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ゼロから考える少子化対策プロジェクト

1、2ヶ月ぶりにデパートに行ってみると平日にしては人が多い。時ならぬセールか! と思っていると、ワゴンには、ずばり「景気回復応援袋」。

 帰宅すると、別なところから「定額給付金記念」セールの案内状。

 う~~ん、残念でした……もう行き先は決まってますよ、カンパですよ、と心の中で呟きながら、それでもいちおうその案内状をとっておくのが、我ながらおかしい。

 それにしても、地方のせいか、平日昼間のデパートはお年寄りばかり。消費意欲はお年寄りの方が盛んなのでしょうか。それもおばあさんばかりでした。。
 まあ、年金組でも、さる大企業の関係者はかなり恵まれてます。
 なにしろ、私は○○(夫の名)と結婚したのじゃなくて○○(会社名)と結婚したのよ、とは、高齢者の方から何度か耳にしたセリフ。文字通りの永久就職。

 でも、下請け、孫請けや中小・零細企業、さらには国民年金の関係では、そうはいかないでしょう。ここにも格差かと、ちょっと複雑な思い。

 で、ここにきて政府が「結婚したいと思っている人たちがどうすればモテるか?」を議論して、しかも出会いがないなら行政が政策として出会いの場をつくるべきだ、なんて話し合ったというのですからびっくり。

 なんでも小渕優子・少子化対策担当大臣の下での「ゼロから考える少子化対策プロジェクトチーム」でのことだそうです。
 
 第1回目の2月10日の会合では三浦展氏(カルチャースタディーズ研究所・主宰)、山田昌 弘氏(『パラサイト・シングルの時代』などの著作で知られる社会学者)、金子隆一氏(国立社会保障・人口問題研究所人口動向研究部長)の3氏が呼ばれました。

  三浦氏は、若年層への調査から、現代の「モテる男女」「モテない男女」のプロフィールを紹介。

 男性のモテる条件は、かつての「3高」(高学歴、高 収入、高身長)から「3低」(低リスク、低依存、低姿勢)へと変わり、「空気が読める」といったコミュニケーション能力や共感能力に重点が移っている。

「男性は女性に『やさしさ』を求めるが、現実に自分を『やさしい』と思っている女性は少ない」
「女性は趣味において『上流志向(クラ シック音楽を聞く、など)』だが、男性はむしろ『下流志向(ゲーム、B級グルメなど)』なので話が合わない」

 等と説明したようです。

 そう言われてみるとなるほど、と思ってしまいますが、さて、計算せずに勢いだけで結婚して、私はお嫁に来たのではありません、○○さんと結婚したのです、と相手の両親に宣言した自分とどれほどの違いがあるのだろうか? としばし知り合いの何例かに思いをめぐらしました。

(そんな宣言をしたところで、実質○○家への嫁である現実に振り回されたのがほんとうのところです。抵抗したり悩んだりした末、したたかな対処法も身につけていくというのも、この国での従来の結婚生活の延長線上にあるのかもしれません)。
 
 また離婚は確かに多いです。傍観者から見るといとも簡単に決まった感じですが、それぞれの話を聞いてみるとひとり一人の思いはさまざまです。
 さきほどの、夫と結婚したのではなく夫の勤務先と結婚したのだと言って憚らない女性が、少々どころではない夫の悪癖に長年耐えてきたのに比べると、ずいぶん風通しが良くなったと思います。

 まあ、離婚時の状況、子どもの有無、離婚後の女性の身の振り方もさまざま。
 子どものいないおままごとのようなカップルが、互いに嫌いでもなく、相手の「家」の事情に直面して別れたものもあれば、なんとなくそりが合わなくなったり、相手が嫌になったり。
 親が介入したのもあれば、親の知らない間に本人たちが合意して別れた例も。

 けっこう“お付き合い”のノリで結婚して離婚した例も見受けられます。
 でも、それがどうした? いけないこと? とも思いますしね。
 耐えることが美徳だった時代、特に女性は耐えることを教育されてきましたし、幼い頃からそう教え込まないと、「家制度」は維持が難しかったのでしょう。
 
 そんな「家」もここ数十年のうちにすさまじい変容を遂げ、「家」の維持のために結婚するような感覚は、ごく一部を除いてまずほとんど残っていないのでは、と推測しますが、どうでしょう。

 おせちの数の子料理に見られるように“子だくさん=家の繁栄”なんて信じる人は今でもいるのでしょうか。
 おまけにそれが国の繁栄にもつながると、“産めや増やせや”式の感覚で女性に直接・間接に強要されるようなことになったら、当の女性も相手の男性も幸せになれないと思います。

 いったい政府はどういう魂胆で「少子化危機」を叫ぶんだろう? 

 と、あらためて疑いの目を向けると、自民党には旧態然とした超保守のおじさま・おじいさま方がなおも勢力を誇ってましたっけ。
 かつて、介護が必要になった婚家の親を長年自力で看てきた女性を「孝行嫁」として表彰した感覚がまだ健在な方々みたいですねし。

 女性は、あなた方にとって都合の良い国を作るために子供を産むのではありませんよ。
「家」だって、互いに助け合って暮らしていく場であれば納得できますが。

 そういえば、かつては村落共同体の中で、つまりムラで、生まれる子の数を制限していたんでしたよね。それで幕末に日本を訪れた宣教師(だったか?)が「産まれた子をよく殺す」と記録していたことがありました。
 つまりこれ以上はムラでは養いきれない、と。
 まあ、そのかわり、取り上げ親から名付け親、烏帽子親等々、親代わりに見守る人が数多くいて、いったん生まれた子供は大事にされたのです。

 それが明治になって近代国家として生まれ変わり、殖産興業・富国強兵政策で産めよ増やせよ、と奨励されて、生まれてきた子たちはやがて鉱工業労働者に、兵士に、と駆り立てられていった、というわけでしょう?
 そんな感覚を引きずったまま、年金制度維持のためにも少子化阻止、みたいなことまで言われてもね。

 もともと、命が受け継がれていく喜びは、やはり今でも大きいのですから、それを素直に喜べる環境であってほしい、と思います。
 そんな社会を築くのだ、という気概が、政治に携わる人こそ必要でしょう?


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