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究極の樂園、原風景の海に原発をつくるのか?!

dendrodiumさんの「山口県上関の海に原発を作る計画を立てる無責任な人たち」を驚きと不安の交差する気持で読みました。

 今日のasahi.com山口版では、

 反対派の議員は、

「原発ができる前に埋め立てが始まれば島の暮らしはだめになるという危機感がある。一部地域を犠牲にしたまちづくりに将来はない」

 と訴え、推進派は、

「一日も早く、原発の財源でまちづくりをしなければいけない」
「財政を強固にしないと町の将来が危ぶまれる」
「埋め立てに賛成した上関や四代などの漁協の熱い思いを大事にしたい」

 と語り、

「『原発誘致運動から27年間、長かった。まちづくりには財源が必要。やっと入り口に立たせてもらった』と笑顔を見せた」
 
 とか。

 どうも、《町づくりをするのにお金がない。だから原発を誘致する》と推進派の方々は考えているようです。


 もともと財源の乏しいところに、あのコイズミ-竹中の《三位一体の改革》でさらに財源を減らした自治体に対して、沖縄をはじめする基地を抱える町の頬を札束で叩いて無理を飲ませるのと同様のやり方で甘言を弄したんでしょうね。


 そんなとき、決まって意に沿わない主張をするグループを少数者にして、多数の横暴を無理矢理飲ませるような手段が、この国ではとられてきたんですよね。


 





 ↑ 「一分で分かる『上関原発史』」です。

 その他興味深い動画をご覧になるには、こちらで。

 中国電力が上関原子力発電所を 計画しているのは上関町の中でも長島の田ノ浦です。

 さて、私の手元に、2006年12月発行の「原発いらん!」と訴える薄い文書があります。

 その中では、

「太古の昔から人々の生活と心の癒しを育んでくれた瀬戸内海。その瀬戸内海が開発の汚染にさらされ殺されていく中で、それでもまだ自然を多く残す周防灘。そのなかでも稀なる場所が長島の田ノ浦です」

 と謳われています。

 その長島ですが、古い「塊の岩石」の塊と塊の間に隙間があり割れ目を作っている、そんな地盤らしい。

 干潮時にそれを見つけた方が書かれています。

「『コレハナンダ。』
 色がくっきりと目立つ地層が斜めに走り、くねっと流れ、砂浜の中に埋まり込んで行く。地層のこんな姿は見たことがない」。

 これについて、来訪した専門家から「地層と思ったのは、割れ目に貫入した岩石だ」 と知らされて、この方は驚かれています。

「これほど幅のある貫入を私は見たことがありませんでした。
『地層にしては不規則で不思議な挟まり方』をしていた理由の説明がつきます。
『色の異なる地層』と見えたのは、そのまま割れ目の形だと。

 割れ目に岩石の貫入ということを不思議に思われるかもしれませんが。地下深く、岩石が液状になっていると想像してください。ペースト状の岩石が、先に固まり割れ目を作っている岩石。その割れ目に圧力によりニュルニュルと入り込んでいくのだと」。

 まあ、そんな地盤の所に原発建設が予定されているわけです。

 また埋め立ても計画されているということですが、海の中に淡水の湧出が確認されていて、岸から100数十m沖にわたってこの湧水の影響を受ける、と推定されてもいるという話し。

 地盤となる岩石の塊と塊の間に隙間があって割れ目を作り、水が溜まる。
   ↓
 溜まった水は海にわき水となって湧出し、独特の水環境を作る。
   ↓
 それが独特の生きもの環境をつくり、独特の海草スギモクを育てている。


 という具合に、海水、汽水、真水がパッチ状に存在して豊かな生態系が保たれている。

  
 こうした稀有な自然条件が貴重な生態系を生み「究極の樂園」といわていますが、この環境はまた、原発の立地条件としてはとても危険なもの、と言えます。

 そのことをすでに21年前に指摘されている方がいらっしゃるそうです。
 それが当時和光大学教授の生越忠さん

 中国電力が1985年5月に上関町に提出した「原子力発電所立地に関する事前調査報告書」を吟味検討して内容の不備を指摘しながら批判と反論をされたということです。
 同年12月に、この生越さんの論文ができあがっているそうですが、いつの間にか埋もれてしまったようです。

 さあ、そうした危険性を無視し、さらには豊かな自然環境を破壊して、その上で行われるまちづくり、って、いったいなんでしょう。
 ちなみに、「まちづくり」と叫ばれるとき、一番安直で簡単なものが、いわゆる《ハコモノ》を作ることなんですよね。

 
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