外務省は戦争が好き?!

あわただしく記事をアップすると、後から読み返して赤面するような場合がありますね。
昨日の記事がちょうどそんな冷や汗ものので、夜になってかなり加筆修正し、さらに朝になってまた加筆。
 読みにくいまま公開して、申しわけございませんでした。

 インド洋での海洋自衛隊給油活動について「謝意」を安保理決議に盛り込むことを、外務省主導で日本が国連に求めたため、多大な迷惑を安保理理事国にかけて「国際社会に借りを作った」とか。

 この報道を読み、‘こっちにはこっちの事情がある。きちんとお礼を言ってくれないと困る’と安保理に無理な要求をするなんて、日本はいつからそんなにずうずうしくなったのか、と少々驚きました。
 が、それ以上に疑問に思ったのが、外務省の好戦的な姿勢です。

 国際的な紛争を武力ではなく話し合いで解決するのが外交であり、外務省である、と理解していた私が間違っていたのか?! 
 びっくりしながら調べてみると、出てくるわ、出てくるわ、冷戦後の世界の中で、日本がいかに軍事力行使の立場に傾斜していったかを示すできごとが。

 まるで、軍事覇権国である米国についていきさえすれば何とかなる、これだけ日本が尽くしていれば、米国だってそうそう無碍にはできまい、とでもいうように、他の国連加盟国、安保理理事国を無視してひたすら米国を支持しています。

 こんな態度はそもそも私たちの国では「虎の威を借る狐」といって、馬鹿にもされ教訓にもされてきたことではありませんか。
 それを外務省のお偉いさん方が、つまりこの国のエリートたちが率先して行っている……まさに“亡国外交”とはこのことではないか、という思いが消えません。

 さらに世界の中では軍事的役割を高めるという方向性を示しながら、国内においては、ほんとうは中立を目指しているのだけれど仕方ないんだ、やむをえず武力行使を選択するんだよ、と2枚舌を駆使して武力行使容認の世論を築いていこうとする。
 そのためには国民を締め付け、自由の利く領域をどんどん狭めていくのも厭わない。

 昨今の不寛容な世の流れに外務省もまた身を任せている、というよりむしろそれを促進するのに大きく力を貸している。

 経済力を背景に在外公館を豪華なものにしていく一方で、いったい外交官たちは何をしているんだ?! 

 もしかしたら、密かに囁かれていたように、日本の外交官2人のイラクでの死も、日本の世論を盛り上げるためのヤラセだったのか?

 等々、さまざまな考えが浮かんできます。

 昨日のエントリーに今朝になって加筆した部分、

「(1998年)米国国連大使の来日したその年の12月、米英が爆撃を開始したとき、日本はすぐにこれを支持する声明を発表。安保理の中でも唯一支持表明の演説を行いました。
 爆撃直後の外国人向け記者会見で「日本も攻撃可能なのか?」と問われて外務省参事官が「その権限を与えられている」と答えたそうです。

 外務省参事官という地位がどの程度のものか分かりませんのでwikipediaを見ると、「本省における企画官から課長級の者」とあります。幹部とは言い難い、そんな外交官まで、日本でも武力行使の権限が与えられていると公言した、この話しについて、私たちは何も知りませんでしたよね。

 一外交官の暴走を示すできごとですが、こんな重要なことを平気で断言するのも、外務省に武力行使へのためらいがなく、むしろ積極的に私たちの国の武力行使を容認すべきだ、とする考えが充満していたせいではないかと思います」

 を考えると、重大なことをメディアが伝えていない事実がここにもあることに愕然とします。

 国民が一般的に英語を解さないせいか、外国人向けには好き勝手なこと言って! と怒りたくなりますが、ほんとに怖ろしい事実だと思います。

 そしてこの外務省の暴走がコイズミ・アベ政権下でいっそう加速したのではないか、と疑ってかかってもそうそう外れはしないのでは。

「外務省は伏魔殿」といった田中真紀子さんの目には、そんな外務省の姿も映っていたのかもしれません。

 外務省という官僚組織が先走った、日本の軍事力行使容認の政策。
 国民にはあくまでも中立を見せかけながらするのですから、確信犯。
 私たちが気づいたときに日本はどこまで突っ走ってしまっているのか? と考えるとそら恐ろしくなります。

 外務省と防衛省はどこが違うんだ? と疑問に思っても当然かもしれません。

 沖縄問題に関してもこの二つの省が縄張り争いしたことはないでしょうか?
 どちらの省が勝っても、住民には不幸のような気がしますが。

 
 
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