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せめて、孟嘗君の爪の垢を煎じて飲んでもらいたい

夜をこめて鳥のそら音は謀るとも
              世に逢坂の関は許さじ
 
 小倉百人一首の中の清少納言の歌です。
 
 鶏の鳴き真似をして私をだまそうとしても駄目よ、というこの歌は、中国戦国時代、秦国から逃げ帰る孟嘗君が函谷関の関所を騙して開けさせた故事にちなんでましたね。
 まあ、乱世の世を高潔な人格で生き抜き成功した人の話が男女の仲の話になってしまうところが、とても平安朝的ですが。

 私は子どもの頃からけっこう百人一首が好きで手元にあった学習本をよく読んでましたが、この才気走った歌については解説にあった「孟嘗君の食客」というのが妙に気にかかってました。

 その人徳を慕って集まった食客が数千人(白髪三千丈の中国のことですから、実際はそこまでなかったのでしょうが)。
 中でも有名なのが、一番鶏が鳴くのを待って開ける函谷関を物まねで開けさせた食客と、犬のように盗みがうまいという食客、「鶏鳴狗盗」、というところが、とてもおかしい。

 このどうしようもない食客たちが、ただ飯食らいどころか、なんと孟嘗君の命を救うことになったのですからすごい。
 で、役立たずと思われていた輩たちが参じた孟嘗君は自らの領地、弱小国の「薛(せつ)」をその仁徳で治め、周囲の強国は孟嘗君の名望を前に「薛」には手も足も出なかったという話です。
 
 孟嘗君は、軍事力ではなく知恵と徳で国を守ったわけです。

「あるとき食客の一人が粗末な食事に怒り、孟嘗君は自分だけ特別な食事をしているのではないかと孟嘗君の食卓をのぞいたところ、孟嘗君も同じ食事であったことに、自分を恥じるとともに、孟嘗君の公平さに改めて信望した」

 というのもすごいことですよ。

 この孟嘗君の、せめて爪の垢を煎じて飲んでもらいたい、と思う暗愚の君は、やはりアソウ氏かな。

 
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