ウソをつくのがうまい人
日曜の朝、なにげなくTVをつけると、三宅某が、徳光アナが、いろいろ言ってます。
話題は自民党総裁選。
ご丁寧に、忘れるほど昔の「角福戦争」まで引き合いに出したナレーターの解説まで。
つまり、福田総裁が実現したあかつきの、田中角栄の秘蔵っ子である小沢氏との闘いは、はるか昔の田中角栄vs福田赳夫の争いにまで遡れる、というわけです。
ご本人の思いが本当にそこまで辿り着くのかどうか知りませんが、ニュース番組を模した娯楽番組らしい取り上げ方です。
そして極めつけは「どちらが首相になろうと、桝添厚労大臣は留任させてほしい」という、司会の立場を忘れた徳光アナの自民党出席者たちへの要望。
これはメディアを仲介にした財界の要求であり、桝添氏の高い人気を背景にした視聴者へのデモストレーションで、世論誘導でしょう?
福田総理誕生も、桝添厚労相留任も既定路線なのかな。
桝添留任は何のためか、と考えると、やはり「残業ゼロ法」を「家庭団らん法」と言い換えた度胸で、ホワイトカラー・エグゼンプションをごり押しさせるためではないか、と思います。
そもそも桝添氏は「家庭の団らん」を知ってるのか? 知ってないでしょっ。
あの態度、女性や人生に対する姿勢を見れば、彼が“団らん”と認識したとき、果たして家族の他の成員は“団らん”と受けとめるのか?
他人様の家庭をのぞき見る趣味はないので、少なくともあの、人を馬鹿にしたような暴君の調子でやられたら、私にとっては団らんどころか、それこそおぞましい光景が繰り広げられるんだろうな、と考えてます。
ですから「家族団らん法」の「家族団らん」なんて、あくまでも桝添氏のひとりよがりの“家族の団らん”にすぎないんです。他の人びとにとっては、あくまで「残業ゼロ法」なんです。
で、ショーとしての政治ニュースに辟易した後NHKの日曜討論を見たのですが、まあ、こちらは終始紳士的に2人の総裁選立候補者本人の意見表明が行われました(ただしじっと腰を据えて見たわけではないので、見落とし、聞き落としもあります)。
「若者が希望を持てて、お年寄りが安心して暮らせる(ような社会を目指す)」という言葉が、なんとまあ、共産党でもなく民主党でもなく、自民党総裁選候補者福田康夫氏の口からついて出たのは驚きでした(イヤミです)。
そんな改革路線修正の見解はアソー氏も同じでしたが、お二人とも、「何でもかんでも国に頼ってはいけない」というオチまでついてましたが。
とにもかくにも、コイズミ改革に対する怨嗟の声にやっと耳を傾ける姿勢が出てきたのでしょうか。
で、当のコイズミ氏はこれをどう見ているのでしょう。
まさか、オレの失政の尻ぬぐいをしてくれ、と福田氏に頼んだ上で支持を確約したわけではないんでしょう?
実をいうと、分からないことだらけです。
以前から問題にしていましたが、いったいなぜ、1年前にコイズミ純一郎は安倍シンゾーに首相の地位を譲ったのでしょうか。
もともとアベ氏は日本会議派の人たちの希望の星で、安倍首相待望論がしきりに叫ばれていました。そんなアベ氏を身近に見ていたコイズミ純一郎が、彼の極右傾向を知らなかったわけないでしょう?
コイズミ純一郎は“改革”、つまり新自由主義政策を推し進めるに際し、右派を黙らせるためにアベ氏を官房長官に抜擢し、さらには首相にまで推した。そして右派にも対米隷従派と対米独立派がいるようだけれど、右派の多数を占める隷従派をうまく括弧付き改革に引きずり込んだ。
こうしてアベ氏を利用してその取り巻き右派をコイズミ改革側につけた……という具合にシナリオはなるのでしょうか。
すべてはカイカクのため。すべては米国の要望に沿って。
目的のためには手段を選ばず。
おまけに‘御輿は軽くてパーがいい’。
アベ氏は米国にとってCIAのエージェントだった岸信介の孫であったし、極右ぶりも、あくまでも国内問題に限ればかえって都合が良かったのかもしれない。ところがその右派ぶりは従軍慰安婦問題で分かるように、米国自身にも切っ先が向かった、というところでしょうか。
もともと対米隷従派の右派は矛盾を抱えているんです。
米国が押しつけた憲法だ、と現行憲法を非難し、米国が端緒を作ったともいえる戦後民主主義の体制=戦後レジームを攻撃しながら、米国が好きでたまらない、米国が行くところならどこまでもついていきます、という態度ですものね。
どうしてそうなるのか、私もしばしば頭を悩ませましたが、要は、自分にとってその方が都合がいいし、楽だから、ということでしょう? そしてこれを正当化するために、いろいろと詭弁を弄するわけです。
そういえば憲法を作ったのは米国でもリベラル派で、本来の米国政治の潮流からは外れたものなのだ、なんて講釈を私にたれる若ものがいましたっけ(ただし、彼は若いだけあって、真剣でしたが)。
ところが思いがけずアベ政権が次から次へと弱点を露呈していく。軽くてパーではどうにもならなくなってくる。さらにはコイズミ改革のウソが、次第に一般レベルでも理解されるようになってきた。
ここにきて、もう少しうまくウソをつき通せる人物は? ということで、アソー氏でもなく福田康夫だ! ということになった……とか?!
もちろん、一番ウソをつくのがうまいのは、コイズミ純一郎氏ですが。
ふー、思いつくままに書いてみました。あくまでもこれは独断と偏見に満ちたとむ丸の私見です。モーソーかもしれませんがあしからず。
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*追記:眠り猫さんのところにすごい話しが載っています。
アベ氏は北朝鮮を締め上げて、テロを起こさせようとしていた、ということです。
とすると、米国が北朝鮮に対して宥和政策をとるようになったことがアベ氏にとっていかに困ったことだったか、よくわかります。
詳しくは眠り猫さん「『猫の教室』 平和のために小さな声を集めよう」をご覧下さい。
話題は自民党総裁選。
ご丁寧に、忘れるほど昔の「角福戦争」まで引き合いに出したナレーターの解説まで。
つまり、福田総裁が実現したあかつきの、田中角栄の秘蔵っ子である小沢氏との闘いは、はるか昔の田中角栄vs福田赳夫の争いにまで遡れる、というわけです。
ご本人の思いが本当にそこまで辿り着くのかどうか知りませんが、ニュース番組を模した娯楽番組らしい取り上げ方です。
そして極めつけは「どちらが首相になろうと、桝添厚労大臣は留任させてほしい」という、司会の立場を忘れた徳光アナの自民党出席者たちへの要望。
これはメディアを仲介にした財界の要求であり、桝添氏の高い人気を背景にした視聴者へのデモストレーションで、世論誘導でしょう?
福田総理誕生も、桝添厚労相留任も既定路線なのかな。
桝添留任は何のためか、と考えると、やはり「残業ゼロ法」を「家庭団らん法」と言い換えた度胸で、ホワイトカラー・エグゼンプションをごり押しさせるためではないか、と思います。
そもそも桝添氏は「家庭の団らん」を知ってるのか? 知ってないでしょっ。
あの態度、女性や人生に対する姿勢を見れば、彼が“団らん”と認識したとき、果たして家族の他の成員は“団らん”と受けとめるのか?
他人様の家庭をのぞき見る趣味はないので、少なくともあの、人を馬鹿にしたような暴君の調子でやられたら、私にとっては団らんどころか、それこそおぞましい光景が繰り広げられるんだろうな、と考えてます。
ですから「家族団らん法」の「家族団らん」なんて、あくまでも桝添氏のひとりよがりの“家族の団らん”にすぎないんです。他の人びとにとっては、あくまで「残業ゼロ法」なんです。
で、ショーとしての政治ニュースに辟易した後NHKの日曜討論を見たのですが、まあ、こちらは終始紳士的に2人の総裁選立候補者本人の意見表明が行われました(ただしじっと腰を据えて見たわけではないので、見落とし、聞き落としもあります)。
「若者が希望を持てて、お年寄りが安心して暮らせる(ような社会を目指す)」という言葉が、なんとまあ、共産党でもなく民主党でもなく、自民党総裁選候補者福田康夫氏の口からついて出たのは驚きでした(イヤミです)。
そんな改革路線修正の見解はアソー氏も同じでしたが、お二人とも、「何でもかんでも国に頼ってはいけない」というオチまでついてましたが。
とにもかくにも、コイズミ改革に対する怨嗟の声にやっと耳を傾ける姿勢が出てきたのでしょうか。
で、当のコイズミ氏はこれをどう見ているのでしょう。
まさか、オレの失政の尻ぬぐいをしてくれ、と福田氏に頼んだ上で支持を確約したわけではないんでしょう?
実をいうと、分からないことだらけです。
以前から問題にしていましたが、いったいなぜ、1年前にコイズミ純一郎は安倍シンゾーに首相の地位を譲ったのでしょうか。
もともとアベ氏は日本会議派の人たちの希望の星で、安倍首相待望論がしきりに叫ばれていました。そんなアベ氏を身近に見ていたコイズミ純一郎が、彼の極右傾向を知らなかったわけないでしょう?
コイズミ純一郎は“改革”、つまり新自由主義政策を推し進めるに際し、右派を黙らせるためにアベ氏を官房長官に抜擢し、さらには首相にまで推した。そして右派にも対米隷従派と対米独立派がいるようだけれど、右派の多数を占める隷従派をうまく括弧付き改革に引きずり込んだ。
こうしてアベ氏を利用してその取り巻き右派をコイズミ改革側につけた……という具合にシナリオはなるのでしょうか。
すべてはカイカクのため。すべては米国の要望に沿って。
目的のためには手段を選ばず。
おまけに‘御輿は軽くてパーがいい’。
アベ氏は米国にとってCIAのエージェントだった岸信介の孫であったし、極右ぶりも、あくまでも国内問題に限ればかえって都合が良かったのかもしれない。ところがその右派ぶりは従軍慰安婦問題で分かるように、米国自身にも切っ先が向かった、というところでしょうか。
もともと対米隷従派の右派は矛盾を抱えているんです。
米国が押しつけた憲法だ、と現行憲法を非難し、米国が端緒を作ったともいえる戦後民主主義の体制=戦後レジームを攻撃しながら、米国が好きでたまらない、米国が行くところならどこまでもついていきます、という態度ですものね。
どうしてそうなるのか、私もしばしば頭を悩ませましたが、要は、自分にとってその方が都合がいいし、楽だから、ということでしょう? そしてこれを正当化するために、いろいろと詭弁を弄するわけです。
そういえば憲法を作ったのは米国でもリベラル派で、本来の米国政治の潮流からは外れたものなのだ、なんて講釈を私にたれる若ものがいましたっけ(ただし、彼は若いだけあって、真剣でしたが)。
ところが思いがけずアベ政権が次から次へと弱点を露呈していく。軽くてパーではどうにもならなくなってくる。さらにはコイズミ改革のウソが、次第に一般レベルでも理解されるようになってきた。
ここにきて、もう少しうまくウソをつき通せる人物は? ということで、アソー氏でもなく福田康夫だ! ということになった……とか?!
もちろん、一番ウソをつくのがうまいのは、コイズミ純一郎氏ですが。
ふー、思いつくままに書いてみました。あくまでもこれは独断と偏見に満ちたとむ丸の私見です。モーソーかもしれませんがあしからず。
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*追記:眠り猫さんのところにすごい話しが載っています。
アベ氏は北朝鮮を締め上げて、テロを起こさせようとしていた、ということです。
とすると、米国が北朝鮮に対して宥和政策をとるようになったことがアベ氏にとっていかに困ったことだったか、よくわかります。
詳しくは眠り猫さん「『猫の教室』 平和のために小さな声を集めよう」をご覧下さい。



