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犯人捜しと自白のパラドックス

数十年前の子育ての時期。
私が悩んだ問題の一つが、家庭での犯人捜し。

何か不都合なことが起こったとき、たとえば大事なものが壊れたとか無くなったとき、いったい誰の仕業か、瞬時に親の勘が働き、我が子の1人を呼んで、優しい声で尋ねます……あなたがしたの? 

もちろん子どもは緊張した面持ちで、でも少々甘えた風情で否定します。

ほんと? 

うん

と、親と子の無意味な問答が続き、最後には親の声を借りた悪魔のささやき。

正直に言いなさい。そうしたら許してあげるから。。

でもそのうち、私はこの言葉を使えなくなりました。
親の詰問から早く逃れたいと思う子どもが、たとえ、やっていなくても「やった」と言ってしまいそうになることは十分予想がつきます。
「正直に言いなさい。そうしたら許してあげる」という親のことばのままに、自分がやったと答えれば、それは嘘をついたことになる。正直に言え、という親の要求に応じて、かえって嘘をつくことになってしまう、と思ったから。

親と子の永遠のパラドックス。
そんな修羅場に子どもも自分の身も置きたくない、と思ったものです。

で、びっくりしたのが数々の冤罪事件で明かされる取り調べ。
それも、世間で最難関と目される試験を通過してエリート然として検察官として働いている方々が、このパラドックスの迷路にはまり込み、そこからの脱出を試みようとすればするほど、嘘の蟻地獄に落ちていく様子。
なんか、みっともないというか、理性も知性もないというか。。

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