サミットの過剰警備。逮捕劇の一部始終は全世界の人に。
NHKがサミット、サミットと喧しいですね。
「地球規模の危機に結束して立ち向かうことができるのか、議長を務める福田総理大臣の指導力が問われます」というわけですが、これまで首相が指導力を発揮したというのは、暫定税率をはじめとする再議決の時ぐらい、といったらいいすぎでしょうか?
今回のサミットに関してはビジョンを発表するなど並々ならぬ意欲を見せて準備に怠りなかったようですが、それにしても警備の過剰さはひどいですね。
5日には英タイムズ紙(電子版)に「サミットの費用で年四百万人のエイズ患者を治療できる」と批判されたという話し(6日付北海道新聞)ですが、なんでも、「日本政府は二億八千五百万ポンド(約六百億円)を費やし、英国の三倍以上の経費をかけ……その半分が警備費用に充てられてい る」とか。
約300億円の警備費用。
また、「サミットそのものにも二百五十五億円を費やし、『英国が三年前にサミットを主催したときは十分の一だった』と強調。道内関連では、国際 メディアセンターに五十億円、通信環境の整備に九十億円をかけている」とのことです。
外務省報道官によると、それでも沖縄開催より約二百億円節減したらしいのですが。
サミット会場となるホテルは今日のゲンダイネットによると、「バブルの最中に建てられ、その後、不良債権の代名詞になり、破綻。それをセコムが買収して高級ホテルに変身させたイワク付き」で、セコムとアベ前首相の関係が取りざたされています。
国際メディアセンターIMCは「ルスツリゾート」内に建設されたわけですが、そこに置くことが正式決定されたのは昨年9月4日。アベ氏辞任直前。最後の置きみやげ。落札額は28億2000万円であることが北海道建設新聞でいわれてます。
で、警備の話しに戻りますと、市民メディアで組織する「G8メディアネットワーク」が6日、「1万人の市民ピースウォーク」でデモ参加者や報道カメラマンの計4人が逮捕されたことで「警察による過剰な取り締まりの結果だ」と抗議する声明を出したことが6日付の北海道新聞で報じられました。
デモで逮捕されるときの罪状の、というより口実のひとつは「公務執行妨害」というものでしょうが、この公務執行妨害が適用された事例というのは、知れば知るほど不可解なことが多い。。
逮捕者の1人、ロイターのカメラマンは警官の腰をけったというのですが、実際のところは? です。
車を警察官に接触させた、といわれてサウンドカーの運転手が逮捕されましたが、証言によると、事実はその逆のようです。
JanJanには「私は見た! 逮捕劇に警察暴力が炸裂」に詳しく述べられています。
「むしろ運転者は、車に周りに張りついている警察官を轢かないように、かなり注意して運転していたように思います。とくに逮捕直前には、危険運転をしたか ら警官が集まってきた、というよりは、警官が車の周りに大量にとりついて、それによって大変危険な状態になって、勝手に車にぶつかった、としか見えない状 況」だったそうです。
あたり屋並みの作戦といえばいいのか、逆ヤラセということになるのか、初日に運転手を逮捕・拘束してサミットがすべて終了するまでサウンドデモはやらせない、という警察の意思を感じます。
サウンドカーを取り囲んで窓ガラスを割って運転手を引きずり出し、5、6人がかりで手足や腰を掴んで引っ張っていく様子は、BBCのサイトにも掲載されています。
In Poctures:G8 protestsの7枚目が問題の写真。
パンクスタイルの若ものの姿から始まったこのシリーズでは、6枚目で楯を持って整列する機動隊員、そして最後の7枚目で、抵抗する運転者をむりやり拘束、連れ去る警察の姿が写し出されています。
運転者の怒りと叫び声が聞こえてくるようで、いたたまれなくなります。
恥を知れ! この映像は世界中の人に見られているんだぞ、福田首相。
さらにFlichrには、この前後の状態を詳しく写すものがたくさん。
問題の部分はpage5〜7に。ステアリングには血痕も。
サウンドカーの運転手が逮捕されたのはこれが初めてではありません。2006年4月30日の反貧困のサウンドデモでも運転手が逮捕されました。
そのときの事情はこちらに詳しく語られています。
300億をかけて、自衛隊まで投入して、政権はいったい何をしたいのでしょうか?
さとうしゅういちさんによると、昨年3月に創設された自衛隊の中央即応集団もこのサミット警備に出動しているそうです。
以下、さとうさんのところから転載。
(転載歓迎)
G8サミット開催を契機とする自衛隊の「治安出動」と警察・公安権力の人権抑圧に抗議する声明
市民の意見30の会・東京
2008年7月5日
7月7日から9日にかけて北海道洞爺湖そばのホテルで行なわれるG8サミット(「主要国首脳会議」)のためと称して、自衛隊と警察による異常な警備態勢 が敷かれています。 日本政府は米ブッシュ政権によるアフガニスタン・イラク侵略戦争を支持し、派兵してそれに加担してきました。今回の「G8サミット警 備」は、ブッシュ政権の「対テロ戦争」とともに世界中で進められている「反テロ・キャンペーン」の一環に他なりません。
報道によれば、「テロ・ゲリラ攻撃への対応」を掲げて昨年3月に創設された陸上自衛隊の「中央即応集団」が初めて投入され、同集団のヘリ約20機が要人 輸送を行ないます。また弾道ミサイル迎撃能力を備えた海上自衛隊のイージス艦が、北海道周辺の日本海側に配備され、イージス艦が撃ち漏らした場合は航空自衛隊の迎撃ミサイル(PAC2)が使われます。
「陸上テロへの対処」として、陸自真駒内駐屯地の第11旅団と「中央即応集団」の落下傘部隊が待機します。また「サリンなどの化学兵器テロ」に対応する ため、東千歳駐屯地の化学防護隊が待機します。さらに、空自の空中警戒管制機(AWACS)やE−2C早期警戒機が、24時間態勢で空中警戒を行ない、海 自の艦艇が洞爺湖に近い内浦湾にミサイル艇やヘリ搭載護衛艦を待機させます。
これはもう「臨戦態勢」というほかありません。しかも石破防衛相による命令の法的根拠は明らかにされず、防衛省・自衛隊は、G8サミット開催に反対した り、「グローバリゼーション」に反対してG8による世界支配を批判したり、それに疑問を抱くすべての人を敵視して「テロリスト」とみなし、軍事的な恫喝を 公然と強化しています。
これまでも警察・公安権力による「テロ・ゲリラの未然防止」を口実とする「サミット警備」により、空港での長時間審査による不当な扱い、意図的なビザ発 給の遅延、入国拒否などが頻発するだけではなく、思想・表現の自由、集会やデモへの不当な介入・抑圧が続いてきました。それに加えてついに自衛隊による事 実上の「治安出動」まで行なわれました。
G8サミット開催を契機とするあからさまな治安の強化、人権の抑圧は、この国の「戦争国家化」の本質を凝縮して表わしており、私たちは福田政権によるこ のような強権発動に憤りをもって抗議します。私たちは福田政権に対し、自衛隊の「臨戦態勢」を解除すること、警察・公安権力による「サミット警備」の中止 を強く要求します。
***以上転載終わり(赤で強調したのはとむ丸)***
うーん、頭がクラクラしそうです。
人気blogランキングへ

7月12日の築地市場移転反対デモが盛り上がってほしい。
こんな風だったらいいなあ。こんなのもあるけれど、子どもも参加できる様に準備が進められています。デモ当日は、プラカードなど持ち寄って楽しく参加しましょう、とのことです。
*追記;
今日のさとうしゅういちさんのところは、「札幌サウンドデモ7・5救援会設立とカンパのお願い」が最新エントリー。
それを、勝手に転載。
2008年7月5日、札幌市大通公園で開催されたチャレンジ・ザG8サミットのピースウォークで、「サウンドデモ」部分に対して不当な弾圧がくわえられました。荷台に音響機材を積んだ「サウンドトラック」を公安警察が襲った経緯などで、マスコミ記者も含め最終的に4人の方々が逮捕されました。
すでに様々なマスコミの報道がありますが、この弾圧は機動隊の過剰警備と公安警察の暴力的な介入によって引き起こされたものです。札幌中央署は被疑事実を 「道交法違反」「公安条例違反」「公務執行妨害」としていますが、もちろんピースウォークは事前に申請され、北海道公安委員会に許可されたものです。「サ ウンドデモ」スタイルによる荷台乗車も、許可された行進形態に含まれていました。
DJをしていただけで逮捕、あるいは運転席の窓ガラス割った上で運転手を引きずり出して逮捕、などという暴力的なふるまいに対して、現在、有志による救援活動が続けられています。救援活動に際しては、差入など様々な出費が必要になるため、多くの皆さんに衷心よりカンパを呼びかけます。よろしくお願い申し上げます。
札幌サウンドデモ7・5救援会
【連絡先】
080-3538-7596
j5sapporo@yahoo.co.jp
【カンパ振込先】
郵便振替口座:00200-5-38572 名義:S-16
※札幌救援カンパとご明記ください
***以上***
「地球規模の危機に結束して立ち向かうことができるのか、議長を務める福田総理大臣の指導力が問われます」というわけですが、これまで首相が指導力を発揮したというのは、暫定税率をはじめとする再議決の時ぐらい、といったらいいすぎでしょうか?
今回のサミットに関してはビジョンを発表するなど並々ならぬ意欲を見せて準備に怠りなかったようですが、それにしても警備の過剰さはひどいですね。
5日には英タイムズ紙(電子版)に「サミットの費用で年四百万人のエイズ患者を治療できる」と批判されたという話し(6日付北海道新聞)ですが、なんでも、「日本政府は二億八千五百万ポンド(約六百億円)を費やし、英国の三倍以上の経費をかけ……その半分が警備費用に充てられてい る」とか。
約300億円の警備費用。
また、「サミットそのものにも二百五十五億円を費やし、『英国が三年前にサミットを主催したときは十分の一だった』と強調。道内関連では、国際 メディアセンターに五十億円、通信環境の整備に九十億円をかけている」とのことです。
外務省報道官によると、それでも沖縄開催より約二百億円節減したらしいのですが。
サミット会場となるホテルは今日のゲンダイネットによると、「バブルの最中に建てられ、その後、不良債権の代名詞になり、破綻。それをセコムが買収して高級ホテルに変身させたイワク付き」で、セコムとアベ前首相の関係が取りざたされています。
国際メディアセンターIMCは「ルスツリゾート」内に建設されたわけですが、そこに置くことが正式決定されたのは昨年9月4日。アベ氏辞任直前。最後の置きみやげ。落札額は28億2000万円であることが北海道建設新聞でいわれてます。
で、警備の話しに戻りますと、市民メディアで組織する「G8メディアネットワーク」が6日、「1万人の市民ピースウォーク」でデモ参加者や報道カメラマンの計4人が逮捕されたことで「警察による過剰な取り締まりの結果だ」と抗議する声明を出したことが6日付の北海道新聞で報じられました。
デモで逮捕されるときの罪状の、というより口実のひとつは「公務執行妨害」というものでしょうが、この公務執行妨害が適用された事例というのは、知れば知るほど不可解なことが多い。。
逮捕者の1人、ロイターのカメラマンは警官の腰をけったというのですが、実際のところは? です。
車を警察官に接触させた、といわれてサウンドカーの運転手が逮捕されましたが、証言によると、事実はその逆のようです。
JanJanには「私は見た! 逮捕劇に警察暴力が炸裂」に詳しく述べられています。
「むしろ運転者は、車に周りに張りついている警察官を轢かないように、かなり注意して運転していたように思います。とくに逮捕直前には、危険運転をしたか ら警官が集まってきた、というよりは、警官が車の周りに大量にとりついて、それによって大変危険な状態になって、勝手に車にぶつかった、としか見えない状 況」だったそうです。
あたり屋並みの作戦といえばいいのか、逆ヤラセということになるのか、初日に運転手を逮捕・拘束してサミットがすべて終了するまでサウンドデモはやらせない、という警察の意思を感じます。
サウンドカーを取り囲んで窓ガラスを割って運転手を引きずり出し、5、6人がかりで手足や腰を掴んで引っ張っていく様子は、BBCのサイトにも掲載されています。
In Poctures:G8 protestsの7枚目が問題の写真。
パンクスタイルの若ものの姿から始まったこのシリーズでは、6枚目で楯を持って整列する機動隊員、そして最後の7枚目で、抵抗する運転者をむりやり拘束、連れ去る警察の姿が写し出されています。
運転者の怒りと叫び声が聞こえてくるようで、いたたまれなくなります。
恥を知れ! この映像は世界中の人に見られているんだぞ、福田首相。
さらにFlichrには、この前後の状態を詳しく写すものがたくさん。
問題の部分はpage5〜7に。ステアリングには血痕も。
サウンドカーの運転手が逮捕されたのはこれが初めてではありません。2006年4月30日の反貧困のサウンドデモでも運転手が逮捕されました。
そのときの事情はこちらに詳しく語られています。
300億をかけて、自衛隊まで投入して、政権はいったい何をしたいのでしょうか?
さとうしゅういちさんによると、昨年3月に創設された自衛隊の中央即応集団もこのサミット警備に出動しているそうです。
以下、さとうさんのところから転載。
2008年 07月 05日
G8サミット開催を契機とする自衛隊の「治安出動」と警察・公安権力の人権抑圧に抗議する声明
市民の意見30の会・東京
2008年7月5日
7月7日から9日にかけて北海道洞爺湖そばのホテルで行なわれるG8サミット(「主要国首脳会議」)のためと称して、自衛隊と警察による異常な警備態勢 が敷かれています。 日本政府は米ブッシュ政権によるアフガニスタン・イラク侵略戦争を支持し、派兵してそれに加担してきました。今回の「G8サミット警 備」は、ブッシュ政権の「対テロ戦争」とともに世界中で進められている「反テロ・キャンペーン」の一環に他なりません。
報道によれば、「テロ・ゲリラ攻撃への対応」を掲げて昨年3月に創設された陸上自衛隊の「中央即応集団」が初めて投入され、同集団のヘリ約20機が要人 輸送を行ないます。また弾道ミサイル迎撃能力を備えた海上自衛隊のイージス艦が、北海道周辺の日本海側に配備され、イージス艦が撃ち漏らした場合は航空自衛隊の迎撃ミサイル(PAC2)が使われます。
「陸上テロへの対処」として、陸自真駒内駐屯地の第11旅団と「中央即応集団」の落下傘部隊が待機します。また「サリンなどの化学兵器テロ」に対応する ため、東千歳駐屯地の化学防護隊が待機します。さらに、空自の空中警戒管制機(AWACS)やE−2C早期警戒機が、24時間態勢で空中警戒を行ない、海 自の艦艇が洞爺湖に近い内浦湾にミサイル艇やヘリ搭載護衛艦を待機させます。
これはもう「臨戦態勢」というほかありません。しかも石破防衛相による命令の法的根拠は明らかにされず、防衛省・自衛隊は、G8サミット開催に反対した り、「グローバリゼーション」に反対してG8による世界支配を批判したり、それに疑問を抱くすべての人を敵視して「テロリスト」とみなし、軍事的な恫喝を 公然と強化しています。
これまでも警察・公安権力による「テロ・ゲリラの未然防止」を口実とする「サミット警備」により、空港での長時間審査による不当な扱い、意図的なビザ発 給の遅延、入国拒否などが頻発するだけではなく、思想・表現の自由、集会やデモへの不当な介入・抑圧が続いてきました。それに加えてついに自衛隊による事 実上の「治安出動」まで行なわれました。
G8サミット開催を契機とするあからさまな治安の強化、人権の抑圧は、この国の「戦争国家化」の本質を凝縮して表わしており、私たちは福田政権によるこ のような強権発動に憤りをもって抗議します。私たちは福田政権に対し、自衛隊の「臨戦態勢」を解除すること、警察・公安権力による「サミット警備」の中止 を強く要求します。
***以上転載終わり(赤で強調したのはとむ丸)***
うーん、頭がクラクラしそうです。
人気blogランキングへ

7月12日の築地市場移転反対デモが盛り上がってほしい。
こんな風だったらいいなあ。こんなのもあるけれど、子どもも参加できる様に準備が進められています。デモ当日は、プラカードなど持ち寄って楽しく参加しましょう、とのことです。
*追記;
今日のさとうしゅういちさんのところは、「札幌サウンドデモ7・5救援会設立とカンパのお願い」が最新エントリー。
それを、勝手に転載。
2008年7月5日、札幌市大通公園で開催されたチャレンジ・ザG8サミットのピースウォークで、「サウンドデモ」部分に対して不当な弾圧がくわえられました。荷台に音響機材を積んだ「サウンドトラック」を公安警察が襲った経緯などで、マスコミ記者も含め最終的に4人の方々が逮捕されました。
すでに様々なマスコミの報道がありますが、この弾圧は機動隊の過剰警備と公安警察の暴力的な介入によって引き起こされたものです。札幌中央署は被疑事実を 「道交法違反」「公安条例違反」「公務執行妨害」としていますが、もちろんピースウォークは事前に申請され、北海道公安委員会に許可されたものです。「サ ウンドデモ」スタイルによる荷台乗車も、許可された行進形態に含まれていました。
DJをしていただけで逮捕、あるいは運転席の窓ガラス割った上で運転手を引きずり出して逮捕、などという暴力的なふるまいに対して、現在、有志による救援活動が続けられています。救援活動に際しては、差入など様々な出費が必要になるため、多くの皆さんに衷心よりカンパを呼びかけます。よろしくお願い申し上げます。
札幌サウンドデモ7・5救援会
【連絡先】
080-3538-7596
j5sapporo@yahoo.co.jp
【カンパ振込先】
郵便振替口座:00200-5-38572 名義:S-16
※札幌救援カンパとご明記ください
***以上***



