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今日は2月26日、そして「カモねぎ外交」

ああ、今日は2月26日。
 2.26事件から73年目の春。 

 73年前、1月10日に入営したばかりの二十歳の父は、翌月、2.26事件に反乱軍の一兵卒として遭遇。
 父がどの連隊に所属していたのか最後まで聞くことはありませんでしたが、当時の徴兵区から考えると、第一師団歩兵第三連隊のいずれかの中隊でしょう。
 
 *****から*****までは、以前に書いた記事から。

   *****

 歩兵第3連隊は蹶起軍1,558名のうち937名という最大多数を擁し、「入隊後は訓練と内務に明け暮れ、毎日が追い立てられるような忙しさ」の中で、2月26日を迎えています。

 2月26日、午前1時、あるいは3時、あるいは4時というように、突如非常呼集されてゆり起こされた時刻は中隊によって異なるようです。そして軍服着用。軍装の整ったところで待機。

 明治神宮参拝、あるいは昭和維新の断行、暴動鎮圧、尊皇討奸、靖国神社参拝、といったように、真偽にかかわらず、一応目的を告げられたところもありましたが、どこへ行くのか、目的が何なのか、まったく知らされずに黙々と営門を出ていったところも。

 各所の襲撃は、午前5時を期して一斉に行われました。

 下士官や2年兵の中には、事件前の連隊の雰囲気、また教育進度の速いことに疑念を抱いた人たちもいたようですが。

 上官の命令は絶対でしたから非常呼集で出動したときも何ら疑わずに従っていき、29日に撒布されたビラをみて、上等兵でさえ、「これほど驚いたことはない」というほどでした。ビラでは、命令に服従したのが誤りであったと説明されていたためです。

 そこには、命令には2通りあって、服従しなくとも良い場合があるのか、と悩む姿がありました。

「今思うと2.26事件の参加は軍隊の裏面を見せられたようなもので、命令による行動にも服従する側にとっては正従か盲従かをよく弁えねばならぬことを教示された気がする。こんな馬鹿げた話しは他にはない。命令は朕の命令しかないはずである。

 反乱軍とみなされて鎮圧軍と対峙するも戦闘を交えずに原隊復帰。1ヵ月のあいだ監禁状態に置かれ、父親である私の祖父も面会を許されていません。 そうして4月下旬に監視付の上で帰郷。自宅に帰れる者もいれば、小学校での集団面会しか許されなかった者もいます。その間たったの数時間。

   *****

 父の弟である当時小学生の叔父は、学校で軍装のままの父と集団で対面したそうです。

 また決起軍に参加した1500名の将兵のうちほぼ半数は埼玉県出身で、さらには鎮圧軍としても多くの同県出身者が出動したことから、郷里には衝撃が走りました。

それが、

「村をあげての軍隊批判にまで進展し、その様相は特筆に値すべきものであった」

 と、埼玉県編纂の『二・二六事件と郷土兵』には書かれています。

 旧制中学の時代、陸軍幼年学校に行くべきかどうか迷い、結局中学を選んだ父の選択をちょっとうれしく思いながらも、戦争の時代を生きざるをえなかったことに怒りとも悲しみともつかないため息を覚えます。

 渡満後のチチハルでは、反乱軍の汚名をそげ、と言われ、死ね、死ね、と言われ続けた兵士たち。「終始無理な戦闘やるので激戦にならざるを得ない」と証言しています。

 

 さて、60年前、70年前、若ものがこうして戦争へと駆り出されていたわけですが、今でも米国、その他では現実ですよね。もちろん、戦場となっているイラク、アフガニスタンでは、もっともっと酷い現実がありますが。

 先日「自動戦闘ロボット」の記事で、イラク帰還兵の自殺が1日18人、PTSD・フラッシュバックに悩むもの30万人、脳損傷32万人にまでのぼることを伝えましたが、こちらにはさらに以下のことが。

・この4年間、自殺者の30%が兵役中に、35%が退役直後に命を絶っている。複数の作戦に従事した兵士におけるPTSD発症率は、初めての兵役についた兵士よりもはるかに高い。

・帰還兵の家庭で、家庭内暴力と離婚率の増加が見られる。兵役についた女性の3分の1が、セクシャル・ハラスメントの被害にあったと告発し、家庭内暴力の50%のケースで、少なくとも一方は軍隊の経験がある。

 この10年間で、家庭内暴力により約90人の女性が殺されている。

 

 こうした状態を賢明なオバマ大統領が知らないわけはないと思うのですが、1万7000人のアフガニスタンへの増派を認め、イラクから撤退するとはいうものの一向に戦争をやめる気がないのは、やはり軍産複合体の存在の大きさでしょうか。

 いかにもしたたかそうなオバマ氏に会いに、満面の笑みを浮かべて出かけていった麻生首相。

 それをジャーナリストの上杉さんは「片思い外交」と呼びましたが、私は「カモねぎ外交」とでも呼んでおこうかしら。

 

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戦後最低の総理は誰だ?

戦後最低の総理は誰だ? と週刊文春が新聞記者・評論家+2000人からアンケートをとったそうです。
 2月26日号によると、その結果は以下の通りなのだとか。

1位 アソウ太郎     2357票

2位 宇野宗佑      1748票

3位 福田康夫      1849票
 
4位 森喜朗        1474票

5位 アベ晋三      1414票

6位 コイズミ純一郎   1041票

7位 村山富市       813票

8位 細川護熙       318票

9位 田中角栄       255票

10位 竹下登        209票


 1位がアソウ氏はいいにしても、なぜ2位が宇野氏なのでしょうか? 彼はたしかに女性スキャンダルに直撃されて、あっという間に総理の座から転げ落ちた記憶があります。

 でも悪質度からいえば、コイズミ、アベ、それに森氏の方がずっと上だと私は思ってます。

 アカデミー賞ダブル受賞で“クール・ジャパン”の面目躍如といったところですが、これに比べ政治の体たらくはどうよ?!  と思っている人は、きっと私だけじゃない。。
 
 
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中学生が覚醒剤容疑で逮捕って……

政治の態勢にはまず影響ないけれど、当事者や関係者にとって一生を左右するほど意味の大きいものってありますよね。

 中学3年生の女の子が覚醒剤使用容疑で逮捕されたというニュースで、何年か前の出来事を思い出しました。
 いわゆる難関大学に通っていた女子学生の話。
 
 今でも健在だろうか、いや、“健在”というのは違う。
 一度は親の庇護の元に戻ったのに、そこから逃げ出してしまったのだから、健康な体でいることはたぶんない。
 今でも、生きているだろうか? 

 話に聞くばかりで一度も会ったことはなかったけれど、若い人の惨い話は胸を突きます。
 おそらく勉強のことしか知らなかった、おとなしい、まじめな女の子だったのでしょう。

 念願かなってさる難関大学に合格。同じ大学にはすでにもう一人のきょうだいも通っていました。
 きょうだいそろっての合格に、親御さんはさぞかし鼻が高かったに違いありません。

 これっといって友人も作らず、日課をこなし単位を取って1年、2年と過ごすうち、きょうだいは卒業。

 そんなとき、心に吹くすきま風に誘われたか、どういうわけか、パチンコ店に足を運びます。
 はじめてパチンコに行ったときのことか、それとも何回か経験した後かどうか、知りません。
 とにかくパチンコ店で若い男性が近づいてきて、いろいろ親切にパチンコを教えてくれたのだそうです。

 そうしてパチンコから、というより問題の男性から抜け出せなくなったとき、覚醒剤に誘われたということでした。
 覚醒剤の提供者はその男性。

 以後、親が送金する学費は覚醒剤を入手するために使われます。
 もう卒業する年だろう、と親が言えば、大学院に行くから、となおも学費を要求。
 そのうち、大学の学生課は学費未納を親元に通知。

 その段階でも、万事優秀でまじめに学校生活を送ってきた姿しか知らない親は、覚醒剤におぼれる我が子のことは想像だにつきません。そして下宿先をすでに変えていた我が子に連絡がつかないことを心配するばかり。

 そのとき、当の子どもは何回かの転居の後でした。
 アパート代に手をつけるようになって、さる宗教団体が運営する無料の寮に入るも、そこでのお勤めを守ることができずに、結局、某パチンコ店の寮に入る結果になっていたのです。

 このとき、この女子学生の生活がどんなものであったか本人が話したわけではありませんから分かりませんが、第三者には疑念を抱かせるのに充分なものでした。

・午前中の講義に出てこられない。
→ 夜のバイトをしているという話でしたが、毎回出てこれないというのはおかしい。

・親からは十分な送金があるはずなのに、全くというほどおしゃれをしていない。むしろかまわないほど。
→ 女の子がおしゃれにもお金を使っていないとすると、いったい、何に使っているのか。
  趣味に使っているという話は聞いていない。
  同級生の間では、男性に貢いでいると噂されていた。
   

・顔色は土色。浮腫んでいるのか、ほおのところには眼鏡の跡がついている。
→ 覚醒剤をとっていれば、脳ばかりか、肝臓や腎臓だってやられてしまうのではないか。
  一生で一番きれいな年頃、二十歳前後の女性が、つやもない肌でべたっとした土色の顔をしているのはやはりおかしい。どこかで健康が損なわれている。

 この女子学生はその後親元に帰ることができ、入院治療もしました。病院の鉄格子を見て、さぞ親御さんは衝撃を受けたことだろうと思います。

 そして何ヶ月かして、退院後、親の目がなくなったとき、出奔。

 その後のことは知りません。
 入院治療しても、覚醒剤摂取で一度壊れてしまった人格は元に戻るのでしょうか?
 再び覚醒剤に手を伸ばしていたら、命だってどうなるか分からないのでは?
 あれからご両親は、我が子と再び会うことができたでしょうか。

 ……

 できればこんな出来事、単なるお話であれば良かった、と思うのですが。


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自動戦闘ロボット

ごく親しい方のご主人が、肺がんで1年ちょっとの闘病の末に、昨朝亡くなりました。

 姉貴分として、よく私をお茶や食事に誘ってくれる奥さまを、いつもニコニコ見守る気配りの方でした。

 おととしの夏、夫婦でお世話になった方が喉頭がんで亡くなられ、今度は肺がん。
 お二人ともリタイア後にはきっぱりとたばこをやめられたのですが、長年の愛煙家生活が命を縮めたのかもしれません。

 親世代を見送ってからはしばらく弔事とも縁がなかったのですが、そろそろ私自身の関係でいろいろあるようになり、そんな歳になったのか、とちょっとしんみりした気分です。


 さて、ほとんどテレビを見ないので気づくのが遅れましたが、なんとCS朝日ニュースターで「デモクラシー・ナウ」が見れました。

 残念ながら葬儀等の手伝いに行くためにちらっとしか見れなかったのですが、イラク・アフガン戦争の話でびっくりしたこと。

・大統領選挙戦終盤、金融危機後、その間戦争はずっと継続していたにもかかわらず、イラク報道は2%にまで激減した。
 
・退役軍人省によると、イラク帰還兵の自殺が1日18人、PTSD・フラッシュバックに悩むもの30万人、脳損傷32万人にまでのぼる。

 等など。

 いくら訓練されたところで生身の人間にとってあまりに過酷な体験だというのは想像するのにあまりあります。

 そうしたことを避けようというのでしょうか、これはデモクラシーナウの話ではありませんが、米国はイラクに戦闘ロボットをイラク戦に投入したことがあるということです。

 ロボットの名前は“スオードSWORD”。「剣」の意味です。

 こちらの写真を見ると、兵士が背負っていますから、それほど大きなものではないようですが、実際に使用しようとしたところ全くの役立たずで、動くべき時ではないときに動き出し、標的にすべきものではないものを狙って、即、回収されたようです。
 
  ひょっとすると、10~20年、計画が遅れてしまったかもしれない、と米国防総省の担当官が言ったのが昨年2008年の4月。

 しかし、それよりも少し前の2008年2月のAFPには、「『自動戦闘ロボットが人類を脅かす日』、人工知能専門家らが予測」という記事が載ってました。
 
(その中で「大口径の機関砲を備えた戦闘用武装ロボット3台はその性能を評価され……これまでに80台以上が発注された」とされているのが、このスオードSWORDのことでしょう)。

「よりコスト効率がよく、リスクのない戦争」を求めて「できる限り早く自動戦闘ロボット」を欲しがり、「半自動型の戦闘ロボットが徐々に進化し、完全に独立した殺人マシーンになる」可能性があるという話。

 まあ、それがイラクに配備されて失敗した結果10~20年遅れたにしても、巨額に開発費が投入されるみたいですね。

 テレビ・アニメの世界が現実に繰り広げられ、殺人マシーンに人が殺される、あるいはマシーン同士が戦う……そんなことが起こることになるのか。

 それに、アニメの世界では「いいもんと悪いもん」がはっきりと区別されていて、常に善は悪に勝つ。
 でも現実の人間の世界は、単純に善と悪に分けることなど、まず不可能。
 いったい誰の判断で、善と悪が決まるのか?
 つまり、殺人マシーンに殺されて当然、というような人が存在するのか?

 そんな疑問が一気にわき出てきます。


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カモがねぎを背負っていくアソウ首相の訪米

楽しみにしている田中良紹さんの記事。

 18日は5つの「ハ・ズ・カ・シ・イ」でした。

 1つめのハ・ズ・カ・シ・イは、「公」と「私」の区別がつかない政治。

  中川氏が予算の成立に自らの辞職を絡ませたことに対する痛烈な批判。

 2つめののハ・ズ・カ・シ・イは、クリントン国務長官の初のアジア歴訪で真っ先に日本を訪問したことに喜びを隠せない政府と、政府の言い分「日本重視の表れだ」をそのまま報じるより能のないメディア。
 
「大事なことは日本が世界でどう生きていくかを自分の頭で考える事だ。他人の視線ばかり気にする人間が周りからバカにされるように、アメリカの視線を気にする日本はアメリカからバカにされる」と、田中氏は言う。

 3つめのハ・ズ・カ・シ・イは、日本の主権問題であるにもかかわらず、米国に助けを求めに行く「拉致問題」。

「自国の問題でもない事で解決に乗り出す事は出来ない」「ヒラリーは国務長官として拉致家族とは面会しなかった。権力から離れた一人の母親として面会した」と語る。

 4つめのハ・ズ・カ・シ・イは、「危機なのだから早く国会で予算を通すべきだと主張した」、「民主主義も議会も分かっていない」“眉間にしわ寄せキャスター”に見られるような、愚かなジャーナリズムが幅をきかせている私たちの国。

 5つめのハ・ズ・カ・シ・イは、「一生懸命外務省が『お願い』をして24日にオバマ政権初の賓客としてワシントンに招かれる事になった」アソウ首相の姿。

「足下を見られて不利な条件を持ち出される可能性がある」。


 5つのハ・ズ・カ・シ・イのうち、実に3つは米国に関わるものでした。

 歴訪の最初の訪問国ということで、なぜ政府がそんなに喜んでいるのか、私も大いに疑問を感じていました。

 そしてオバマ政権初の賓客になるのがそんなにうれしいのか、ということも。

 これについては、アソウ太郎首相のメンツのために、私たち国民に不利益がもたらされる可能性はないのでしょうか? 
 つまり「足下を見られて不利な条件を持ち出される」のが関の山ではないか、という懸念が消えません。

 だって、オバマさんの方だって必死でしょ?
 
 人類愛のために政治をしようという訳じゃないですから、日本の都合にお構いなく、自国の利益のためにいかに有利に事を運ぶか、それこそ真剣勝負でしょっ。

 そこを同盟国だ、最重要国の証だ、と言いながら、満面笑みを浮かべてのこのこ出かけていく。
 それも、いっとうさいしょに僕を呼んで、とこちらから頼んで……。

 こういう時、昔の人は言ったのじゃないかしら。

 カモがねぎを背負ってくる、と。


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後任財務相が与謝野氏で、アソウ総理は財務省に完全に屈服?

16日の自民党本部の会合で、クリントン米国務長官の来日を「アメリカの大統領が来る」と言い間違える一幕もあった、というアソウ太郎首相。

 完全に悪循環に陥ってますね。

 衆人環視の場で、何かまた言い間違いがあるのでは、と期待するものもいれば、心配するものもいるでしょう。
 そんな正と負の期待感に、いつの間にか応えてしまう首相の頭の中は、いったいどうなっているんでしょうね。

 で、米国務長官がまず最初に日本を訪問したといっってほっと安心している政府要人の姿が報じられる中で、クリントン氏は「21世紀の課題に取り組むためには、米国と太平洋地域との(密接な)関係が欠かせない」「日本の歴史と文化に敬意を表する」など、そつのないところをみせてます。

 外交辞令の裏ではどんなことが考え行われているのか、こわいですね。

 さて、中川昭一氏が財務相を辞任して後任が与謝野馨氏で決まりましたが、今日の昼過ぎの時点では伊吹文明前財務相、町村信孝元外相、谷垣禎一元財務相らを充てる案もあったようです。
 
 結局与謝野氏は、財務相金融担当相経済財政担当相の3つの役割を一人で担うことになりました。
「(自分は)能力はないが体力はある」とかなんとか述べたそうですが。

 ところでこの与謝野氏を筆頭に、中川氏後任の候補に挙がった伊吹、町村、谷垣の3氏はみな財務省の意向を代弁する財務族(財政タカ派)なのだとか。

 詳しくはダイヤモンド・オンラインのこちらの記事をご覧ください。

 大蔵省の権限(具体的には予算作成権)をめぐって綱引きを続けていた自民党は、60年代後半にはその大蔵省の権限(予算査定権)の一部を譲り受ける。その結果、大蔵族の力は弱まった。

 
自社さ政権誕生で、「財政と金融の分離」「日銀の独立性確保」など大蔵省の権限を奪う改革が図られる。

 そのあたりのことは、1997年2月に「NHKスペシャル 大蔵省改革~『政』と『官』の攻防~」で放映されたようです。
 
 2001年、中央省庁再編で大蔵省廃止、財務省誕生。

 
大蔵省から金融機能が分離。
 日銀の独立性が確保。
 予算編成権は経済財政諮問会議に移る。

 一度は屈したかに見える財務省はコイズミ政権下でも巧みに与党中枢に食い込む。つまり、自民党政調会長に与謝野馨氏を起用させる。

 福田内閣で財務族大量入閣。

 麻生政権では財務省外し失敗。

 先のダイヤモンド・オンラインの記事では、

定額給付金の迷走が与謝野経財相の異議から始まったように、財務省の非協力的な対応により、二次補正の国会提出が年明けになるなど、麻生内閣の意思決定は混乱した」

 と語られています。 

 そして今回の中川財務財務金融相の醜態と辞任。

 中川氏辞任のその夜、財務省では「
財政再建派の筆頭格である与謝野馨経済財政担当相が後任財務相に決まり、安心感も広がっている」(時事通信)のだそうです。

 おまけに3つのポストを兼務してかつての大蔵省を彷彿とさせる状況。

 アソウ首相は財務省に完全に屈服?

 もしかしたら、へべれけ状態の中川氏が記者会見に出るのを敢えて止めなかったのは、同行した官僚の陰謀? とモーソーしてみました。外務官僚だけでなく、財務官僚もいっしょだったでしょうに。

 などといろいろ考えると、やはり自己管理のできない人物が財務相の地位に就いたこと自体が問題では、ということに。
 ある意味、酒で失敗しそうな大臣が相手で、財務省はやりやすかったといえるのかもしれません。
 中川氏はかってに自滅したようなものですから。

 それにしても、有権者/納税者の一人として、増税論者が重要ポストにつき、消費税は必要だ! と大きな声でまじめな国民に向かって言い続けてその気にさせるのは困る、と思ってます。


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辞め時、辞めさせ時の判断ができないアソウ首相+日本郵政、西川善文氏の闇

「……それとまあ、ああいう強行軍で行くと体力は使いますし、睡眠薬は飲むし、体調に不調をきたしたんだと思ってましたんで、体を大事にしてちゃんとやるようにという話をしました」

 と、アソウ首相はお仲間の中川財務相をかばってましたが、学習してないんですね。
 辞め時、辞めさせ時の判断ができないんだなあ…。
 そういえば、アベ晋三首相(当時)もそうでした。任命責任を問われる場面でも、判断ができませんでした。

 それに、中川昭一氏のだめっぷりは、

 …… 

さらに麻生氏は、自身と同様に“財政破壊者”になりかねない中川昭一氏を財務相(兼金融担当相)に選んだ。今や世界的な金融危機に対処する責任を負った中川氏だが、筆者が最近、昼食後に同氏の元を訪れると、シャツのボタンをウエスト近くまで外したあらぬ姿で現れた。

 ……

 と、麻生内閣発足時にエコノミスト誌に書かれてましたから、今回の醜態は、ほら、案のじょうだ、というところではないでしょうか。


 まあ、20年近く前に亡くなった義母は、つねづね「きちがい水」とお酒のことを呼んでました。中川氏はそのきちがい水に呑まれたのか、それとも風邪薬に当たったのか。

 いずれせよ、重責を担うのにふさわしい人物なのかどうか、という点と同時に、中川氏の飲酒問題は天下に知れ渡ったわけです。

 

 ところで、郵政問題について、西川善文社長の「闇」こちらで報じてます。

 ヘンリー・ボールソンジョン・セイン竹中平蔵西川善文の4人が、2002年12月11日、都内で会談をしたのだとか。


 ちなみに ヘンリー・ボールソン、ジョン・セインはそれぞれ、ゴールドマン・サックスのCEOとCOO(当時)。

 ヘンリー・ボールソンはその後、ブッシュ政権下で財務長官に任命され(2006年)、ジョン・セインはメリルリンチのCEOに就任してます(2007年12月)。


 そういえば、「かんぽの宿」売却がすんだ暁には、日本郵政はメリルリンチにありがとうございました、といって6億支払うという契約を交わしていたという話もありましたね。


 コイズミ純一郎氏が郵政民営化を絶叫していた頃から、いろいろ怪しい話がささやかれていましたが、やっぱり本当だったのでしょうか。


 それと、丸投げ総理のコイズミ氏は、こうした一連の竹中氏の動きを知っていたのでしょうか。

 

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東京都が市民の自由を奪おうとしている

【乞緊急転送】Warning!Warnig!東京都が市民の表現の自由を奪おうとしている…

 ヤメ蚊さんのこの記事を読むと、頭がくらくらしそうです。

「東京都安全・安心まちづくり有識者会議」が報告したという、警察、事業者、住民からなる協議会を設けること、さらにその協議会で検討のうえ実現を図れ、という提言がずら~っと10項目。

自主防犯パトロールの実施及び必要な資器材の整備に関すること

② 安全・安心な繁華街の形成に資する研修会その他のイベントの計画及
び開催に関すること

③ 犯罪の防止に配慮した環境整備に関すること

④ ゴミ・タバコのポイ捨て、歩行喫煙の禁止等のルールやマナーの遵守に
係る啓発活動に関すること

⑤ 放置自転車・自動二輪車や違法看板の撤去、路上清掃、落書き消去等
の環境美化活動に関すること

⑥ 街頭や歩行者天国において、大衆に多大な迷惑となるパフォーマンス等、
街の秩序を乱す行為の防止に係る啓発活動に関すること

⑦ 外国人の不法就労防止に係る啓発活動に関すること

⑧ 人に不安感や嫌悪感を抱かせるような客引き行為や客待ち行為等の自
粛に係る啓発活動に関すること

⑨ みかじめ料等の不払い運動、暴力団追放キャンペーン等環境浄化に係
る啓発活動に関すること

⑩ 事件、事故発生時における対応マニュアルの作成及び訓練並びに必要
な装置、器具に関すること


 安心・安全なまちをつくろう! と
甘い言葉で誘われて、そうだ、そうだ、安全・安心が大切だ! なんて言いながらついて行ったら、いつの間にか、あなたも私も、あっちもこっちも、互いが互いを監視するような世の中になっている……かもしれません。。

の自主防犯パトロールは、あの関東大震災直後の「自警団」を連想させます。

 現在でも地方によっては子どもたちが大人にサポートされながら、「火の用心!」と声をかけながら町内を回るところなどもあるようですが、東京都が考えるものはそんな素朴なものではなさそう。

 誰もがいやがるような「ポイ捨て」「客引き」「みかじめ料」「不法就労」「落書き」等々をちりばめる文面の所々に、危なっかしい文言が盛り込まれています。

 それもはなはだ抽象的で、現実にあてはめると、当局のさじ加減一つで一網打尽も見逃しも思いのまま、なんてことになるかもしれません。

 特に
の項目、「街頭や歩行者天国において、大衆に多大な迷惑となるパフォーマンス等、街の秩序を乱す行為の防止に係る啓発活動に関すること」

 では、昨年、
反貧困ネットワークのイベント参加者の逮捕で警察が大いに批判されたことを思い出しました。

 あのリアリティツアー参加者逮捕では、鈴木宗男・亀井静香代議士まで救援会(
不当逮捕に関する院内集会)に駆けつけてましたね。
 逮捕した側にとっては、あれは予想外の出来事だったのかも。

 不承不承、逮捕者を釈放しながら善後策を練り、これからは気後れなく逮捕できるように
条例を改めよう、ということにでもなったのかな?

 それにしても、こんな条例ができて、憲法で守られているはずの私たち一人一人の命と生活が危うくなるとしたら、と考えると、ぞーっとします。 
 
 で、ヤメ蚊さんによると、

この報告書に対するパブコメは東京都民以外でも出せます。
 期限は
16日。
 こちらからメールで出せます。

21日、市民のためのメディアや市民のメディアを通じた発信を実現しようという仲間が集まったComRightsのみんなのメディア作戦会議の第2弾が、立教大学で開催される(http://www28.atwiki.jp/comrights/)そうです。

 そのお知らせも。

 
■■引用開始■■

前回の「みんなのメディア作戦会議」では、問題だらけの情報通信法案について、みんなで意見を出し合った。しかし、ちょっと待てよ。
―――思い起こせば、教育基本法、国民投票法案、裁判員法、個人情報保護法、派遣法そして情報通信法案・・・み~んな、アッと思ったら、もう形はできてい た。そこから、一生懸命に引き戻そうとしても、もう間に合わない。現在もみんなの知らないところで色んな審議会が進められているに違いない。
 これって、本来なら、市民のことを考えて検討するはずの審議会が、省庁の一本釣りで都合のよい財界人や御用学者や官僚OB、お友達で固められていることが大きな原因だって思っている人は結構多いと思う。

 でも、だから審議会制度を変えようという動きにはなっていない。それはどうすればいいのか、明確ではなかったからだ。
 しかし、英国にはその答えがある。公職任命コミッショナー制度がそれだ。公職任命コミッショナー制度とは、審議会など公職につく人々を公募した上で、実力本位で採用する制度。これを日本に導入できたら、日本社会はどんなに変わることだろうか。

 これまでは、審議委員を省庁が選任すること自体はあきらめていた。しかし、これからは審議会のあり方から変えていくことを目指すべきだと思う。そこで作戦会議第2弾。

 法案成立プロセスの第一歩であり、官僚のアリバイ作りともなっている審議会という魔法の杖を政府から取り上げ、市民のもの、真に意義のあるものにするため「公職任命コミッショナー(制度)」の実現に向けて語り合おう!


★日時 : 2月21日(土)14時~
★場所 : 立教大学8号館8201教室(定員180人!)
★資料代 : 500円
★問題提起 : 日隅一雄(弁護士・NPJ編集長)
「政財官を断ち切る秘策・英国任命コミッショナー制度とは」(仮)
★パネリスト : 青山貞一(武蔵工業大学大学院教授)・醍醐聰(東京大学教授)・中野真紀子(デモクラシーナウ!日本代表)・服部孝章(立教大学教授)・三井マリ子(女性政策研究家)
五十音順・敬称略/さらに交渉中!
★主催:ComRights(コミュニケーションの権利を考えるメディアネットワーク)
★問合せ:03-3296-2720(OurPlanet-TV)


■■引用終了■■




  
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 アソウ-森-コイズミ、同じ穴のむじなでしょ

うわぁ、なるほど、いいスーツですね、と、思わずうなってしまった、アソウ氏のスーツ
 袖にも見頃にも、しわ一つ見えません。生地も、体に沿わせた裁断・縫製も、とびきりいいのでしょう。

 一分の隙もないスーツ姿……けれど、ご本人そのものは隙だらけ。

 その他、最近の報道でおもしろかったのが、

「胸を張って『民営化して正しい』と思った議員は、私は小泉純一郎元首相だけだったと思う」

 と述べてアソウ首相をかばった森喜朗氏。

 なんだか、この先輩にしてこの後輩。

 いえ、もちろん私も、民営化は正しいと思ったのはコイズミ氏だけだった、という見方はちょっと分かるのです。
 
 また、郵政民営化の分厚い法案を読んだこともない議員さんもいたかもしれません……たぶん……きっと。
 コイズミ氏が声を荒らして叫んでいたこと以上の理解をしていた人はどれだけいたのでしょうか。
 
 で、アソウ太郎氏、森喜朗氏をはじめとして民営化法案の成立に手を貸した方々はみな、反対だったけれど、あるいは民営化がどんなものか知らなかったけれど、結局、採決に参加して賛成票を投じたわけです。

 民営化をしたくてうずうずしていた人たちは、そんな政治家たちの行動を見越していたのか、と思うくらい、政治家のみなさんは見事に転びました。

 それにしても、森氏やアソウ氏が郵政民営化に反対だと思った理由は何だったのでしょう?
 どうせ票とお金の問題につきるのでは、と思ったりしています。だって、この方たちが考えることと言ったらそれくらいでしょう?

 それで、現在の自民党支持層の惨状を目にして、ほら、やっぱり、郵政民営化は俺たちには何の得にもならなかったよ、と考えただけでしょ?

 そこへコイズミ氏の「笑っちゃう」発言。

 だいたい、好き勝手なことを言って、おちゃらけして、郵政民営化の最大の果実を得た一人でしょ、コイズミ氏は。
 長年持ち続けてきたらしい民営化願望を実現にこじつけたのは、まずは第一の果実。

 あれだけ華々しくマスメディアを動員してぶち上げたコイズミ改革が実は新たな巨大利権の誘導に過ぎなかったことがだんだんばれ始めた焦りが怒りに、また怒りを通り越した笑いに、転化したのかもしれませんね。

 でも私がこれまで持っていたイメージと今回の騒動から受けた感じから浮かび上がってくるのは、なんとも身勝手な、己の判断が最善と考える、化け物のような存在。
 こんなばけものはどうして生まれたのだ? と思うと、これはまたアソウ太郎という珍奇な存在といっしょで、世襲政治のゆりかごの中で、DNAやその他さまざまな条件をお乳にして育まれたのだろう、と勝手に推測。

 昔の人はこういう時、便利な言葉を残してくれました……「同じ穴のむじな」です。
 アソウ-森-コイズミ、同じ穴のむじなでしょ?!


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米軍アフガン増派と日本

アフガニスタン

  ペシャワール会のカレンダー1・2月は、アフガニスタンの人々の記憶に残る隊商の図でしょうか。

「クンドゥズ川の渡し」というタイトルがつけられています。

 古都クンドゥズはアフガニスタン北部の町。メロンの一大産地で、秋から冬にかけてメロンやブドウが街道を運ばれていったのかな、と想像しています。
 凍った道を行く商人たちの冬の出で立ちに、ちょっと興味が引かれますね。

 そんなアフガンの人々の生活を破壊したのが79年のソ連侵攻。

 それを、「あの頃のあんたは、抱き合うとメロンの香りがしたもんだ。旅行者相手のタクシーをやり始めてからはロシアのくさいガソリンと銭が臭ったものだ……いや、ごめんごめん、嘘だよ」という絵に添えられた言葉が伝えています。

 10年間の占領の末にソ連撤退。 
 
 現在、アフガン駐留米軍は約3万7000ですが、そこに3万人規模の増派を米軍幹部が求めているわけです。
 
 アメリカはキルギスタンにある空軍基地地からアフガニスタン駐留兵士のための食料や武器弾薬などを空輸してきたそうですが、キルギスタン政府がこの空軍基地の使用延長を取りやめることに決定した上に、パキスタンからアフガニスタンに通じる、主要道路にかかる橋が爆破され、パキスタンから運ばれていた軍事物資が完全にストップすることになった、とこちらでいわれています。

 田中宇さんによるとこの破壊された橋はカイバル峠道にかかるもので、駐留米軍の使う物資の7割がそこを通って運ばれていたのだそうです。
 またキルギスの基地は、毎月1万5000人の人員と500トンの物資が経由する重要中継地だったとか。

 AFPにはその峠道に連なるトラック列の写真が。
 なお、AFPではアフガン駐留米軍の約80%の物資が通過してきたと言われていますが、いずれにしても米軍補給の大半は、現代のシルクロード、アジアハイウェイの一部、この峠道を辿って行われていたわけです。
 シルクロードと言っても現在は軍需物資の補給路か、ロマンがないなあ、とつぶやいてみましたが、米国にとっては大変な事態でしょう。

 イラクを撤退して今度はアフガンだ! というオバマ外交が出鼻をくじかれたのですし。 

 手持ちの物資がどれだけもつのか、補給路を断たれた3万7000人の将兵がパニックに陥ってもおかしくない状況ですよね。
 
 キルギスだけじゃない、中央アジアにはウズベキスタン、タジキスタン、カザフスタンなんかもあるぞ、とか、今ある商業輸送インフラ網を利用することだってできるぞ、とか米国は強気でいますが。

 ちなみにアフガニスタンとキルギスタン(キルギス)の位置関係は次の通りです。


     sum3.gif

 そんな状況の下で、9日のオバマ大統領は、アフガニスタンとパキスタンの国境地域にはテロリストが自由に活動できる場所がある。軍事行動や外交、開発支援、同盟国との連携を強化 する必要がある、と語ってます。
 
 この「同盟国」の中には当然日本も入っているでしょうから、ソマリアの海賊対策に海上自衛隊を、アフガンの山賊対策には航空自衛隊を派遣する! という計画は、アソウお粗末内閣の行程にはあるはず。
(“お粗末”内閣というより“溶解”内閣かな? 自分自身はもとより、日本まで溶解させてしまいそうな)。

 で、「(アフガン一国だけでなく)地域的な対処が必要だ。パキスタンにも特使を派遣し現状の危険性を説明している」とオバマ氏は述べていますが、ことはそんなに簡単ではありません。

 つまりタリバン掃討の名目でパキスタン側にも空爆を繰り返して誤爆で民間人を殺してきた米軍に、パキスタンの人たちはずいぶん怒っています。
  そんな米軍の戦略は大統領が替わっても相変わらずだそうで、増派して7万の兵力を投入しさえすればアフガンはおとなしくなる、という見通しは違うのではないでしょうか。

 
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社会を見誤っているとしか思えない麻生太郎氏

横浜は今年開港150年だそうですね。
 50年前、横浜の小学生だった私は学校で開港100年祭の歌を叩き込まれて、今でも「白いか~も~め~のはば~たきに波が踊れ~ば潮か~ぜ~歌う……」と歌えます。
 それに、開港記念日当日の給食には旗が立っていましたっけ。

 あれから50年か、とちょっと感無量。

 
 で、珍しく深夜近くのニュース番組「ニュースJAPAN」に目を向けると、画面に大写しの麻生氏の姿。

 みな、勘違いをしているが、わたしは総務大臣だったが、郵政民営化担当大臣ではなかった。
担当は竹中平蔵大臣だったことを忘れないでほしい。妙なぬれぎぬを着せられるとはなはだおもしろくない。

 と、今回の問題発言の場面が出たその後は、昨年9月の自民党総裁選中の発言場面。

 まず間違えていただいては困るのは、私は郵政民営化を担当した大臣ですからね、忘れないでください。
私が総務大臣として担当しておりました。私が担当としてやらせていただきましたので。

 その都度、受けの良さそうな発言をするだけで、何も考えていないことがいよいよ露呈。

 でも、びっくりしました、4、5ヶ月前の発言をすっかり忘れて、妙な濡れ衣を着せられたとしたら自分のせいだ、という自覚はまったくないんですね。

 う~ん、ここまで酷い総理って、いたでしょうか?
 
 こういう人物を首相の座に就けた自民党って、いったいどうなってるんでしょうね。
 
 ご本人が自分の“国民的人気”を信じ込んでいたとしか思えない言動を披露していますが、社会を見誤っているとしか思えません。
 
 因果関係もちょっと複雑になると訳わからなそうですし、大金持ちの家に生まれて祭り上げられて成長し、優越感と傲慢さだけを身につけたのかな。
 おそらく、これまで、大概のことはお金で解決できたのでしょうが、支持率は思うようにいかないでしょう。

 政界に出て間もない頃だったか、博多山笠の舁き山に乗って大得意になってましたが、権勢を誇示することが好きなのだろう、と私は理解しました。

 そういえば、一昨年、「馬鹿」を連発した桝添氏はおとなしいですね。

 首相は麻生太郎! と麻生太郎待望論を打っていた日本会議の方々は恥ずかしくないのかしら。
 日頃から「日本の美徳」をことさら強調している人たちですから、そこは是非、恥を知っていただきたい

 
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なぜ、こうも政治リーダーが無能力なの?

「小泉首相の下で賛成ではなかったんで、私の場合は。たった一つだけ言わせてください。みんな勘違いしているが(総務相だったが)郵政民営化担当相ではなかったんです」

 と、もともと郵政民営化には反対だったんだ、としゃべったアソウ首相。
 定額給付金問題で「矜持」などと粋がって見せたものの、我が身かわいさで郵政問題では政治家としての矜持も示せず、今頃になって反対だった、なんて。

 今日は、
日露共同事業の液化天然ガス施設の稼働式典への出席を目前にして「北方領土返還要求全国大会」に出席し、「ロシアは最大の懸案である北方領土問題を解決する必要がある。最終解決に向けて、引き続き強い意志を持って交渉を続けていく」と、外交問題に積極的なところを見せたようですが。

 外交で点稼ぎ、と本気で考えている様子を見るだけで、なんとも絶望的な気持ちになってしまいますね。

 いとも簡単に相手の手に乗って、いや乗るまでもなくべらべら本音を垂れ流し、しかもそのおかしさに気付かない、そんなことがこれまでもちょくちょく見受けられたこの方が、熾烈な外交戦にいったいどうやって対処しようというのでしょうか。

 
 同時に、私たちの国の政治リーダーは、なぜこうも絶望的に無能力なのか、という疑問が頭をもたげます。

 経済は一流だけど政治は三流だ、と昔から笑われてきましたが、アソウ首相が1月のダボスで1兆5000億円のODAを明言してきたように、貧しい政治を豊かな経済が補ってきたのかな。
 ただし、この「経済は一流」も今では怪しくなってきましたね。
 
 で、あらためてもう一度、考えてみる。

 なぜ、こうも政治リーダーが無能力なのか?

 世襲政治家もその一因でしょうが、では、なぜ政治家の世襲を私たちの社会はこうもあっさりと認めてしまうのか?

「政治」という言葉がマイナスイメージで語られる政治風土の貧しさは、どこから来たのか?

 等など。

 でも、あまりの惨状に有権者/納税者もちょっと変わってきた、変わってくる、と期待しています。


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政府紙幣

昨日2月3日だったでしょうか、テレビ画面に大きく田村耕太郎参議院銀(自民党)が登場したのが。
 何を言ってたかといえば、政府紙幣を発行しろ、ということ。

 最近急に浮上してきたと私には思えた政府紙幣の問題。

 この田村氏の後には、元財務官僚の高橋洋一氏も登場して《政府紙幣発行》を唱えてました。

 こうした人たちが唱えるからには信用ならないぞ、と思ったのがまず最初の感想。

 ちなみに、これまで政府系ファンドを作ろうと動いていた田村氏は、さらに「政府紙幣・無利子国債(相続税減免措置付)発行を推進する会(仮称)」を作ろうともしているようです。

 この政府紙幣の発行を考えている人たちには、どうも二通りあるようです。

 ひとつはこの田村氏も含めた、いわゆる「上げ潮派」と呼ばれる人たちで、コイズミ・竹中の構造改革に群がって来た人たちです。

 この構造改革派がいつ頃から上げ潮派と呼ばれるようになってきたのか、と調べると、中川秀直氏が2006年『上げ潮の時代』を著してかららしい。
 
 また「上げ潮」という言葉は90年代初頭の低迷する米国経済を活性化させるための方策をまとめた論文集『The Rising Tide』から来たという話ですが、アメリカではけっこう普通に使われてきたのだとか。

 中川氏の上げ潮政策の源流は竹中平蔵氏。

 こちらでは以下のように説明。

 自民党が創設するシンクタンクの初仕事で、中川がこの政策の肉付けを委嘱した一人は1980年にノーベル経済学賞を受賞したペンシルバニア大学名誉 教授のローレンス・クライン。竹中の米国人脈に連なる経済学者だ。競争力を強化し、実質成長率を高めようと言う路線には誰も反対しづらい。ただ、IT(情 報技術)革命の貫徹による生産性向上と言った手だてを超え、より説得的な成長シナリオを提示できるかがカギだ。

 中川は実質成長率に物価上昇率を織り込んだ名目成長率が高まると、国の税収の自然増も膨らみ、消費税増税は先送りと規模縮小が可能になるという。これも「上げ潮政策」のポイントだ。

 こうした上げ潮(構造改革)派とは別に、森永卓郎氏経済コラムマガジン氏、榊原英資氏といった方々が政府紙幣発行を考えているようです。
 あのスティグリッツ教授が来日の折に政府紙幣の発行を提案したといわれていますが、もう5年も前。

 経済コラムマガジン氏は、構造改革で経済が成長すると言っていたはずの中川氏らが霞ヶ関埋蔵金に止まらず政府紙幣(貨幣)の発行を主張し始めた、と呆れています。

 小さな政府を指向している構造改革派にとって経済成長の手段は限られている。規制緩和と金融緩和(これについては来週取上げる)くらいしかない。しかしい くら間抜けな構造改革派も、規制緩和で経済が成長するという話が眉唾ものと分かってきた。むしろ規制緩和が、トラブルの元になったり、所得の格差を大きく するいった社会問題を引き起している。マスコミもこれを取上げるようになり、マスコミの動向に人一倍敏感な構造改革派は規制緩和路線を封印する他はなかっ た。

この窮地に飛出したのが高橋洋一東洋大学教授の霞ヶ関埋蔵金である。彼等はこの金を使えば、経済成長と財政再建が同時に実現できると勢い付いた。この頃から自民党の構造改革派を上げ潮派と呼ぶようなったと筆者は感じている。しかしこの変節は墓穴を掘ることになろう。
 
 とも言ってます。

 なお、この方によると、上げ潮派はクライン教授を完全に誤解しているのだそうです。

 また、榊原英資氏の主張は、1回だけ発行しよう、というものとか。

 う~ん、政府紙幣の発行はずいぶんと魅力のあるもののようですね。

 で、こちらでは、「1回発行したら、2回、3回、となってしまうのが、人間の性」と、1回こっきりでも政府紙幣の発行はだめだ、と反対。

 今の政府のいい加減さを考えると、この経済ニュースゼミ氏のいうところも分かります。


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吉田茂大権現と《よきに計らえ》の太郎氏

 3日の朝のNHK。
 アソウ首相は、なぜ官僚に甘いのか、という問題に、解説氏曰く、
吉田茂のDNAである。麻生の祖父の吉田は、官僚を大事にした。高級官僚だった池田勇人を政界に呼んだのも吉田だ。

 で、その孫であるアソウ太郎氏は
国家公務員OBが天下りを繰り返す「渡り」について昨年12月に閣議決定をした容認政令を撤廃するつもりはないと断言したのが1月23日。

 けれどその後29日には「国民からの厳しい批判や国会の議論を踏まえ、今後はあっせんの申請が出てきても認める考えはない」と述べ、今日2月3日には、「天下りのあっせんも前倒しをして廃止したい。渡りと天下りを今年いっぱいで廃止する政令をつくりたい」と述べたとか。

 批判されるとあわてて踵を返すように反応すると思ったら、反対に定額給付金の場合は、なんと言われようと突っ張るのみ。
 この反応の違いの差がどこから来るのか、わかりませんね。

 アソウ氏の官僚擁護についてNHK解説氏は「吉田茂のDNA」という言葉を使いましたが、そうとはいえないのでは、というのが私の直感。
 
 吉田茂は官僚を使いこなせたかもしれませんが、アソウ太郎はとてもそんな器ではないことは、本人もなんとなく分かっているような気がします。

 で、アソウ太郎氏にとっては吉田茂は神様みたいなもので、ちょうど徳川家光が日光東照宮を造営して祖父の家康を大権現として祀ったように、吉田茂大権現をどこかに社を建立して祀りたい気持ちだろう、と想像します。
 まあ、太郎氏はクリスチャンらしいですから、それは無理でしょうが。

 幼い頃、大宰相・名宰相(?)の吉田茂に可愛がられて大得意だった思い出は、あまりにも強烈だったのでしょうね。

 そんな大権現吉田茂ほどの能力もないけど、けど、おじいちゃんにあやかりたい。その一心で総理の座に就いても、何をどうするのか、皆目分からない。

 それじゃあ、よきに計らえ、しかないじゃないですか。
 
 どなたかが言われてましたが、《日本一ずる賢い》日本の官僚が、そんな総理の足元を見ない手はないでしょ。


  
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