素朴な疑問
ごくごくど素人の、はたから見た疑問です。
ひとつは米国初、アメリカ大手金融グループが巨額損失を出し、世界の株価が下落するなど、底なしの様相を見せるサブプライムローン問題。
ひそかにここ数年愛読しているカトラーさんの所でも、昨年とりあげられていました。
低所得者層を対象にした住宅融資で、その焦げ付きが急増しているというサブプライムローンがいったいどんなローンかというと、借りた当初は年5〜6%の金利が、数年後には10%を超える高金利になるのだとか。
30年近く前に住宅ローンを利用したわが家としては、1千万単位のローンを組むのにどれだけの利子が付いてくるか、コンピューターに打ち出された月々の返済額を見てうんざりした記憶があります。当時は住宅金融公庫の金利が5.5%だったでしょうか。利子分だけでも何年も返していたのではないかしら。
あの金利が、借りて数年後には10%を超える高金利になるなんて! 信じられない、という気持ちです。
なんでも「米住宅企業監督局によると、全米平均の住宅価格は00年〜03年まで前年比6〜7%の上昇率だったが、04年第3四半期から06年第2四半期まで、前年同期比10%を超える上昇を続け」、「住宅価格は値上がりし続けるという根強い『土地神話』がある」のだとか。
「ローンの焦げ付きが増えて、06年12月以降、サブプライムを手がけていた中小ローン会社約20社が経営破たんした」らしいのですが。
それにしても、それにしてもですよ、ローンというのは借金で、金利が10%ともなればどれだけ返済が大変なものになるのか、考えなかったのでしょうか?
専門家が聞いたら吹き出すような疑問かもしれませんが、貸す方も借りる方も、なぜ融資可能という判断をとったのでしょうか?
とにかく貸す方も借りる方も値上がりを期待して融資・購入したらしいのですが、値上がりしたらうれしいなあ〜 → 値上がりしてもらいたい → きっと値上がりする → 値上がりしろ、という具合にどんどん気持が傾いていったような趣がありますね。
可能性としては、値下がりすることも考えられたのに。
よく分からないけれど、景気が良くなるためにはみんながどんどん買い物をしなければいけないらしい。それで私たちはいつも買い物をせかされているわけです。
かくいう私も買い物が大好き。もちろんこんな場合の買い物は、生活必需品ではありません。贅沢品とまではいかないけれど、なくても別に困らないもの。でも、買うとうれしい、楽しい、というもの。で、買うとうれしいけれど、無駄遣いだったかな? とチラッと反省をしたりします。
だいたい一昔前の日本人は、節約こそ美徳でした。
でもそんな美徳が世の中によく浸透すれば、当然景気が良くなることは望めないのでしょうね。
おまけに、たとえばセレブを手本に、女性たちを消費に誘う企画だって、世にごまんとあるでしょうし。
『家庭画報』という雑誌も、その手のもので主婦向けです。2月号の記事の一つは、「美しさ際立つ、頂点のジュエリー」「目もくらむほどの眩い世界に、しばし身を委ねてください」とあります。
ふむふむ。
まあ、こうした言葉巧みに消費へと誘う文言は世に溢れています。
で、大量生産、大量消費のかけ声とともに消費が美徳、という価値観が浸透してきたのがやはり高度成長期以後でしょうか。
今、わが家はもので溢れかえっています。
歳をとったらシンプルに生きたい、という願いとは裏腹に、何十年もの間買いだめしたもの、人からいただいたもの等々が、所狭しと並んでいます。別に今必要で買わないといけないものなんて、それほどないんですよね。今あるもので間に合うんです。
大勢がそう考えたら、景気は良くなりそうにありませんね。
それを考えると、景気は良くならないといけないものなのか?
経済成長率は常にプラスでないといけないのか?
そうでもないんじゃないか、と思うのですが、いかがでしょうか。
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ひとつは米国初、アメリカ大手金融グループが巨額損失を出し、世界の株価が下落するなど、底なしの様相を見せるサブプライムローン問題。
ひそかにここ数年愛読しているカトラーさんの所でも、昨年とりあげられていました。
低所得者層を対象にした住宅融資で、その焦げ付きが急増しているというサブプライムローンがいったいどんなローンかというと、借りた当初は年5〜6%の金利が、数年後には10%を超える高金利になるのだとか。
30年近く前に住宅ローンを利用したわが家としては、1千万単位のローンを組むのにどれだけの利子が付いてくるか、コンピューターに打ち出された月々の返済額を見てうんざりした記憶があります。当時は住宅金融公庫の金利が5.5%だったでしょうか。利子分だけでも何年も返していたのではないかしら。
あの金利が、借りて数年後には10%を超える高金利になるなんて! 信じられない、という気持ちです。
なんでも「米住宅企業監督局によると、全米平均の住宅価格は00年〜03年まで前年比6〜7%の上昇率だったが、04年第3四半期から06年第2四半期まで、前年同期比10%を超える上昇を続け」、「住宅価格は値上がりし続けるという根強い『土地神話』がある」のだとか。
「ローンの焦げ付きが増えて、06年12月以降、サブプライムを手がけていた中小ローン会社約20社が経営破たんした」らしいのですが。
それにしても、それにしてもですよ、ローンというのは借金で、金利が10%ともなればどれだけ返済が大変なものになるのか、考えなかったのでしょうか?
専門家が聞いたら吹き出すような疑問かもしれませんが、貸す方も借りる方も、なぜ融資可能という判断をとったのでしょうか?
とにかく貸す方も借りる方も値上がりを期待して融資・購入したらしいのですが、値上がりしたらうれしいなあ〜 → 値上がりしてもらいたい → きっと値上がりする → 値上がりしろ、という具合にどんどん気持が傾いていったような趣がありますね。
可能性としては、値下がりすることも考えられたのに。
よく分からないけれど、景気が良くなるためにはみんながどんどん買い物をしなければいけないらしい。それで私たちはいつも買い物をせかされているわけです。
かくいう私も買い物が大好き。もちろんこんな場合の買い物は、生活必需品ではありません。贅沢品とまではいかないけれど、なくても別に困らないもの。でも、買うとうれしい、楽しい、というもの。で、買うとうれしいけれど、無駄遣いだったかな? とチラッと反省をしたりします。
だいたい一昔前の日本人は、節約こそ美徳でした。
でもそんな美徳が世の中によく浸透すれば、当然景気が良くなることは望めないのでしょうね。
おまけに、たとえばセレブを手本に、女性たちを消費に誘う企画だって、世にごまんとあるでしょうし。
『家庭画報』という雑誌も、その手のもので主婦向けです。2月号の記事の一つは、「美しさ際立つ、頂点のジュエリー」「目もくらむほどの眩い世界に、しばし身を委ねてください」とあります。
ふむふむ。
まあ、こうした言葉巧みに消費へと誘う文言は世に溢れています。
で、大量生産、大量消費のかけ声とともに消費が美徳、という価値観が浸透してきたのがやはり高度成長期以後でしょうか。
今、わが家はもので溢れかえっています。
歳をとったらシンプルに生きたい、という願いとは裏腹に、何十年もの間買いだめしたもの、人からいただいたもの等々が、所狭しと並んでいます。別に今必要で買わないといけないものなんて、それほどないんですよね。今あるもので間に合うんです。
大勢がそう考えたら、景気は良くなりそうにありませんね。
それを考えると、景気は良くならないといけないものなのか?
経済成長率は常にプラスでないといけないのか?
そうでもないんじゃないか、と思うのですが、いかがでしょうか。
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