反体制派ブロガーのために――国境なき記者団の手引き書から 1

「国境なき記者団Reporters Without Borders」はご存知ですね。こちらにも説明があります。
1985年にパリで設立され言論(報道)の自由の擁護を目的としています。
フランス外務省の支援を受けているとされていますが、当のフランスは報道の自由度で世界35位。でも、日本の51位、アメリカの53位よりはるかにいいですね。ちなみに韓国は31位。1、2、3位は、フィンランド、アイスランド、アイルランド、と続きます。
*フィンランドは、その他に、国際競争力1位(日本は21位)、「汚職指数」の政官「清潔度」も1位(日本は23位)。
この国境なき記者団は、昨年2005年9月『ブロガーとサイバー反体制者のためのハンドブック』を作り、ネット上で公開し、「主流メディアが検閲されたり圧力の下にある国々では、往々にしてブロガーたちが真のジャーナリストである」と言っています。
目次を見ると、「ブログとは何だ?」からブロガーの守るべき倫理や匿名ブログの運営方法、インターネット検閲世界選手権まで、いくつか項目があります。このうち、匿名ブログの運営方法の前半を、要旨をまとめながら見ていきましょう。
【匿名ブログ運営方法】
1.国外のフリー・ウェブメール・アカウント、フリーのブログ・サービスを使う。
フリーのウェブメールとしては
Hotmail
Yahoo
Hushmail(暗号化Webメールのサービス・プロバイダとしてはリーダー的存在)
等がある。
フリーのブログサービスには
Blogsome (free WordPress blogs)
Blogger
Seo Blog
等がある。
*ただし、自宅や職場のPCを使うなどしてIPアドレスの追跡が可能であれば、メール、ブ ログサービス提供会社が情報の開示を強制されたとき、IPアドレスは容易に判明する。
2.インターネットカフェ、図書館、大学等のPCを使う
*記事やコメントの投稿に使われたIPアドレスをたどれば、不特定多数に利用されるインターネットカフェからのものであることが割り出される。
また、インターネットカフェ、図書館、大学等で、誰がいつ使ったか記録していれば、 (その気になれば)使用者が特定される可能性がある。
特に、利用者の少ない夜中に使えば従業員や担当者が使った本人を覚えていることも考えられるし、投稿された場所が特定されれば、見張られることもあり得る。インターネットカフェは頻繁に変えるのがよい。
3.プロキシ経由で、自宅のマシーンを使う。
(プロキシサーバーの使用については、ここにに詳しい説明があります)。
信頼できるプロキシサーバー
publicproxyservers.com (匿名・非匿名プロキシ)
Samair (http://www.samair.ru/proxy/)(匿名プロキシのみ。SSLでサポートするプロキシ についての情報を含む)
rosinstrument proxy database http://tools.rosinstrument.com/proxy/)プロキシサーバー を探せるデータベース
*ただし、プロキシを経由すると、ウェブへの接続が、どのページを開くときでも、多少遅くなる。が、IPアドレスはプロバイダーには記録されない。
プロキシも完璧ではない。政府が特定のプロキシサーバーへのアクセスを制限することがある。
また、その国でプロキシを使用するものが非常に少数の場合、ブログ上の複数のコメントをたどってただ1つのプロキシサーバーへ行き着けば、国内の全プロバイダから送信記録を入手して、特定のプロキシサーバーにアクセスしたPCが、ごく少数のうちの1つだと分かるおそれがある。
プロキシを使った人物を特定することはできないが、
投稿にプロキシが使用されたこと、
特定の人物がプロキシ利用者のうちの一人であること、
プロキシは、その人物が投稿したことを法的に裏付ける証拠になる、と当局が結論することも考えられる。
以上、ハンドブックの該当個所の要旨ですが、これ以外にも、以下のページも参考のためにあげておきます。
マッチポンプ:「プロキシサーバーを探そう」
「本当にプロキシは匿名なのか」
ブログの匿名運営方法、後半は次のエントリーで。
1.国外のフリー・ウェブメール・アカウント、フリーのブログ・サービスを使う。
フリーのウェブメールとしては
Hotmail
Yahoo
Hushmail(暗号化Webメールのサービス・プロバイダとしてはリーダー的存在)
等がある。
フリーのブログサービスには
Blogsome (free WordPress blogs)
Blogger
Seo Blog
等がある。
*ただし、自宅や職場のPCを使うなどしてIPアドレスの追跡が可能であれば、メール、ブ ログサービス提供会社が情報の開示を強制されたとき、IPアドレスは容易に判明する。
2.インターネットカフェ、図書館、大学等のPCを使う
*記事やコメントの投稿に使われたIPアドレスをたどれば、不特定多数に利用されるインターネットカフェからのものであることが割り出される。
また、インターネットカフェ、図書館、大学等で、誰がいつ使ったか記録していれば、 (その気になれば)使用者が特定される可能性がある。
特に、利用者の少ない夜中に使えば従業員や担当者が使った本人を覚えていることも考えられるし、投稿された場所が特定されれば、見張られることもあり得る。インターネットカフェは頻繁に変えるのがよい。
3.プロキシ経由で、自宅のマシーンを使う。
(プロキシサーバーの使用については、ここにに詳しい説明があります)。
信頼できるプロキシサーバー
publicproxyservers.com (匿名・非匿名プロキシ)
Samair (http://www.samair.ru/proxy/)(匿名プロキシのみ。SSLでサポートするプロキシ についての情報を含む)
rosinstrument proxy database http://tools.rosinstrument.com/proxy/)プロキシサーバー を探せるデータベース
*ただし、プロキシを経由すると、ウェブへの接続が、どのページを開くときでも、多少遅くなる。が、IPアドレスはプロバイダーには記録されない。
プロキシも完璧ではない。政府が特定のプロキシサーバーへのアクセスを制限することがある。
また、その国でプロキシを使用するものが非常に少数の場合、ブログ上の複数のコメントをたどってただ1つのプロキシサーバーへ行き着けば、国内の全プロバイダから送信記録を入手して、特定のプロキシサーバーにアクセスしたPCが、ごく少数のうちの1つだと分かるおそれがある。
プロキシを使った人物を特定することはできないが、
投稿にプロキシが使用されたこと、
特定の人物がプロキシ利用者のうちの一人であること、
プロキシは、その人物が投稿したことを法的に裏付ける証拠になる、と当局が結論することも考えられる。
以上、ハンドブックの該当個所の要旨ですが、これ以外にも、以下のページも参考のためにあげておきます。
マッチポンプ:「プロキシサーバーを探そう」
「本当にプロキシは匿名なのか」
ブログの匿名運営方法、後半は次のエントリーで。



