党首~首相を演じているつもりだとしたら、やっぱり勘違いでしょう。

 このアソウ太郎という人物が表だって登場以来、特に首相就任以来、何となく感じてきた違和感。

 ブッシュ・ジュニアに見せた、なんとも言い難い笑顔の写真を目にしたときの、いわく言い難い不快感。

 その理由の一つが見えてきた気がします。

 この、アソウ太郎さん、人間を、“支配する人”と“支配される人”の2種類に分類しているのではないでしょうか。

 で、ブッシュ・ジュニアは、もちろん“支配する人”の家の系譜に属する人ですから、G20でお仲間を見つけて、また数少ない太郎氏が仰ぎ見ることができる人でもありますから、うれしくて仕方なかった。
 そんな気がします。

 それほどアソウ太郎氏の世界観は狭いものだと、このごろつくづく思います。

 もしかしたら、“支配される人”の中には“利用しがいのある人たち”もいるかもしれませんが、所詮は“支配される人たち”に属するわけです。
 まあ、そんな利用しがいのある人たちの中でだけ「国民的人気」と盛り上がっていただけではないでしょうか。

 1979年に初当選以来ほぼ30年。

 太郎氏の人物像は同じ党のメンバーとして自民党員の間では十分に知られてきたことでしょうに、よくまあ、総裁に推したものだと考えると、自民党の政治と国民に対する責任感の欠如が思われます。

 
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大統領でなかったらいい人なんでしょうが

任期終了をひかえてブッシュ大統領は、ホワイトハウスが公開したインタビューの中で、

「5000万人を解放し、和平実現に尽くしたとして知られる大統領となりたい」

「何よりも先んじて、政治的勝利を得るために信条と魂を売らなかったとして名を残したい。わたしは一連の価値観を掲げて大統領に就任したが、同じ価値観を持って大統領の任期を終了する」

「国民に対して、隣人に手助けをするよう働きかけてきた。アフリカ大陸でのエイズ問題とマラリアへの取り組みを行った。高齢者が医療と処方薬を得やすくした」

 などと語ったらしい。

 解放された5000万人の中には、イラクやアフガニスタンの人々も含まれているようです。

 悪い冗談だろう、と私たちは思ってしまいますが、なんだか、ブッシュ・ジュニアは本当にそう信じているような気がします。

 隣のおじさんだったら、気のいい人ね、で終わっていたのでしょうが、たまたま‘超大国’アメリカの大統領だったことが、世界にとってもアメリカにとっても、不幸でした。
 もちろん、本人にとっても……「和平実現に尽くした」とは世界はまず考えないでしょうから……むしろその反対でしょうから。

 いや、たまたま大統領だったわけではないですね。
 多くの選挙民を名簿から外すなどした不正の結果大統領に当選したわけですから。まあ、そのことは、もう、アメリカどころか世界中に知れ渡ってしまったでしょう。

「アフリカ大陸でのエイズ問題」についても、ちょっとからくりがあるようです。

「2002年7月、『ニューヨーク・タイムズ』はジョージ・W・ブッシュがアフリカを救ったという記事を載せた」

 と、『金で買えるアメリカ民主主義』でグレッグ・パラストが書いています。
 なんでも、エイズ治療薬をアフリカとカリブの国々が買えるように、ブッシュ・ジュニアのアメリカが5億ドルを提供するとか。

 で、パラストによると、数千万人のアフリカのエイズ患者に安く薬を届けようと考えたアルゼンチンを脅して同国の「人命救助計画」を頓挫させたのが、アメリカ通商代表部が2000年6月に出した文書で、この時はまだクリントン政権下でした。
 特許権者の許可なく特許薬品を輸入しようとしたマンデラの南アフリカにエイズ治療薬が供給されることを阻止するために、アルゼンチンに圧力をかけたのだとか。

 後に製薬会社はエイズ治療薬をアフリカに定価の1/4で提供することに同意しますが、この価格はアルゼンチン製の薬と競合できる値段。
 それでも十分利益は出て、さらに欧米人は、それにきっと日本人も、その4倍もの定価で買わされていることになります。

 おまけにエイズ治療薬の特許を握るのは巨大製薬会社ですが、抗エイズ薬を合成したのもHIVウィルスを発見したのも、さらにそのウィルスに先に作られた抗エイズ薬が効く実験をしたのも、その製薬会社ではなかったそうです。
 製薬会社は特許を申請しただけで、実際に抗エイズ薬として効果があることを見つけたのも、アメリカの国立衛生研究所だったという話し。
(ちなみに、そこで生きたHIVウィルス相手の危険な実験に立ち向かったのは日本人の研究者でした)。

 こうした巨大製薬会社のために働くのがアメリカの通商代表部というところ(ついでにWTOも)で、政権を握るのが民主党から共和党に変わっても、それは変わらなかったとか。

 まあ、そんなこんなで、人道的な措置という理由だけでアフリカのエイズ問題にブッシュ・ジュニア~アメリカが立ち向かったわけではないでしょう。
 クリントン時代に製薬会社の利益が確保され、ブッシュ時代にそれを買うための資金を提供した、ということ。

 これって、エイズ治療薬の開発にアメリカ人の税金がわんさと使われ、さらにアフリカへ5億ドル提供するために税金が使われ、その結果もうかるのは巨大製薬会社という私企業だけ、という構図になるということ?

 でも、こんな構図、日本でもしょっちゅう見つかりそうですね。
 国民の財産が私企業に移転した、ということになるのかしら。

 そういえば、最近、「西川・日本郵政 国民の財産を勝手に切り売り」などというニュースがありましたね。


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ダンディズムを貫いて? 地に堕ちた威信:アソウ首相+中国とラオス、カンボジア+アソウ内閣のおかしな面々

アソウ首相の度重なる誤読を、彼のダンディズムのなせる結果であると説明する自民党議員がいたらしい。
 要するに、格好つけて老眼鏡をつけなかったせいで読み間違えたそうです。

 へぇ、それならば原稿の字を大きくすればいいのでは、と言いながら、読み間違えたために前後の文脈と合わないのに気づかないのはやっぱりおかしいよ、と思ってしまいます。

‘老眼鏡はかけない’とダンディズムを貫こうとして読み間違えたのであれば、せめて2度目からはご自分の立場をわきまえて、つまり‘ダンディズム’と‘首相のそれなりの威厳’を天秤にかけて、どちらが大切か的確に判断してスピーチに望んでほしかったと思います。

 ダンディズムゆえに誤読が頻発したというのならば、なにおかいわんや、です。

 男の美学と首相の権威をはかりに掛けて男の美学をとったということです。
 その調子で内政・外交に当たろうというのでは、政治家として首相としてきわめて不適格、ということではないでしょうか。

 老眼鏡をかけないことがダンディズムにつながるとは、全然思いません。
 むしろ眼鏡をしっかり掛けて、世界と世の中をしかっと見て、アメリカ大統領選の結果がご自分の意に沿わなかったことも直視して、職にあたっていただきたい。

 
 ああ、世界は動いているなあ、と感じたBBCのニュース「中国、東南アジアとの連携構築」
 
 中国第10期政治協商会議首席の賈慶林(かけいりん)氏はラオス、ビエンチャンへ。
 公安部長(閣僚)の孟建柱氏はカンボジアへ。
 
 ベトナムの傘下でラオスとカンボジアは中国からの投資や援助や移住を受け入れてきたようです。

 フンセン首相と会談したカンボジアでは、長期にわたる中国の支援が高く評価され、同国へ警察の装備を中国が寄贈することも含めて、2国間の治安に関する協調関係を推進する協定に調印したのだとか。

 またラオスでは中国が大建設プロジェクトに資金援助し、何千人もの中国人労働者がそうしたプロジェクトで働いているのだそうです。

 その中の一つ、50年の契約で1,600ヘクタールの湿地帯を借りて、タート・ルアン僧院近くの環境的にも国家的にも重要な地域に特別居住地区をつくるという計画があるそうですが、それが新たなチャイナ・タウンになってしまうのではないかという懸念を表明して反対する人たちも出てきているようです。

 およそ30万の中国人がラオスに住んでいるのではないか、との話し。

 ラオス、カンボジアといえば、ちょうど2年前に日本の外務副大臣が五カ国(日米中韓印)エネルギー大臣会合で北京を訪問する際に足を伸ばしてます(こちら)。

 
 13億の民を食べさせていこうと、中国の指導層は必死ですね。
 ラオスもカンボジアもこれからの国の発展を願って、ある時は日本と、またある時は中国と握手して、懸命です。

 さて、日本は?

米欧指導者が金融危機下で存在感を増すのとは対照的に、日本経済の最大リスクは『政治』だろう」と言われたり、

麻生氏は、自身と同様に“財政破壊者”になりかねない中川昭一氏を財務相(兼金融担当相)に選んだ」と笑われたり。

 なんでも、この中川昭一大臣は、『エコノミスト』誌の記者が取材に訪れたとき、「シャツのボタンをウエスト近くまで外したあらぬ姿で現れた」そうです。
 緊張感とか気概とかがまるっきり感じられませんね。

 おまけに、「日本は女性をもっと労働力に組み込む必要がある」と考えているエコノミスト氏に中川氏は、「女性には『適所』があり、『例えば生け花、裁縫、料理といった女性ならではの才能がある』と語ったのだとか。

 破廉恥なスタイルでこれだけ時代錯誤の発言をしている人が重要閣僚なのがアソウ内閣ですか。

 その他、

「石破茂氏は防衛の専門家だが、麻生内閣では農林水産相に任命された。外相に就任した中曽根弘文氏は、主に元首相の息子ということで知られている人物。新総務相の鳩山邦夫氏はやはり元首相の孫だが、彼の友人にさえ、その記憶の中で最も無能な法相と見なされていた」

 と散々です。

 あああ。。 


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