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森田氏の「完全無所属」って、「虚偽の事項」じゃない?

「もっと青空のように突き進もう」って、あなた、ドラマのキャッチコピーじゃないんだから、と言いたくなったのは森田健作氏。

「千葉県は実力がある。もっと青空のように突き進もう」
「明日、麻生太郎首相に会いに行く。県の現状を報告し、力を貸してくださいと言うつもり」

 とかなんとか、当選が決まった翌日、会見で述べていたのだとか。

 ‘完全無所属’を売りにしながら選挙期間中もずっと自民党の支部長で、「(知事選に)無所属で出ると決めた途端にすべて(自民党支部の活動を)停止した」と言い訳したり、資金の出所が自民党だったり。


読売によると、

04~07年: 計1億6185万円の企業・団体献金を受け、
        計1億5030万円を、自身が代表を務める資金管理団体「森田健作政経懇話会」に寄付。

「知事選には使っていない。知事選に無所属での出馬を決 意する前に、自民党候補の応援などのために使った」と釈明したそうです。

「おれは男だ!」という割には、やけに見苦しい言い訳が多いですね。
(もっとも、オレは男だ! と言われたところで、それがどうかしたの? と訊くだけですが。ああ、マッチョは嫌いだあ!)

 で、この方の“あおぞら”発言を読んで思わず思い出してしまった、45年前の6月の新潟の空。
 地震直後に発生した昭和石油の火災。

 次々に原油の貯蔵タンクに火が燃え移り、空は真っ黒い煙で覆われた
 遙か彼方には真っ青な空が見えるのだが、頭上の空は黒い煙が垂れ込め、黄昏時のような暗さだった。
 そう、青空は遙か彼方。
 黒い雲と見まごう煙を突き抜ければ、あの青い空があるはず。
 でも、私たちの頭上には、ただ黒い煙があるだけ。

 それ以上の類焼を防ぐため、タンクが開けられて原油が町に流された。
 さらに赤く塗られた水素タンクに延焼が及べば、爆発して、半径○キロメートル内は火の海だ、と言われた。幸い、そこまで火が迫ることはなかったが、それでも1か月におよぶ石油タンク火災だった。

 遙か彼方には夏の青空が広がっているのに、頭上に垂れ込めた黒い雲に夏の日差しも遮られた。

 あの光景が、森田氏の青空発言で目に浮かびます。

 まあ、私は千葉県民ではないのですが、どうもあちらこちらのマッチョ知事周辺から黒い煙が上がってくるような気さえします。
 水素タンクに燃え移りませんように、私のところまで黒い煙が流れてきませんように、と祈るのも、ちょっとね。

 さて、話を森田氏の完全無所属に戻しますと、公職選挙法には次のような文言があります。

第235条 当選を得又は得させる目的をもつて公職の候補 者若しくは公職の候補者となろうとする者の身分、職業若しくは経歴、その者の政党その他の団体への所属、その者に係る候補者届出政党の候補者の届出、その 者に係る参議院名簿届出政党等の届出又はその者に対する人若しくは政党その他の団体の推薦若しくは支持に関し虚偽の事項を公にした者は、2年以下の禁錮又 は30万円以下の罰金に処する。

「その者の政党その他の団体への所属……」「虚偽の事項を公にした者」等という言葉が並びますが、「完全無所属」と公にして、この方に抵触しないの? と、普通なら疑問に思います。

 そんなことを考えていると、これについて、さとうしゅういちさんが総務省選挙課に問い合わせています。
 結果は、「1、自民党に属したまま、無所属で届け出、2、無党派だと叫びまくるのは、合法だ」ということだったとか。

 う~~ん、分かりません。
 もし、こんな事例にも裁判員制度が適用されるとしたら、一般人も総務省選挙課の判断と同じ結論を下すでしょうか?

 なんだか、法治国家のあり方が分からなくなります。

 そうそう映画『ガス灯』でイングリット・バーグマンは、現実に体験したことを幻想と思わされて、精神的に夫追い詰められていく女性を演じてましたね。

 自分の見たもの聞いたものを否定されいく、いったい何が本当の出来事なのか分からなくなる。

 公職選挙法の文面を素直に読めば、自民党員でいながら「完全無所属」を謳った森田氏に疑問がわいてくるのは至極当然のことではないかしら。その疑問が、総務省選挙課のさとうさんへの回答で、完全に否定される。
 いったい何が違反で何が合法なのか。

 もしかしたら、総務省のさじ加減ひとつでそれが決まる、なんてそんなことあるのでしょうか?



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なんで今頃、森田健作? + 小沢-西松問題と共産党

なんで今頃、森田健作? 

 その昔、熱血青年を演じていたみたいだけれど、この手のマッチョ系は好みじゃなくて出演ドラマも見たことがありませんし、人間のデリカシーとか世界の複雑さ・不思議さとか理解できない人じゃないか、と思ってます。

 この森田氏だけでなく石原・橋下・東国原等々の一連のマッチョな知事の方々も、人間の様々な側面の一部がどこか肥大したいびつさを感じて、目にするたびに、なんとも不快な気持ちになります。

 ひどいものです。

 私はこれから歳をとるばかりですが、現在の若い人たち、子どもたちにいったいどんな日本を残せるか、と考えると、暗澹とした気持ちにならざるを得ません。


 さて、今日、都内の講演会で共産党の志位委員長が「前例なく悪質」と批判をしたというのですが、自民党についても「民主批判もいいが、(同社から迂回献金を)もらっている政治家は民主党より多い」と指摘したという話。

 さまざまな問題に関する共産党の調査力や追求力はすごい、と思っている私にも、この「前例がなく悪質云々」の批判にはかなり失望しました。

 いえ、私はとくらさん支持ですが、民主党や小沢一郎さんを文句なしに支持するわけでもないのです、とお断りしておきますが。

 きっと民主党が政権を取ったら取ったで、またいろいろと批判することも出てくるだろう、と思います。
 それはそれでいい、私たちの国をさらに良くするためにもっと闊達に自分たちの国の未来を語りたい、と思います。

 今のどうしようもない自民・公明支配の社会に風穴をあけたい、と思ってます。

 少なくとも、年々不自由になって閉塞感が漂う社会にこれ以上なってほしくない、どこかでこの傾向を止めたいと思ってます。

 まったく、アソウ某の高笑いを想像するだけで、うんざりします。

 共産党の鋭い批判も大切です。
 でも、すくなくとも時事通信の記事内容からは、自民党批判は控えめだ、と感じてしまいます。民主党には厳しく自民党に甘いと見られるのは共産党の本意ではないでしょう?
 それに政治とカネの問題ならば、公明党も某宗教団体をバックにしていることで相当なはずと思っています(宗教と政治の絡み、宗教団体と税の関係など、おかしなことは山ほどある)。

 党勢拡大を目指しているにしても、小沢・西松問題で民主党を離れる票が共産党に行くとはかぎりません。

 なにか、もっと、共産党には戦略を考えていただけないものでしょうか。


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破壊措置命令とかB層主婦とか海賊新法とか、雑感

「破壊措置命令」を発令した浜田靖一防衛相は「(人工衛星であれ)わが国の領土の上を飛ぶようなものを打ち上げるというのは不愉快だ」と言い、アソウ太郎総理は「国民が被害を受けることは断固阻止しなければならない」と、なんとも勇ましいというか、‘躁’状態ぽいっというか……人工衛星であろうとなんであろうと、オレの頭の上を飛ぶやつは許せん、みたいな粗雑な論理が世界で通用するのか? こんな人が私たちの国の軍隊に命令を下すのか?! と思うとやりきれませんね。

 と、ここでまたアソウ太郎氏は口を滑らしたのかしら。
 4~8日の間に、と北朝鮮が予告している衛星だかミサイルだかの打ち上げについて、「4月4日、北朝鮮がロケットと称してミサイルを撃つ」としゃべったようですが、この方の口の軽さ、軽率さ、何とかならないのでしょうか。


 B層主婦とかB層おばさんとか揶揄される年齢層の女性のひとりとして、おばさまたちが一人でもかんぽの宿売却問題で“コイズミ・竹中流郵政改革”のおかしさに気づいてくれたら、なんだかほっとしてちょっとうれしい。で、そんなおばさんのひとりを発見……といっても、少しは私の説明その他の努力の成果でもあります……他人に話を理解してもらうのには、それなりの日頃からの誠意が必要ですから。
 


国土交通省が23日に発表したところによると、22日午後10時10分(日本時間)ごろ、ソマリア沖をケニアに向け航行していた、商船三井(東京)が運航する自動車運搬船が、海賊とみられる2隻の小型船に追跡され、銃撃されたらしい。

商船三井(東京)が運航する」「乗組員は全員外国人」「日本船籍の船や日本企業が運航する船がソマリア周辺海域で海賊に襲われたのは初めて」等の表現から判断すると、襲われた船は日本の船会社が運航していても、船籍は外国に置いている可能性が高い。パナマ船籍とかリベリア船籍とか、いろいろありますね、便宜置籍船って。

 で、
国連海洋法条約は、公海上の船舶で起こった事件について、船籍国に管轄権があると定めていますし、船舶は船籍を置いている国の旗を掲げることになっていますから、たとえばパナマ船籍の船は、パナマ国旗を掲揚し、トラブルが生じた場合はパナマ政府が事に当たることになっているわけです。

 ところが、こちら飯大蔵さんのところを読むと、
タンカーなどエネルギー輸送船に限り一定の条件を満たせば「日の丸」の掲揚を認め、政府の保護対象とする、と2007年に船舶法が改正された可能性がありますね。

 実質、日本の船で日の丸を掲揚している船なら自衛隊が守るぞ、ということでしょうが、なんだか国連海洋条約との整合性等の問題はないのでしょうか。

 なんだか、手前勝手な理屈で、それもエネルギー輸送船に限るなんて、つぎはぎだらけの法改正だな、と思っていると、「海賊対処法案」なるものが閣議決定されて、今の国会に提出されたのだそうです。

 安原和雄さんの「仏教経済塾」にそのことが書かれています。

新法は現行法に比し、三つの強点を持つ。
 第一は、日本関係船舶に限定した保護対象船舶を外国船舶にも広げる。これにより国際協力活動が可能となる。

 第二は、正当防衛に限定した武器使用権限に加え、民間船舶への著しい接近や進行妨害などを行い、警告に従わない海賊船に対し、船舶を停止させるための船体射撃が認められる。

 第三は、国連海洋法条約の海賊条項を国内法で整合させ、平素から海上保安庁や海上自衛隊に取り締まり権限を与える。これにより国際海域を航行する海自や海保の部隊が海賊行為に遭遇した際の対処について、国際規範に基づく明確な法的根拠が与えられる。

 う~ん。なんだか変なことになりそうですね。


 
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ワシントンを買い占めた米国金融業界は、東京も買い占めた?!

おお! すごい!と思わずうなった(?)、日刊ベリタに載る記事「ワシントンを買い占めていた金融業界 なんと50億ドル、3000人のロビイスト」

 要は、昨年2008年までの10年間で、アメリカの金融業界は莫大な金を費やし、びっくりするような人員を投入して国の法規制を自分たちの都合の良いように変えてしこたま儲け、一般納税者が今そのつけを払わされている、ということ。

 なるほど、自分たちの国でこれだけのことをするのだもの、この日本にも同様なことを仕掛けるのはいとも簡単だっただろうな、これほどまでの金額と人員を使わないまでも、コイズミ-竹中路線に狂喜するように日本人を踊らすのは、とつくづく思いました。

 怒濤のごときアメリカ政界への攻勢は、あのAIG・アリコのテレビCM攻勢の規模を大きくしたものだろうな、日本政界への工作がどの程度やられたかは分からないけれど、日本のメディアを札束で動かすことぐらいは朝飯前、赤子の手をひねるようなものだろうし、日本ではロビイスト自らが丸投げ総理の命を受けて経済財政担当大臣になってしまって、ウォール街としては笑いが止まらない状況だっただろうな、と思わせるのに十分。

 従来語られてきたコイズミ-竹中路線は売国政策だ、という話がいよいよ真実に思われてきました。

 ふー。

 なお、金融業界のお好みのロビイストは元政府関係者だ、ということについては、デモクラシー・ナウでトーマス・フランク氏も言及していました。

 昨日BSに登場したバンク・オブ・アメリカの創設者の孫の女性は、現在の同行の姿勢を嘆き、祖父は融資の際相手の手を見た。実直な働き手の手かどうか判断して融資をきめたものです、と語ってましたっけ。


 以下は、Wall Street Watchにある日刊ベリタの記事で省略されていた米国の政策変化(これを日本では「構造改革」と称してました)を12の段階に分けて追ったもの。拙訳でどうぞ。
 なお、( )内は私の付け足した説明です。

1.1999年、議会はグラス-スティーガル法を撤廃したが、これは普通銀行業務と投資銀行業務を同一銀行が行うことを禁止していた。

(なお、このグラス-スティーガル法は1933年に成立したもので、銀行の証券引受業務や株式の売買を禁止するなど、銀行業務と証券業務の分離を定めた4カ条を指すことが多い。世界大恐慌の反省から、預金者保護・銀行経営の健全性確保を目的として制定された。しかし、1999年のGLB法(グラム=リーチ=ブライリー法)によって、この銀行と証券の分離条項は廃止された)。

2.貸借対照表に記載しない決算が取締諸規則で可能になった――銀行が負債を隠蔽することができるトリックだ。

3.クリントン政権は商品先物委員会CFTCが金融派生商品を規制するのを阻止した――これは大規模投機が発達するのに大きな役割を果たすことになった。

(Commodities Futures Trading Commission CFTCは、米国の政府機関のひとつ。米国内におけるオプションや先物の取引所ならびその会員に対する監査権限を持つ。商品先物取引委員会。
NFA(National Futures Association)が行う活動における監視機関でもある)。

4.商品先物近代化法CFMAが2000年議会を通過して、金融派生商品の規制が禁じられた

(この法案を通すのに大いに力のあったフィル・グラム氏は元上院財政委員会の共和党のトップで、 金融サービス近代化法the Financial Services Modernization Act FSMAを通すことにも尽力した。彼は、5万人の米国人の課税のがれを手助けした世界有数の投資銀行UBSのスタッフの一人)。

(なお、新規商品の上場について、2000年以前は、取引所の申請に基づくCFTCの事前認可が必要であり、認可基準として、「重要な経済的意義」及び「公共の利益に反しないこと」が定められていた。
 2000年の商品先物取引現代化法CFMAにより、新規上場に係るCFTCの事前認可制が廃止され、原則として各取引所の判断に委ねられることとなった)。

5.2004年、証券取引委員会SECは、投資銀行が従来に比べずっと高レベルの債務を負うことができる自主規制構想を承認した。

6.金融業界の依頼によってグローバルな規制当局が承認した諸規則によって、普通銀行が自行の資本準備金の要件を、自行内のリスク評価モデルに基づいて決定することが可能になっただろう。

7.連邦政府の規制当局はこの10年間の初期に蔓延した略奪を目的とした融資の履行を阻止しようとしなかった。

8.連邦政府の銀行監督機関は、略奪を目的とする融資等不正な慣行の影響を弱める国の消費者保護に関する法律に優先する権限を要求した。

9.連邦政府の諸規則によって、不正な融資の犠牲者が最初に融資した銀行からその融資を買い取った企業を訴えるようとするのを妨げるものだ。

10.ファニーメーとフレディー・マックは、それまでの事業範囲を超える業務に手を広げ、サブプライム市場に参入し、最終的に何千億ドルも納税者に負担をかけることになった。

11.独占禁止・関連規制主義を放棄することによって、大きすぎてつぶせないメガバンクを作り出すことが可能になったが、それは小規模な銀行よりもずっとリスクを抱えた。

12.利権争いがつきまとったため、不動産担保証券の質についての民間信用格付け会社の査定は不正確だった。つまり、2006年の法によって証券取引委員会SECは企業を適切に規制することができなくなった


 さあて、こうした米国での法改定が今日の金融危機を招く大きな要因になったようですが、日本でも規制緩和、構造改革のかけ声に乗ってずいぶん色々な法改定がされましたね。
 あらためて、その検証が必要だ、と思いました。

(小沢-西松問題の米国陰謀説が、ちょっと真実味を帯びてきたかな?)

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戦争は、関わるすべての人を堕落させる

             かりん
 
        ↑ 我が家の、もう1匹の猫。
 布団を上げたこたつの上のムートンでぐっすり眠った翌朝、こうしてよくテレビを見ます。
 夢中になると、首を突き出して、目ばかりか頭までも画面の動きを追いかけるところが、とてもかわいい(と飼い主バカ)。

 朝日ニュースターで、1月2日にDemocracy Nowで放送された米国の歴史家でボストン大学名誉教授のハワード・ジン氏の講演が放映されてました。その中で印象に残った言葉。

 

 第2次大戦に従軍した彼は、戦争末期、ファシストと戦う「良い戦争」だという考えに疑問を持ち始めたようです。

 良い戦争とは「最善」どころか「良く」もなかった。戦争は、関わるすべての人々を堕落させる。
 ファシストの独裁者はたしかに悪者かもしれないが、どちらがより悪いか、というだけだ。
 自分は正しく相手が間違っていると考えることで、それ以上は考えなくなる。心理的トリックだ。

 歴史の中でとらえ直す責任がある。

 民主主義には不服従が不可欠だと教える責任がある。

 民主主義とは、仕組みではなく人々だ。

 テロリズムが信条のために無実の人を殺すことなら、戦争もテロリズムだ。
 イラク撤退だけでは駄目だ。米国は戦争を放棄する必要がある。

 ヒロイズムも考え直す。
 オバマはマケインを英雄と呼ぶが、戦争の英雄とは戦争に反対を唱えた人々だ。
 これまでの発想を捨てるべきだ。

 政府と国民の利害は一致しない、ということが見逃されてきた。

 
 等々、簡単に言えば、そんな内容の話でした。

 ネットではこちら

 明日にでも、ゆっくりとこれを読んでみます。


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政府と国民の利害は一致しない

      ひろちゃん

          ↑  養鶏所直営、卵かけご飯専門食堂の定食 ¥300也。

 朝の9時からお客が詰めかけて疲れたぁ~、と言いながらも、店内を走り回ってサービスするおばあさんたちの声はうきうきしてました。赤い、そろいのユニフォームもけっこう似合って、可愛いんです。

 ふと傍らの壁を見ると靖国神社英霊にこたえる会のカレンダー。。
 やっぱり、農村部って、こうしたものが強いのか、と思ったり……。


 で、話題は変わって、ケイマン諸島ってご存じですか?

 カリブ海に浮かぶ3つの島々。英領。
 この南の楽園のような国が、日本の銀行にとっても極楽だったみたいです。
 会社設立のコストが安く、法人税が非課税、ということで、タックス・ヘイブン(租税回避地)です。

 こちらによると、日本の銀行の租税回避地利用は英国に次いで多く、特にこのケイマンについては第2位ドイツの倍以上の資産残高があるのだそうです。

 う~ん、銀行は、いろいろと税逃れの手を尽くしているんですね。
 こうしたタックス・ヘイブンを利用した投資市場をオフショアと呼ぶらしいのですが、オフショアを薦めるサイトはネット上にもたくさんあるようです。

 税逃れをしながら資産を増やす、ということなのかしら?

 で、日本に眠るという1500兆円の個人資産を狙っているのは竹中平蔵氏だけではなかったようで、「 自民党『政府紙幣・無利子国債発行を検討する議員連盟』の菅義偉衆院議員と田村耕太郎参院議員らは12日、与謝野財務・金融・経済財政相に、利子が付かない代わりに相続税がかからない「無利子非課税国債」の発行を求める緊急提言を提出した」そうです(読売 3月12日)。

 これに応えて与謝野財務相は、「日本は1500兆円以上の個人金融資産があるが、60歳以上に集まっている。本当に必要な人に(政府が)お金を使えるようにしないといけない」といったのだとか。

 まあ、いつものことながら、政府の言い分だけを聞いていると、いかにも良さそうなのですが、一見まじめそうに見える与謝野氏もさることながら、菅義偉衆院議員とか田村耕太郎参院議員とか、怪しげな面々が提唱することには要注意!!

 大財閥・大富豪でもない私の周囲の小金持ちの高齢者たちがなぜ資産を手放せないか、といえば、ひとえに自身の老後、今後の生活に安心ができないからです。

 病気になったらどうするか?
 体が不自由になったらどうするか?
 自分の人生の最後は誰が見てくれるのだろうか?
 
 お金だけでは解決できないのだけれど、あるにこしたことはない。せめてお金を持っていて、少しでも安心したい、とみなさん思われている……。

 それを竹中、管、田村氏といった、小金持ちのお年寄りよりも確実にお金を持っていそうな方々が狙っているなんて。
 おまけに竹中氏らの顔には、失敗して大損しても、自己責任ですよ、と書いてあるような。

 政府と国民の利害は一致しない。だから政府は嘘を言い続ける。

 国家安全保障National Securityとか、国益National Interestとかいったものは実態がない。

 ひとり一人の利益は異なる。

 政府が国民の利益を代表することはない。

 そのため、政府は倒され続ける。

 …… アメリカの歴史家でボストン大学名誉教授のハワード・ジン氏はそう言います。

 政府は嘘を言い続けて、いったい誰を守るというのでしょうか。


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納税者として納得がいかない

海の向こうでは、公的資金で救済された保険会社AIGが、幹部社員に高額ボーナスを支給していたことが大きな問題になっているようですね。
 私なども、桁違いのどん欲さに目を回してますが。

 ちなみに今日まで米国の企業が受けた公的資金は、こちらによると、

AIG             1730億ドル 
シティグループ       500億ドル
バンク・オブ・アメリカ    450億ドル
J.P.モルガン         250億ドル
ウェルズ・ファーゴ      250億ドル  

 ですから、AIGがダントツ。
 そりゃあ、アメリカ国民は怒りますよね。


 さて、海賊から日本の船を守ります、と月14日、護衛艦「さみだれ」(DD106) と「さざなみ」(DD113) が広島県の呉基地を出航したわけで、産経によると、守られる日本の船は2000隻だそうです。

 ところがです、その2000隻のうち日本国籍を持つものは約100隻ほどに過ぎないのだとか。たかだか5%です。

 では後の1900隻近くは何かというと、そのほとんどは、海運会社が税金の安い外国にペーパーカンパニーをつくっている「便宜置籍船」(FOC船) だそうです。
 税金逃れに外国に行っていながら、海賊に襲われる、と日本政府に泣きついてきたというのはおかしいのではないか、と『週刊金曜日』で指摘されているそうです。水島朝穂さんのところで読みました。

 この虫の良い要請にアソウ氏が応えたのも、さまざまな問題に目をつむって見切り発車したのも、それなりの思惑があるわけでしょっ?

 なんだか、納税者の一人としても納得いかないですね。

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「無罪推定」を知らない人が総理?!


 そういえばハリソン・フォードの主演で映画にもなった法廷小説に推定無罪がありました。
 あれはもともと「無罪推定」を意味する原語を、訳者が「推定無罪」としたものです、たしか。

 この本は、

「わたしは検察官です。
 わたしがここにいるのは、この州を代表して、犯罪の証拠をあなた方の前に提出するためです。そして、あなた方全員が、これからこの証拠の重さをはかり、慎重に考え、これが被告人の罪を立証するものであるかどうかきめるのです」

 という主人公の冒頭陳述で始まります。
 有罪かどうか、犯人かどうか、まだ決まってません。

 ついでですが、この本には、タツオ・クマガイという日系の監察医が登場します。この監察医は、私たち日本人にとってはかなり不快な表現で描写されていて、めっぽうおもしろいこの小説の中で唯一の汚点かも。
(おまけに、私の記憶に間違いがなければ、60年代の日本で、日系の監察医が米国(サンフランシスコ市警だったか、ロス市警だったかな?)で活躍していると、けっこう評判になっていたのです。
 この日系人の扱いに、田中良紹さんが時々語る米国人の日本人理解を垣間見る気がします。
 

 まあ、この本が例にもち出される以前に、遅くとも国会議員になった時点で、いえ、もっと遅く、もっと大目に見て、総理になった時点で、「無罪推定」は知っておくべきではなかったか、と思います。


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アソウ氏が自慢する日本の省エネ・環境技術も、政治の情けなさで活かされていないのではないかしら

日曜日、午後3時過ぎ。
 外出中の車の中で聞いたラジオに、アソウ太郎氏登場。
 一瞬、狐につままれたような気分で聞いていると、アソウ氏の独壇場……番組が「総理にきく」でした。

 こんなところでも権力風を吹かせて……まったく、政権を取っていると、その気になればいろいろな手を使えるものだ、とため息。

 テリー某が何か言っても、結局はアソウ氏の滔々とした(?)しゃべりを引き出すだけのように思えたのは私の気のせいでしょうか。

 眉につばをつけながらちょっと耳を傾けていると、耳障りのいい言葉が続きます。

 日本は省エネや環境技術で世界をリードしているとかなんとか話してましたが、どこまで分かっているの? と、つい、突っ込みを入れたくなる方ですね。 
 
 中には、‘世界をリードする’ということばで自尊心を満足させる人がいるかもしれませんし、アソウ太郎氏ご自身も大いに満足しているようですが、どうも上滑りの印象がぬぐえません。
 技術はすばらしくても、その技術を政治はどのように生かしてきたのかしら。
 活かそうとしているのかしら。

 政と官の利権のぶんどり合戦で、生かせる技術も生かせてないのでは。
 
 それに‘低炭素社会’といっても、車等のCO2排出量を規制するだけでなく、交通システムそのものについても、政治がすることはもっとあるのじゃないかしら。 

 省エネ・環境技術は確かにすごいものがあるのかもしれませんが、技術だけでは済まないことがあまりに大きいように感じます。

 政治のレベルが、こうした技術並にまで達していたら、私たちの国はもっと住みよい国になっていたかもしれないのに。


 ところで、山崎行太郎さんのブログで西松-小沢問題についてちょっと興味深い説がありました。

小沢民主党が政権交代を実現すると、検察幹部の多くが、特に局長クラス以上が、総入れ替えになるかもしれない」というところに西松-小沢騒動の理由がある、という話なのですが。

 たしか小沢民主党では官僚機構にかなり手を突っ込む印象があって、米国のように、トップが変わって、つまり政権が移行して、事務次官以下官僚上層部が総入れ替えしたらどうなるだろう? と、私も多少、楽しみにしていたのです。
 少なくとも、政権が変われば官僚システムにもかなりの影響が出るということで、緊張感も生まれるだろうし、と。
 

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特捜批判集会がインターネット中継

特捜批判集会がインターネット中継されますね。

緊急シンポジウム「青年将校化する東京地検特捜部~小沢第一秘書逮捕にみる検察の暴走~」が、フォーラム神保町のHP上でインターネット生放送とか。

 明日、日曜日の17:30から。

 詳しいことはこちら

 見逃せないですね。


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政治の貧しさ・宗教の興隆+ETCを買うのにいろいろ謎々

言いようのない違和感。

 ちょっと遠出をしたら、再開発地区に、いつの間にか、こぎれいな幸福の科学の建物が。
 ギリシア風を模した外観は、まるで舞台の大道具。
 前を通る車から丸見えなくらい開放的なデザインで、欧風窓から見える‘しつらい’も、少女の夢をのせた舞台セットのよう。
 それから考えると、ターゲットは女性。

‘ギリシア風’ではない。‘ギリシア風を真似た’のです。
 まがまがしさに満ちて、壮大さとか壮麗さをまったく感じさせない、奇妙で珍妙な雰囲気。 

 信じ込んだものには、たったこれだけの投資で充分なのだ、と言い出しそうな、宗教施設にしては安普請。
 照明で内部を窺いやすくしているところは幸福の科学という教団のショーウィンドウだ、と思えるけれど、奧はいったいどうなっているのでしょうかね。

 外見は等身大の癒し場の雰囲気かもしれませんが、往きは良い良い、帰りはコワイ、の世界かも。

 そういえば、初めて訪れた町とか途中通過した町とかで度肝を抜くような建造物が宗教施設だった、なんてことも往々にしてあります。

 政治の貧しさと宗教の興隆には相関関係があるとまでは言いませんが、信じるものは救われる的展開で世の中の不条理への怒りを宗教によって解消されてしまったり。
 そのくせ、国政レベルにしろ地方政治レベルにしろ、ものいわぬ信者の塊が票を当てにされるわけでしょ?

 まあ、私は、神さまにすがるより、今の日本の政治を何とかしたい、してほしい、と思います。
 
 軽佻浮薄なコイズミ純一郎氏の後は、陰気な独裁者気取りのアベ晋三氏。この二氏よりもうちょっと普通人ぽいかな? と思った福田氏の後は、タガが外れた桶のような軽はずみ男のアソウ太郎氏。
 タガが外れていても、政界を生き抜いてきて、悪知恵だけは持っているのかもしれません。

 で、さて、話題の高速道路料金1000円の施策。

 我が家でも、家人がETCを買いに走りましたよ。
 状況が分からないので先ずはネット検索。

 財団法人高速道路交流推進財団のHPから四輪車ETC車載器新規導入助成 ご利用方法の流れを見る。
 
 取扱店を探して購入。
 
 ディーラーに問い合わせると、すでに争奪戦が始まっているようで、聞いたことなかったような地元の小さな会社がかえって穴場でした。
 購入だけでもけっこう時間がかかりました。申し込み用紙に記入したり、アンケートに答えたりしたようです。

 なぜだか分からないのが、費用から助成金5250円を差し引いた残りの残額は分割でないといけないこと。分割でなければリース契約。分割するほどの金額でないと思っても、分割かリース契約。
 信販会社が介入してくるのでしょうか?

 それにほとんど審議なしで通ってしまったような政策に、どんなことが仕込まれているのでしょうか?

 ますます怪しさが増します。



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「金のかからない選挙」をして「キレイな政治」を目指したけれど

えーっと、アソウ首相の名誉のためにも? 若き日の太郎氏について、数人から聞いた話をしておきます。

 その昔、アソウ氏は、あんなに口も曲がっていなかったし、声だってダミ声じゃなかった、のだそうです。
 あんなになったのは、政界入りしてから、と口をそろえて言ってました。
 むかしは、本当に坊ちゃん然としていて、けっこう女の子のファンもいたのよ、とか。

 へえーっ、やっぱり政治の世界はおかしいね、汚いんだ、という言葉が思わず口をついて出そう。

 世の中では、政治の世界は汚い、ということで相場が決まってます。まあ、現状はそうでしょう。
 特に金と権力が集中する与党政治家は、そうした汚さを背負って日夜動き回っているのだろう、と思ってます。

 在任中一けた支持率を記録した森善朗氏が未だにキングメーカーを気取っていられるのも金の力かな? と常々思っているわけです。
 だって、特別、能力がありそうでもないし、頭も良さそうではないし(逆に悪そう)、人格高潔・清廉潔白で、見識に優れ、人に慕われている、とはとても思えませんしね。

 それがどうしたことか、昨晩のNHKニュースによると、森氏が沖縄で「輿石東民主党参院議員会長について「違法なカネを集めて当選してきたことは皆さんもご存じの通りだ」と述べたというのですから、笑っちゃいました。
 森さんもジョークがお好きだ。。。

 で、話題を戻しますと、よほど気を許した仲間でない限り、メディアを席巻するトピック以外は、政治の話は敬遠されます。庶民の語り合いの中では、政治の話はタブー。
 たぶん、あのパリの薄汚い裏通りのあちらこちらで、市民が侃々諤々の議論をしたであろう革命期のフランスの対極にある状況。

「人民の、人民による、人民のための政治」を「国民の、国民による、国民のための政治」と置き換えてみると、いよいよ空しさがつのります。
(「人民」も「国民」も、ともに原語では“people”です)。

 1年間の選挙戦を有権者を巻き込んで戦う米国大統領選をみるにつけ、嘘か本当か、嬉々としてダンスをしながら投票場へ家族そろって出かけるという”コスタリカの様子を想像するにつけ、なぜ、主役であるべき国民が、つまり私たちがこんなにも政治を侮るのか? という疑問が消えません。

 近頃私が注目するジャーナリスト、田中良紹さんによると、政治が力を持つことを怖れる官僚が、「力の源泉になりかねない要素をことごとく封じ込め」てきたせいだといいます。

「政治とカネの本当の話(2)」です。

「メディアと野党を使って『政治が汚れている』キャンペーンを張り、自民党の力ある政治家を次々「摘発」した。今では自民党も官僚の言うことを何でも聞く『「おとなしい子羊』になった。官僚の言うことを聞かない政治家を許さない。それが霞ヶ関の本音である。政権交代が近づいた今、その矢が民主党に対して放た れた。政治資金規正法と公職選挙法は警察と検察がいつでも気に入らない政治家を『摘発』出来る道具である」

 とは、その中の結びのことば。

 ことの発端は、55年体制、はたまたローキード後の“クリーン三木”の時代にまで逆のぼります。
「金をかけない選挙」という考えが55年体制の中ですっかり制度化してしまった、ということでしょう。
 クリーン三木については、「プーチンの真似もできない」をお読みください。
  
「金のかからない選挙」をして「キレイな政治」を目指したものの、妙な政治の現状を生んだでしまった皮肉。

 もう一度、私たちの国の政治を、民主主義を問い直す絶好の機会ですね。


 ところで今日の朝刊第一面にでかでかと「障害者虐待防止法案 発見者に通報義務」の見出しが。

「与党まとめ」とありますが、当然霞ヶ関も大きく関わっているのでしょうね。

 国民が「通報」しあうことが義務になるって、なんだかコワイなあ、と思ってしまいますが。


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民主主義政治は「みんなで話し合ってみんなで『妥協』する政治」+検察は正義に味方、じゃない

田中良紹さんの「政治と金の話(1)」は、7日の「にっぽんサイコー」で語っていた話です。

「民主主義政治は『正しい』政策を選ぶ政治ではない。みんなで話し合ってみんなで『妥協』する政治である」
「企業の利益を代表する政治家、労働者の利益を代表する政治家、女性の利益を代表する政治家、農家の利益を代表する政治家、それらの政治家がみな支持者のために働くところに民主主義がある」

 と田中さんは説明します。

 宮崎学さんは、「青年将校化する東京地検特捜部」と題して、1929年の世界恐慌後の日本で起きた出来事を思い起こします。

「政治家も、経済官僚も頼りにならない、いまこそ軍が国を救い、民を救う」とばかりに、行われた軍事クーデター5.15事件、2.26事件に、小沢一郎第一秘書逮捕事件をなぞらえて。

「不信と怨嗟に苛まれている国民に対する検察官僚のアピールは、こうだ。――この国を救うのは、政治家でも、民間企業でも、経済官僚でもない。清廉潔白、正 義の使徒たる我々こそが国を救う。いま我々は、世界恐慌に対処できないまま混迷を深める政界を粛清するために起った。後に続くものがあることを信ずる」。

 これは、明らかに形を変えた「クーデター」である、と断言する宮崎さんの視点は、最初にニュースを聞いたとき背筋に感じたに寒いものの正体を示しているかもしれません。

「検察、特に特捜の行為はつねに政治的なのであって、立件するかしないかは政治的判断に基づき、作為も不作為も政治的であるのは当然である」

 という宮崎氏の言葉、

「企業の利益を代表する政治家が『企業献金』を受けて、企業の利益を図るのは別に問題ではない。問題となるのは、その企業の利益と公共の利益が相反し、にも拘らず公共の利益にならない事を権力を持つ政治家がやった場合である」

 という田中良紹氏の言葉を読むと、政治に対して私たちはあまりにナイーブなのではないか、とちょっと考えてしまいました。

 
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情報格差

「格差」が問題になって久しいですね。

 さまざまな格差があるけれど、ことあるごとに痛感する格差問題のひとつが、「情報格差」。
 ネットに見られるように、世の中にあふれる情報は玉石混淆あって、さてどれを採ってどれを捨てるかむずかしいところでし、玉にあたる情報でも、興味がなかったら知ろうともしません。

 ですがそれ以前の問題として、日本の津々浦々に情報を伝えることでは他の追随を許さない新聞・TV以外のメディアを持つ人と持たない人がいること。

 ところが、時々、誰でもが知ってほしいと思うような話が、衛星放送でしか見れなかったりします。

 昨夜のNHK・BSで放送されたイラクで90億ドルが行方不明になった話はすでに2007年9月にデモクラシーナウで報じられていますが、どちらにしても見る人は限られ、また料金も別にかかります。

 今日のBS「にっぽんサイコー」にはジャーナリストの田中良紹さんが登場していました。
 まあ、発言内容はこちらの「プーチンの真似もできない」にあるとおりでしたが、BSにしろ「プーチン……」にしろ、いずれも、衛星放送やインターネットに接することがない方々には無縁の話。

 ちなみに“90億ドル”はブッシュ・パパの湾岸・イラク戦争時に押収され、長らくニューヨーク連邦準備銀行(FRB) に保管されていたオイルマネーが、ブッシュ・ジュニアのイラク戦争で、復興に使われるという名目の元にイラクに運び込まれて、行方不明になったもの。
 桁違いの“火事場泥棒”を許したのはペンタゴンでした。

 
 例の「西松献金問題の捜査は自民党には及ばない」発言の主、政府高官は漆間官房副長官であることが分かっていて、民主党は9日に行われる参院予算委員会に政府参考人として漆間氏の出席を求めています。
 
 が、新聞等は未だに「政府高官」のままですから、民主党が参考人出席を求める漆間氏がこの「政府高官」であるということが分からない、もしくは分かりにくい状態。

 そのことを
「にっぽんサイコー」で田中康夫さんが指摘してました。

「47NEWS」では「共同通信社は発言内容が国会審議の焦点となる状況になったことを踏まえ、この政府高官に名前の公表を求めたが『報道各社間で決めたオフレコの約束に従ってほしい』として了承しなかった」とか。

*追記:8日朝のフジテレビの番組で漆間
巌官房副長官が発言の主であることを河村官房長官が認めたみたいです。


 田中
良紹さんの語るところでは、米国に事務所を構えていた90年代、議会に呼ばれた識者たちは、当時米国にとって最大の問題国である日本について、「北朝鮮のような国」と表現していたそうです。

 米国にとって最大の脅威はロシアでも中国でもなかった、日本だった。その日本が官僚に牛耳られていること、司法もメディアも行政に握られている特異な国である、北朝鮮みたいな国である、と米国では理解されていた、まあ、そんな話でした。

 それ以外には、政治資金を一円から透明にしてきた方が、かえってそのために追求を受け、うやむやにしてきた方が逃れている(これは田中康夫さんの言)等々。
 詳しい話は「プーチンのまねもできない」をお読みください。

 
 で、何か知ろうとしたら、あるいはもっとテレビを楽しみたいと思ったら、当然のごとく新たに別料金が発生するわけです。新たなサービスを受けようとすれば、出費がかさみます。
 
 考えてみたら、NHK(BSも含めて)受信料、新聞購読料、ネット接続料、一般・携帯電話料等々、情報や通信に関わる経費は家計費の中でもかなり大きな割合を占めてます。

 このうちどこまで負担するかはあくまでも個々の家庭の選択ですが、選択の余地なくあきらめざるをえない場合も多いでしょう。

 マスコミが「マスゴミ」と揶揄される中で、個人が情報を得る状態に大きな差がある、まあ、情報取得も金次第、安物買いじゃあ、大したものは手に入らないぞ、とでもいえそうな状況。
 そういえば、山崎元さんも「国策捜査の効果の半分はメディアがつくる」といってますね。

 こうした情報格差が、結局は私たちの国の政治をますます貧しいものにしていきます。


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あまりに露骨だ

昨年10月15日の参院予算委員会で、発足直後の高支持率(70%以上)をたたき出したアソウ首相は、「従うべきは国民」「世論調査は正しいということが前提」と述べました。

 実際にやっていることはその逆。
 都合のいいときだけ、口当たりのいいことを言っているだけでしょう。 

 また、予算案採決に欠席した小泉純一郎には何のお咎めもなく、直前退場した小野次郎氏は戒告処分。
 
「党総裁としての功績や今後の貢献を期待した」と細田博之幹事長は説明しましたが、モスクワでコイズミ氏が欠席発言をしたときは地方の党員ばかりか党幹部まで、「最初は賛成したのだろうから、筋が通らない」「党の方針には党員である以上従うべきだ」等々、批判続出でした。

 結局、ややこしくなりそうだから処分しないことになったのかしら。
 やっぱり、声の大きな人には逆らいたくない、逆らわない、ということなのでしょうか?

 もっとも、この“声の大きさ”は、メディアという拡声器があればこその話。


 なんとも露骨な話です。

 露骨といえば、小沢党首の秘書逮捕も。

 でも、だんだん見えてきたのではないでしょうか。
 
 なぜ、この時期?
 民主党だけじゃなくて、自民党も捜査しないと不公平じゃない?

 という素朴な疑問は、周囲からもちらほら耳に入ってきます。

 それにしてもねえ、戦後ずっと続く一党独裁、世襲政治などなど、私たちの国の政治の酷さを目の当たりにして、なんとか政権交代してほしい、という願いをあざ笑うようなやり方ですね。


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おばけリンゴとひみつけいさつ

ひなまつり、ということで、春のお菓子を携えて老人ホーム、デイサービス、リハビリ病院、独り住む一軒家、という具合に周囲の高齢者をのんきに見舞った帰り、車中で小沢さんの第一秘書逮捕の報を聞きました。

 うわさが現実になったことにびっくりしましたが、背筋に寒いものが。
 
 「事実がわからないのでコメントは控えたい」(細田自民党幹事長)、「事実関係がはっきりしなければコメントしがたい」(河村官房長官)という“コメント”もなんだか白々しいですね。

 容疑を否認しているという大久保秘書から検察は何かを引き出したいのでしょうが、容疑だけでも選挙にはマイナスでしょうし、選挙終了後に無罪放免になっても選挙の結果を覆せるわけではないし。


           おばけりんご

            ↑
           『おばけリンゴ』(ヤーノシュ作)の“秘密警察”と“王様”

「おうさまのめいれいだ。リンゴをだせ。つべこべいうと ゆるさぬぞ!」と言う「くろい ふくを きた、たくましい」「こわいものしらずの ゆうかんな ひとばかり」の「けいさつかんたち」。

 ナチス・ドイツ侵攻の8年前にポーランドに生まれたヤーノシュの言葉を、大人の私は裏返しにしたりして読んでしまうのですが。



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アソウ・アベの増長、有権者のいらいら

叔父の世話で、この3、4日忙殺され、更新もママならず、というところでした。
 高齢者には実にさまざまなサポートが常日頃から必要ですが、今回はパソコンの不調でした。

 まあ、7、8年前から始めた叔父のパソコンは私がずっと世話をしてきたのですが、私だって多少ソフトの使い方が分かる、といったレベル。でも叔父にとってSOSを求めればすぐにはせ参じる救世主、悪く言えば便利屋みたいなもの。

 冗談みたいな使い方をしてあちらこちらが妙な具合になっていたパソコンが、とうとう言うことを聞かなくなり、結局メーカーに修理に出しました。数週間パソコンなしでは生活できない叔父のため私の古いノートを貸しましたが、叔父のための設定は、けっこう手間も時間もかかりました。
 後は、叔父が辛抱強くパソコンが作業し終えるのを待ち、私のノートを壊さないよう祈るのみです。

 と、ここで米国在住の友人から電話。
 地元の図書館は全米でも有数の充実した設備を誇り、数たくさんそろえたパソコンが無料で使え、毎日お年寄りがやってくるという話でした。
(あっ、日本の漫画も充実しているという話もありました)。

 図書館でずらーっと並んだパソコンの前に高齢者が座っている光景は日本ではちょっと想像できないな、とか、それもこれも、つまるところ日本や中国が米国債を買って支えていることになるのだろうか、とか、いろいろなことが頭の中を駆け巡ります。

 それにね、米国の人は口がうまい! ほめられて育っているせいか、ほめるのも上手だし、性格もいい。でも、口はうまいけど実質が伴わなかったりすることも……とはその友人が語るところ。

 そうか、と思わず合点したのが、抜群の口のうまさが評判の竹中平蔵氏のこと。
 もともと口がうまかったのところを、さらに米国留学で鍛えたのかしら等々、とりとめなく頭をよぎります。

 
さて、話題は変わりまして、アソウ太郎首相。
 この方がテレビ画面に登場すると、なんともイライラ感がつのるのが止まりません。

 そしてアベ晋三氏。
 訴えてやる!が止まらないみたいですね。うん? 訴えたのかな……『週刊現代』『週刊朝日』。

 で、今度は『週刊文春』2月26日号の記事をめぐって、上杉隆さんに抗議・通知書を送ったようですね。

 地元下関で開かれた後援会の集まりでの母洋子の存在感の大きさを語る記事が気にくわなかったのでしょうか。

「約2700人の支持者が集まった海峡メッセ下関のホール壇上には安倍夫妻の他に母・洋子の姿も見える。いや正確に記したほうがいいかもしれない。安倍母子が中央に並び、妻の昭恵は隅に立っている」「母がマイクを握る。圧倒的な拍手。まるで洋子のために後援会が存在するかのようなワンシーンだった」

 というくだりがことに問題になったようで。

 まあ、これが事実無根かどうか私は知りませんが、晋三氏の母上、洋子氏の威光は地元ではよく知られた話のようで、彼女が壇上に立つだけで、詰めかけた正装の女性陣は、ピタッと水を打ったように静まりかえる、と聞いてます。

「全く事実に反しています」と断言する対象として「母・洋子氏がいまだに後援会活動の前面に立っているという論旨」があげられていますが、「いまだに」という一言が入っているからには、とにかく過去、母が前面に立っていたのは事実だったのでしょう。

 なんだか、おかしいですね。
 アソウ太郎・アベ晋三氏。このお二人からは、ママのおっぱいの匂いがしてしようがない。
 ふたりとも、何事も都合のいいように解釈してしまうみたいで、感覚がずれているのはどうしようもないですね。

 世襲がいかに政治家を劣化させてきたか、痛感させられます。
 でも同時に、そうした世襲を許してきた有権者の責任も感じます。
 本人の善し悪しを別にして、一つの家系を仰ぎ見て投票してきたわけで、仰ぎ見られる方は見られる方で、ただその家系に生まれたことだけが政治家としての存在の根拠、などという方もいるわけで。
 

 ところで、中川前財務大臣の酩酊会見ですっかり大切なことが霞んでしまったG7の声明には、中国の経済政策を支持するの一文があった、と1日の「サンデーモーニング」で浅井信雄氏が語ってました。

 共産主義国家で資本主義経済を取り入れて日夜邁進している中国がこれからどうなっていくのか興味深いものがありますし、また数々の問題・矛盾があることは分かっていても、中国の現政権の経済政策は国際的なお墨付きを得たことになりますよね。

(そんな中国の大きな問題がこちらでも指摘されてます)。

 人権状況の悪さから中国共産党の地方幹部らの目に余る腐敗まで、内政に多くの問題を抱えながらも、少なくとも中国という国家のトップリーダーたちは、日本のトップリーダーたちよりずっと仕事をしているのじゃないでしょうか。彼らの中には世襲政治家もいないようですし。

 あああ、世襲に甘んじず、もっと切磋琢磨してほしいですよね。
 少なくともリーダーとして立つ人であれば、普通よりもさらに自分を律して、盲目的な愛情で我が子を跡継ぎにしたい、という己の欲に厳しく対処してもらいたいものです。
 子どもも子どもです。いくら立派な政治家を祖父や父に持とうと、己の資質を自覚してほしい。


 あああ、私の周りでも、アソウ氏の首相退陣を望む人は増えるばかりです。
 しかし、ご用心。
 アソウ氏の後にはどんな人物を自民党が用意するのか。
 総選挙に誰を担ぐのか。


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