西山事件 恥を知らない国家
10日のエントリー「西山事件 植草さん」への非戦さんのコメントが、同じ番組についてもうすこし丁寧に伝えてくださっているので、あらためてここでとりあげさせていただきます(NHKとしていたのは間違いでテレビ朝日系列でしたから、同じ番組を見ていたことになります)。
(なお、赤字で強調したのはとむ丸です)。
国の隠し事〜沖縄返還協定の密約、34年目の真実〜
○西山記者
「沖縄密約は、司法も行政も一体となった犯罪」
「国家の情報操作、国家のうそは、許せない」
「吉野さんの暴露は、クーデターです」
(なお、赤字で強調したのはとむ丸です)。
国の隠し事〜沖縄返還協定の密約、34年目の真実〜
○西山記者
「沖縄密約は、司法も行政も一体となった犯罪」
「国家の情報操作、国家のうそは、許せない」
「吉野さんの暴露は、クーデターです」
○吉野文六日米実務担当者
「沖 縄返還は、外務省ではなく、大蔵省が主導権を握っていたのでおかしいと思った。案の定、日本側がお金を払うように協定に書いてくれ、と頼まれた。核の撤去 費用は文書上は、7500万ドルとなったが、実際は、500万ドル。高く書くほど本当に核が撤去されたという信憑性が増す(本当は撤去されていないという ことですよね。)ので良いと考えてた」
「アメリカは、自分たちがお金を出すなら、沖縄は返還しない、と言った」
○テレビ朝日
「西山記者がスクープした基地をもとどおりにするのに400万ドルを日本が払った、というのは、ほんの一部の密約であって、もっと大嘘が隠されていた」
「VOICE OF AMERICAという諜報機関の撤去にも1600万ドル
払った」
「日本は秘密裏に総額2億万ドル余分にお金を払った」
○佐藤道夫参議院議員(元検察)
「事 件の発端が男女関係から始まった、国民の知る権利に答える崇高な目的をもっていたものではない、ということを国民に知ってもらうことができた。『情を通 じ』とよく書いてくれたとみんなからほめられた」(ふざけたコメント!この人のせいで、密約発覚の重要性がスキャンダルに変わってしまった。)
さて、今回の米軍再編。本当に密約はないのでしょうか。米側は密約などない、と否定していますが、私は絶対あると思います。現に沖縄の負担軽減という言い方自体、うそですからね。
ここまで、当事者が密約を認めているのに、政府がシラをきるなどとは、恥を知らない国家ですね。あきれ果てる、と何回言えばいいでしょう。
(以上、非戦さんのコメントより)
「シラをきる」「恥を知らない」というのは、戦前の私たちの国の支配層を構成する人たちと何ら変わっていませんね。またそれをそのまま受けとめている社会も。
「恥」といえば、華氏さんの一連の「辺見庸講演メモ」、特に「(2)――重く深い恥辱」を思い起こします。
17歳の時、ナチのSS武装親衛隊のメンバーだったことを告白したギュンター・グラスが、そのことを「自分にとって恥である」と述べ、その恥を隠していることをさらに恥じ、ついに公に告白したことから、辺見さんが「日本にはシャンデShande(恥)はない」といいきったそうです。
世間体を気にする「日本の恥の文化」の恥は、ドイツ語では「Sharmシャーム」にあたるようで、「恥辱」と意味するシャンデに対して「羞恥」を意味するようです。
私たちの社会では、この「恥」が成り立つのは仲間内の話しで、一歩外の世界に出れば「旅の恥はかきすて」といわれます。
ひとりひとりが己の良心と格闘した末にいたる「恥辱」という思い。この思いの厳しさが私たちに突きつけられた気がします。
「沖 縄返還は、外務省ではなく、大蔵省が主導権を握っていたのでおかしいと思った。案の定、日本側がお金を払うように協定に書いてくれ、と頼まれた。核の撤去 費用は文書上は、7500万ドルとなったが、実際は、500万ドル。高く書くほど本当に核が撤去されたという信憑性が増す(本当は撤去されていないという ことですよね。)ので良いと考えてた」
「アメリカは、自分たちがお金を出すなら、沖縄は返還しない、と言った」
○テレビ朝日
「西山記者がスクープした基地をもとどおりにするのに400万ドルを日本が払った、というのは、ほんの一部の密約であって、もっと大嘘が隠されていた」
「VOICE OF AMERICAという諜報機関の撤去にも1600万ドル
払った」
「日本は秘密裏に総額2億万ドル余分にお金を払った」
○佐藤道夫参議院議員(元検察)
「事 件の発端が男女関係から始まった、国民の知る権利に答える崇高な目的をもっていたものではない、ということを国民に知ってもらうことができた。『情を通 じ』とよく書いてくれたとみんなからほめられた」(ふざけたコメント!この人のせいで、密約発覚の重要性がスキャンダルに変わってしまった。)
さて、今回の米軍再編。本当に密約はないのでしょうか。米側は密約などない、と否定していますが、私は絶対あると思います。現に沖縄の負担軽減という言い方自体、うそですからね。
ここまで、当事者が密約を認めているのに、政府がシラをきるなどとは、恥を知らない国家ですね。あきれ果てる、と何回言えばいいでしょう。
(以上、非戦さんのコメントより)
「シラをきる」「恥を知らない」というのは、戦前の私たちの国の支配層を構成する人たちと何ら変わっていませんね。またそれをそのまま受けとめている社会も。
「恥」といえば、華氏さんの一連の「辺見庸講演メモ」、特に「(2)――重く深い恥辱」を思い起こします。
17歳の時、ナチのSS武装親衛隊のメンバーだったことを告白したギュンター・グラスが、そのことを「自分にとって恥である」と述べ、その恥を隠していることをさらに恥じ、ついに公に告白したことから、辺見さんが「日本にはシャンデShande(恥)はない」といいきったそうです。
世間体を気にする「日本の恥の文化」の恥は、ドイツ語では「Sharmシャーム」にあたるようで、「恥辱」と意味するシャンデに対して「羞恥」を意味するようです。
私たちの社会では、この「恥」が成り立つのは仲間内の話しで、一歩外の世界に出れば「旅の恥はかきすて」といわれます。
ひとりひとりが己の良心と格闘した末にいたる「恥辱」という思い。この思いの厳しさが私たちに突きつけられた気がします。



